初心者13回目の登山【武甲山〜伊豆ヶ岳など】
- GPS
- 12:42
- 距離
- 23.0km
- 登り
- 1,935m
- 下り
- 1,874m
コースタイム
- 山行
- 11:19
- 休憩
- 1:16
- 合計
- 12:35
天候 | 晴れ、登山道曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
正丸駅〜最寄り |
コース状況/ 危険箇所等 |
梅雨時期ですので、地面はしっとりして滑りやすい状態です。 |
写真
感想
ラフなコース(武甲山〜小持山〜大持山〜武川岳、前武川岳、伊豆ヶ岳)でした。コースも不動滝から水歩荷2L初体験などいろんな体験をしました。相変わらず、自分で立てた計画の2/3ほどでエスケープしました。体力の限界、筋力の限界、雨風天気、駅駐車場での仮眠など、いろんなところを試し試し歩いてます。少しづつ体重も減り、いくらか、足への負担も軽減しているように思います。
ただ、寝不足で疲労倍増、朦朧として歩いたところがあったので滑落の可能性もある。十分な睡眠を確保して、眠い時は寝る。無理せず、とっとと下山する。そう反省するところです。
【横瀬駅】
早朝、誰もいない静かな横瀬駅を出発します。横瀬駅はとても綺麗です。夜はまだ明けていません。月明かりの中、武甲山が見えてきました。しばらく歩くと朝焼けに武甲山が。そして正面には二子山、三角山、焼山などはっきりと浮か上がってきます。道中、武甲山の大きさに圧倒されながら、あの山に登るのか、登れるのか、そんな心配をしながら進みます。途中にあるセメント工場群、延命の水場を過ぎ林道に進みます。
【一ノ鳥居】
一の鳥居に到着しました。狛犬のお迎えです。心裡に従い2礼2拍1礼をします。武の神様、中々勇ましいものです。徳川家康が名刀正宗を奉納したとか。トイレ、掲示など施設は新しいようです、多目的などの設備も備えていますので、山登りの汗臭い服の着替えなども可能です。道中、民家(養殖場あと)を通り過ぎて8丁目の立札の注意書き「熊注意」を見て、慌ててラジオを取り出します。早朝5:30、できれば、遭遇を避けたものです。所々、台風の影響でロープなど簡易的な措置が施されています。落ちたくない、落ちないですよね。意味のない独り言を呟きながら進んでいるうちに不動滝にきました。正直なところ感動はありません。下調べにあった水歩荷に挑戦します(ペットボトル2L)。大五郎サイズ4Lはさすが遠慮させて頂きました。最初は手で持ってましたが、急登坂もあり登るのに支障があるのでザックに入れます(グッと肩にきました)。なにぶん登山暦13回目なので2Lでご勘弁ください。
【大杉の広場】
山の景色は、新緑、苔、シダが生え映えして気持ちがいいです。水歩荷が裏目に出てきました。思いの外、体のキレも悪く登れてません。地蔵さんの前に水歩荷を置いておけば、誰かが気がついて持っていってくれるのではないのか。いや、そんな罰当たりなことは。それより、自然を壊すことになるではないか、放せば良心が痛む。持ってこなければよかった。。などなど。大杉の広場に着いた時は、グッタリ。まだここから60分もかかると後悔をしてました。そして、肝心の大杉のを見逃すといった、チョンボをしてます。汗💦ケア。体の汗をふきタオルの汗を絞りました。暑いぜ😵。今日は曇りで登山道は涼しいはずなのに、とてもそんな感じではありません。
【武甲山 頂上】
道中、丸い大きな岩、石灰岩の道、苔、地蔵、ケルン、「がんばって」などなどハイカーを飽きさせません。いやいや私にとって、飽きがくるよりも相当足にきてる。荷物の重さは素人にしては頑張ってるはず(10キロぐらい)。人によっては10キロぐらいで何言ってるの。そういうこともあるかも知れません。トレランの方々の荷物を見ては、あっちが良い。あの荷物の中に水歩荷が入ってないなど意味のない自問自答を繰り返してました。
頂上に到着、鳥居⛩を潜ります。一二もなく、先にトイレの貯水槽入り口を探します。情けない情けない。水歩荷を下ろすことばかり執着します。見つけ様にマンホールの蓋を開けて水を注ぎます。ミッションコンプリート。順路に戻って、見晴らし(登頂標)に向かい無事登頂しました。すぐに記念を撮影します。はえくんたち?が大活躍です。ぶんぶんぶぶぶん・・虫嫌い。写真に写ってる💢眺望はよいのかわかりません(他の人のレコ見れば、見えるだけ良かったかも)。南側に富士山があるようですが、木が遮って見ることができません、残念です。
【小持山】
実は、仮眠に失敗をしてほとんど眠れてません。だんだん眠気に襲われ、フラつきはじめました。意識が遠くなってきました。小持山の登山道は、細くそして足場の岩、石、急登坂が続きます。そんな中、意識を保ちながら進むのが大変です。自業自得ではありますが、危ない状態で進みます。何とか小持山に到着、景観、記念写真すら、どうでもいい感じになってパスしました。そんな感じなので小持山の記念撮影はしてません(笑)またの機会の楽しみに。
【大持山】
眠気はピークに、小持山から少し歩いたところで、我慢出来ずレジャーシートを取り出して登山道脇で仮眠をとります。20分〜30分ぐらい寝てましたか、行動開始します。
武甲山、小持山、大持山は独特な山だと思います(高尾山周辺の山と比べるしかないですが)。岩が剥き出しゴツゴツしてます。急坂、崖のようなところに鎖、ロープなどもありません。高尾山辺りが恵まれた山なのか。武甲山などが標準なのかよくわかりません。
小持山と大持山との間の無名の峰から西側を撮りました(鳶岩山、武川岳、前武川岳辺りが見えるのだと思います)。途中、アップダウンが続きます。大持山に着いた、そう思わせては、先に頂きがある、そのように何度も繰り返される、少しやらしい、思わせぶりな山です。ようやく、大持山に到着します。大持山の眺望は、笑うしかありません。木に囲まれて木しか見えません。眺望は無いけれども高い場所なので、ここでちょい早弁(ランチタイム)。ここも、ぶんぶんぶぶぶんぶぶぶんぶんが舞ってます。。;;カップ麺を啜ってフィニッシュ。今回も水分補給に注意して昼食を摂りました。
【妻坂峠】
大持山から少し先の展望台からは横倉山が見えます。ここで記念写真を撮りました。ハイカーの人たちはこの眺望でランチしてます。妻坂峠までの道は気持ちのいい道です。途中小高いところに着きます。ケルンと矢印があります。冬用の標なのかも知れません。妻坂峠に着きました。気持ちの良い道も終わりです。
【武川岳】
さぁ、ギヤチェンジ。後から続くハイカーはおりません。気合の登り、タツミソウAを通過します。続きタツミソウBを通過、そして黄色い花Cが群生でお出迎えされます。多くは、ツボミでどんな形なのか、分かりません。登り気合は続きます。「石割の木」を発見、桃太郎の木と命名します。桃のような石を割るように生えてます。武川岳に着きました、お約束の記念撮影をします。急にガスが立ちこんできました(第一目標の武甲山、小持山、大持山、武川岳登ったし早く帰ろうかなぁ。。)。
【前武川岳】
それから間もなく前武川岳に到着。もう帰りたいスイッチが入りました。しかし、帰れない。エスケープルートが遠いです。登山道の外は、体が溶けそうな陽光が差して眩しいです。暑そうです。山の天気はコロコロ変わります。
【山伏峠】
前武川岳から予定のルート(山伏峠)を進みます。途中、開けた陽の暖かい(少し暑い)道を進みます。途中にコアジサイが咲いてました。応援されているように感じました(がんばれ)。祭りのぼんぼりみたいに思いました。下って下って山伏峠に着きます。山から見える車道に山伏峠の指標を発見。降りられず、100mほど武川岳登山口方面に向かい車道に降ります。そして100m戻り山伏峠に戻りました。
【伊豆ヶ岳】
再び、登山口から伊豆ヶ岳に向かいます。折角、前武川岳1000mまで登ったのに山伏峠500mまで下り、また標高800mの伊豆ヶ岳までの登りです。登山とはそんなものですよね。とはいえ、足が痛い、死ぬ、フィッシュボーンになります(写真のように)。伊豆ヶ岳に到着、記念撮影。もう歩きたくない。。天気悪くなってきた気がする(第六感)。予定の計画はあるが下山を決意(計画では、高畑山。。)。勇気ある決断いやギブアップ。正丸駅(正丸峠)が近い。そうだ!正丸駅へ行こう(エスケープ)。
【正丸駅】
もうクタクタ。膝が微笑んでます(きゃっきゃ、きゃっきゃ)。伊豆ヶ岳から正丸駅は荒廃のため下降禁止。そんなわけで、迂回ルートで向かいます。長岩(亀岩)^_^ルートを伝い実谷分岐、正丸分岐、馬頭尊を経て登山口に到着。着いたぞ!膝が痛い(笑いかけている)。ユキノシタが笑ってる。私疲れてます。ふらふらと進んでいるとリナリアを発見します。疲れた心が癒されほっとしました。ようやくの思いで、正丸駅に到着。毎度ながら、怪我なく無事に帰還できてホッとしてます。電車に乗ってから雨も降り始めました。下山のタイミングもよかったよかった。
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