白根三山(北岳・間ノ岳・農鳥岳)
- GPS
- 32:01
- 距離
- 24.2km
- 登り
- 2,453m
- 下り
- 3,165m
コースタイム
8/2(日)4:25山荘〜5:00中白根山〜6:00間ノ岳6:10〜7:07農鳥小屋〜8:40農鳥岳8:45〜9:08大門沢下降点〜11:30大門沢小屋(昼食)12:15〜14:30第一発電所〜15:05奈良田温泉(駐車場)
天候 | 8/1薄曇のち雨 8/2雨 |
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過去天気図(気象庁) | 2009年08月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
奈良田温泉の駐車場から広河原への林道バス5:30発(片道¥1000+管理費¥100)が前日の大雨で出発が40分遅れた。 登山ポストは広河原山荘にあり、北岳山頂までは特別危険な個所はなし(右俣コース)。左俣の大樺沢コースも夏道が歩ける状態との情報だった。 北岳から北岳山荘への頂上直下の急な下りは滑りやすく注意したい。 間ノ岳から一旦農鳥小屋まで下り農鳥岳への登り返し辛いが、3000mクラスの稜線歩きが満喫できる。大門沢下降点には鐘つきの黄色い鉄塔が建てられていて判りやすい。 奈良田温泉への長い下りは段差のある急坂が続くので足を痛めないように要注意。 最大の難所は沢に懸かっている丸木橋で、雨で濡れていることもあって、滑りやすく、皆さん大変苦労されていた。沢は増水していて落ちたら危険な状態だったので、慎重にも慎重に渡りたい。 下山後、駐車場近くに町営の奈良田温泉(¥500)がある。 |
写真
感想
天気が悪く、先週登る計画を今週に延期。予報は良くないがこれ以上伸ばすと夏の花が終わってしまうので雨を覚悟で決行。奥さんは「雨なら行かない」ということで、単独行に。広河原からの登山者はこんな天気でも大勢いらっしゃる。天候は予想以上に良く、北岳までの登山中は時々日が差す薄曇りで、快適に登ることができた。ただ、北岳の上部と周囲は雲に隠れてしまい残念だった。草すべりや北岳までの花は、ハクサンイチゲ、シャクナゲなどすでに最盛期を過ぎてしまったようで花の数が少なく感じられた。農鳥岳周辺は丁度最盛期のようで沢山の花が見られ、山頂直下でチングルマも咲いていた。北岳頂上でガスが晴れるのを期待して待っていたら、逆に雨が降ってきて北岳山荘までの下り中、土砂降りに遭い慌てて山荘に駆け込んだ。北岳山荘宿泊は100人、受付時「畳1枚に2人」かもと言われたが5人部屋に3人だった。肩の小屋は満員らしい。
二日目は朝からずっと小雨だったがガスがあまり出ず、雲の隙間から日の出も見られ、周囲の山も見ることができ、満足できる白根三山の縦走だった。残念なのは、ガスが一番酷い時に西農鳥岳を通り過ぎてしまい頂上に立てなかったこと。大門沢の下りは聞きしに勝るハード登山道だった。急で段差のある長い下り坂、グチャグチャな泥道と滑りやすい丸木橋。皆さん橋を渡るのに大分てこずっている様でしたが、増水期で落ちたら終わりなので慎重の上にも慎重に。「怖かったら這って渡った方がいいですよ」とアドバイス。苦しい下りの中、休憩した大門沢小屋のドリップコーヒー(¥500)が美味しかった、お薦めです。下山後は町営の奈良田温泉(¥500)に入って汗を流して帰りました。カメラが途中で故障して写真は整理中です、後日アップします。
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