花まみれの坂戸山&六万騎山

2022年04月21日(木) [日帰り]

• GPS: 08:48
• 距離: 7.5km
• 登り: 736m
• 下り: 731m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:21
• 休憩: 1:52
• 合計: 9:13

6:59 スタート地点
7:07 7:07 坂戸山登山者用駐車場
7:14 7:16 鳥坂神社
7:28 7:28 御居間屋敷分岐（桜坂）
7:45 7:50 前田ノ平
8:59 9:00 薬師・寺ヶ鼻分岐
9:28 9:37 坂戸山
10:00 10:20 大城
10:32 10:32 坂戸山
10:57 11:21 桃の木平
12:32 12:32 一本杉
13:29 13:35 地蔵尊側登山口
14:24 15:08 六万騎山
16:00 16:01 庚申塔側登山口
16:08 16:08 地蔵尊側登山口
16:12 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

銭淵公園駐車場
新潟県南魚沼市坂戸392

コース状況／危険箇所等

坂戸山：山頂周辺に残雪がありましたが登山靴でOK

写真

4/21 5:23

まずは自宅の朝

4/21 6:58

銭淵公園より本日の坂戸山の残雪具合を確認する。

4/21 7:01

銭淵公園の桜が見頃

4/21 7:09

登山口の駐車場の雪が融けて駐車可能になっていました。

4/21 7:13

最初から急登なので花を見ながらゆっくり登ります。

4/21 7:15

桜のトンネルのお出迎え

4/21 7:21

急坂なので、もう一休みしたい

4/21 7:22

まだ下を向いているキクザキイチゲ

4/21 7:23

桜が良く分かりません（＾＾；）
オクチョウジザクラでいいのかな。

4/21 7:24

上も下もピンク色

4/21 7:24

開いてないけど混在していていいですね〜

4/21 7:24

垂れ下がる桜とカタクリの絨毯

4/21 7:26

新緑と桜

4/21 7:34

イワナシ

4/21 7:45

イワウチワ

4/21 7:47

イワウチワの葉の特徴である基部は心形ですが、幅よりも縦に長く見えるものもあり、区別しにくい個体も多数あります。

4/21 15:22

イワウチワの葉
長さよりも幅が広く、基部は心形

4/21 15:20

トクワカソウの葉
幅よりも縦に長く、基部はくさび形

4/21 8:22

小さな命

4/21 7:57

白花に見えますが肉眼では薄いピンク色
隣のピンク色の花はもう終盤

4/21 7:56

シュンラン

4/21 8:02

イワナシ

4/21 8:04

アンテナが見える枡形山

4/21 8:05

遠くに苗場山

4/21 8:09

まだ蕾のユキグニミツバツツジ

4/21 8:12

あっ、さいているユキグニミツバツツジがありました＾＾

4/21 8:23

斑入りのような模様付のイワウチワ

4/21 8:40

これも白花に見える薄いピンク色の花に桃色の斑入り

4/21 8:24

ついつい同じような写真を撮ってしまいますね

4/21 8:25

一番ピントが合って撮れました＾＾

4/21 8:26

ちょっとした暗い影に陽が差すといい写真が撮れる

4/21 8:37

写真では真っ白に見えるのですが、純白な物は見当たりませんでした、全て薄いピンク色ばかりでした。

4/21 8:29

それにしても本当にここには沢山ありイワウチワ天国ですね〜

4/21 8:38

この山にある木の全てがタムシバではありません、まだ花が全開していない時には判断しにくいですが、花の付け根にこれから開く葉が隠れていますので、これはコブシです。

4/21 8:43

これもコブシ

4/21 9:00

ここまで花が開いた状態でも葉が見えなければタムシバでいいでしょう。

4/21 8:43

濃い色のイワナシが至る所に咲いています。

4/21 8:47

花が豊富なのでシュンランとイワウチワのセットも見られます。

4/21 9:01

僅かに残雪

4/21 9:07

しかし、ほとんどは融けていて乾いた登山道です。

4/21 9:09

ここのシュンランは凄かったです、1枚に収めようとすると葉が多くて花がどこにあるか分からない写真になってしまう為、切り取りで撮影しましたが、20個程の花が固まっていました。

4/21 9:09

群落の一部

4/21 9:09

群落の一部

4/21 7:44

時々ショウジョウバカマ

4/21 9:10

タチツボスミレ

4/21 9:15

大城と金城山を眺めながら最後のひと踏ん張り

4/21 9:15

もう少しで山頂だ

4/21 9:20

もうすぐ山頂

4/21 9:23

エチゴキジムシロの葉

4/21 9:24

少し咲いていたものもありましたが、まだ蕾が多かったです。

4/21 9:27

山頂
平日なので、混雑はない。

4/21 9:27

富士権現社周辺はショウジョウバカマだらけ

4/21 9:27

4/21 9:28

やっと撮れたギフチョウ

4/21 9:30

金城山と大城

4/21 9:36

大城へ向かう道

4/21 9:38

進行方向を見つめる仙人さん

4/21 9:40

タムシバ

4/21 9:43

4/21 9:43

八海山、中ノ岳を眺める

4/21 9:48

マンサク

4/21 9:49

カタクリロード

4/21 9:50

可愛い鳥居

4/21 9:50

カタクリロードを進む

4/21 9:51

色の濃いスリムスタイル

4/21 9:52

茎の短いカタクリ

4/21 9:55

大城のカタクリ

4/21 10:00

大城のサクラ

4/21 10:01

桜越しの金城山

4/21 10:01

紅山桜なのか？桜の種類は良く分かりません。

4/21 10:14

ヒオドシチョウ

4/21 10:30

チラッと咲き始め

4/21 10:33

城坂コースへ向かいます。

4/21 10:47

咲きたてのエンレイソウ

4/21 10:48

ショウジョウバカマ＆カタクリ

4/21 10:49

オトメエンゴサク＆カタクリ

4/21 10:51

オトメエンゴサクの苞は全縁とされていますが、ここのエンゴサクは全縁タイプと切れ込みタイプの両方が生息しています。これが何エンゴサクなのか悩む原因ですね〜

4/21 11:12

こちらは全縁タイプ

4/21 11:10

答えは→以前はエゾエンゴサクと呼ばれていましたが、学名が見直されエゾエンゴサクは北海道にだけ生息し、本州にあるのはエゾエンゴサクではないとされた為、新たにオトメエンゴサクという名が与えられたのです。

4/21 11:37

と言う訳で昔はエゾエンゴサクと呼ばれていた物が、新たにオトメエンゴサクと呼ばれている訳です。
※図鑑にはエゾエンゴサクの定義は「苞は全縁〜3裂する」と書いてあります。だから切れ込みがあったり、なかったりするのです。

4/21 11:17

ここのオトメエンゴサクは色が濃くて綺麗ですね〜

4/21 10:54

今季話題のツインの白花カタクリ

4/21 10:54

白い天使の後ろ姿

4/21 10:51

これも白花が咲きそうです。

4/21 10:59

スミレサイシン

4/21 11:01

カタクリ天国

4/21 11:01

何度見ても飽きませんね〜

4/21 11:03

4/21 11:05

カタクリ＆スミレサイシン

4/21 11:14

淡い色のスミレサイシン

4/21 11:18

エゾアオイスミレ

4/21 11:22

またあった茎の短いカタクリ

4/21 11:22

新緑と残雪の雪山を眺めると新潟にいるんだなあ〜と改めて感じます。

4/21 11:23

割と傾斜が急坂なカタクリロード

4/21 11:24

後ろ姿が若干黄色〜薄緑が入っていました。

4/21 11:25

このコース、実は初めてあるきましたが、こんなにカタクリがあるとは知りませんでした。

4/21 11:31

サイですね(#^.^#)

4/21 11:34

ツートンカラーですね〜

4/21 11:36

植生が変わり、アズマイチゲが現れ始めました。オトメエンゴサクは濃い紫色

4/21 11:41

また植生が変わりミチノクエンゴサクが出てきました。
これはピンク色

4/21 11:43

こちらはブルー

4/21 11:43

咲きたてフレッシュなミチノクエンゴサクが沢山

4/21 11:43

アズマイチゲ

4/21 11:44

アズマイチゲ＆カタクリ

4/21 11:45

ミチノクエンゴサク＆エンレイソウ＆カタクリ

4/21 11:48

オオタチツボスミレ

4/21 11:49

ニョイスミレ

4/21 11:50

ミヤマハコベ
一見すると花弁が10枚に見えますが、実は5枚で、サワハコベのように切れ込みがあるのですが、その切れ込みが深い為10枚に見えます。

4/21 11:50

サワハコベではありません、ミヤマハコベです。

参考までにサワハコベは花びらの先が浅く割れています。
（玉原で撮影）

4/21 11:53

城坂コースは雪解け後でぐちゃぐちゃ

4/21 11:54

いつもの事ですが、時間がかかり過ぎてもう12時になってしまう為、この辺で昼食タイムです。

4/21 12:23

エンレイソウの群落

4/21 12:31

キクザキイチゲ

4/21 12:31

1本杉の分岐を過ぎた辺りの桜

4/21 12:32

満開の桜を楽しみました。

4/21 12:32

お花畑

4/21 12:33

やっぱり目がいってしまう濃い紫のキクザキイチゲ

4/21 12:34

大分下がってきましたが、場所によってはこんなに残雪あり

4/21 12:42

家臣屋敷跡のカタクリ・キクザキイチゲ・ミチノクエンゴサク・桜

4/21 12:43

家臣屋敷跡までは登山をしない人でも簡単に来られるので観光客も歩いていました。

4/21 12:47

キクザキイチゲもまだまだ沢山見られました。

4/21 12:51

銭淵公園の垂れ桜

4/21 12:52

空が曇ってしまいましたが桜は綺麗でした。

4/21 12:52

ヽ(;゜;Д;゜;; )ギャァァァー??

4/21 12:53

油断すると、こんな場所にもヘビがいるんですね(ー_ー;)

4/21 12:54

芝桜

4/21 12:54

銭淵公園

4/21 13:22

六万騎山の雪割草

4/21 13:22

ヒメアオキ(雄花)
4個の雄しべだけが目立ちます。

4/21 13:23

ヒメアオキ(雌花)と実
雌しべだけが目立ち、雄しべはありません。

4/21 13:26

ナガハシスミレ

4/21 13:29

スミレサイシン

4/21 13:54

ユキグニミツバツツジ

4/21 13:57

遠目に見ればピンク色の絨毯で綺麗ですが、終盤です。

4/21 14:00

見頃を過ぎていたので、良さそうな場所を選んでの撮影

4/21 14:01

まあ、それでも一面カタクリで見応えはありますね(*^^*)

4/21 14:06

ブルー系のミチノクエンゴサク

4/21 14:07

ピンク系のミチノクエンゴサク

4/21 14:08

オトメエンゴサクと比較すると、きゃしゃで柔らかい雰囲気です。

4/21 14:10

赤いショウジョウバカマ

4/21 14:24

ビタミン補給！

4/21 14:43

山頂に地元の方がいたので、ここに「こぶし」と書いてあるが「タムシバ」じゃないのか？と尋ねたところ「こぶし」だと言われました、しかも地元住民は「こんぶし」と呼んでいるそうです。

4/21 14:31

稜線が被って一つの山に見えますが、良く見れば金城山と巻機山

4/21 14:31

さっきまでいた坂戸山

4/21 14:33

枡形山と関越自動車道

4/21 14:49

とりあえず記念撮影

4/21 15:00

単純に色が濃いから紅山桜なのか？

4/21 15:01

淡いピンク色

4/21 15:06

イカリソウ

4/21 15:07

長岡ではみんな白いトキワイカリソウなのに、山が違えば色も違って面白いですね。

4/21 15:11

同じピンク色でも微妙に濃いのと、少し薄いのがあって飽きない

4/21 15:18

イワウチワ

4/21 15:25

群落

4/21 15:27

沢山見て満足しました(*^^*)

4/21 15:53

雪椿

4/21 15:55

雪割草

4/21 16:01

ノジスミレではなく、ただのスミレですが、良く見るのはノジスミレの方が多く、ただのスミレは案外見る機会が少ない

4/21 16:03

ツクシの大群

4/21 9:18

これはなかなか見る事が出来ないシュンランの種です。花を見つけるより難く、今後見られるかどうかわからない一品です。

撮影機器：

EOS Kiss X10 ボディ CANON

感想

よつこ

この時期、一度は行っておきたい坂戸山＆六万騎山に行って来ました。

坂戸山は昨年は薬師尾根コースをピストンでしたが、今回は城坂コースを周回しました。植生が全然変わって、薬師尾根コースだけでは見られない花が沢山見られて満足でした。

オトメエンゴサク（旧：エゾエンゴサク）の周辺にはオオマルハナバチ（通称：クマンバチ）が飛んでいました。
図鑑に「エゾオオハナマルバチはエゾエンゴサクの距に直接穴を開けて盗密する」と書いてあります。
飛んでいて花に止まる事がなかった為写真を撮る事が出来なくて
エゾオオハナマルバチなのか、オオマルハナバチなのか区別が出来ませんでしたが
いずれにしてもオトメエンゴサク（旧：エゾエンゴサク）周辺に沢山飛んでいる姿を見たので、エゾエンゴサク（現在はオトメエンゴサク）なんだなと思いました。

　※エゾオオハナマルバチ→おしりが黄色
　※オオマルハナバチ→おしりが白色


六万騎山のカタクリはもう終盤、入れ替わりにイカリソウが見頃でした。