記録ID: 4222127
全員に公開
雪山ハイキング
芦別・夕張
残雪の芦別岳→夕張岳縦走
2022年04月29日(金) ~
2022年04月30日(土)
体力度
9
2~3泊以上が適当
- GPS
- 20:37
- 距離
- 46.8km
- 登り
- 3,132m
- 下り
- 3,074m
コースタイム
1日目
- 山行
- 10:49
- 休憩
- 0:32
- 合計
- 11:21
距離 23.4km
登り 2,356m
下り 1,367m
天候 | 初日は、少し風強めの晴れの早朝から始まり、風が弱まるとともに雲が湧き出し、午後には雨雲がやってきて軽くにわか雪。その後は好転して素晴らしい夕暮れ。夜は水が凍るくらいの寒さではあったが、そこまで気温は低くならなかった。 翌日は、快晴だが、だんだん風が強めに。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
下山時は、占冠村営バスで金山15:39→山部15:58(280円だったような) |
コース状況/ 危険箇所等 |
新道登山口に雪はなく、800mくらいから雪面積が優勢になる。雲峰山への急登でアイゼン装着。雲峰山をトラバースしているトレースもあった。芦別岳への急登は斜度高い。山頂付近は雪なしの岩場。 山頂から旧道側に降りる際に急な岩場を選んでしまい怖かった。 南端の灌木は大きく迂回すれば回避可能。 ポントナシベツ岳への稜線に上がる際には薮に少しぶつかり、雪面が固かったので斜度の低いところから登る。 ポントナシベツ山頂手前から薮が出ていたが、夏道っぽいのがあり、そこまで難なく登頂できた。 その後の南面がハイマツ地帯となっており、背がそれほど高くないので下りは耐えられるが、登りだと大変だろう。 雪面に出て程なくして細い雪なし岩尾根が現れる。夏道っぽいのはあるものの、不安定で怖そう。西斜面が楽にトラバースできそうな感じだったので、降りれるところを探して岩尾根を回避した。 鉢盛山山頂は薮が出ている所が多く、夕張側に降りる際も少し薮を漕ぐ。 その後は広尾根の長い雪面歩き。 夕張岳が真前に見える小さな岩山の横の風を防げそうな場所でテン泊。 その後も特に問題はなく、夕張岳神社から夏道を使って夕張岳登頂。下りは雪庇を使い、金山側へとトラバースし、白尾根を下る。 小夕張岳付近は夏道がでていた。山頂からの下りで進路を間違いそうになったが、正規の夏道沿いのルートも表面の緩んだ雪の急斜面だったので安全のためバックステップでクライムダウン。 その後の881に続く尾根が1番の問題箇所だった。夏道に沿うと急な雪斜面のトラバースをすることになり、滑落に適した雪質だったので、力を抜くことができなかった。これではダメだと、尾根上に上がったものの、程なく笹薮が立ちはだかる。金山コースはダニが多いと聞いていたため、薮を避けて降下して悪戦苦闘。素直に尾根上の薮を漕いだ方が安全だと思われる。 登山口に着いた後は長いが良好な林道。 金山から占冠バスに乗車し山部で降りてラスト約3kmの道路をこなしてゴール。 |
その他周辺情報 | ハイランドふらのの日帰り温泉利用。十勝連峰の眺望良し。 |
写真
感想
残雪期の記録があまりないため、不安いっぱいのスタートであったが、
非常に困難なほど薮は出ておらず、割とリラックスして楽しむことができた。
緩やかで雪たっぷりの主稜線から望むポコポコでた鋭峰の夕張山地はとても印象的でした。
お気に入りした人
人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:1133人
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人