木曽駒ヶ岳 〜親子で絶景の雪山へ〜

2014年03月15日(土) [日帰り]

• GPS: 05:07
• 距離: 4.3km
• 登り: 537m
• 下り: 542m

コースタイム

9:45千畳敷駅ー11:00乗越浄土ー11:40中岳ー12:30駒ヶ岳ー12:40駒ヶ岳頂上山荘(休憩)―13:10中岳ー13:45乗越浄土ー14:20千畳敷駅

天候

快晴！

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車 ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

5:00三鷹発＝車で中央道をかっとばし⇒8:15菅の台バスセンター＝バス⇒8:55しらび平駅＝ロープウェー⇒9:02千畳敷駅
菅の台バスセンター前に大駐車場があるので、ここでは駐車場の空きの心配をしなくて大丈夫だと思います。菅の台バスセンターから先は一般車通行禁止なので、バスに乗り換えです。
詳細や時刻表は以下を参照ください。
http://www.chuo-alps.com/ropeway/fare/

コース状況／危険箇所等

登山ポストは千畳敷駅にあります。登山届、下山届、鉛筆も置いてあります。
千畳敷駅すぐ目の前で前日に雪崩があったそうです。雪崩の跡が生々しく残っていました。千畳敷カールは雪崩の巣とのことで、要注意ですね。
雪は非常に締まっており、ワカンは不要でした。持っている人はほとんどいませんでした。宝剣岳のほうに行かなければ、雪で覆われていて岩場もほとんどありません。ストックの人とピッケルの人がいましたが、乗越浄土への登りなどはピッケルのほうが登りやすそうですし、滑落のことを考えるとピッケルのほうがいいように思います。

その他周辺情報

下山後に露天こぶしの湯に行きました。泉質自体は特筆すべきところがなかったです。ただ、何にせよ露天はいいですね。囲いで南アルプスの眺望もほぼ見えず、残念。
http://onsen.nifty.com/ina-onsen/onsen002363/

写真

3/15 8:33

バスの車窓から雪山が見えて、期待が膨らみます。

3/15 9:05

バスを下りればロープウェー

3/15 9:05

晴天のためでしょうが、ほぼ満員。

3/15 9:06

ロープウェーから南アルプスが見えます。

3/15 9:07

中央アルプスの山も。何山でしょうか、名前がわからず。。。

3/15 9:07

登るにつれ、南アルプスの見える範囲が広がります。ロープウェイを下りた時の景色が楽しみ。

3/15 9:47

千畳敷駅からの出口です。積雪量がよくわかりますね。

3/15 9:47

標識も雪で埋まっています。さて、ここから出発です。

3/15 9:47

八丁坂を登る人が見えます。米粒のようです。
手前は前日の雪崩の跡。。。

3/15 9:52

南アルプスもよく見えます。

3/15 9:52

もう1枚。甲斐駒、仙丈ケ岳、白根三山、一望です。

3/15 9:55

この谷で雪崩が起きたようです。

3/15 9:55

生々しいです。雪の塊は1〜2mの高さがありました。

3/15 9:58

さて、ここから登り。うちの子にも登れるかな？

3/15 10:46

かなり斜度があります。

3/15 10:46

この写真だとなかなか斜度が伝わらないですよね。

3/15 10:46

空が青を超えて群青色です。

3/15 10:46

振り返って1枚。随分登ってきました。

3/15 10:46

ただ、まだまだ先は長いです。

3/15 10:47

さらに登って1枚。南アルプスがよく見えます。

3/15 10:54

子供は疲れて休憩中。斜度がきついので、反対向きに座るのが怖いです。

3/15 10:54

さて、登山再開。

3/15 10:54

子供もピッケルのほうが登りやすいと言って、ピッケル使っています。

3/15 11:04

やっと乗越浄土まで登り切り、休憩。

3/15 11:05

伊那前岳方面

3/15 11:05

ひたすら雪の世界です。美しい。
八ヶ岳と違って木が見当たらず、雪と氷と青空のみ。青空が目に染み入ります。

3/15 11:05

さて、中岳に向かいます。

3/15 11:06

こちらは宝剣岳。尖った頂がかっこいい。

3/15 11:12

引き寄せられて宝剣岳方面に少し歩いていくと、別ルートから登ってきた方々が。宝剣岳を向かうようで、重装備です。

3/15 11:12

宝剣岳が間近に見えてきました。が、今の私には手の届かない頂ですね。木曽駒ヶ岳を目指します。

3/15 11:22

宝剣山荘近くの鉄枠？に海老のしっぽ。間からは富士山。と言っても、この写真では見えないですかね。

3/15 11:41

中岳から伊那前岳と南アルプス

3/15 11:41

こちらは宝剣岳。このあと子供が足先が痛いと言って10分ほど立ち止まるなどして、写真は全く撮れず。。。

3/15 12:32

何とか駒ヶ岳山頂到着！

3/15 12:32

寒い、足先が痛い、と言いながら、よく頑張りました。

3/15 12:32

親子で1枚。

3/15 12:33

御嶽山から北アルプス。乗鞍はよく見えますね。穂高以北は山頂が雲をかぶっていて残念。

3/15 12:33

御嶽山が間近です。

3/15 12:33

御嶽山をアップ！いつか登るぞ！

3/15 12:33

宝剣岳方面。子供は足先が痛いと言って先に下りていきます。

3/15 12:33

南アルプス

3/15 12:33

こちらは八ヶ岳。赤岳〜蓼科山までくっきり見えています。

3/15 12:33

北〜東〜南。八ヶ岳や南アルプス

3/15 12:34

南〜西〜北。御嶽山や乗鞍。
さて、子供を追って急いで下山します。

3/15 12:45

山頂を下りて駒ヶ岳頂上山荘のところで小休憩。軽い昼食です。

3/15 12:45

寒さと疲れでバテバテです。
距離は大したことがなくても、やはり冬山は恐るべし。。。

3/15 13:07

中岳へ帰る途中で、振り返って木曽駒ヶ岳をパチリ。
今回はバタバタだったので、また今度ゆっくりと登山しに来たいね。

3/15 13:07

子供は疲れて一休憩。中岳までの登りもなかなか急です。

3/15 13:07

ただ、寒さが収まってきたようで、一安心。

3/15 13:08

中岳あたりから御嶽山、木曽駒ヶ岳

3/15 13:19

こちらは八ヶ岳、伊那前岳、南アルプス、宝剣岳

3/15 13:20

八ヶ岳や甲斐駒もよく見えます

3/15 13:20

南アルプスも全貌がよく見えます。

3/15 13:20

富士山もよく見えます。

3/15 13:20

父親を振り返っている子供。さて、中岳から下りていって子供に追いつきましょう。

3/15 13:24

宝剣山荘あたりの記念碑。やはり山に遭難はつきもの、ということでしょうか。心に刻みましょう。

3/15 13:25

道標も雪に隠されています。

3/15 13:40

宝剣岳方面。日光に照らされ、表面は雪が解けて光っているのでしょうか。風紋がよく見えます。

3/15 13:40

連れてきてくれた山の先輩。ありがとうございました。

3/15 13:55

さあ、乗越浄土から下山します。
子供の下山の早いこと。親が追いつくのが大変です。

3/15 13:55

高度感、伝わりますかねぇ

3/15 13:55

1日ずっと、南アルプスがよく見えました。絶景でした。

3/15 14:17

千畳敷駅への最後の登り。雪が解けているのか、よく光っています。お疲れ様でした。

撮影機器：

DSC-WX300 SONY

装備

個人装備

長袖シャツ ハードシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 ゲイター ネックウォーマー 毛帽子 靴 ザック ザックカバー アイゼン ピッケル 昼ご飯 行動食 飲料 水筒（保温性） ガスカートリッジ コンロ コッヘル 地図（地形図） コンパス 笛 GPS 携帯 ゴーグル

感想

eurekapapa

前職の先輩であり、山の先輩でもある人と、子供を連れて木曽駒ヶ岳へ。
最高の天気で、風も比較的弱く、周囲の山もよく見えて、絶好のコンディションでした。
トータルでの標高差や距離は大したことがないのですが、乗越浄土への登り、駒ヶ岳への登りなどは急で、疲れた子供のおしりを押しつつの登山でした。
足先が痛いと子供が言い、途中で戻ろうかどうしようかためらいつつも、何とか駒ヶ岳山頂まで登れました。そんな状況のため、あまり余裕がなく写真あまりは撮れませんでしたが、絶景でした。
雪山はやっぱり格別ですね。

コメント

kakekoen

素晴らしい！
まさにアルピニストです。素晴らしい！

kakekoen

素晴らしい！
まさにアルピニストです。素晴らしい！

eurekapapa

Re: 素晴らしい！
コメント、ありがとうございます！　子供は寒さで足先が痛いと言い、また疲れで途中で泣き出す状況で、登頂はギリギリでした。これまでの雪山とはひと味違う、山の厳しさを知る登山になったと思います。残りわずかの雪山シーズンを楽しみたいですね。