阿弥陀岳(船山十字路から御小屋尾根。日帰りピストン)
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- GPS
- 11:04
- 距離
- 11.6km
- 登り
- 1,251m
- 下り
- 1,247m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
船山十字路−不動清水 特に問題なし 不動清水−森林限界 急登かつ雪のあるところは、ピッケルが必要な箇所あり 森林限界−山頂手前の尾根 ロープを利用すれば特に問題なし 山頂手前の尾根 雪が残っており、切れ落ちた箇所もあるので慎重に |
写真
感想
赤岳に行こうと思い地図を見ていると、美濃戸山荘にアクセスする場合は、車高の低い車は壊れるかもしれないとヤマレコで見たので、船山十字路から御小屋尾根を通るルートに決定。
カシミールで登山道を作成してみると、往復約12km、累積標高差が1200mで日帰りでもいける距離。だけど、雪の状態がわからず、これは出たとこ勝負。それと不動清水からかなり急勾配になる模様。
中央道を走っている最中に、トレッキングポールを忘れたことに気づき、少し不安になる。
船山十字路に到着すると、ほかに車はなく、本日は自分だけ。
不動清水手前からちらほらと雪が現れ、不動清水からはアイゼン装着となり、トレッキングポールはないのでピッケルを取り出した。雪の壁のような急勾配の箇所では、むしろピッケルが有効だった。
森林限界を抜けるあたりでカモシカが現れ、登山道のすぐ横で草を食べている。カメラを向けても逃げないので10分ぐらい待ちながら、「もういいでしょう」「お腹はいっぱいだな」などと話しかけたが、さらに熱心に何かを掘り起こしたりしている。痺れを切らして少しずつ近寄る。ちょうと向こうを向いているので、「だるまさんがころんだ」状態となり、たまにこちらを振り返るので自然とこちらも動きが止まった。いよいよ横をすり抜けるときに、目がじーっと合いながらも、なんとか通り過ぎた。ピッケルを持った手が汗ばんだ。
そこからの山頂までの急登は、新設のロープが張ってあり、見晴らしも最高で、とても気分がよかった。
急登が終わり山頂へ続く尾根にでると、切れ落ちた上の雪を進む箇所があり緊張。
山頂に到着すると誰もいない。40分ぐらいいたが、結局誰もこなかった。
山頂からは大迫力の赤岳、少し離れて権現岳が見えた。その間に富士山。権現の向こうには北岳、甲斐駒、仙丈ケ岳、さらには右手に中央アルプス、御嶽山、乗鞍、北アルプスが白く輝いて、絶景だった。思いのほか、北アルプスが近く感じた。
登りはコースタイムより16分遅れで到着。特に不動清水から山頂まではコースタイムより1時間30分程度オーバーしてしまったので到着が12時を過ぎてしまったのと、美濃戸から誰も来ないので困難な山道が予想されたので、赤岳は諦めて下山。
山頂からの尾根道はアイゼン装着、森林限界まではアイゼンを外し、森林地帯の急斜面はアイゼンを装着、岩清水の少し先からアイゼンを外して下山。
御小屋山からは穏やかで、光あふれるのんびりした山道に癒された。
麓から阿弥陀を眺めると、あそこまでいったんだなー、と感慨深くなった。
コメント
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相変わらず精力的に登ってはりますね。あ、みかんです。
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