槍ヶ岳・大キレット・穂高縦走
- GPS
- 58:17
- 距離
- 33.1km
- 登り
- 2,902m
- 下り
- 2,901m
コースタイム
5:40上高地-8:15横尾-9:00槍見河原-9:40槍沢ロッヂ-10:50大曲-13:15坊主岩屋下-15:00槍ヶ岳山荘-15:40槍ヶ岳
<8/17>
5:40槍ヶ岳山荘-6:00飛騨乗越-6:15大喰岳-6:55中岳-8:05南岳-8:30南岳小屋-10:00最低コル-10:20長谷川ピーク-11:05A沢のコル-11:40飛騨泣き-12:30北穂高小屋
<8/18>
5:10北穂高小屋-6:20最低コル-7:10涸沢岳-7:40穂高岳山荘-8:30奥穂高岳-10:30紀美子平-11:05前穂高岳-12:05雷鳥広場-13:00カモシカの立場-14:00岳沢ヒュッテ跡-15:40上高地
天候 | 8/16〜18まで快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2009年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
南岳〜前穂まではここで書くまでもないと思います。とにかく慎重に 岳沢ヒュッテ跡には売店すらありませんでした。前穂からの下りでは要注意です。 下山後は平湯の森で温泉三昧です。ここは広い露天風呂がほんと気持ちいい! |
写真
感想
まだ経験も浅いのに槍→穂高の縦走を計画。
ガイドブックやらNHKの日本の名峰やら見ると、エキスパートの領域で足を踏み入れてはいけないゾーンと、「初心者ご遠慮願います」の雰囲気
でもそんなことではいつまでたっても行けない。ここは自分を奮い立たせて、でも慎重にと、アカンダナ駐車場を始発バスで出発〜
朝一の上高地BTはそれでも結構な人。横尾までは単調な道が続くが、これが長い。途中であくびばっかり。
横尾で小休止、天気は最高で、これから見えるだろう槍ヶ岳に期待も膨らむ。
グリーンバンドから槍が見えたときはかなり感激した。槍見河原からでは穂先が少し見えるだけだったので全体が見えたときはホント感動。
ここからの九十九折の登山道は正直きつかった。3歩登って休憩といった感じ。槍ケ岳山荘につくころは疲労困憊。
それでもその日のうちに槍には登っておこうとチェックイン後すぐに登頂。距離は短いがそんなにやさしくはない。鎖が太くて手に余る。
頂上は大勢の人が絶景を楽しんでいた。ここから見るキレット、穂高方面にまた感激。他の皆さんが山座同定しているのを感心して聞いていた。
翌日も大快晴。キレット方面はやはり登山者少ない。南岳まではまさに稜線漫歩。
南岳小屋でしばし休憩。トレランスタイルの人がいたので話し聞くと、午前1時に上高地出発して日帰りで槍、北穂、奥穂、前穂、岳沢で帰るとのこと。うっそ〜、これからですか?でも8時30分だからいけるか?でもキレット小走りはちょっと...すごい人もいるもんだ。
南岳から以降は、ドキドキワクワクの岩稜帯。鎖と足場がこれでもかと設置してあるので結構分かりやすい。
予定通りに北穂小屋に到着。穂高岳山荘まで行く予定だったが、同行の方に「飯は絶対北穂がうまい」と勧められ、北穂に泊まることにした←結果大正解でした。
北穂高小屋テラスからの眺めは最高で生ビール片手に大いにくつろいでしまいました。
翌日は早立ちして奥穂、前穂を目指します。個人的には大キレットよりも北穂-涸沢岳の方が怖い気がしました。
奥穂から前穂はかなり人も少なくなります。やはり岳沢小屋がやっていないせでしょうか。前穂山頂ではひとりぼっち。ほかにだーれもいません。
前穂で気にしていた水がやばくなってきた。500mに半分くらいしか残っていない。岳沢では売店やってると聞いていたので、そこで補給をと考えていたのだが.....着いてみると、が〜ん、岳沢ヒュッテ跡には売店なし。やられた〜前穂から下山する場合は水場が全くないので要注意です。しかも重太郎新道は噂に聞いていた以上にきつい。登りもつらいでしょうが、下りよりいいかも。
岳沢から上高地までの道程の長かったこと。
上高地に着いたときは水を1リットルはがぶ飲みしました。最後は水の大切さを痛感した。思いで深い山行でした。
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