安達太良山
- GPS
- 08:35
- 距離
- 9.9km
- 登り
- 790m
- 下り
- 792m
コースタイム
天候 | 曇り(風は強くありませんでした) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス タクシー
朝5時にホテル着、スキー場までの送迎バスが8時30分のためタクシー利用。2000円弱。 帰りは16時50分にスキー場発。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
(奥岳登山口〜くろがね小屋)リボンもあり道迷いは全然ありませんでした。トレースばっちりだったのでつぼ足で大丈夫でした。 (くろがね小屋〜安達太良山山頂)一定間隔でポールが立っていたのでそれほど視界が無くても大丈夫でした。トレースは消えてしまっていてあまり無い状態。 ただ、途中の分岐で誤って遠回り(西)で行きそうになりました。南へ行く方が近いです。 (安達太良山山頂〜薬師岳)ポールがあり道は分かりやすかったです。少し雪が深いのでワカン・スノーシュー使用しました。 (薬師岳〜奥岳登山口)途中スキー場に紛れ込んでしまいました。 |
写真
感想
今回目指すのは福島県の山、安達太良山です。交通のアクセスとメンバーのスケジュールが日曜日っていう事で夜行バスで向かいます。そしてメンバーはMさん・Aちゃんコンビ、そして今回雪山初参加のYちゃんです。Mさん・AちゃんコンビはYちゃんと顔見知りですが私は初めて。実は数日前からどんな人なんだろうかとずっとドキドキしていましたが、杞憂だったようで、会ってみたらとってもとってもステキ女子でした!夜行バスでの消灯までの束の間の間山の話で盛り上がり、すっかりうちとけました。
朝7:00、登山開始です。充分とは言えない睡眠時間ですが、みんなそんな事はおくびにも出さずに朝から元気。
リフトを過ぎて登山道に入るまでは少し気を付けながら歩きましたが、登山道に入ってみるとリボンがあり、トレースもありで、助かりました。
途中くろがね小屋まであと30分無いかなっていうところで、大きくて深い穴がありました。中を少しだけ覗いてみると、奥深くには木の板があって、その下を水が流れる音がします。わずかに硫黄の匂いもしていたので、温泉でも流れてるのかななんて悠長な事を考えていましたが、どうやらここは有毒ガスが発生して危険区域なため立ち入り禁止だったそうです。その道をずっと歩いて小屋に着いた時、こっぴどく叱られてしまいました・・・orz
(途中竹の棒で×となっていたはずとの事ですが、4人とも完全に見逃してたみたいです。すみません、不注意でしたね。。。)
そしてくろがね小屋到着!何か温かいものでも食べたいね、なんて話をしましたが、到着時間が9時だったので小屋ではちょうどお掃除中。(休んでいくのは構わないと言ってもらえたので、中で休憩してから山頂を目指す事にしました。)食事や飲み物の提供時間外だったので、あいにく小屋食はいただけませんでしたが、変わりに山小屋掃除の体験学習をさせてもらいました(笑)。モップがけなんて何年ぶりだろう、、、モップの水切りとかに手間取ってたら、Aちゃんがすっ飛んで来て、ガッツリ指導してくれました(笑) 掃除の後に休憩していると、どこかで見たことにある人が。あっ、今年の夏に北岳山荘の談話室で一緒になったカップルさん達ではないですか。恐る恐る聞いてみるとやっぱり間違いないみたい!こういう所で偶然に会うと妙に嬉しいものですね!そんなこんなもあり、また、結構居心地が良くてのんびりしてたら、あっという間に時間がたってしまっていて、気づいたら1時間を余裕で超えてました(汗)
帰りのバスもあるので、そろそろ出発しなきゃ!と準備を始めますが、外に出てみると少し風が強まっているようで、中には引き返して来た人たちもいるとの事。
風は強まったといっても強風ではなく微風から通常の風に変わった位だったので、私たちは山頂を目指す事にしました。山頂までの道、特に凍結場所もなく、なだらかで困難な場所は特になかったように思います。一部雪深いところがあるものの、スノーシューやワカンなどは必要ありませんでした。山頂の看板からお地蔵様のところに行くまでに、一つだけ鎖がありましたが、雪で段差が少なくなっているので鎖は使わずに歩いて登っていけました。雪に埋もれていたお地蔵さんをAちゃんが掘り起こすと、それはそれはミニサイズのかわいいお地蔵様が手を合わせています。山頂ですごく癒されました。
ここに来るまでの奥岳登山口とくろがね小屋方面の分岐での話ですが、安達太良ロープウェイ側から、ルート上に竹を差して目印をつけている人がいました。顔が凍ってしまって、うまくしゃべれないとおっしゃっていましたが、ロープウェイ側から下山する旨お伝えしたら、丁寧に説明してくださいました。顔だけではなく、手も足も同様にすごく冷たいだろうし、ロープウェイが運休中の今、自分の足で登山口から上がってくるのは容易ではない事でしょうが、みんなが遭難しないよう、にここまで身を削ってくれてお仕事しているんだと思ったらすごくじーんとしてしまいました(T_T) こういう人たちのおかげで頂上に行かせてもらえる事、再認識です。下山はこの方が立ててくださった竹の目印を頼りにさせていただきます。道を失わない間隔で竹の目印が立ててあるので、全然迷わずにすみました。こちらのルートは雪も深いのでワカンも使用しながら歩きます。ここ登ってくるのは相当大変だったかと。下山にも関わらず、スキー場のゲレンデ近くまで下りるのにコースタイムを大幅に上回ってしまいました。。。そしてスキー・ボード客に迷惑をかけないようにゲレンデの端っこを歩いたり、リフトのすぐ脇を歩いて、してようやく登山口まで戻って来ました。
今回、天気予報によると風速は18mだったので、場合によってはくろがね小屋で引き返す事も視野に入れていましたが、幸い強風には見舞われない一日となり、とりわけ風で大変な思いをする事もありませんでした。
(でも気温はやっぱり氷点下なので、長い時間止まりっぱなしだとさすがに少し冷えます。)
今回もあいにく視界はひらけなかったけど、楽しい時間が過ごせた事は確かでした!!
でも次は楽しい時間・青い空・白い雪のセットが見たいところですね!
おしまい
冬山大満喫の1日だったね♫
ホントに神のおかげ様で帰りのスムーズさといったら!
あのリボンに何度も安心をもらいました♡
今回もありがとーーーーう
先日はおつかれさまー☆
うんうん、下山途中あの目印を見るたびに、すごいなぁって何度も思ったよね。
お仕事の現場を見れたのも貴重な体験だよね。
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