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Yamareco

記録ID: 4107573
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
六甲・摩耶・有馬

瑞宝寺谷西尾根から六甲最高峰そして黒岩谷

2022年03月23日(水) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
06:11
距離
12.0km
登り
768m
下り
1,100m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:38
休憩
0:59
合計
6:37
距離 12.0km 登り 778m 下り 1,106m
9:42
9:43
8
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15
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10
16:09
ゴール地点
天候 曇り時々晴れ
過去天気図(気象庁) 2022年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車
神戸電鉄有馬温泉駅、阪急電車神戸線岡本駅
コース状況/
危険箇所等
一般ルートではないが道は明瞭。マーキングあり。谷筋の堰堤高巻き滑落注意。
その他周辺情報 阪神間に温泉銭湯各所あり。例えば、西宮の双葉温泉。
太鼓滝
2022年03月23日 09:57撮影 by  iPhone XR, Apple
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3/23 9:57
太鼓滝
展望デッキから
2022年03月23日 10:23撮影 by  iPhone XR, Apple
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3/23 10:23
展望デッキから
道標の裏に取りつく
2022年03月23日 10:25撮影 by  iPhone XR, Apple
3/23 10:25
道標の裏に取りつく
2022年03月23日 10:55撮影 by  iPhone XR, Apple
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3/23 10:55
2022年03月23日 11:00撮影 by  iPhone XR, Apple
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3/23 11:00
イワカガミ
2022年03月23日 11:19撮影 by  iPhone XR, Apple
3/23 11:19
イワカガミ
黄色いキクラゲ
2022年03月23日 11:24撮影 by  iPhone XR, Apple
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黄色いキクラゲ
kinuasaが埋もれている
2022年03月23日 11:26撮影 by  iPhone XR, Apple
3/23 11:26
kinuasaが埋もれている
最高峰をみる
2022年03月23日 11:29撮影 by  iPhone XR, Apple
3/23 11:29
最高峰をみる
2022年03月23日 11:32撮影 by  iPhone XR, Apple
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3/23 11:32
2022年03月23日 11:37撮影 by  iPhone XR, Apple
3/23 11:37
最高峰山頂
2022年03月23日 12:29撮影 by  iPhone XR, Apple
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3/23 12:29
最高峰山頂
山頂雪景色
2022年03月23日 12:30撮影 by  iPhone XR, Apple
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3/23 12:30
山頂雪景色
2022年03月23日 12:32撮影 by  iPhone XR, Apple
3/23 12:32
東お多福山山頂からの眺め
2022年03月23日 13:54撮影 by  iPhone XR, Apple
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東お多福山山頂からの眺め
2022年03月23日 14:04撮影 by  iPhone XR, Apple
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3/23 14:04
風吹岩
2022年03月23日 15:00撮影 by  iPhone XR, Apple
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風吹岩
2022年03月23日 15:00撮影 by  iPhone XR, Apple
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今シーズン初めて見るコバノミツバツツジの花
2022年03月23日 15:25撮影 by  iPhone XR, Apple
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今シーズン初めて見るコバノミツバツツジの花
保久良神社の梅林
2022年03月23日 15:42撮影 by  iPhone XR, Apple
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3/23 15:42
保久良神社の梅林
撮影機器:

装備

個人装備
長袖シャツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 ザック 昼ご飯 飲料 レジャーシート 地図(地形図) コンパス ヘッドランプ ファーストエイドキット 保険証 携帯 時計 サングラス カメラ シュリンゲ GPS

感想

春が来た。この季節、東北ではカタクリやイワウチワがそこらの丘陵で咲き競う。それが当たり前だった。4年前に関西に越して来てからは、カタクリもイワウチワも、とんと御無沙汰だ。どこにでもある花だったものが、近頃妙に恋しい。去年、オオイワカガミを六甲で楽しむことができ、花は終わっていたもののショウジョウバカマも六甲で見つけたので、探せばある、という気持ちは強まる。ならば、まずカタクリはどこにあるのだろうか。人工的な環境ではなく、自生地でこそ出会いたい。兵庫県ではシカが食べてしまうのだろう。保護された場所以外にはない気配。ところが、大阪の大和葛城山、金剛山には群生地があり、しかも少なくとも大和葛城山ではギフチョウまでいるという。ギフチョウは都市近郊では絶滅しているものと思っていたが、まだ相当な個体数が生息しているらしく、これにはびっくりした。55年くらい前、同じ大和の二上山で数多くのギフチョウに出会ったものだが、よくぞ御無事で、という思いだ。
強制消化の最後の年休を23日の水曜日にとっていたので、混み合う大和葛城山に平日にいけるチャンス、と思ったのだが、いざ当日になって、天気が今ひとつ。早朝4時の段階でははれているのだが、天気予報では「曇りのち雨、降水確率70%」だ。カタクリの花は陽がさしていないと開いてくれない。3月23日ではやっと咲き始め。もともと開いている本数が少ない。割引なしの高速代を払ってそれなりの距離を走る甲斐が果たしてあるだろうか。その上、逡巡している間に野暮用が発生し、出発が1時間以上遅れる事態に。急遽行き先を変更して、裏の六甲に行くことにする。なるべく行ったことのない場所にしたいのだが、これがだんだん難しくなって来ている。最終的に組み立てたプランは、有馬温泉から瑞宝寺谷西尾根を辿って六甲最高峰に至り、そこから黒岩谷を降って東お多福山、そして甲南女子大へと下るというものだ。瑞宝寺谷西尾根は、白水峡から白水山、十八丁尾根、瑞宝寺谷を横断するリスキールートを取った際に最上部のみ歩いている。一方、黒岩谷は、その西尾根を一度登っているが、谷自体は入ったことがない。甲南女子大尾根も自分として未踏である。そこで、これらの三つを繋いでみたという次第だ。結局、実際には時間が押してきて甲南女子大尾根はギブアップし、保久良神社から岡本に降りることになる。
いつ乗ってものどかな雰囲気の神鉄で有馬温泉に降り立つ。流石に水曜日なので、観光客もまばら。そんな温泉街を瑞宝寺公園へと向かう。「癒しの森」と称される谷の下部を歩いて展望デッキまでは筆屋道という一般ルートを行く。展望デッキからの有馬温泉の眺めは格別。左手の存在感ある山は的場山か。眺めを楽しんだら、くるり180度後ろを向いて、一般ルートから別れ、道標の背後の尾根につけられた踏み跡に入る。これはバリエーションルートというが実によく踏まれている。途中、右に別ルートを分けるが、これは多分、魚屋道に直接出るルートだろう。岩尾根との前評判のこの尾根、実態としてはところどころに露岩帯があるというだけで、問題箇所は皆無だ。ひたすら急ではあるが。グイグイ登ってずいぶん高くなったぞ、と思う頃、正面に大きな山が立ち塞がる。これは以前、リスキールートで乗り上げた場所だろうと直感的に思う。少し登ると正面やや左に岸壁を伴った鋭いピークが目に入る。あれこそ、リスキールートで登り着いた展望の良いコブであると確信する。この辺りから昨日降ったのであろう、雪が道を覆うようになる。意外と手間取りながらも正面の山の高みに乗っかると、なだらかな笹原が右手に広がっている。ここに踏み込んで北側に目をやると、六甲最高峰が綺麗に全貌を顕わす。元の道に戻ってわずかに進むと、見覚えのある踏み跡が左から合流し、リスキールート乗り上げ点の稜線であることが確認された。今では木に白ペンキで「白水山→」と書かれている。しかし、このルートを降りに使うことは推奨できない。平坦となった尾根筋をちょい進めば右に「六甲最高峰→」の白ペンキ表示を見る。前回は気になりながらやり過ごした分岐である。今日はこれを辿り、魚屋道の石段下に飛び出した。ここから、新設の山頂下のトイレは至近である。トイレのベンチで昼食とする。老若男女、ワイワイガヤガヤと賑やかなこと(若、はいなかったか)。
腹がくちたら、やはり新たに開設のトイレ脇ルートで最高峰に寄っていく。平日だけあって静かな山頂。三角点を確認後、コンクリートの道を下り、トイレ前から車道を少し東へ。全山縦走路の標識から歩道に入ってすぐ、右下に下降する踏み跡がある。これが黒岩谷へのルートだ。谷筋といってもほとんどの区間は道を辿り、谷歩きはほとんどない。例によって堰堤越えが面倒だし、転落要注意である。巻きは基本に忠実に小さく済ませ、大高巻きは本当に必要な時だけにする。長いなーと思っていると左岸にセメント道が現れ、土樋割峠下の林道にでる。峠からは東お多福山へと登りにかかる。住吉川に降る選択肢もあったが、延々と続く岩屑の足元と高巻き道の登りに嫌気がさして、たとえ登りの辛さがあっても尾根筋を選択したのだ。東お多福山のススキ再生地から先は下り基調の緩やかな道で、距離はあっても行程は捗る。先週楽しんだばかりの荒地山を左にみると、間も無く風吹岩である。岩の背側を降ってどんどん行けば、金鳥山分岐だ。明日は出勤なので、下山を急がないとなー。ということで、電車へのアクセスがよい保久良神社ルートを選ぶ。このルート、眺めはいいが石段の下りか膝にこたえる。やっと神社の敷地に入ると、梅園のウメが満開をすぎてなお咲き誇っている様子。思わずそちらに引き寄せられ、ウメの香に酔いしれながら、岡本駅目指してひたすら下るのだった。

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