記録ID: 4480456
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ハイキング
甲斐駒・北岳
八丁尾根〜甲斐駒ヶ岳〜黒戸尾根(尾白川渓谷駐車場から周回)
2022年07月11日(月) [日帰り]
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体力度
8
2~3泊以上が適当
- GPS
- 15:55
- 距離
- 30.1km
- 登り
- 3,242m
- 下り
- 3,238m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 13:32
- 休憩
- 2:24
- 合計
- 15:56
距離 30.1km
登り 3,243m
下り 3,249m
17:51
ゴール地点
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
一つ手前の韮崎ICで下りれば楽に20号線に出れる。 ナビは尾白川渓谷駐車場、または竹宇駒ケ岳神社。 横手駒ヶ岳神社と間違えないように。 トイレ、登山靴の洗い場あり。(タワシを持参したほうがいいかも) 自販機、売店あり。 駐車場の右奥が登山口。 須玉ICからだと途中にローソン1件(20号線沿い) |
コース状況/ 危険箇所等 |
【駐車場〜日向山】 まずは黒戸尾根と同じ方向へ。 駒ヶ岳神社より手前で日向山方面に分岐、 登山道〜車道〜登山道と進む。 車道のつづら折り部分にショートカットあり。 【日向山〜大岩〜烏帽子岳〜稜線】 とてもよく整備されています。 七丈小屋の前の管理人が力を入れていましたが、現管理人もそれを引き継いで手入れしているようです。 マーキングがたくさんあって道迷いの心配なし。 危険個所には鎖、ロープ、ハシゴあり。 整備は行き届いていますが、大岩山の南側斜面はかなりの急こう配、 烏帽子岳の北側は痩せた岩稜帯、 注意が必要です。 【稜線合流〜甲斐駒ヶ岳】 7〜8年前に鋸岳から甲斐駒に歩いたときに結構迷いやすいと思ったのですが、今も変わっていませんでした。 道標やマーキングはほとんどないので、濃霧の時などは稜線から外れないように注意してトレースを探す必要があります。ところどころにあるケルンが唯一の目印です。 六合石室もわかりにくいところにあります。 稜線からは見えにくいので、少し南側に下りながら茶色い屋根を探します。 鋸岳のほうから来ると踏み跡に誘われて自然に石室に出るかもしれませんが、その場合は続きの道がわからなくなります。小屋の北側の斜面をまっすぐ登っていけば、なんとなく登山道っぽいところに復帰できます。 【黒戸尾根】 久しぶりに歩きましたが、こんなにも岩場が多かったっけ?という印象。私のツレ(甲斐駒未踏)を連れてったら登れても下りれなさそうです。ツレと行くときは北沢峠からだなと再確認。 【七丈小屋】 管理人が変わっても手入れが行き届いているのは相変わらずです。 前任者が武骨な山小屋のオヤジだったのとは一変して感じの良い青年です。(登山家としても有名な方ですね) スタッフの若者も愛想の良い方でした。 立ち寄りの場合、トイレ200円、水道使用量100円。24時間利用可だと思います。 ここの冷たい水にクエン酸&アミノ酸の粉末飲料を溶かしてその後の道中飲みましたが、最高に美味しかったです。元気が出ます。黒戸尾根登山では七丈小屋の水をスルーはもったいない。 山麓の白州町にはサントリーの蒸留所があります。そこから生まれたのが「南アルプスの天然水」。それを源流部で飲める幸せ! しかし、前任者が黒戸尾根に付けた薄いステンレス板の赤マーキングは優れものです。雪の多い年に付けたそうで、木の幹のかなり高い位置にあります。 あれのおかげで冬の甲斐駒登山はノートレースの日でもあまり迷う心配がありません。 八丁尾根にも同じマーキングがしてあったのであの怖いオヤジさんを懐かしく思い出しました。 |
その他周辺情報 | 名水公園べるが内にある「尾白の湯」 温泉好きな方、ここの赤湯おすすめです。 |
予約できる山小屋 |
七丈小屋
|
写真
日向山から少し下った鞍部に分岐点。
この鞍部に降り立つまで踏み跡が錯綜してて迷いました。どこから行っても行けそうです。
大岩山方面の道標はありませんが、はっきりした踏み跡があるんのでわかります。
この鞍部に降り立つまで踏み跡が錯綜してて迷いました。どこから行っても行けそうです。
大岩山方面の道標はありませんが、はっきりした踏み跡があるんのでわかります。
大岩山からの急な下り。
鎖やロープはともかく、このビニールコーティングされたワイヤー、、素手では汗で滑ってしまいます。ワークマン系の工具を握るための手袋を登山用に使っていますが、今回持ってこなかったのが悔やまれました。
鎖やロープはともかく、このビニールコーティングされたワイヤー、、素手では汗で滑ってしまいます。ワークマン系の工具を握るための手袋を登山用に使っていますが、今回持ってこなかったのが悔やまれました。
装備
備考 | 消費した水:3.5リットル 行動食:サンドイッチ, 今川焼, カロリーメイト, 魚肉ソーセージ, 柿の種 |
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感想
深田久弥の言う「甲斐駒ケ岳は名峰である。もし日本の十名山を選べと言われたとしても、私はこの山を落とさないだろう」に異論なし。甲斐駒ヶ岳は本当によい山です。
当初はトレランパックにパッキングしていましたが、エスケープルートのないロングコース、不順な天候のなかでの南アルプス稜線歩き、自分の体力を考えると軽装過ぎると思い直し。
六合石室、その他でのビバークを考え、ツェルトや防寒具類、非常食を揃え、22リットルのザックに変えました。ヘルメットも中に入れてぴったり。
黒戸尾根は日帰りピストンが流行るようになって私も挑戦しました。その時にヤマレコ仲間が出来たりして思い出多い場所です。コロナ等で遠ざかって久しぶりに行きましたが、やはり魅力的な尾根です。
八丁尾根が歩きやすくなり、この周回ルートに鋸岳往復を入れて、七丈小屋か六合小屋泊りで歩く人が増えているようです。鋸岳の核心部が歩けるのでかなり充実なルートです。
私もまた鋸岳に行きたくなり、別ルートで計画中。。
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