大雪後の赤城山(黒檜山)で一人ラッセル
- GPS
- 05:39
- 距離
- 6.4km
- 登り
- 573m
- 下り
- 562m
コースタイム
9:14猫岩-11:25稜線-11:28黒檜山-11:38展望スペース-11:44頂上-
11:48分岐?-11:50黒檜山大神-11:54花見ヶ原分岐-
12:45駒ケ岳-13:03下山口-
13:50県道-13:52駒ケ岳登山口-13:57おのこ駐車場
山行時間:5時間49分
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
馬事公苑から上の「そば街道」では路肩の除雪がうまくできておらず、トラックと対向できないので注意です。 除雪状況。鈴ヶ岳駐車場は3台分ぐらい、大洞駐車場は半分ぐらい、おこの駐車場とビジターセンターは80%、駒ケ岳駐車場と黒檜山駐車場は除雪されてなかったと思います。 赤城周辺の主要道路(通勤道路)の除雪はほぼできていますが、裏道は除雪されていないことが多く、「いつもの裏道」は使わないようにしてください。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
■黒檜山登山口から黒檜山 ピンク・赤テープが約1mの高さにあり、ほぼルートを特定して歩くことができました。ただし、約1mなので雪にテープが隠れているところがあります。今日はテープが無いところは適当に直登をしていました。 トレースが見えているところは、締まった雪で歩きやすいところが多いです。トレースが見えないところは雪が風でトレースを埋めているのでずぼっとはまります。今日はトレースが見えないところは、膝までのラッセルで済むところを探してうろうろで歩きました。 雪庇には注意ですが、尾根沿いは吹きだまりが無く、歩きやすいところが多いです。 最後の稜線からトレースがあるので辿っていくと、三叉路から北側で稜線に出ました。 ■黒檜山展望スペース〜駒ケ岳下山口 こちらも雪庇には注意ですが、雪庇のすぐ横が非常に歩きやすいです。雪庇から逃げるとつつじの藪+吹きだまりで歩きにくいです。 稜線を歩いていると勘違いして、黒檜山大神の大鳥居の上を歩きそうになってしまいました。注意しましょう。花見ヶ原分岐から駒ケ岳方面へは急な下りになるのですが大きな段差がありました。ぐるっと回りこんだらスノーシューのトレースを発見したので、駒ケ岳下山口まではそのトレースを追っかけて歩きました。 ■駒ケ岳下山口〜道路 最初の2つの鉄階段を過ぎたら、いきなり吹きだまりでトレースがありません。こちらはテープ類がなく、GPSを見ながらなんとか腰まで埋まりながら登山道を歩きましたが3つ目の階段の後で気力がなくなりました。谷沿いに尻セードでほぼまっすぐ下り、途中からはサクサクまっすぐ歩いて道路に出ました。 ということで、よほど好きな方以外は駒ケ岳経由は歩かず、黒檜山ピストンをお勧めします。 ■全体として 今日の装備:10本爪アイゼン+アルミワカン+ステッキ(1本)+iPhone×DIYGPS 下山中に一度ワカンを外しましたが、沈み込みが2倍に増えました。ということで、今日のような雪だとワカン(できればスノーシュー)があったほうがいいです。黒檜山ピストンでトレースがあればアイゼンだけで大丈夫かも。 駒ケ岳周辺は氷になった雪のところが多く、前爪のあるアイゼンがあったほうがいいです。 もふもふの登り坂では、約1mのステッキを全て雪に突き刺して体を持ち上げ推進力を得ることができました。ステッキが無いと今日は登れなかったと思います。ということで、ピッケルがあったらいいんですが、サクサクの雪なのでステッキでも十分です。 雪がやわらかく尻セードはほとんどスピードが出ません。ただし、鉄階段の横などの急斜面では、滑落練習ができるほどでした。ところどころ、ステッキを10cmほど雪に突き刺しながらスピードを落として下りました。 |
写真
感想
ちょいと木曜日を休むことになりました。赤城のブログにて18日には県道4号線の除雪が完了していると前日に確認したので、目的地は赤城山に決定。せっかく早朝から登るので、黒檜山・駒ケ岳だけじゃなく地蔵岳や長七郎山まで回る気でした。黒檜山登山口のノートレースを見るまでは。
登りの樹林帯ではテープがたくさんあって迷うことはないんですが、尾根に近いほうがテープが少ないような気がしました。今日は、膝で一押しワカンで3押しステッキでぐい、で一歩のところがかなりありました。登山道から外れてるなぁと思いつつ、適当な斜面を4m幅で九十九折れで登ったりしました。次に登られるかたで登山道に精通されている人がいたら、ぜひ正しい登山道にトレースをつけて下さい。
雪庇には注意ですが、雪庇のすぐ横のところが非常に歩きやすかったです。次の土日まで同じ状態が続くんじゃないでしょうか。その次の週は関東全域で暖かくなる予報なので、ざくざくに沈み込みが発生しそうです。
駒ケ岳下山口の鉄階段からトレースが消えリボンがほぼ無く登山道がさっぱりわかりません。GPSで過去ログをなぞるようにすると木の階段のところには出てくるんですが、すぐに腰まで沈むところが続きます。
ってことで登山道は諦め、尻セードです。3つ目の鉄階段からだと傾斜が緩いのでスピードはあまり出ません。途中からは沢筋を沈み込みも無くサクサク歩けました。
昼食は車でお湯を沸かしてカップめん。時間は14時を回っていて、地蔵岳に登ると下山が遅くなりそう。体力的なこともありますが、日が暮れてからだと下りの道路の雪解け水が凍結するのが嫌だったので、余力を残した状態で帰路につきました。
本日は、前にも後にも先客はなく会った人もいません。非常に静かな赤城山でした。
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