記録ID: 4259778
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山滑走
剱・立山
オートルート(室堂〜薬師岳〜黒部五郎岳〜新穂高)
2022年05月03日(火) ~
2022年05月06日(金)
体力度
10
2~3泊以上が適当
- GPS
- 36:54
- 距離
- 60.3km
- 登り
- 4,277m
- 下り
- 5,611m
コースタイム
1日目
- 山行
- 11:12
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 11:12
2日目
- 山行
- 8:49
- 休憩
- 1:25
- 合計
- 10:14
3日目
- 山行
- 7:39
- 休憩
- 2:11
- 合計
- 9:50
4日目
- 山行
- 3:59
- 休憩
- 1:03
- 合計
- 5:02
10:32
ゴール地点
天候 | 4日間ともほとんどの時間で快晴or晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
帰り:新穂高〜(910円)〜平湯BT〜(2700円)〜松本BT |
コース状況/ 危険箇所等 |
雪が少ないこともあり、換装が多くてとにかく面倒だった。 【室堂〜一の越】シール 登山届を提出。オートルートは人が少ないから、やばかったらER下山するようお言葉をいただく。ここでシュラフを2つ持ってきていることが判明...引越し作業後夏用を抜き忘れていた。バカ過ぎるが底冷え対策として活路を見出す。 【龍王岳〜ザラ峠】滑走、シール、アイゼン 前日の降雪によってか、一の越からの滑りはノートレース。セオリー通り龍王岳は巻き、鬼岳東面へシールで登り返す。獅子岳でソロの方と遭遇。結局1日目に出会ったのはこの方のみ。獅子岳からザラ峠へ合流するように滑るところ、下りすぎたため復帰に苦労した。 【五色ヶ原〜スゴ乗越】滑走、シール、アイゼン、ツボ 鳶山の下りはツボ。越中沢岳まで登りはシール。下りは雪が少なくアイゼンで途中から夏道基調。スゴ乗越にクマがいた。トレースのすぐ側まで登ってきており、こちらの音に気付くと一目散に沢筋を下っていった。この時期にこんなところまで登ってくるのか... 【スゴ乗越小屋〜薬師岳〜北ノ俣岳】滑走、シール、ツボ 北薬師までは爆風かつ雪が硬く、シールで突破したがクトーにすべきだった。北薬師〜薬師は担いでツボ。薬師から先は人がそこそこいた。 【北ノ俣岳〜三俣蓮華岳】滑走、シール、アイゼン、ツボ 中俣乗越まで滑走。黒部五郎岳までは脛の腫れが痛すぎることもありアイゼンにした。カールはベストの状態で過去一の滑走だった。三俣蓮華の分岐までシール、最後はツボ。 【三俣蓮華岳〜双六小屋】滑走、シール、ツボ 双六岳まではシール主体で丸山近辺は担いだ。双六岳からの滑走はいい状態だった。先行者がいたのでトレースを利用させてもらったが、夏にも来たことがなくルートの判断が曖昧でよくなかった。 【双六小屋〜新穂高】滑走、ツボ 双六沢は割れがひどいと情報提供いただいたので回避。一瞬滑って大ノマ乗越までは夏道主体にツボ。8時だとまだ雪が硬く、滑走はそこまで楽しめなかった。林道ふくめ沢筋のあたりは雪崩の跡が見られ、早めの時間帯に通過してしまう方が良い。 |
その他周辺情報 | 中崎山荘奥飛騨の湯(900円)で入浴 また利用したい |
感想
オートルートへ
3泊4日で上高地まで行く予定でしたが、槍沢雪渓の割れに加え、ひどい靴ずれと脛の腫れでペースがあがらず、西鎌が躊躇われたので新穂高に下りました。
まだまだ山スキー人生は長いはずなので、楽しみをとっておいたということにします。
1日の強度は落ちましたが、その分素晴らしい展望やコンディションのなか、山を存分に楽しむことができました。
行程上カットした沢がたくさんあるので、次回は拠点をつくって滑りをメインに楽しみたいと思いました。
計画時点では
1:室堂〜五色ヶ原、2:五色ヶ原〜太郎平小屋、3:太郎平小屋〜双六小屋、4:双六小屋〜上高地、ER:北ノ俣岳〜神岡新道、双六岳〜新穂高、槍ヶ岳〜新穂高
雪渓割れ等も考慮し、スタート時に2泊3日で室堂〜スゴ乗越小屋、スゴ乗越小屋〜黒部五郎小舎、黒部五郎小舎〜新穂高に変更し、結果的にはこの行程を3泊4日で完遂。
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