記録よりも記憶に残るタフな道 一杯水避難小屋泊で天目山(三ツドッケ)から棒ノ折山
- GPS
- 11:46
- 距離
- 22.3km
- 登り
- 1,790m
- 下り
- 2,184m
コースタイム
- 山行
- 2:34
- 休憩
- 0:02
- 合計
- 2:36
- 山行
- 7:58
- 休憩
- 0:59
- 合計
- 8:57
天候 | 曇り時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
写真
装備
MYアイテム |
hanya
重量:0.34kg
|
---|
感想
三ツドッケから芋ノ木ドッケまでの長沢背稜は素敵な縦走路でした、
そこで三ツドッケから棒ノ折まで、長沢背稜の東側の稜線を歩いてみようと思います。
長沢背稜は一般的には芋ノ木ドッケから三ツドッケまでの区間らしいです。
今回歩いた区間には地図に記載されているような名前は無いみたいなんだけど、
何処か途中の朽ちかけた案内板に天目背稜って書いてあったからそう呼んでみます。
お手洗いが建替えられて綺麗になった東日原バス停から先ずは一杯水避難小屋まで、
平日はとても間に合わない期日前投票に行く為に遅い時間の出発です。
奥多摩駅11時30分発のバスで東日原バス停に移動、
流石にこの時間だとハイカーさんはあまり乗っていませんね。
バス停に着いたら折り返しの便に乗るハイカーさん達が何人かいました、
そうだよね、そんな時間ですね。
そしてお昼ご飯におにぎりとか食べてから出発、
雨が降るかもしれないのでその前に小屋に着けるといいなぁ。
歩き出していきなり急登なので早くも滝汗です、
風もほとんど無いので暑さに耐えながら登って行きます。
長いトラバース区間を過ぎて尾根に乗ると涼しい風が吹いて気持ちいい、
ただし西の方は雲が多めで不穏な感じなので降らない事を願います。
暑いからペースも上がらないよね、小屋まで2時間40分も掛かっちゃった。
冬に酉谷山避難小屋まで歩いた日は2時間15分位だったから、
結構違ってきますね。
小屋に着きました、先ずは備え付けのホウキで掃き掃除、
水を汲みに水場に行ったら枯れていました、ガーン!!
先週のレコで出ていたから大丈夫だと思ってたのになー。
ソロだったらこの時点で敗退確定でした、
翌日の行動中に飲む水を500mlくらいしか持って無かったから、
東日原バス停に降りて終わりでした。
wata-waさんがrトレーニングの為に大量の水を担いでいたので助かりました、
そんなこんなで水問題解決したので、
小屋前のベンチでビールをプシュッと開けて乾きを癒しました。
アハハ、ビールは2人共500ml×3本担いでいましたw
ビールで潤ったら本格的に夕ご飯にします、
肉を焼いて食します、サラダも大量に持ってきました。
まだ明るいうちに食べて飲み尽くしたのでもう寝ます。
ちなみに今夜の避難者は僕達だけでした。
翌朝、3時に起きてご飯を炊きます。
ウインナー焼いて一緒に頂きました、お湯沸かして味噌汁も付きます。
サッと撤収して先ずは三ツドッケに登って御来光見物ですね。
日の出時刻に合わせて登り始めます。
小屋から山頂までは25分、概ねコースタイム通りでしたね。
そして涼しい山頂に着いて何分かしたら太陽が顔を出しました。
いいタイミングですね。
雲海の向こうから昇る御来光、西側の雲が多くて富士山は見えませんでしたが
良い眺めを楽しめました。
さて小屋に戻ってデポしていたザックを背負い、
改めて天目背稜を歩き始めます。
長沢背稜の水松山から一杯水避難小屋までの区間って、
基本的にはピークを巻いて尾根の南側を水平移動のトラバース。
一杯水避難小屋から蕎麦粒山までの区間もそんな感じです、長沢背稜の続きみたいな。
そして一杯水からしばらく進んだ所でなんだか違和感、
目眩と言うか、度の合わない眼鏡を掛けて視界が気持ち悪いみたいな感じ。
粉を持参して作ったスポーツドリンクが甘ったるく感じて飲みたくない、
たまらず休憩させてもらいました。
10分くらいだけど少し楽になったので、ペース落として進みます。
エスケープも考えたけど、そんなにすぐに下山できるルートではないな。
蕎麦粒山から川乗橋へ降りる鳥屋戸尾根か、
仙元峠から秩父側に降りる仙元尾根、
前者は破線なので下調べ無しで突っ込みたくはない。
後者は一般ルートだけど下山口からのバスが1日3本かー、
タクシー呼ぼうと試みても来るかどうかは分からないよね。
色々考えて予定通り進むことにしました。
スポーツドリンクを受け付けない気分だったので持参していた麦茶を飲む、
ああ美味しい。
気分良くなってきたので大丈夫そうだな、
ゆっくりペースで蕎麦粒山に登頂、気分は良くなりました。
まだ通常運転に戻すのは少し怖いのでゆっくりペース継続します。
蕎麦粒山から日向沢ノ峰までは刈払いされた防火帯、石尾根みたいな綺麗な道。
この区間が気分良く歩ける道だったのも良かったのかな、
日向沢ノ峰に着いた頃にはすっかり良くなりました。
なので、ここからは通常運転で棒ノ折山を目指します。
しかし、ここから先はトレイルが一変、
踏み跡は明瞭なんだけどなかなか急傾斜が多くて難儀する。
短いんだけどかなりの傾斜って所が3ヶ所位有ったかな、
逆ルートは心折れそうな感じでしたよ、すれ違う人は皆無でしたが。
そうしてアップダウンを繰り返して進みますが、
この辺りではピタリと風が止んで暑さにやられました。
樹林帯なので日陰なんだけど、大汗かきながら歩いて行きます。
人気の棒ノ折山でもハイカーさん少なめでした、
そりゃそうだよね、真夏に低山は暑いもんなーw
そして棒ノ折山からの下山は滝ノ平尾根下降の予定だったんだけど、
沢沿いを歩いて涼みたい欲求が強くて下山路を変更しちゃいました。
白谷沢下降はすれ違いに難儀すると思い避けていたんだけど、
山頂で人が少なかったので、そんなに難儀しないんじゃないかと。
沢沿いは確かに涼しいんだけど、涼しいところは直ぐ終わっちゃうんだよねー。
そして暑さ厳しい下山後の車道歩き(;´Д`)
滝ノ平尾根下降だとさわらびの湯に降りられるんだけど、
沢沿いの涼しさを求めて白谷沢を降りてしまった・・w
汗だくで辿り着いたさわらびの湯は暑さのせいでしょうか、
利用者が少なくて空いていました。
ゆったりと入浴して汗を流した後のビールはとても美味しかったです。
ここから備忘録
クロージングはいつも通り
長袖ハーフジップシャツにトレッキングパンツ
2日目は暑さにやられたので短パンとサポートタイツの方が良かったかな、
夏の低山はそれなりに対策しないと厳しいね。
2日目の体調の変化、原因ははっきりしないんだけど、
不調の時にスポーツドリンクを体が受け付けなかったのが気になる。
通常運転に戻してしばらく歩いて大量に汗をかいた後に
スポーツドリンク飲んだら美味しかった、体調も変化なし。
高度障害が出るような標高ではないし、
二日酔いになるほど飲んでもない。
急な血糖値の変化とか?
まあ、考えたところで分からないのでしばらく様子見です。
何だかスポーツドリンクがトラウマになりそう(*_*;
しばらくは水か麦茶を飲むことにして、
エスケープルートも下調べしておくとか対策します。
初日の飲料はスポーツドリンク500mlでちょうど飲み切った
2日目はスポーツドリンク500ml、麦茶300ml、水300mlでした。
マットは90cmのベリーショートサイズ、
シュラフはポリゴンネスト2×2(12℃対応)をチョイス
朝の気温が15℃位まで下がったのでちょうど良かった。
シュラフカバーのみ持参のwata-waさんは寒かったからレインを着こんだって。
ザック重量は行動開始時点で12kg
酒と肉が無くなったので2日目は10kgくらいだったんじゃないかな
急な体調不良に困惑しましたがすぐに治ったので良かった。
wata-waさんにはご心配かけました。
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