笙ヶ岳(やまがた百名山)


- GPS
- 10:09
- 距離
- 16.8km
- 登り
- 1,539m
- 下り
- 1,533m
コースタイム
- 山行
- 7:56
- 休憩
- 2:11
- 合計
- 10:07
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
■渡渉が2ヶ所あり、時期にもよると思うが水量が比較的多いので十分に注意。 ■残雪部分は特に下りのトラバースはスリップ注意。 |
写真
感想
今年はかつて記憶がないくらい早い梅雨明け。猛暑予報の日曜日に笙ヶ岳に登ることにした。予定では一ノ滝から入って長坂道コースに入り笙ヶ岳、鳥海湖を見て二ノ滝コースで下山だったが、蛇石流分岐付近の雪渓でルートが不明となり引き返してピストンになった。
風の通らない樹林帯は朝から蒸し暑く大量の汗が滴り落ちる。がラ場を過ぎて黙々と登る。森林限界を超えると眺望が開け風も通って実に気持ちが良い。岩が並ぶ東竜巻を過ぎてひたすら登り続ける。ニッコウキスゲのお花畑を過ぎるとようやく笙ヶ岳山頂。日本海の海岸線がクッキリと見通せ、紺碧の海に飛島が浮かんでいるのが見える。月山・朝日連峰の残雪は大分少なくなった。荒々しい岩肌を見せる新山と七高山の頂に誘われる。笙ヶ岳山頂で昼食を摂りながら1時間ほど大休止。
笙ヶ岳を後にして二峰、三峰と超え、残雪を慎重にトラバースし、鳥海湖の湖畔を行く。鳥海湖越しの鳥海山が素晴らしい。分岐で蛇石流方面に下りていくと大きな残雪でルートは途切れていた。残雪を少し下りてみると蛇石流の奥に木道は確認できるものの、そこまでのルートは目視で追うことはできなかった。勢いよく流れる蛇石流の対岸にルートがあるはずだが渡渉のポイントがわからない。仮に木道に入れたとしてもこの水量では月山沢の渡渉は無理か。ここで引き返して来た道を戻ることにした。そしてこの日二度目の笙ヶ岳山頂を踏んで長坂道を下る。やはり下りは膝に堪える。また左膝に水が溜まってきたようだ。最後は薄暗くなりつつある樹林を抜け、少し足を引きずるようにして駐車場に戻った。
鳥海山は登山口までのアプローチに時間がかかり手軽に訪れることはできないが、多彩なルート、素晴らしい眺望、お花畑、残雪と岩肌のコントラストなど、魅力に溢れる山だと再認識した。今シーズン再訪し、二の滝コースで上がって今回わからなかったルートを確認したいところだ。(TONO)
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