鎌倉山〜八丁平〜峰床山〜チセロ山〜三本杉
- GPS
- 08:48
- 距離
- 20.1km
- 登り
- 1,249m
- 下り
- 1,127m
コースタイム
- 山行
- 7:48
- 休憩
- 1:00
- 合計
- 8:48
花を探しながら歩いていたり、撮影に時間を費やしていたり。
ペースに乱れがあるはずで、コースタイムはあまり参考にならないでしょう。
天候 | 晴れ/薄曇り/曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
京都バス - 10系統 - 出町柳駅前〜坊村 1100円 京都バス - 32系統 - 大悲山口〜烏丸北大路 870円 京都市営地下鉄 - 北大路〜四条 260円 |
コース状況/ 危険箇所等 |
■坊村バス停〜鎌倉山 坊村バス停近くの橋を渡り、少し北にある登山口から入山。 やや急な斜面を少しだけ登り、尾根に乗ります。 この先、地形図では急傾斜ですが、適度なジグザグ道となっています。 林道を越える辺りから傾斜は緩み、ぶな平を経て、植林帯では踏み跡を追うのが難しく感じるけど、特に問題はなし。 その後、基本的に道ははっきりしており、道なりに進むと、鎌倉山山頂です。 ■鎌倉山〜八丁平〜峰床山 支尾根に注意しつつ進む事になり、倒木で微妙に進行方向への注意を逸らされる箇所があるように感じます。 現在位置と進行方向の把握をきっちりとできるようにしておく必要があるでしょう。 オグロ坂峠から六尺道を下り、八丁平へ。 八丁平は周遊路を歩く形になっており、湿原内への進入は禁止されています。 周回を終えて、オグロ坂峠に戻り、尾根を辿って行くと、峰床山山頂へ至ります。 今回は一般のルートから逸れ、P935方面に寄り道しています。 ■峰床山〜俵坂峠〜チセロ山 右側に谷を見つつ進んで行くと分岐があり、俵坂峠方面へ。 下って行くと林道が交差しており、すぐ近くの『俵坂歩道』と記された標識の地点から山道へ進みます。 P864を経て、俵坂峠に至ります。 部分的に一般のルートから逸れ、ショートカット用の尾根を進み、林道に出合う。 林道を進んだ後、『こもれびの森歩道』の標識があり、ここから尾根道へ。 アップダウンのある道で、迷い込みそうな支尾根はあまりなさそうだけど、進行方向に注意しつつ進んで行くと、チセロ山山頂に到着です。 ■チセロ山〜三本杉〜大悲山口バス停 チセロ山山頂からは林道のような幅広の道で、東屋を経て、その先で林道に出合い、右折。 すぐ先に標識があり、折り返すように左折。 道なりに進んで行くと、『三本杉歩道』との標識があり、そこで左折して下りにかかります。 急斜面をジグザグに進むようなルートが設けられており、道幅が狭めのトラバース道を主に進むようなイメージなので、足元に注意して下ります。 階段として整備された際に使用された木杭が浮いた状態で残っていて、やや視認しにくく感じられ、つまずいたりしないようにしたい。 傾斜が緩んだ辺りには杉の大木があります。 その後も注意が必要な辺りなどを経て下り終えると、沢に出合います。 程なくして、三本杉が目の前に現れます。 その先は主に未舗装の林道歩きとなり、峰定寺の参道前に至ります。 舗装路をしばらく歩いて行くと、大悲山口バス停に到着です。 |
写真
感想
もう例年の恒例と言っても良さそうな、春の鎌倉山と峰床山への山行。
イワウチワとイワカガミが主な目当てで、いつも開花時期を見計らうのが難しく、今年もその例外ではない。
イワウチワはそれなりに咲き残っていそうだけど、イワカガミは標高の低い辺りなどで咲き始めているぐらいかと予想。
鎌倉山から峰床山の区間の尾根筋は樹林の魅力もあり、この時期は芽吹きが始まっているはずで、その辺りも見所。
八丁平などと併せて、今年も歩いて来ました。
臨時便が出て、盛況の京都バスに揺られて坊村バス停に到着し、ここからスタートです。
水神社にて手を合わせ、ついでにタオルを濡らして暑さ対策を。
すぐ近くの登山口からいつものように入山し、歩き慣れた道へ。
同じく峰床山まで向かわれる男女ペアに道を譲っていただき、黙々と登って行く。
林道との出合の手前まで来ると、期待通りにイワカガミが咲いている。
それなりのペースで歩いている事もあり、早くも暑く感じてしまう。
ある程度の辺りからイチヤクソウの葉っぱを探しながら。
ぶな平で小休憩とし、パンを食べておきます。
日当たり具合の関係か、シャクナゲは登山道から少し離れた辺りで開花しているけど、登山道付近では蕾が膨らんでいる程度。
イワウチワが見られるようになり、ピークは過ぎているものの、可愛らしい花を咲かせていて、思わず表情が緩んでしまう。
その先の群生地も同じような状況。
写真を見比べてみると、昨年とあまり差はなさそう?
それに比べると、イワカガミはまだ咲いていないようで、少し遅めかも?
まあ、微妙なとこで、寒さや大雪の影響は徐々に薄れているのかも知れませんね。
あまりゆっくりしている余裕はないので、程々で切り上げざるを得ない。
その後も気になるような事がありつつも、鎌倉山山頂に到着です。
先着の男女ペアがおられ、少しだけお話しを。
雰囲気の良い樹林帯が続き、芽吹き始めた若葉が優しい色合いで、美しい。
曇り空なのが少し残念ではある。
所々に群生地があり、咲き残りのイワウチワや、イワカガミの蕾を見ながら進む。
オオカメノキやタムシバの白い花がアクセントとなっていて、この時期らしい風景を形成している。
昨年に続き、今回もP935方面へ。
普段は日当たりが良いのか、途中の群生地ではイワカガミが咲き始めている。
初めての時と違ってルートの把握ができているので、風景を楽しむ余裕がある。
今回はP935ではなく、その近くの小ピークで昼食にします。
近くに端正な姿のブナの木があったりして、辺りをゆっくり探索したいぐらい。
晴れていれば良かったのにと思いつつ、来た道を気分良く戻り、一般ルートに合流。
新たな倒木が加わったようで、風雪の影響が強かったのかと推測。
休憩中の男女ペアがおられ、ご挨拶。
この山行では、男女ペアばかりにお会いした事になる。
オグロ坂峠から八丁平へ。
それなりに春の訪れは感じられるけど、曇り空も影響してか、それも道半ばという感じで、やや地味な色合い。
張られていたロープが切れていて、大雪の重みで破断したのか?
鎌倉山の山頂でお会いしたペアとすれ違い、その後もルートを辿り、八丁平の北側の入口に戻り、さらにオグロ坂峠へ。
尾根を辿って峰床山の山頂へ向かう。
昨年よりも少し遅れているので、それなりのペースを保つように心がける。
意外な事に、山頂手前のイワウチワの花は終わりに近づきつつあるよう。
峰床山山頂に到着し、一息入れます。
展望はいつもより少し良くなく、遠くははっきりしない。
チセロ山方面へ向かうべく、下山の途に就きます。
ここからも所々でイワウチワの群生地があり、ここまでと同じように咲き残っているのがあり、目を楽しませてくれる。
俵坂峠を過ぎ、こもれびの森歩道へ。
ミツバツツジがまだ見頃で、柔らかな色合いに心和む。
やや疲れを感じつつ進み、チセロ山山頂に到着です。
昨年よりも遅れており、時間を気にしつつ歩いて来たけど、バスには間に合いそう。
樹木には表札がいくつも付けられており、ふむふむという感じで見やりつつ。
P826の辺りのイワウチワもまだ咲き残っていてくれて、ありがたく見入る。
足元に注意して下って行き、小さな沢に出合う。
期待していたニリンソウの花期は過ぎたようで、花は見られず。
気持ちを切り換えて、花脊の三本杉と対面。
ただただ美しくて、大きい。
適切に表現できるような言葉がなくてもどかしいけど、その素晴らしさは見れば分かる。
林道歩きを経て、峰定寺の参道入口に到着。
美山荘の入口でもあり、シャクナゲがきれいな花を咲かせています。
この先は長い舗装路歩きとなるのだけど、種々の花が楽しませてくれて、退屈しない。
バス停の手前では、これまでと同様にイカリソウが群生していて、結構なすごさなんじゃないかと思う。
大悲山口バス停にてゴールとし、バスが来るまでは何かを飲みつつ花などの観察を。
曇り基調の天候が残念だったけど、ほぼ想定していた程度の花の具合だったと思われ、楽しませてもらいました。
本当はもっとじっくりと観察したり、気になる辺りを探索できれば良いのだけど、アクセス面などでの制約があり、なかなか難しい。
探索については、徐々に進められれば。
京都北山らしく、この日も静かな山行となり、自分らしく歩く事ができました。
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