ヤマレコマップの赤線を繋ぎ,プチバリルートへ;白石峠-水晶沢ノ頭-シャガグチ丸-バン木ノ頭-モロクボ沢ノ頭-畦ケ丸-善六山
- GPS
- 06:35
- 距離
- 13.3km
- 登り
- 1,139m
- 下り
- 1,126m
コースタイム
天候 | 曇 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
<用木沢出合〜白石峠> ・白石沢にはいると直ぐに残雪歩きになるが、雪がゆるんでいて、場合によっては股まで沈むので非常に歩きにくい。 ・沢は雪の下を融雪が流れているので、踏み抜くと大変。 ・尾根取り付き点から、登山道と違ったトレース有り。(自分はこのトレース使用)急斜面の直登なので、凍って居る場合には注意が必要。 <白石峠〜畦ケ丸> ・稜線は99%残雪有り。 ・危険箇所はないが、雪の状態が悪く、歩行にエネルギーが必要。 ・トレースはほとんど無し。(随分前のスノシューの跡が所々に有る) <畦ケ丸〜善六ノタワ> ・残雪ほとんど無し。 <善六ノタワ〜善六山> ・トレース無し。残雪と鹿柵を考慮しながら登る。 <善六山〜下降点> ・トレース無し。(一部は薄いトレースが有る) ・痩せ尾根で、足場の悪い箇所も多い。 <下降点〜西沢登山道出合> *このルートは、ルートファインデングの力が必要です。 ・下降点に表示無し。 ・下降開始は、ピンクテープ多く、歩きやすい尾根。 ・途中から、一転して急峻で潅木の茂った見通しのない痩せ尾根になり、トレース一切無し。ピンクテープもほとんど無し。 ・最終下降点付近はトレース、ピンクテープ一切無し。ルートを間違えると、末端の条件は非常に悪い。 |
写真
感想
何処か出かけたいと思うが、天気がパッとしなかったり、バスが不通の所等が有るなどで思うに任せない。
ヤマレコのマイマップを見ていたら、赤線がつながっていないところがあるので、繋ぎながらついでにプチ・バリルートを楽しもうと出かけた。
・3/15日に漸く開通した、西丹沢自然教室までのバスは、相変わらず乗客が少なく、終点ではツツジ新道に入って行った青年と、自分の2人だけ。
・用木沢出合に向かう道すがら、野鳥たちが動き回る。今回もその都度立ち止まって待つが、なかなかうまく顔を出してくれない。(今日は写真の他に、ヤマドリ、アカゲラ、コゲラ、カラ類等沢山の野鳥に出会ったが、上手く撮れなかった)
・白石沢に入ると、美しいミソサザイの声が頻繁に聞こえる。今まで一度も撮影できなかったので、その都度止まって探すが見つからない。しかし、枯れ葉のような小さな物体の動きが見え、そっと進むと、ミソサザイ。ついに撮影できた。(残念ながら背景は丸木橋だが・・)
・沢沿いの登山道は残雪があり、ゆるんでズボッと沈むので、非常に歩きにくいし、沢は融雪が所々崩れているし、下を音を立てて水が流れているので、緊張する。
・最終尾根取り付き点の少し先で、トレースが登山道から大きくずれている。トレースの跡は歩き易いかと辿ったが、トレースは急斜面の直滑降跡で、登りには歩幅が大きすぎるし、ズボッ、ズボッで疲れること夥しい。ストックで身体を持ち上げようとするが、今回もストックリングを大きくしてこなかったため、役に立たない。
・途中でついに大休憩して昼食を摂ってしまった。
・白石峠からの稜線は、南向きにも係わらず、100%残雪があり倒木や、積雪で寝た熊笹などで非常に荒れている。
・難しい名前の、頭〜頭へと頑張るが、ズボッ、ズボッの雪も不安定でなかなかペースが上がらない。
・バン木ノ頭付近は、ガイドマップよりも大きく迂回する感じで、地形確認を念入りに行う。
・畦ケ丸からの下降を始めて直ぐに、ルートがおかしいと感じた。地形を良く確認したら、前回権現山から登ってきたルートと混乱していた。
・残雪もなくなり、少し通常のペースに戻せた。
・善六ノタワの先から、プチ・バリコースに入ってみることにする。
・鹿柵が多くて、閉じこめられないように注意しながら、残雪を登る。
・善六山の頂上は細長く広々している。
・稜線を進むと直ぐに痩せ尾根になり、不安定な足場のルートが続く。
・コルを過ぎ、広い稜線になった所で、右に小さな尾根が出ている。表示は何も無いが、下降点と判断して下る。
・下りはじめは歩きやすい尾根で、直ぐにピンクテープがこれでもかこれでもかと言うほど出てくる。
・しかし、チョット足場が悪くなった途端にピンクテープは無くなる。かろうじて有るテープはそれまでと異なり、地面に置いてある感じで見つからない。
・急峻な上、潅木が非常に多くなり、見通しは無い。トレースやピンクテープも一切無い。
・下るに従って、状況は更に悪くなるが、経験を頼りに下る。
・何とか一度もルートを喪失し、右往左往することなく、西沢登山道に出ることが出来た。
短いルートだったが、残雪の状況が思っていた以上に悪く、非常に疲れた。
<本日の実歩行時間>;5時間50分。(山と高原地図コースタイム;6時間55分+α)
<本日の歩数> ;31,000歩
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