高畑山・倉岳山から高柄山
- GPS
- 07:18
- 距離
- 19.3km
- 登り
- 1,662m
- 下り
- 1,808m
コースタイム
- 山行
- 6:55
- 休憩
- 0:24
- 合計
- 7:19
天候 | くもり |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
復路)JR中央線「上野原」駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
矢平山の北側コースの岩場:以前より土が流れて、より難易度アップしていました。逆コースで下りにとると怖いですね。 御前山の下りはめちゃくちゃロープが充実。かえって絡みそうでした。 上野原カントリーと隣接する部分は一部崩落しており、沢沿いは滑りやすくて注意です。 |
写真
感想
3週間ぶりの山行き。
本来3月最初は「奥多摩三山」ですが、どうも体重増加もあって、三山は歩き切れない予感。所要時間で短い「高畑山→上野原」を選択。
上野原→高畑山へのコースでは、道迷いが起きやすい場所にトラロープが張られていて、助かりました。前回は沢沿いを砂防ダム方向へ進んでしまい、右側の土手を登った覚えがあります。高畑山は山頂直前の尾根道がキツイ!こんなに急な斜面長かったかしら?早くもある程度足を使ってしまった感じ。
つぎは高畑山から穴路峠へ。山頂から最初こんなに下るんでしたっけ?ってな感じのとことろで、本日第一登山客と遭遇。急な下りが終わると、軽いアップダウン。次のピークには「天神山」とありました。
穴路峠では右の方向から登ってくる登山者1名。結局遭遇というところまでは行きませんでしたが、本日二人目。倉岳山は標高990m。高畑山より少し高く、あと10mで1,000mなんですね。穴路峠からの登り返しは意外と楽かな?
倉岳山から立野峠まではそこそこの下りですが、登山道の道幅も広くここまで歩いてきた稜線と同じ感じ。立野峠からは梁川駅に降りる道を分けます。このあと少し歩くと、登山道はやや痩せ尾根風となり、道も岩混じりとなります。立野峠から寺下峠までは1時間30分と案内板にあります。寺下峠までは適度なアップダウン。ここでケマらを携えた登山客1名とすれ違いました。
寺下峠からは急な登り。ここから、矢平山までが核心部と言っていいと思います。矢平山手前の岩場が急所。一部トラロープがありますが、既にかなりほつれています。3点支持が必須な登りで、以前より土が流れた感がありますので、雨の日にここを下りにとると、生きた心地がしない?矢平山から大地峠までは緩やかな下りです。ここには手作り感満載の案内板があり、かえって迷ってしまいます。基本的に直進すればいいのですが、右に折れたほうが遠回りですが、緩やかなようです。
大地峠から高柄山へは意外とアップダウンがきついコース。高柄山からは初めて上野原駅や中央高速、桂川を見ることができます。ここからの下りは急でかなり長い間下り続けます。登山道は滑りやすい土で、木の根が少なめです。ロープがたくさんかかっていますが、滑りやすい道であることは確かです。
新矢ノ根峠には避難小屋があり、ここから上野原駅まで2時間30分の案内板があります。夕刻にここに着くと、日没が心配になるのですが、本日はまだ13:00。日没を気にする必要はありません。すでに高柄山からの下りで見下ろすことができたゴルフ場の脇を通って行くのですが、古い登山道は崩落し、その下方に新しい登山道が作られています。しかし、近年の大雨のせいかここも一部崩落しています。雨の翌日ということもあり、この辺りも大変滑りやすい場所でした。一度下り切ると御前山方面への登り返しとなります。ここは急登が続きます。途中には崩落個所がありますが、今回はトラロープがかかっていました。しかし慎重な通過か必要です。
鶴鉱泉と御前山への分岐ではどちらから行くか迷うところです。御前山経由は所要時間が短いですが、まずさらに80mほど登る必要があり、そのあとは急な下りです。鶴鉱泉経由は地図上では距離差がなさそうですが、実際歩くと時間がかかります。本日は体力に余裕があるので、御前山コースとしました。御前山山頂はあまり眺望には恵まれていませんが、木々の隙間から上野原駅見ることができました。
御前山の下りは無数のロープ。傾斜が急なだけではなく、滑りやすい土に覆われているので、ついロープに頼りがちです。ただ、数が多いので、隣のロープと絡みそうなところもありました。お墓の脇の登山道に降り立った時に、ようやくほっとできました。
今回のコースはこれで4回目ですが、途中すれ違った人は3人だけ。けがをしたら、連絡してくれる人が近くを通ることはないかもしれません。以前よりトラロープなどが整備されていますが、大雨によるコースの崩落は何か所も進んでいて、自然と対峙するには体力だけでなく、慎重さも必要だと思いました。
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