記録ID: 4204748
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山滑走
白馬・鹿島槍・五竜
針ノ木岳直登ルンゼ滑降
2022年04月24日(日) [日帰り]
体力度
4
1泊以上が適当
- GPS
- 07:35
- 距離
- 12.2km
- 登り
- 1,610m
- 下り
- 1,589m
コースタイム
天候 | 朝は高曇り、昼にかけて雲が濃くなり風も強まった |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
柏原新道の駐車場から歩く手もあったが、空模様的に時間が惜しかったので有料駐車場へ(1000円で12hのところと24hのところがある)。 土曜から立山入りした人もいるので日曜は埋まりやすいのでは。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
雪崩の落ちて落ち着いているように見える部分もあるが、全体的に雪崩、落石に注意する必要がある。 トラバース時の間隔開けや、休憩場所はフォールライン上を避けて選択するなど。 【登山開始〜大沢小屋付近】 トロバス記念館下からの右岸の雪は十分繋がっているのでシール歩行。雪は既に緩んでいる。 ひたすら山際をトラバースするトレースが多いが、帰りはともかく登りでは多少起伏があっても沢沿いの平坦を歩く方が早い。 堰堤が現れたら堰堤手前で高巻きを始め、堰堤を越えたら雪渓中央までグライドし、再び堰堤手前で高巻き、を繰り返した。 大沢小屋近くでは堰堤の上で一部陥没していたり割れていることも過去にはあったが、今年はフラットになっていた。 【大沢小屋付近〜マヤクボ沢出会】 シール歩行で続く。デブリもあったが、ほとんど融解し馴染んできているので下りも支障はなさそう。 出会でブーツアイゼンを履き、シートラーゲンに切り替え。雪は柔らかいが、上部の斜度があがる所で去年苦労したので早めに換装した。有り難いことにステップが出来上がっていたので利用させてもらった。 【マヤクボ沢出会〜山頂】 引き続きシートラで直登。マヤクボ沢のコルでなく、頂上稜線の南側を目指す。マヤクボ沢のコルを目指すルートと分かれるが、どちらも先行者によりステップが作られていた。稜線から頂上へは、雪壁を上がる。ピッケル、アイゼンで確保しながら登った。風に叩かれてかこの雪壁は硬かったので、深いステップが本当に有り難かった。 【山頂〜大沢小屋付近】 山頂からは直登ルンゼでマヤクボカールへ。 スティープラインだが程よく緩んでおり快適爽快。 カールから下はだんだんもっさり感のある雪になってくるが、極端な板掴みではなく快走。 【大沢小屋付近〜下山】 往路のルートでは藪が濃いということで、復路は大沢小屋作業道経由で登山口へ。 関電の管理道路は除雪が進んでいるが、そこは歩かず、登山道をトレースする。赤テープ等は見当たらなかったので不安な人はGPSを確認すべきと思う。 |
その他周辺情報 | 温泉は黒部観光ホテルへ。 宿泊客のチェックインラッシュと重なってしまったが快く入れてもらえた。ポイントカード作っておくと次回から割引有り。 夕食はラーメン矢へ。 営業は17時から。 |
写真
撮影機器:
感想
扇沢までの道が開通したら行こうと決めていた針ノ木岳に今年も来られた。
当日朝はちょっとしたトラブルがあり出発が遅れてしまったが、歩き始めたら順調に高度を上げ山頂へ。
生憎の空模様だけど、着いたときにはギリギリ槍の穂先も見え、妙高頸城の山々までも見渡せた。
遠くの雲が黒くなり、穏やかだった風も稜線らしい強さになってきたので、下山を開始。ほどよい斜面状態を見て、念願の直登ルンゼへ滑り込むことができた。良好なコンディションのお陰か見た目ほどはスティープでなく気持ち良かった。これは癖になる爽快感。。
その後も麓まで滑り通し快速下山。
※ 直登ルンゼはMicchan1993さんと、その他の行程は hoyan さんとの3人で行動。別ルート区間がありヤマレコは別々に作成することにしました。
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