大朝日岳 ゼブラ模様が美しい残雪の朝日連峰

2022年05月28日(土) ~ 2022年05月29日(日)

• GPS: 12:25
• 距離: 21.7km
• 登り: 1,815m
• 下り: 1,822m

コースタイム

1日目

• 山行: 2:43
• 休憩: 0:09
• 合計: 2:52

距離 5.8km 登り 758m 下り 89m

14:38 大江町朝日連峰古寺案内センター
14:44 14:50 古寺鉱泉跡
16:02 16:03 畑場峰
16:31 16:31 田代清水
17:30 鳥原小屋

2日目

• 山行: 8:24
• 休憩: 1:32
• 合計: 9:56

距離 15.9km 登り 1,071m 下り 1,741m

17:30 鳥原小屋
4:18 4:20 鳥原山
5:58 5:58 小朝日岳
6:22 6:25 小朝日岳巻道分岐（南側）
7:27 7:27 銀玉水
8:01 8:27 大朝日岳山頂避難小屋
8:43 8:43 大朝日岳
8:54 9:12 大朝日岳山頂避難小屋
9:33 9:33 銀玉水
10:22 10:22 小朝日岳巻道分岐（南側）
10:57 11:06 小朝日岳巻道分岐（北側）
11:38 11:47 古寺山
12:13 12:13 三沢清水
12:32 12:34 ハナヌキ峰分岐
12:43 12:59 一服清水
13:27 13:27 合体の樹
13:43 13:51 古寺鉱泉跡
13:55 大江町朝日連峰古寺案内センター
13:55 ゴール地点

天候

晴れ。稜線は両日暴風。

アクセス

利用交通機関：

電車 自家用車

(行き)
上野7:18(新幹線)10:06山形12:00(車)12:30河北町13:00(車)14:00古寺鉱泉
(帰り)
古寺鉱泉14:30(車)15:00大井沢温泉16:00(車)17:00寒河江17:30(車)19:00姥沢

コース状況／危険箇所等

■古寺鉱泉〜鳥原避難小屋
・標高1000m付近より残雪でルーファイ
■鳥原避難小屋〜小朝日岳
・尾根に沿った快適な残雪歩行
・小朝日岳の急登は夏道
■小朝日岳〜大朝日岳
・銀玉水先の残雪斜面以外は夏道
■小朝日岳巻き道〜古寺鉱泉
・巻き道は北斜面なので大小の沢通過は全て残雪横断。中でも3ヶ所大きな雪渓を横断するが2番目の雪渓はかなり緊張した。
・古寺山から日暮沢分岐まで9割残雪歩行。新緑のブナを縫って歩く快適な雪上ルート

写真

5/28 10:07

新緑と残雪を求めて山形へやってきた

5/28 12:38

まずは腹ごしらえ。
河北町「いろは本店」。

5/28 12:50

「冷たい肉そば」は山形のご当地名物。
やみつき必至。

5/28 14:36

古寺登山口駐車場にある古寺案内センター。宿泊も可能。

5/28 14:43

雪の重みで倒壊した古寺鉱泉の建物

5/28 15:05

雨上がりの樹林帯を進む

5/28 15:42

今日は若葉が散る程の強風が吹いている

5/28 17:07

新緑と残雪の斜面を振り返る

5/28 17:33

鳥居が見えた。避難小屋はその奥にある。

5/28 17:41

鳥原避難小屋。地元関係者7名が登山道整備と水出しのため入山。地元のご尽力に感謝。

5/28 17:51

山菜汁を頂いた。サバ水煮にネマガリタケ、ウドの他聞いたことない山菜が入っていた。美味しかった。ご馳走さまでした。

5/29 4:07

午前4時日の出とともに出発

5/29 4:37

小朝日岳のプチモルゲン

5/29 4:47

朝日に輝く小朝日岳への縦走路。残雪を歩く方が早いし気持ちいい。

5/29 5:55

小朝日岳山頂に到着。
今日は猛烈な西風が吹き荒れる。

5/29 5:56

目指す大朝日岳は雲の中

5/29 6:42

残雪が描くゼブラ模様の稜線の先には。。。

5/29 6:47

姿を露にした大朝日岳

5/29 6:59

以東岳がひょっこり顔を出す

5/29 7:07

ゼブラな山並み

5/29 7:16

一服清水より雪の大斜面を上がっていく。12本爪アイゼンとピッケルに衣替え。

5/29 7:31

急傾斜の雪壁と思ったらアイゼンも不要な位。でも自分でヤバいかなと思ったら面倒がらないことが大切だ。

5/29 7:55

迫る大朝日岳

5/29 8:23

山頂直下に建つ大朝日岳避難小屋

5/29 8:39

風にも負けず大朝日岳山頂に到着。でもなんか地味。連峰の主峰らしくドーンとした標柱が欲しかった。

5/29 8:40

古寺からの稜線。右のピークが小朝日岳。遠景は月山。

5/29 8:42

飯豊連峰を望む。
いつか縦走してみたい。

5/29 8:45

立っていられない程の西からの爆風。煽られながら撮影している。

5/29 8:55

あまりにも凄まじい風に前進不能。竜門山への縦走を断念。

5/29 9:47

どっしり構える大朝日岳

5/29 9:48

朝日岳から以東岳への縦走路。
いつかチャレンジしたい。

5/29 10:02

大朝日岳。良くみると至る所にクラックが入る。

5/29 10:21

小朝日岳を巻くルートへ

5/29 10:38

【巻道雪渓�　�
北斜面の巻き道なので案の定雪渓横断パラダイス。どおりでトレースがないと思った。

5/29 10:38

雪渓横断でミスると景色の良いこの雪渓を落ちることになる。が命を落とす程の急斜ではない。

5/29 10:43

【巻道雪渓�◆�
ここの横断は少し緊張した。
12本爪アイゼンに履き替えた。

5/29 10:52

【巻道雪渓��】
最後の大きな雪渓横断

5/29 10:56

古寺山が見えたら本線合流。
遠くに月山。

5/29 10:58

小朝日岳。
大雨や地震でブロック雪崩が起きそうだ。

5/29 11:25

大朝日岳(右)と小朝日岳(左)

5/29 11:29

古寺山山頂に到着

5/29 11:32

大朝日岳(左)と西朝日岳(右)。
やっぱり縦走したかった。。。

5/29 11:35

昨日歩いた鳥原山から小朝日岳への縦走路。
大部分雪道を選べで快適だった。

5/29 11:36

西朝日岳から以東岳への朝日連峰ゴールデンルート

5/29 11:49

月山

5/29 11:50

以東岳

5/29 11:57

竜門山(左)から以東岳(右)の朝日連峰の大パノラマ

5/29 11:58

古寺山から大展望の尾根を進む

5/29 12:16

これより新緑ゾーンへ突入します

5/29 12:18

雪解けを待てないブナ。
萌える若葉が生い茂る。

5/29 12:21

月山(右)と障子ヶ岳(左)

5/29 12:25

森の生命力は凄い

5/29 12:36

新緑と残雪の古寺山

5/29 12:37

萌え萌え

5/29 12:59

一服清水。
もちろんガブ飲み。

5/29 13:28

合体の樹
良くみるとエロい。

5/29 13:49

無事古寺鉱泉へ下山

5/29 13:55

古寺案内センター。めったに来れない山なのでバッチ購入。お疲れさまでした。

5/29 17:11

大井沢温泉で汗を流した後、寒河江市「福家そばや」へ

5/29 17:12

ワンタンメン大盛。あっさりつるりの一杯は疲れた体にも50過ぎた体にもやさしい。

撮影機器：

SO-02L Sony

感想

yamapapa784

新緑と残雪の山を求めて山形へ。
東北の名峰朝日連峰。いつか登りたい。登るなら新緑と残雪の時期と決めていた。10年前仙台単身赴任中いくらでもチャンスはあったのに。仕事と天気のタイミングが合いようやくその日がきた。
土曜日のヤマテンは午後から天候回復予報も暴風予報。明日の稜線縦走に向け昼過ぎ入山し、鳥原山避難小屋に宿泊。
翌日未明起きてみると相変わらず暴風は収まる兆しなし。天気は良く視界良好なので計画通り大朝日岳〜竜門山を目指すことに。昨日は残雪で小屋までの夏道探しとルーファイに難儀したが、今日はとにかく暴風どころか爆風との戦いとなった。
小朝日岳からの稜線は西からの爆風で体がよろける。何度か久々の耐風姿勢で何とか大朝日岳の山頂へ。竜門山までピストン縦走する予定だったが爆風のため前進困難で断念。天気は最高なのに。。。朝日連峰を目に焼き付ける。いつかダイナミックな大縦走をしようと心に決め、明日の月山山行に向け古寺鉱泉へ下山した。

コメント

へろぞー

そうですかね。ずいぶんドーンとした標柱だと思いますが、この辺じゃ。

yamapapa784

herozoさん、そうですね。大朝日岳山頂の標柱はむしろ安定感あるタイプのもの。山によっていろんなタイプの標柱がありますね、だからこそいろんな感じ方があるのかもしれませんね。コメントありがとうございました。