八ヶ岳縦走(赤岳~横岳~硫黄岳)

2020年09月21日(月) [日帰り]

• GPS: 11:34
• 距離: 14.5km
• 登り: 1,496m
• 下り: 1,493m

コースタイム

日帰り

• 山行: 9:21
• 休憩: 2:13
• 合計: 11:34

距離 14.5km 登り 1,496m 下り 1,502m

5:49 やまのこ村
5:54 美濃戸
5:56 美濃戸山荘
7:15 中ノ行者小屋跡
8:17 8:48 行者小屋
8:57 阿弥陀岳分岐
9:48 9:56 赤岳主稜チョックストーン
10:02 10:04 文三郎尾根分岐
10:17 キレット分岐
10:32 10:36 竜頭峰分岐
10:43 10:55 赤岳
10:59 11:01 赤岳頂上山荘
11:29 12:05 赤岳天望荘
12:09 地蔵の頭
12:19 二十三夜峰
12:37 12:39 日ノ岳
12:42 12:45 鉾岳
12:50 12:54 石尊峰
13:03 13:06 三叉峰
13:17 13:18 横岳（無名峰）
13:27 13:40 横岳
14:05 14:14 硫黄岳山荘
14:37 14:38 硫黄岳
15:03 15:05 赤岩の頭
17:14 美濃戸山荘
17:14 美濃戸
17:20 赤岳山荘
17:23 やまのこ村
17:23 ゴール地点

天候

晴れ時々曇

アクセス

利用交通機関：

自家用車

中央自動車道諏訪南IC下車
八ヶ岳山荘で一泊して車で赤岳山荘の有料駐車場へ

コース状況／危険箇所等

昨年11月4日に八ヶ岳(赤岳)に初登頂した。雪がないのをヤマレコで確認して出かけたが、地蔵尾根経由で赤岳展望荘あたりから凍結している箇所があり怖かった。天気は晴れていたが風が強く冷たくしっかりしたシェルが必要だと思った。

今回は時期を早めて9月に南八ヶ岳を縦走した。素人でも縦走出来るところがアルプスと違うところ。シルバーウィークだったので凄い人人。車の通行量を調整するために八ヶ岳山荘から赤岳山荘までの駐車場は5時まで通行止めとなっていた。今回は橋も復旧していたので、八ヶ岳山荘から赤岳山荘まで車でチャレンジした。噂の悪路はそのとおりで車の腹をする覚悟がないと乗入れ出来ない。林道では問題なかったが赤岳山荘の駐車場で腹をすりヒヤッとした。ちなみにその時のフリードは今も走っている。

概要
(赤岳山荘から行者小屋)
今回は赤岳山荘から南沢経由の周回なので文三郎尾根を選択した。行者小屋までの苔むす森は人気あるが、けっこう長く飽きてしまう。整備はされているのでほぼ道迷いはない。阿弥陀岳が見えて来ると行者小屋も近い。

(行者小屋から赤岳)
行者小屋はさまざまなルートの分岐点になるが、コロナの関係で休業していた。トイレの長い行列には参ったが男性用(小)は奥にガラ空きだったらしい。時間を大幅に損した。
行者小屋からキャンプ方面が阿弥陀岳の分岐点、そして文三郎尾根の取り付けである。
なぜマムート階段と呼ばれるのかわけがわからなかったが、階段に登山メーカーのマムートのマンモスロゴが入っているからだ。この階段はけっこう大変だった。鉄製階段をのぼり切ると中岳、阿弥陀岳と赤岳の分岐点に出る。この稜線から見える阿弥陀岳はかなりかっこいいシルエットでそちらも歩きたい衝動に駆られました。赤山頂岳付近からは岩場、鎖場があるが、長くはなく整備はされているのでそう心配はないと思う。

(赤岳から硫黄臭)
地蔵の頭からが今回の核心部。横岳、硫黄岳の縦走。先月に奥穂高岳に登頂していたので恐怖感はなくて問題なくクリアー出来たが、岩場の連続で油断大敵だ。横岳の登山道はハシゴや鎖でよく整備されており楽しく岩場を通過して硫黄岳までこれた。横岳はいくつかの山頂の総称で小ピークがたくさんある。
硫黄岳は標高2,760mの山頂には雄大な爆裂火口跡があるそうだ。硫黄岳に到着したのが15時過ぎていてので急いで下山した。と言うか気がかなかった…

(硫黄岳から赤岳山荘)
硫黄岳から赤岳鉱泉までは鬱蒼とした樹林帯である。下りのみだか暑くて全行程の中で1番キツい感じがした。赤岳鉱泉からは北沢の長い林道である。バッテリーが残り少なくGPSの軌跡が不調になったので余計に長く感じたのかも知れない。

その他周辺情報

八ヶ岳山荘の仮眠室を利用。駐車場料金は別だが2000円。諏訪南IC降りてすぐにコンビニがあるので食料を購入

写真

9/21 5:48

赤岳山荘駐車場に車を停めてスタート。ここまでの林道は凸凹で車のボディーを擦りそうだった

9/21 6:41

5時まで八ヶ岳山荘横の林道入口が通行止めだだったので遅れている

9/21 7:53

赤岳山荘駐車場から南沢経由で赤岳をめざす。南八ヶ岳の苔むす森

9/21 8:13

沢に出てくれば阿弥陀岳が見える。このあたりまで来たら行者小屋も近い

9/21 8:22

行者小屋から阿弥陀岳、中岳。この時間なら稜線から富士山が見えていたはずだ

9/21 8:22

阿弥陀岳分岐点からの文三郎尾根はキャンプ場を通過する

9/21 9:37

文三郎尾根から赤岳と阿弥陀岳。貫禄あるな！

9/21 9:55

もう少し登って中岳と阿弥陀岳の稜線

9/21 10:03

今、稜線に立った!阿弥陀岳と中岳は次回のお楽しみにと言うことで…

9/21 10:14

がちがちの岩場で赤岳まであと少し。落石があるかもしれないのでヘルメット着用

9/21 10:42

赤岳頂上小屋が見てる

9/21 10:51

やった〜初登頂！2019年11月4日に登頂した時はこの山頂ピークは取れていない。しかし凄い人だ

9/21 11:01

今から向かう横岳、縦走路にガス!嫌味か?

9/21 12:10

いよいよ縦走スタート。地蔵尾根のお地蔵さんが見守ってくれている。このたくましい女性達について行こう…

9/21 12:41

横岳への縦走路。整備が行き届いているので恐怖感はない

9/21 13:08

先に奥穂高岳を経験したので大したことはないが、夕暮れの時間までに下山出来るか心配

9/21 13:26

横岳は小ピークの総称のようだがこれが本当の横岳のようだ

9/21 14:06

硫黄岳山荘到着。少しだけ休憩

9/21 14:22

硫黄岳への最後の登りにガスに巻かれないために多数ケルンがある

9/21 14:54

横岳から歩いて来た縦走路で感慨深い

撮影機器：

SH-02M SHARP

感想

takumin'

YAMAPからの転記でなのでリアルタイムではありません。ダイジェスト版です。

軌跡が残念なことになっていますが、普通に歩いております。原因はバッテリー残少のためにスマホが省エネモードになったせいだと思います。

八ヶ岳登山二回目は赤岳だけではなく横岳、硫黄岳を縦走路を歩いた。赤岳はシルバーウィークだったのでかなりの人にウンザリしたが、なぜ山頂標識のすぐ近くで休憩する人がいるんだろう?みんな頑張って登って記念にと思っているのに知らないオッサンが写っていたらイヤじゃない？本当に空気の読めない人はどこにもいるんだなぁと思った。写真撮って投稿しますが写っていてもいいですか?と聞いてみることにしよう。これは常念岳、西穂高岳でも同様なことがあった。

今回も富士山にはお目にかかれなかった。同じ日の速い時間には富士山も見れたようだが、こればかりは残念なこと！日帰りするならもっと早く出発するか山小屋で泊まらないと無理も?
硫黄岳からはかなりバタバタの下山になりました。軌跡が直線になっているところがあるので距離はあてにならないと思います。こんな時はスマホを再起動すればいいんでしょうが、その時は知りませんでした。

八ヶ岳は他にも縦走路がたくさんあるので楽しめる。毎年、少しづつ攻略してみようと思う。