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Yamareco

記録ID: 4420735
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
蔵王・面白山・船形山

南蔵王縦走(硯石→蔵王温泉) 花と風の連嶺

2022年06月17日(金) ~ 2022年06月18日(土)
 - 拍手
体力度
6
1~2泊以上が適当
GPS
15:40
距離
27.9km
登り
2,086m
下り
1,864m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
5:54
休憩
1:03
合計
6:57
8:42
27
宿泊地
9:09
9:17
150
11:47
11:49
24
12:13
12:22
44
13:06
13:07
21
13:28
13:43
9
13:52
13:52
18
14:20
14:47
17
15:04
15:04
13
15:17
15:17
22
15:39
15:39
0
2日目
山行
6:42
休憩
1:54
合計
8:36
4:00
4:01
23
4:24
4:45
15
5:00
5:00
15
5:15
6:03
0
6:03
6:04
5
6:09
6:10
16
6:26
6:27
9
6:36
6:36
6
6:42
6:42
7
6:49
6:50
4
6:54
6:55
31
7:26
7:27
16
7:43
8:02
0
8:02
8:02
10
8:12
8:13
51
9:04
9:07
12
9:19
9:19
20
9:39
9:53
28
10:21
10:22
124
刈田峠避難小屋〜熊野岳間は、GPSログの取得に失敗したため手書きです。
今回は強風およびコンディションが万全ではなかったことによりペース遅め。
天候 1日目:雨のち曇り時々晴れ、風強し
2日目:曇り(山麓部は晴れ)、風強し
過去天気図(気象庁) 2022年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
バスタ新宿23:20-[Willer Express \2,580]→4:40福島駅
福島駅6:16-[JR東北本線 \590]→6:48白石駅
白石駅より白石城跡を散策し、城下公園へ。
城下公園7:56-[白石市営バス \200]→泉8:39
コース状況/
危険箇所等
【硯石→不忘山】
・序盤の一部は笹に覆われている。(藪漕ぎというほどではない)
・道は全区間を通して明瞭、危険な箇所もなし
・単調。
・不忘の碑以降はとくにハクサンイチゲが多い。

【不忘山→南屏風岳→屏風岳】
・一部尾根が細く東側が落ちているため注意が必要。特に風のある時。
・南屏風岳まではとくに高山植物が豊富
・南屏風岳以降は幅広な尾根で吹き曝しにもならない安全な道

【屏風岳→芝草平→杉の峰→刈田峠】
・危険個所なし
・残雪あり。いずれも短区間かつ平穏な地形のため特別な用意は不要

【刈田峠→刈田岳→熊野岳→地蔵岳】
・刈田岳への登りはやや草に隠れているが迷うことはない。
・刈田岳以降は極めてよく整備された道
・熊野岳山頂から直接北へ下る道は、問題はないがペンキ印が多すぎてどこが正規道か不明。
・地蔵岳の巻き道には残雪(トラバース)がある模様(三方荒神山頂より視認)

【地蔵岳→片貝→鳥兜山→スカイケーブル山頂】
・道標あり、踏み跡も問題なし。
・紅葉峠周辺は込み入っているので地図をよく確かめた方がよい。

【スカイケーブル山頂→瀧山→蔵王温泉】
・瀧山まで明瞭だが木枝の張り出し多くやや歩きづらい。(テント泊装備で来るところではない)
・コエド越えから先は滑りやすい急坂。とくに下りは注意。
・コエド越えの古道は歩きやすい。

※宿泊:刈田峠避難小屋
・水場なし、トイレあり。当日の宿泊者は私のみでした。
・このあたりの避難小屋で泊まるならここが最も状況良
その他周辺情報 源七露天の湯 550円/人+貴重品ロッカー50円
シャワー、露天風呂あり。泉質抜群。
熊が出ないかとびびりつつ
2022年06月17日 09:20撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
6/17 9:20
熊が出ないかとびびりつつ
手当たり次第に写真を撮りましたが名前が分からないものが多いので順次調べて追記いきます
2022年06月17日 10:41撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
6/17 10:41
手当たり次第に写真を撮りましたが名前が分からないものが多いので順次調べて追記いきます
檜洞丸で見納めだと思っていたよ
2022年06月17日 10:45撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
1
6/17 10:45
檜洞丸で見納めだと思っていたよ
ハクサンチドリのようでなんか違うような……
2022年06月17日 10:52撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
1
6/17 10:52
ハクサンチドリのようでなんか違うような……
2022年06月17日 10:52撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
6/17 10:52
ナナカマド?
2022年06月17日 11:00撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
6/17 11:00
ナナカマド?
蔵王の山の雲の中に立つ
2022年06月17日 11:40撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
6/17 11:40
蔵王の山の雲の中に立つ
お目当てのハクサンイチゲ
こんにちは
2022年06月17日 11:47撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
1
6/17 11:47
お目当てのハクサンイチゲ
こんにちは
2022年06月17日 11:56撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
2
6/17 11:56
2022年06月17日 11:58撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
6/17 11:58
今回1座目、不忘山
2022年06月17日 12:08撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
6/17 12:08
今回1座目、不忘山
ほんとうに沢山咲いている
2022年06月17日 12:32撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
6/17 12:32
ほんとうに沢山咲いている
ミツバオウレンですかね
2022年06月17日 13:02撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
6/17 13:02
ミツバオウレンですかね
雪だ
2022年06月17日 13:17撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
6/17 13:17
雪だ
南屏風岳を経て、3番目の屏風岳
2022年06月17日 13:51撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
6/17 13:51
南屏風岳を経て、3番目の屏風岳
青空
雲がものすごい勢いで流れていく
2022年06月17日 14:07撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
6/17 14:07
青空
雲がものすごい勢いで流れていく
芝草平は素晴らしい楽園でした
2022年06月17日 14:21撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
2
6/17 14:21
芝草平は素晴らしい楽園でした
チングルマ
これだけ盛んに咲いてるのに立ち会えたのははじめて
2022年06月17日 14:28撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
1
6/17 14:28
チングルマ
これだけ盛んに咲いてるのに立ち会えたのははじめて
狂気を感じるほど
2022年06月17日 14:31撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
3
6/17 14:31
狂気を感じるほど
刈田岳はガスの中
2022年06月17日 15:09撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
6/17 15:09
刈田岳はガスの中
と思ったら急に晴れ上がったりする
2022年06月17日 15:32撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
6/17 15:32
と思ったら急に晴れ上がったりする
今宵の宿
ありがとうございました
2022年06月17日 15:41撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
1
6/17 15:41
今宵の宿
ありがとうございました
翌朝
お世話になった南蔵王に挨拶
2022年06月18日 03:55撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
6/18 3:55
翌朝
お世話になった南蔵王に挨拶
中央蔵王とご対面
いい景色だが風が強すぎる
2022年06月18日 04:35撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
1
6/18 4:35
中央蔵王とご対面
いい景色だが風が強すぎる
御釜がどうでもよくなるレベルで風が強い
2022年06月18日 04:50撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
6/18 4:50
御釜がどうでもよくなるレベルで風が強い
何度でも振り返る
2022年06月18日 05:12撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
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6/18 5:12
何度でも振り返る
着いた
計6番目のピーク。ありがとうございます
2022年06月18日 06:11撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
1
6/18 6:11
着いた
計6番目のピーク。ありがとうございます
今回はここから北西へ
2022年06月18日 06:13撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
6/18 6:13
今回はここから北西へ
最終目的地がやっと見えてくる
2022年06月18日 06:37撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
6/18 6:37
最終目的地がやっと見えてくる
夏はこんな感じなのか
2022年06月18日 06:41撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
6/18 6:41
夏はこんな感じなのか
蔵王温泉スキー場から一番かっこよく見える山(断言)
8番目の三方荒神山
2022年06月18日 06:49撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
6/18 6:49
蔵王温泉スキー場から一番かっこよく見える山(断言)
8番目の三方荒神山
2022年06月18日 06:50撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
6/18 6:50
樹氷原コースとパラダイスリフト
冬来た時の写真と見比べてみたい
2022年06月18日 07:15撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
6/18 7:15
樹氷原コースとパラダイスリフト
冬来た時の写真と見比べてみたい
鳥兜山と瀧山
今から向かいます
2022年06月18日 07:18撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
6/18 7:18
鳥兜山と瀧山
今から向かいます
9番目、鳥兜山山頂
どの山もいちいち優美である
2022年06月18日 07:41撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
6/18 7:41
9番目、鳥兜山山頂
どの山もいちいち優美である
「山に抱かれた」という形容がこの上なく適切な蔵王温泉
2022年06月18日 07:44撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
6/18 7:44
「山に抱かれた」という形容がこの上なく適切な蔵王温泉
ドッコ沼
意外と神秘的
2022年06月18日 08:12撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
6/18 8:12
ドッコ沼
意外と神秘的
あるこうあるこう
2022年06月18日 08:24撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
6/18 8:24
あるこうあるこう
日差しがきつくなってきたが足元の花に慰められつつ
2022年06月18日 09:13撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
6/18 9:13
日差しがきつくなってきたが足元の花に慰められつつ
10番目、最後のピーク、瀧山
ここまでつなげたいというのが今回のこだわりポイント
2022年06月18日 09:21撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
1
6/18 9:21
10番目、最後のピーク、瀧山
ここまでつなげたいというのが今回のこだわりポイント
山形市街
城の森がよく分かる
2022年06月18日 09:20撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
6/18 9:20
山形市街
城の森がよく分かる
ふたたび雲の中に逃げてしまった主脈
2022年06月18日 09:21撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
6/18 9:21
ふたたび雲の中に逃げてしまった主脈
雁戸山
北蔵王は次来た時の宿題に
2022年06月18日 09:21撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
6/18 9:21
雁戸山
北蔵王は次来た時の宿題に
降りてきた
2022年06月18日 10:15撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
6/18 10:15
降りてきた

装備

個人装備
□ザック □ザックカバー □シュラフ (□シュラフカバー)□マット □雨具 □防寒具 □登山靴 □替え靴紐 □帽子 □水(水場なし。3L〜4L) □行動食 □非常食 □ヘッドランプ □予備電池 □ゴミ袋 □トイレットペーパー □マッチ □軍手 □地図 □コンパス □エマージェンシーシート □筆記用具 □計画書 □学生証 □健康保険証 □現金 □日焼け止め □マスク □歯ブラシ □充電バッテリー □タオル □消毒液orアルコール除菌シート (□サンダル □サングラス□着替え □リップクリーム)□テント □コッヘル □ガス缶 □コンロ □調理器具 □救急箱

感想

 前々から温めていた計画。おそらくこの山の最も良い季節に実施することが出来ました。
 詳細はぼちぼち書きますが、表題の通りとにかく花と風の2日間でした。花はここに上げた以外にも大量の写真があるのですが、興味の割に知識がないせいでこれをすべて識別するのに何週間かかるのだろうか…と、もてあまし気味になっています。
 一方風は覚悟していたものの2日間にわたってずっと吹き付けていました。
 不忘山到着時点では撤退すら視野に入れましたが、諸々の事情を鑑みて決行できると判断。体力を奪われないようにこまめな休憩を徹底しつつ稜線を縦貫、安全に計画を完遂することができました。これに関しては良い対応であったと思います。たしかにずっと風に吹かれっぱなしは少々つらかったですが、樹氷で名高い蔵王にあって当然、むしろ「みちのくをふたわけざまにそびえたまふ」奥羽山脈の名峰らしい姿を見られてよかったと思います。

 公共交通で蔵王を歩く記録は見たところあまりないので、多少は価値のある記録になったのではないでしょうか?

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