藤倉山〜山中☆霧氷のブナの回廊から隧道を目指す山旅
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- GPS
- 08:13
- 距離
- 12.1km
- 登り
- 938m
- 下り
- 795m
コースタイム
- 山行
- 7:09
- 休憩
- 1:04
- 合計
- 8:13
天候 | 曇りのち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
全行程スノーシューorワカン、最後の尾根下りは林道を利用した方がよい。 |
写真
無事下山出来ますように、毎日つつがなく暮らせますように、幸せに暮らせますように。。。心の中であれやらこれやら^_^; h
欲張り過ぎです n
感想
藤倉山から北東に延びる尾根はほぼ水平にP698まで4kmほど続いている。しかもブナの原生林が続く美しい尾根となっている。今回はここのブナ林の散策を楽しもうとyamanekoさんが計画されたので喜んで同行させていただくことにした。
hanaさんと山中峠に車をデポして今庄駅の駐車場に着くと見覚えのある方が登山の準備をされている。無住庵通信というブログ主催者のHさんだった。山岳会のお仲間を待っておられるらしい。yamanekoさんを待つ間にお話をさせていただく。Hさんの6人パーティーは藤倉〜鍋倉を周回されるとのこと。2週間前に私も逆周回している。
新羅神社からワカンを装着する。雪は締まっておらず腐れ気味だ。体重がある私だけ踏み抜くのでスノーシューを置いて来た事を後悔する。朝霧が上がるのを期待しながら高度を上げて行くと立ち枯れのミズナラに滑子がある。もう老菌なのだがキノコのリゾットにしようと皆さんは採取に余念がない。
やがてガスに突入すると辺りはキーンと冷え切っている。雑木には霧氷の赤ちゃんが着いている。P602を過ぎると霧の中に浮かぶブナの霧氷ゾーンに突入する。なんて幻想的なんだ。青空が無い分、夢幻の世界にいるようだ。素晴らしい!下界の雑念を忘れさせてくれる。
霧氷のブナの稜線歩きは更に続く。無雪期はユズリハの藪が繁茂しているのだが、現在は雪が藪を覆い尽くし整然としている。林道に出合うと象徴的な高頭山とホノケ山が前方に現れる。山頂には霧氷があるのが見える。
尾根芯を辿ってP698に到着すると何やら巨大なポールが倒壊している。風力発電の風データ収集用「風況観測タワー」のようだが情けない有り様だ。このピーク前後まで壮麗なブナ林が続いているのだが、やがて伐採されてしまうのかと思うと無念と虚脱感に胸が痛くなる。
次の小ピークでランチタイムとした。yamanekoさんとyamaizuさんが持参の舞茸と採取した滑子をバター炒めにされる。乾いた滑子だったのでどうかなと思ったのだがバターと醤油の風味が効いて絶品だった。ビールが欲しくなるところだ。更にリゾットも調理していただき舌鼓を打つ。
霧氷のブナの下で記念写真を撮ったら南東の急峻な尾根を下って行く。200m下って150m登り返さなければならない。yamanekoさんの的確な足場作りとルートファインディングで後続者は何とかクリアーできた。その後も自然林の長い尾根下りが続く。
無難な林道歩きを避けて尾根を強引に下ると大岩が立ちはだかる。沢に下って迂回し事なきを得ることが出来たのだった。ブナと霧氷の稜線歩き、最後は僅かだが沢下り、幻想の世界の後にちょっぴりスリルも味わい楽しい山行となった。今日も老人にお付き合いくださり皆さんに大感謝です。
H川さんの無住庵通信
http://hayakawa-tobe.net/?p=2569
yamanekoさんより山行のお誘い。いくつかのお山を提案して下さいますが、yamanekoさんが考えて下さるお山はどれも魅力的な所に決まってると行き先はお任せ。
で、今回のお山になりました。
魅力的なお山に違いないと思っていましたが、ここまでとは!!
繊細な霧氷に覆われたブナの稜線は別天地。楽園です♡この世のものとは思えません(*´∀`)
思いがけなくナメコをゲットしてyamanekoさんが試しに炒めて下さったらこれが美味しいこと♪
メインのリゾットにもたっぷりナメコを入れて下さり至福の一時でした。
いつもyamannekoさんご夫婦には温かい山ゴハンをご馳走になってばかり。ありがとうございます♡
ランチ休憩のすぐ後は急斜面を急降下。雪が柔らかく思ったよりもすんなり下れました。が。。。最後の最後の崖を避けての沢への急降下が怖かったです(;´Д`)
yamanekoさんがステップをきって先導して下さったからこそ下れました。
でもこれで終わりではなかった。
道路への着地も大変。
yamanekoさんは道路への崖?をなんとか降下されましたが私達には無理。
半ばヤケクソぎみに沢の中をワカンのままジャブジャブと安全に着地出来る地点まで進み、なんとか降り立ちました。
最後はちょっと大変でしたが、このメンバーだと心強くキャーキャーと騒ぎながらアクシデントも楽しく思えてしまう。
今回のお山は想像を遥かに上をいくとっても素敵なお山でした。
そしてやっぱり楽しかったぁ(´∀`*)**
yamanekoさん、naojiroさん、yamaizuさん、素敵な楽しい山行ありがとうございました。
あぁ本当にいいお山だったなぁ**
<プロローグ>
話は三年前の夏に遡る。週末は雨模様が続き、山行は諦めてnaojiroさんと家内と共に敦賀から延々と旧北陸線の軌跡を辿って歩いてきたのだった。折しもトンネル群に差し掛かると本降りの雨となるが、連綿と続くトンネルのお陰で傘をさす必要がない。トンネル群の最後は山中峠の下を潜る山中トンネルだが、その中は数メートル先も見えないような濃い霧が立ち込め、まるで幽界の中を歩いているような雰囲気だった。
山中トンネルからは南今庄まで長い道のりを終始、正面に藤倉山のなだらかな尾根を見ながら歩くことになるのだった。以来、いつか機会があればこの尾根を歩いてみたいと思っていた。出来れば雪の季節が良さそうだ。
この日、この山行先を選んだのは天気があまり期待できないからであった。展望に恵まれなくても美しい樹林の林相が楽しそうなところ・・・というのがその根拠である。山行先を家内に告げると、家内もこの尾根のことは憶えていたらしく、二つ返事で快諾する。
<今庄まで>
早朝に目覚めて山行の準備に取り掛かる。なぜかいつもある筈の場所に愛用の登山用の靴下が見当たらない。家内に場所を聞こうにも家内がなかなか起きてこない。代わりの靴下を履くことにするが、今度はガス・ストーヴのカートリッジがない。探し回っているうちにいつの間にか約束の時間に到着するための列車に間に合わない時間になっていた・・・ここで目覚ましの音で目が醒める。朝から悪い夢だった。
夢と同様に家内はすぐに起きてこないのだが、階下に降りると靴下とガス・ストーヴはいつもの場所に見つけることが出来て、一安心する。用意を整えるが、家内がなかなか洗面台の前から出てこない。十分にあると思われた時間もいつの間にかギリギリの時間になっていたようだ。駅まで急ぎ足で向かうが地下鉄の改札にたどり着いたところで発車を知らせる音を聞く羽目になる。家に戻り、車で現地に向かうことにする。グーグル・マップで到着時間を検索すると8時15分とでる。この程度であればなんとか時間を短縮することが出来るかもしれない。
湖西道路を北上すると前日とは異なり比良の山々にはしっかりと低い雲がかかっている。低い雲は琵琶湖を渡って、そのまま鈴鹿の山々を覆っているようだ。野坂の山々も暗い雪雲に覆われているようだ。しかし、東の空は明るく琥珀色に輝き、伊吹山のシルエットを綺麗に際立たせている。
近江高島に差し掛かると雨が降り始める。敦賀市街を通り過ぎて木の芽峠に向かうと周辺の山々には雲がかかっているものの上空には青空が広がり始める。
今庄の駅の到着したのは丁度、約束の8時であった。少し前まで朝霧が出ていたけれど消えてしまったとnaojiroさんが仰る。そのせいかすっきりとした透明感が漂い、暖かささえ感じられるあたりの空気はこの日の好天を予感させてくれる。
<今庄〜藤倉山>
駅前の駐車場には数名のパーティーが登山の準備をしておられる。福井山岳会の方々らしい。早速にも準備を整えると、直前に出発したパーティーの後を追って、北國街道の面影を残す今庄宿の古い街並みに入る。パーティーは北國街道を進まれるので、こちらは躊躇なく観音堂の登山口に向かうことにする。
観音堂の手前でスノーシューを装着すると、積雪した石段を登り、風格のある佇まいの観音堂にお参りをする。滋賀の湖北もそうであるが、この地域でも古来の白山信仰と結びついた観音信仰が篤いところなのだろう。観音堂の前にはカタクリ群生地と記された案内標があるが、naojiroさんによると、カタクリは鹿が食べ尽くしてしまったせいか、すっかり姿が見られなくなってしまったとのこと。
観音堂の左手から登山道は斜面をトラバースしながら登ってゆく。道沿いには早速にもブナの大樹が次々と現れる。福井山岳会のパーティーは稲荷神社から尾根筋を上がるルートを辿られたのかと思ったが、後から尾根を登ってくる人達の気配がない。
稲荷神社からのルートと合流するとまもなく尾根は平坦になり、石垣が現れる。先に進むと広々とした平地が現れる。燧ヶ城の本丸跡のようだ。眼下には今庄の街並が一望のもとだ。北陸本線を長い貨物列車が甲高いフランジ音を立てながら福井方面に向かって進んでゆく。
福井方面から北國街道を南下すると、この今庄から先で栃ノ木峠、木ノ芽峠、そして山中峠を経る三つのルートに分かれることになるが、必ずこの今庄を通過することになる。したがって今庄を上から見下ろすこのポイントは必然的に重要な戦略拠点になるのだろう。
休憩しているうちに今度はサンダー・バードがリズミカルに軽快なジョイント音を刻みながら南下してくる。フランジ音が車台との消音設計のせいなのだろう。
城址から先に尾根を登ると、急にあたり一面が白くなる。降ったばかりの新雪のせいだ。とはいえわずかに薄雪が積もった程度ではある。私と家内の後を歩くhanabanaさんはワカンは全く沈み込まないというが、naojiroさんは踏み抜きに苦しんでおられるようだ。
自然林が続く尾根には立ち枯れのナラの樹にびっしりと生えているナメコを見つける。既に干からびた老菌となっているものも多いが、まだ辛うじて表面にヌメりを残す株もあるようだ。昼の食材のためにナメコを入手する。
一本目の送電線鉄塔からも眼下に今庄の街並を見下ろすことが出来るが、丁度、雲の下端に差しかかったようだ。今度は反対側の左下の鹿蒜川沿いの南今庄のあたりからフランジ音が聞こて、霧の中から谷を進んでゆく長い貨物列車が朧げに見える。それはまるで雲の中へと列車が飛翔してゆくような幻想的な光景であった。
尾根が雲の中に入ったのだろう。あたりには霧が立ち込めるようになる。尾根の傾斜が緩やかになり、霧氷の樹々が現れたかと思うと、まもなく二本目の送電線鉄塔にたどり着く。送電線鉄塔の周囲に広場の先では霧氷を纏った樹高の高いブナが雪原から立ち上がっている。
ブナの樹々は湖北の安蔵山や左千方、上谷山といった山々で見かける樹林と同様、スラリとした繊細な樹影の樹々であり、箒状の梢が織りなす穹窿が大聖堂のような荘厳な空間を想起させる。これらの山毛欅の美林はいずれも非常に奥深いところなのだが、鉄道の駅から歩き始めて2時間も経たないうちにこのような美林に出会えるとというのが大きな驚きだ。
そして深い霧の奥からめくるめく現れる霧氷の樹々があたかも幽界に踏み込んだかのような幻想的な情景を演出してくれる。
不意に山毛欅の樹林が途切れ、低木に囲まれた大きな反射板のある地味な広場に出たと思えば、そこが藤倉山の山頂であった。晴れていれば反射板の下からは絶好の展望が広がるのであろうが景色は雲の中だ。
<藤倉山〜p698>
藤倉山の山頂を過ぎると再び霧氷のブナの樹林に入る。雪が締まってきたせいだろうか、足元の雪の沈み込みが少ない。これならnaojiroさんも踏み抜く心配は少なくなったことだろう。
先に進むにつれて樹林はますます壮麗さを増すようだ。背後の雲から時折、樹林が息づくかのように明るく輝かせる。やがて標高点p634が近づくと、尾根は大きく広がり二重山稜となる。標高点の高さを確認してわずか標高が600mそこそこであることに改めて驚く。ブナの樹林の壮麗さからはもっと標高が高いかのような錯覚を感じるからだ。
二重山稜の織り成す襞の間を進むと小さなコルの先ではなだらかな雪原にブナの大樹がままばらに生える美しい光景が広がっていた。、雲の中から淡い光が零れ落ちては、まるで幻燈のように山毛欅の優美なシルエットが雲を背景に浮かび上がる。谷の小さな襞の中から山毛欅の屹立する雪原を見上げたまま、この場を立ち去りがたい感情に捉われる。
北側が開けた雪原に辿り着くと雲が急速にあがってゆくようだ。まもなく福井平野の展望が広がり、尾根の先には高頭山のピークが見える。尾根の右手から上がってくる林道と合流する。上空からは陽射しが林道の周囲の霧氷を白銀に輝かせる。急に林道の先にある次のピークp698も霧氷を纏って白銀に輝いている。
林道はこのピークをトラバースしながら高頭山の方に向かっていくので、尾根に乗るとフ再びブナの樹林を辿る。ピークが近づくと倒れた金属の細長い塔が唐突に現れる。これを見るのは三度目であり、すぐに分かった。風況観測計だ。ということはまもなくこの尾根には風力発電機が建設されることになるのだろう。他でこれを目にしたのは庄部谷山、部子山の近くでいずれも風力発電が計画されているところだ。
尾根からはすっかり雲がとれ、南西に展望が開け、彼方には銀色に輝く敦賀湾を望むことが出来たが、この風況観測計の下でランチ休憩をとる気にもなれず尾根を先に進む。P698を過ぎたブナの樹林の広がる平坦なピーク(ca690m)で休憩することにした。調理をしようとリュックを開けた途端、大きな失敗をしたことに気が付く。今日はいつになくリュックが重く感じられると思いきや、当初、今庄までの列車の中で作業をするつもりでリュックにノートPCを入れたままだったのだ。
気を取り直してまずは入手したナメコをオリーブオイルで炒めてみる。秋に収穫するものには及ばないのだろうが山の上で食べるには上等な前菜だろう。次いで持参したマイタケと共にバターで炒めると最後はライスを投入してリゾット風に調理する。太陽の淡い光が差してくると、周囲の霧氷の樹々がガラス細工のように輝かせるのだが、ランチをとる間にも周囲の霧氷は急速に落下していくようだった。
食後はhanabanaさんお手製のパウンド・ケーキとnaojiroさんからの羽二重餅のお菓子を頂く。hanabanaさんのケーキに入っていたマーマレードはなんと前回の琵琶湖の湖辺を歩いた山旅で湖岸の樹になっていた夏みかんのものだ。
<p698〜山中隧道>
ランチ休憩の後はまずは尾根の西側の急斜面の下降から始まる。陽射しが出てきたせいだろうか、急に足元の雪が腐りはじめたように思うが、この急斜面の下降には多少、雪が柔らかい方が好都合だったかもしれない。
林道に着地すると次のca640mへの登りかえしがこの日のコースにおける最大の正念場となる。正面から直登するのは斜面が急に思われたので、ひとまず林道を歩いて東に延びる尾根に取りつくことにする。林道からは彼方に上谷山が見える。山肌が白銀に輝いているのは霧氷のせいだろう。
すぐにも尾根に乗ることが出来るだろうと思い、急斜面に取りつくが、尾根に乗るまで急斜面と低木の藪に意外と手こずることになる。尾根の末端近くから取りつけば良かったのではないかと思う。一度、尾根に乗ると歩きやすい尾根筋が続く。かすかに浅い掘割の道があるように思われた。
Ca640mのなだらかな台地状のピークには再びブナの樹林を期待したが、自然林の樹林にはブナは少なく残念ながら期待外れであった。尾根を西に辿ると自然林が続くが右手の北西斜面からは植林が登ってくる。落葉した自然林の尾根から終始、樹間から左手に以前に歩いた木ノ芽峠から山中峠にかけてのなだらかな稜線をながめながら尾根を西に進む。尾根上には明らかに掘割の古道が続いている。
三角点△536.8m(点標;山中)は平坦なピークでありGPSがなければピークを認識できないような場所だった。勿論、三角点の柱石は雪に埋もれており、周囲の樹々につけられたテープが三角点であることを物語っているに過ぎない。三角点を過ぎると尾根の右手から彼方で夕陽を反射する敦賀湾と西方ヶ岳が目に入る。斜面にはびこる低木がなければ抜群の絶景が広がったことだろう。
尾根を進み、最後は山中大谷林道に出るつもりだったが、ca450mから南東に広がる緩斜面に広がる自然林の疎林をみると、このまま自然林の尾根を辿って山中隧道まで下降することを提案させて頂く。しばらくはなだらかな尾根が続いていたが、トンネルの出口に向かって下降する尾根に入ると藪っぽいやせ尾根となる。構わず下降してゆくが、なんと尾根の端は崖となっており、到底、下降できるようなものではない。
右側の県道側もあまりにも急斜面であり、また道路の法面も崖となっていることが予想されるので、左手の谷に下降することにする。急斜面ではあるが足元をスノーシューでステップを作りながらトラバース気味に谷に下降する。
何とか無事に谷に着地して一安心と思ったが、最後にもう一つ困難が待っていた。やはり道路の法面が崖状になっており、谷の沢水は水路となって法面の上を流れている。私はカヤの樹の枝をつかんで無理やり道路に着地したが、Nさん、Hさん達は少し水路を歩いた先から無事に道路に着地する。道路から辿ってきた尾根を見上げると尾根の末端には大きな岩が聳えていた。
<エピローグ>
山中隧道に近づくと以前に歩いた時には数m先も見えない霧が立ち込めていたトンネルには1.2kmほど先の出口から光が見えている。トンネルの左側には降りしきる雨の中でnaojiroさんと共に酒宴を愉しんだスウィッチバック線の行き止まりトンネルを懐かしく眺める。帰りはNaojiroさんの車に乗せて頂いて今庄の駅まで戻る。歩いた時には実に長く感じられた南今庄の道のりも車では一瞬だ。
今庄の駅では列車の本数が極めて少ないにも関わらず土産店があり、様々な日本酒が売られている。これまで全く知らなかったが今庄には酒蔵が4つもあるらしい。いずれも五百万石米を用いた堀口酒造の「鳴り瓢(なりひさご)」と畠山酒造の「雪きらら」を入手する。木ノ芽峠を越えて敦賀に向かうと野坂岳、その左手には岩籠山と夕暮山が夕焼け空に浮かび上がっていた。
藤倉山の美しいブナの樹林は四季折々、何度でも訪れたくなるようなところではあるが、この美しい樹林を愉しむことが出来る時間は限られているのだろう。この美林が失われる前に改めて訪れたいものだ。
以前のトンネル歩きのレコ
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2429111.html
コメント
この記録に関連する登山ルート
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藤倉山の尾根のブナ林、素晴らしいですね。しかも霧氷付きのブナは最高です。曇天にもかかわらずこの壮麗な林相、写真を拝見しただけで涎を垂れ流しています。
涎と言えば天然なめ茸のオリーブオイル炒めとリゾット。美味そうですね!
そしてハナさん、あの夏みかんはパウンドケーキになりましたか❗️ひと口食べたかった〜
それにしても突如現れる風況観測のタワーには違和感しかないですね。美しいブナの回廊を脅かす危ない計画、もとに帰ろうにも取り返しがつかないのに哀れです。
長竿はnaojiroさんがへし折ったのですか?
ヤマネコさん、また是非お誘いくださいませ。今度はビール5人分担いで行きます!私はノンアルで😁
天然滑子はやや乾燥していたのですが、ガーリック炒めは本当に美味しかった。山猫シェフの腕もあるのでしょうね。
ガスの中、霧氷のブナ林に夢と幻を見ました。
私だけは踏み抜くので難儀しました。体重のせいですね。
稜線4劼謀呂辰謄屮蔑咾続いています。ホノケ山まで脚を伸ばせば更に続いています。萌え萌え間違いなしですよ。
しかし風車がこの稜線に十機くらい並ぶでしょうから、ブナの美林は壊滅状態に陥るのではないでしょうか。
長竿は他所で見るものより細いので強度不足ですね。私の顔に当たる枯木なら、奥島山のようにベキベキにへし折ってやりますが…。
藤倉山のブナ林は本当に素晴らしく、霧氷を纏ったブナ林の中は夢のようでした。
このブナ林が無くなってしまうかもと思うと悔しくてなりません。
風車をたてても観測タワーのようになってしまうのがオチなのでは。。。と思ってしまいます。
パウンドケーキは冷凍保存してありますので近いうちに試食してみて下さい。私的には美味しい!と自己満足なんですが万人受するかどうかは?
あっ、私もノンアルでお願いしまーす(^_^)/
日曜日はお仕事ご苦労様でした。
ハナさんの夏ミカンのマーマレードの入ったパウンド・ケーキは実に素晴らしかったです。特に山の上では少し酸味の効いたものが実に疲労回復にも効くような気が致します。
ここはあまりにも素晴らしいところなので、今度は是非、uriさんのご都合の良い時に皆で再訪しましょう・・・という話をしておりました。ブナが伐採される前に参りましょう。
では次回はウリさんの分以外にビール3缶とノンアル1缶宜しくお願いします。
さてここで問題です。今回私が担いだノートPC (macbook proの13inch)とビール4缶(350ml)どちらが重いでしょう?
こういうのはののさん得意そうだけど
問題の回答に挑戦!😁
MacBook Pro 13inchはスペック表から1.4kg。
ビールは水と同じ比重だとして1本350g、4本でなんと1.4kg!
ただしアルミ缶の重さが1缶15gぐらいなので、ビール4本の方が60g重い!
と言う事でいかがですか〜?ヤマネコさん😗
誤差の範囲・・・という話もありますが、確かにビール缶の方が重い計算になりますね。
当日、私はPCのケースまでも一緒に担いでいたので、実際にはケースを含めた重量の方が重かったかもしれません。とはいえ、リュックにPCを担いでいる・・ということが判明してからは心理的にはますますリュックが重く感じられるのでした
あそこのブナが壊されるかと思うと、断腸の思いです。
また、どこかでお会いできると楽しいですね。
藤倉山へは何度も訪れています。ブナ林が伐採される前に再訪したいと思います。
風力発電は、美浜の症部谷山のブナ群生帯でも着々と事業が進んでいます。大飯の佐分利川左岸尾根にも計画されていると聞きます。風力発電には反対しませんが、ブナ林を伐採しないで欲しいものです。
また再会できることを切望しています。
naoiroさんと待ち合わせの所にいたオバさんです。
藤倉山のブナ林は夢の中にいるような素晴らしい空間でしたね。
あのような素晴らしい空間はそのままでいてほしいと思います。
叶わぬ願いなのでしょうか😢
naojiroさんのお陰で、魅力的な記事に富むブログを見せて頂ける機会に恵まれたことを嬉しく思います。私も福井の山に足を運ぶことが多いので、また、お目にかかれる機会があることを期待したいです。
この日の天気予報は「曇時々雪」でしたが、天気はなんとか持ったようで良かったですね。
ヤマネコさんからこの山行計画を教えてもらっていたのですが、実家で用事があったために参上できず。
今頃は皆さんは、藤倉山のきれいな稜線を歩いているんだろうな〜と、何をするにも上の空でした。
それにしても雪と霧氷とガスに包まれたブナ林は淡く幻想的ですね〜
以前から山中峠までの稜線は歩けるのかなぁと気になっていましたが、急斜面もあって険しかったのですね
このレコを見ているとhanabana31さんの楽しそうな声が聞こえてきそうです
お疲れ様でした。
当日の嶺南は芳しくない予報でしたが、越前市は午後に晴れ間が望めるということで決行しました。予報通りになって霧中の霧氷から青空の下の霧氷が見えるラッキーな日となりました。
ご一緒できなくて残念です。次の機会には是非よろしくお願いします。
hanaさんが居られると、まるで少女のようで楽しいですよー
yamanekoさんとnaojiroさんのお天気の的確な読みのお陰で素晴らしい世界に浸れました♡
今回はご一緒出来なくて残念です。
ご一緒出来る日を楽しみにしています。
naojiroさん、私が少女のよう?精神年齢はお子ちゃまですね😅
藤倉山から山中峠まで・・・ここを繋げようと思う人はなかなかいないかもしれませんが・・・
ca640m峰への尾根の取付きが核心部でしょうね。尾根の縦走の最後は私たちの辿ったルートは最後の下降がかなりの難路となりますので林道に出るべきでした。
今年は(も)冬は福井の山に足繁く通いたいと思っております。またお逢い出来る機会があることを願っております。
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