剱岳・立山 滑走

2022年05月03日(火) ~ 2022年05月05日(木)

• GPS: 22:03
• 距離: 33.6km
• 登り: 4,598m
• 下り: 4,588m

コースタイム

1日目

• 山行: 5:48
• 休憩: 1:10
• 合計: 6:58

距離 14.0km 登り 2,051m 下り 1,715m

8:57 みくりが池温泉
9:10 雷鳥沢キャンプ場
9:15 浄土橋
10:42 11:11 剱御前小舎
11:49 11:54 別山南峰
12:12 12:17 別山南峰
12:24 12:44 別山北峰
13:37 13:43 長次郎谷出合
14:06 14:11 平蔵谷出合
15:11 剱澤小屋
15:18 剱沢キャンプ場
15:56 剱御前小舎

2日目

• 山行: 9:44
• 休憩: 1:48
• 合計: 11:32

距離 13.2km 登り 1,828m 下り 2,271m

15:56 剱御前小舎
3:49 剱沢キャンプ場
4:02 4:14 平蔵谷出合
9:54 11:11 剱岳
13:31 13:32 剱澤小屋
13:40 剱沢キャンプ場
14:17 14:38 剱御前小舎
15:07 15:08 ロッジ立山連峰
15:12 雷鳥沢ヒュッテ

3日目

• 山行: 2:39
• 休憩: 0:37
• 合計: 3:16

距離 6.3km 登り 738m 下り 620m

15:12 雷鳥沢ヒュッテ
7:11 雷鳥沢キャンプ場
8:16 8:31 一の越山荘
9:32 9:54 雄山
10:21 室堂

天候

３日・晴れ　４日・くもりのち晴れ　５日・晴れ

アクセス

利用交通機関：

バス ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

立山駅からアルペンルート

写真

5/3 8:57

驚きの白さ　
わたしはお初の立山なので大興奮でした(W)

5/3 9:06

キャンプ場は大盛況

5/3 10:28

振り返って立山

5/3 10:43

剱岳はガスってた

5/3 12:11

真っ白な剱沢

5/3 12:47

別山沢へGO
思ってたよりエントリーは急だった(W)

5/3 12:49

パウダー
最高でした(W)

5/3 13:06

素晴らしかった
Iくんラインにクロスで笑(W)
平蔵谷チェック後に小屋までこれから1000m登行。

5/3 18:43

沈む夕日
夕飯はクリームシチューでおかわり(W)

5/4 4:24

暗いうちからスタート
時折吹き付けられて視界はホワイト

5/4 4:24

源次郎尾根に向かうパーティー

5/4 5:09

シートラで頑張る。
所々モナカ層の下40センチがあられの層で気持ちが悪い。足が沈んでラッセル(W)

5/4 5:44

左のルンゼが大脱走。真ん中がインディアンクーロワール。

5/4 7:29

腰ラッセル…
ラッセル大好きI君が頑張ってくれました！「俺が最後までやる。。」崩して固めて進んで、、ほんと頑張った。(W)

5/4 7:53

源次郎尾根に乗る

5/4 8:16

滑落できる斜度
東北にはこういうとこ無いからね、、怖かった(W)

5/4 8:16

後続の方々
みんなテンション高めで楽しい方々！SNSのお知り合いの方々でした(W)

5/4 8:18

なぜか剱岳がなかなか晴れない

5/4 8:59

晴れを待って大休止
腰をおろして一時間程待機(W)

5/4 10:00

なんとか登頂
みんなハーネス付けててかっこ良かったね😅(W)

5/4 11:41

大脱走〜。すごい斜度だった。
先行ボーダーさんグループが表面スラフを落としてくれた！ありがたい。下は固い斜面でした。(W)

5/4 13:33

ザラメの時に再チャレンジしたい
劔沢の登り返し疲れたね(W)

5/4 14:44

本日宿へGO

5/4 14:49

この日1番快適だった

5/4 15:08

雷鳥沢ヒュッテ。建物は古いが快適
ご飯が美味しい(W)

5/5 7:47

立山を目指す。

5/5 8:40

夏道をシートラ

5/5 9:37

山頂

5/5 9:51

山崎カール

5/5 10:02

滑って帰る
悪くない斜面でした(W)

5/5 10:50

またね〜
東北からだとコスパがね。
ありがとう劔、立山(W)

撮影機器：

SC-41A samsung

SO-41B Sony

感想

ぞうげ

５月３日・大脱走ルンゼの偵察のため別山沢を滑走。季節はずれのパウダーで快適。今回の宿は剱御前小舎。満員なのには驚いた。

５月４日・大脱走ルンゼにチャレンジ。暗いうちから小屋を出発。季節はずれのパウダーのおかげで出会いまで快適。平蔵谷にはすでにつぼ足の先行者がおり、シートラでトレースをありがたく使わせてもらった。先行者はそのまま平蔵谷を登っていったため、インディアンクーロワールの取り付きからラッセルすることになったが、この時期なのに腰ラッセル…。かつ昨日の日射でモナカ…。そのうち後続の団体さんに追いつかれつつラッセルを頑張った。稜線は地形図でみると緩いのだが、フツーに滑落できる斜度。ダブルウィペットで慎重に登る。山頂まであと少しの所で天候回復を祈って１時間ほど大休止。この間に源次郎尾根から来た方々に抜かれるもひたすらガマンしたらようやく晴れてくれた。最後の登りもダブルウィペットで登りきり山頂へ。山頂では雪が緩むのを待つため１時間も滞在したがあっという間の１時間だった。
ようやく滑走なのだが、パウダーが日射を浴びた重雪のため非常に滑りにくい。最大斜度４８度という情報だったが、４８度の斜度が延々続く感じ。これには参ってしまい、横滑りでゴマカシながらなんとか生還した。次はザラメの時にチャレンジしたい。

５月５日・雷鳥沢ヒュッテから立山に登り山崎カールを滑った。少し時間が早かったか、雪面がガリガリで苦戦。なかなか思い通りにいかない３連休だったがとりあえず１００名山の２つから滑れたのでよしとしよう。

コメント

wooham

遅くなりましたが。
山スキーを始めてから目標のひとつだった劔岳　大脱走ルンゼ。ようやく行けました。天候もですが、経験を積み、技術の向上に努めて自分でやれるぞ！と思えるところまで今まで頑張りました。
しかし、何よりも大切だと思ったのは一緒に行くパートナーの存在です。
２人ともやりたい沢、山スキーが偶然にも一致したので、山行を重ねていきました。
東北で同世代の沢、山スキーをやる人を見つけるのはとても難しいです。
休みも合わなかったり、コロナに振り回されたりして大変でした。
5/2
別山沢は北斜面で最高のパウダーでした。
エントリーだけ急でしたが楽しめました。
平蔵谷のチェックをして劔沢を御前小屋まで登り返します。県警の方が翌日は気温が急上昇するから雪崩リスクげ高い。谷に入る人はかなり慎重にと言っていました。夜はその言葉で緊張してしまい、あまり眠れませんでした。
5/3
３時前には起床して準備をしますが風が強かったです。
劔沢は時折吹き付ける風で視界不良となる中、平蔵谷の出合いまで滑りました。
出合はデブリがたまっているので最初からシートラでです。モナカで脛まで沈むので体力消耗しました。
インディアンクーロワールはつぼ足で大腿ラッセルとなるので下部はシール登高。
斜度がきつい中のラッセルはI君本当に頑張ってくれました！後続の方に途中追い付かれましたが、尾根上がるまでI君１人でやりきったのです。
時間がまだ早いので陽射しを待って休憩は長めにとりました。所々アイゼンの前爪だけで上がる所は初めての経験で緊張しました。
山頂に到着すると徐々に天気は回復、途中から一緒になった経験豊富なボーダーチームの方々がトップバッターで行ってくれました。
いよいよ自分達の番です。日射で表面は少しずつ重い雪になってきてました。快適では無いですがゆっくりターンで降りていきます。下は硬めの層でこれまた微妙でした。
後続のIくんが後ろのパーティのスラフに足元取られて落ちてきた時は肝が冷えましたが無事で良かったです。
気温もぐんぐんあがり平蔵谷の両岸も点発生の小規模雪崩が目立ち始めます。ルンゼはクラックは小さいので気になることはなかったです。
デブリゾーンは修行のつもりで滑りきりました。あとは劔沢を登り返して温泉泊まりです。(予約空いてて良かった)
5/4
時間あるので立山をピクリました。笑
わたしは立山が始めてだったので山崎カールを。
沢山のルートが取れる立山、お祭りみたいな場所で楽しかったです。
お土産も買って帰路に着きました。
満足だね〜と話しつつもう来期の計画を話し合うのでした。笑