快晴の北八ヶ岳! 北横岳&縞枯山で雪上トレ♪
- GPS
- 04:41
- 距離
- 8.2km
- 登り
- 453m
- 下り
- 451m
コースタイム
09:07 ロープウェイ山頂駅
09:16 登山開始
09:39 坪庭を抜けて つづら折りの登り
09:56 三ツ岳分岐
10:00 北横岳ヒュッテ
10:12 北横岳 南峰
10:17 北横岳 北峰
10:25 下山開始
10:35 北横岳ヒュッテ
10:50 三ツ岳 山頂
11:19 三ツ岳分岐
11:39 坪庭 北横岳分岐
11:48 雨池峠方面への分岐
11:59 縞枯山荘
12:36 縞枯山 山頂
12:49 縞枯山展望台
13:15 下山開始
13:30 縞枯山 山頂
13:44 縞枯山荘
13:52 雨池峠方面への分岐
13:57 ロープウェイ山頂駅
天候 | 晴 昼過ぎから徐々に薄曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
・国道152号・県道192号経由 約24km。 ・北八ヶ岳ロープウェイ山麓駅に無料Pあり。 ・山頂駅へはロープウェイで約7分 片道1,000円。ネットで割引あるようです。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
◼︎ロープウェイ山頂駅〜北横岳山頂 ・登山道の整備がしっかりとなされており、雪もよく絞まってました。 ・坪庭付近は、標識と竹竿のテープを目印に。 この辺りは風が強く、時折雪煙が舞いますので、強風・悪天候時はルート見失わないよう注意。 ・北横岳ヒュッテから先で少し傾斜が急になります。 ・山頂直下の森林限界を越えてから、一気に風が強まります。 ◼︎三ツ岳分岐〜三ツ岳山頂 ・トレースもバッチリでした。 ・山頂直下は岩場・鎖場。距離はかなり短いです。 ◼︎坪庭〜縞枯山荘 ・雪もしっかり絞まってます。 ・坪庭側から雨池峠への分岐点に下りる急坂は、アイゼンあった方が良さそうです。 ・風の通り道なのか、かなり強風でした。 ◼︎縞枯山荘〜縞枯山山頂 ・樹林帯の急登が続きます。 ・雪は割とフカフカでしたので、状態によってはアイゼン効かないかもしれません。 ◼︎縞枯山山頂〜縞枯山展望台 ・快適な一本道ですが、トレースを外すと太腿くらいまで踏み抜きます。 ・展望台付近と縞枯状態の場所では、かなり風が強かったです。 ◼︎その他 ・登山ポストは、山頂駅にあり。 ・北横岳ヒュッテは、平日は宿泊者がいなければ恐らく休業。 ・縞枯山荘は未確認ですが、WCは使えそうでした。 ・温泉は、蓼科温泉石遊(いしやす)の湯へ。入浴料500円。こじんまりとしてますが、平日は空いてました。 |
写真
感想
◼︎山行記録
昨年は、残雪期ながら鳳凰三山・木曽駒ケ岳・御嶽山に登ることができ、厳冬期の経験も積んで少しずつステップアップしたいと考えていました。
そして、ようやく巡ってきた移動性高気圧通過のタイミングと定休日。
夕方から下り坂のようでしたので、まずは歩行時間が短く、しっかり整備されたコースで、登山客の多い北八ヶ岳へ行くことにしました。
諏訪南ICから北八ヶ岳ロープウェイ山麓駅までの積雪状況が不明でしたので、茅野駅からバスに乗り換える予定でしたが、駅周辺が混雑しており、始発に間に合わずσ(^_^;)
とりあえず無理なら引き返すつもりで車で向かいましたが、道路は一部凍結があるものの、除雪がされており、四駆のノーマルタイヤで辿り着けました。
こればっかりは、数日間の天候次第ですね。ほんとにラッキーでした。
駐車場で着替えて、9:00の始発ロープウェイに乗車。
始発組の登山客は5組くらい。
山頂駅に降り立つと、一面の銀世界に青空! テンションあがりますね♪
ただ、予想以上に風が強く、午後は更に強まる模様! 慎重に行かねば!
一応、スノーシューと12本歯を持参しましたが、最初は何も付けず、ダブルストックでスタートします。
坪庭付近は風が強く、ときどき雪煙が舞ってますが、東の空は陽射しの関係で雪との境界が分からないくらい薄い水色で、広大な白い砂浜に佇んでるような景観。
山にいるとは思えない不思議な感覚でした。
坪庭を抜けると、樹林帯のつづら折りが始まります。
傾斜はそれほどキツくありません。
つづら折りを登り切ると、三ツ岳分岐に出ますので、ここを西側に進みます。
5分ほどで北横岳ヒュッテに到着。
平日は宿泊者がいないと休業のようです。
ベンチがいくつか設置してあるので、こちらで休憩・アイゼン装着等が出来ます。
北横岳ヒュッテから先で、傾斜が少し強まりますが、圧雪されていて登りやすく、そのままアイゼンなしで行きました。
山頂直下、森林限界を越えると、一気に風が強まりました。
時折身体を持っていかれそうになりますが、稜線も広く、滑落の心配はなさそうです。
こういうときは、ピッケルに持ち替えれば、耐風姿勢も取りやすいんでしょうかね?
問題なく南峰・北峰に辿り着き、すぐに樹林帯に引き返します。
北横岳ヒュッテを過ぎて三ツ岳分岐まで戻ると、今度は東側の三ツ岳を目指します。
前日までのトレースがしっかり付いており、迷う心配はなさそうです。
なだらかなアップダウンを繰り返し、程なく三ツ岳の巨岩が見えてきます。
山頂への高さ5mくらいの岩場には、鎖が掛かっており、普通に使えました。
足場もしっかりしてるので、ゆっくり行けば問題なし。
ここから雨池山経由で縦走しようと思ったんですが、こちら方面への登山者がいなかったので、坪庭まで来た道を引き返すことに。
つづら折りで小屋のスタッフさんらしき方が登山道を整備・圧雪されてました。
アイゼン使わず行けたのも、こうした方々のお蔭ですね。感謝感謝!!
坪庭に戻って、ここから縞枯山荘へ歩を進め、雨池峠分岐から縞枯山頂への斜面に取り付きます。
こちらはほぼ直線でなかなかの斜度。
雪もフカフカで、アイゼンが効くか微妙なところですが、装着した方が良さそうですね。
急登を登りきると縞枯山山頂ですが、展望がないので、南東側へ伸びる縞枯山展望台までの稜線を進みます。
ここで太腿あたりまで踏み抜きました。
トレース外れて油断するとこうなりますねσ(^_^;)
縞枯山展望台までは一本道で迷うことはありません。
展望台付近も風が強いんですが、赤岳を初めとする南八ヶ岳の山塊や、中央アルプス、浅間山などの大パノラマが広がってました。
いつまでも眺めていたかったんですが、雲が増えてきたので早めの下山を開始。
ここからロープウェイ山頂駅までは、来た道を引き返しました。
◼︎感想
天気に恵まれ、今年の厳冬期一発目としては、かなりの好条件(^^)d
山頂からの眺めと、雪と青空とのコラボはほんとに美しく、短い距離・時間でしたが雪上トレも出来て、満足のいく山行でした。
ただ、(まだまだこんなもんじゃないんでしょうけど)稜線での風の強さは身に染みましたし、帰路のロープウェイから北アルプス方面に掛かるレンズ雲が見えましたので、同じ一日の中でも山域や時間帯で一気に厳しい環境に放り出されるんだなと、改めて痛感しました。
正しい雪山の知識と、装備を正しく使いこなして、安全登山で少しずつレベルアップしたいと思います!
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