北ノ俣岳周回
- GPS
- --:--
- 距離
- 23.9km
- 登り
- 2,156m
- 下り
- 2,148m
コースタイム
2.59 1230m 神岡新道登山口
4.48 1640m 地図上1793m南鞍部
5.14 1300m 北ノ俣川
6.51 1410m 北ノ俣川横断橋
9.08 2050m 避難小屋付近
10.57 2661m 北ノ俣岳
11.12 2661m 北ノ俣岳発
11.47 2050m 避難小屋付近
13.15 1534m 地図上1534m平坦地
13.57 1640m 登り返し
14.33 1230m 神岡新道登山口
15.01 980m 山ノ村打保着
天候 | 曇りのちホワイトアウト |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
打保集落除雪終点発 山の村へはこの時期神岡から |
写真
感想
この時期の北ノ俣岳は打保集落から飛越トンネルを経由するか神岡新道を経由するかだが新しい道を開拓したいと以前から考えていた。北ノ俣川を遡って行けないものか未知のコースに挑戦した。
前日夜11時半金沢の医院で髭魔人と待ち合わせして一路山の村へ交代で運転して食事をとり後部席で少し横になった神岡から難儀な九十九折林道を経て雪深い山の村に着いた。終点打保集落に着くと名人も甲府から着いていた。彼もほとんど寝ていない皆睡眠不足だが行くしか無い。激ラッセルを期待してスーパーファットPontoonで行く。
1.40 980m 山ノ村打保発 まずは神岡新道への林道を歩いていく,気温は低く林道はガチガチだった。スーパーファットの選択間違いだった。これならの細板で十分だった。重い板にため息をつきながら根性で歩いていく。
2.59 1230m 神岡新道登山口 ようやく分岐まで来たが今日は林道終点を詰めていく。林道終点から北の俣川を目指す為に地図上1793m南鞍部へ複雑な沢を詰めてようやく鞍部に着いた。
4.48 1640m 地図上1793m南鞍部 ここから北の俣川へ標高差350mの下り暗闇の中ガチガチの急斜面を滑っていく。心臓に悪い。
5.14 1300m 北ノ俣川 ようやく北ノ俣川に着いたが右岸が崖になっていて厳しい、対岸は平坦だが水が多くて渡れない。協議、来た道を戻るしか無いと言う意見や裸足で徒渉と言う意見も どちらも却下、板を担いで崖を高巻いて突破を提案した。崖の高巻きは難儀したが川に落ちない様に慎重に突破して安全地帯へ少し歩けば右岸林道に合流出来た。
後は右岸林道を快適に足を進める。道は歩き易くて快適だ。山深い人が滅多に入ることができない場所である。
6.51 1410m 北ノ俣川横断橋 林道は右岸から左岸に進みドンドン詰めて林道終点にここからは北ノ俣川を詰めていく。沢は雪で埋まり快適に足は進める。気温が上がれば雪崩の巣になるから要注意である。沢詰めはガチガチ斜面で難儀した。ようやく沢を詰め避難小屋付近まで上がった。
9.08 2050m 避難小屋 この辺りから天候は悪化。ガスで先が見えず視界は悪い上風が強くなって来た。おまけに氷化斜面の連続で気は抜けない。もう勘弁して欲しいが行くしか無い。ようやく稜線まで上がるがホワイトアウトで全く方向感覚なし山頂までのわずかな距離に難儀した。吹き付ける風雪が辛かった。ようやく山頂へ
10.57 2661m 北ノ俣岳着 地獄の中急いでシールを外す、板が飛ばされない様に注意した。
11.12 2661m 北ノ俣岳発 さあスタンバイ後は下るだけしかし全くのホワイトアウトでスキーはめまいがする。GPSでトレースを追いながら必死に高度を落とす。もう滑りは楽しめない、安全地帯へ一刻も早く下らなければ
11.47 2050m 避難小屋付近 ようやく安全地帯まで来てホッと一息、休憩出来た。帰りは寺地山経由で変える。通常アップダウンが多いがスキーで巻きの連続登り返しはしないで寺地山も巻いて快適に地図上1534地点へ。
13.15 1534m 地図上1534m平坦地 無事着きました。ここから100mほどシールを使い登り返せば快適な沢にエントリー出来るはず。
13.57 1640m 登り返し さあラストランと言いたいところだが斜面は最後までカチカチ長くて重いスーパーファットで帰りの滑りも難儀の連続
14.33 1230m 神岡新道登山口 無事ここまで来れば後は林道滑り雨の中びしょ濡れになりながら打保に着いた。
15.01 980m 山ノ村打保 しめて13時間20分、今日も完全燃焼とっても辛くて厳しい山行でした。新しいコースを開拓出来てまあ良しとしましょう。
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