乗鞍岳
- GPS
- 06:51
- 距離
- 11.6km
- 登り
- 1,392m
- 下り
- 497m
コースタイム
- 山行
- 6:18
- 休憩
- 0:34
- 合計
- 6:52
天候 | 濃霧 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
位ヶ原山荘から肩の小屋口までの沢沿いに付けられた登山道は、増水で沢の中を石伝いに歩いたり渡渉する所がある。通常はもっと枯れているらしい。 肩の小屋口から肩の小屋までの大雪渓沿いに付けられた登山道は概ね夏道が出ているが、下部にはまだ雪渓の上を歩かなくてはならない箇所が残っている。 |
写真
感想
地元主催の市民登山へ同行することに。乗鞍岳へは何度も訪れているが、信州側からは冬にBCスキーで入った経験のみ。今回は下見を兼ねてtubuanneさんに付き合ってもらい、三本滝からスタートする。夏はどのようなコースなのか、危険個所も知りたいし、どんな花に巡り合えるかも楽しみ。そして連れ合いは久々の3000m峰リハビリ登山。今日の下山はバスを使うつもりで気楽にスタート。せっかくなので三本滝へ寄り道。初めて見る三本滝は、3本の沢が一気に集約して滝壺に流れ込む壮大なスケールの滝で、想像以上に大迫力。一見の価値あります。滝を囲む鬱蒼としたシラビソの森も美しい。
登山道は肩の小屋口まで、何度もエコーラインに合流しては山中に入るを繰り返す。登る時は登山口の入口にわかりやすい表示があるが、下山時には分岐を見落としやすい気がする。ま、見落としても車道を歩けば目的地には着くのだが…距離がすごく長くなる。位ヶ原山荘からは沢沿いを歩いていく。雪渓が遅くまで残るためか、一気に花が増えて目を楽しませてくれる。200〜300mほど西に進むと沢が分岐するので南へ方向転換、急登が終わると広々とした位ヶ原に出るが、ここが圧巻のお花畑。花に目移りしてなかなか進まない。充分にお花畑を彷徨ったら再び沢が西に向き沢が狭くなると、少し増水した沢の中を歩いてエコーラインに合流。ちょうど宝徳霊神バス停の所だ。道を渡るとすぐに登山道。登山道は概ね左岸に付けられている。雪渓が残っているが、斜度は緩いので滑って転んでも大丈夫な感じ。10分ほど歩くと宝徳霊神と三木秀綱公を祭った石仏があった。どうやらこの辺りで冬のツアーコースと合流したようだ。そこを過ぎると、最近の多雨と雪渓からの流入で水量が増している沢の中を歩かなければならない箇所があり、靴がドボンしないように石の上を飛んで渡る。何回か渡渉して石仏から10分ほどでエコーラインに合流したら肩の小屋口へ到着。いつも雪に埋まっている公衆トイレの全容を初めて見た(^^
肩の小屋口からは大雪渓の左岸をヘツるように登山道がついているが、下部はまだ雪渓に覆われている部分がある。アイゼンが必要なほどではないが、斜度はそこそこあるので慣れないと歩きにくいでしょう。ここの大雪渓は夏スキーのメッカだけあって、この日もけっこうスキーヤーがいた。私も羨ましくなり、スキーをメンテに出してしまったことをちょっと後悔(^^;
30分程で肩の小屋着。肩の小屋からは剣ヶ峰を往復し畳平へ。この日の朝は前日の雨量規制でバスの運行が止まっていたため、10時頃に運行が再開されると畳平からスタートする登山者が一斉に動き出し、平日の登山道にしては結構な混雑だった。この頃からガスが湧き眺望はほぼ無く風も終始風速10m以上。奥宮は混雑していたので早めに山頂から離れ、コマクサとライチョウを求めて富士見岳へ回るが、時に風速15mほど?体を持っていかれそうな瞬間もあり、視界悪すぎてライチョウにもお目にかかれず、大黒岳に回る気力も一気になくしてバスターミナルへ。気温は8℃。温かいうどん食べて遊歩道の花畑でクロユリの写真撮って、とっとと帰りのバスに乗り込んだ(≧▽≦)
三本滝まで降りてくるとお天気回復したようで、青空広がり暑いくらい。帰路立ち寄った「湯けむり館」のお風呂からは神々しい剣ヶ峰と周辺の峰々が見えていた。残念ながら私は夏の乗鞍岳で1度も眺望に恵まれたことが無いのだけれど、市民登山の当日は快晴になって、皆で360°の眺望に歓声をあげたいと願うばかりです。
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