表銀座縦走1泊2日(燕岳、大天井岳、槍ヶ岳)

2022年07月20日(水) ~ 2022年07月21日(木)

• GPS: 21:20
• 距離: 39.7km
• 登り: 2,978m
• 下り: 2,926m

コースタイム

1日目

• 山行: 8:39
• 休憩: 0:47
• 合計: 9:26

6:18 中房温泉登山口
6:43 6:44 第１ベンチ
7:07 7:07 第２ベンチ
7:33 7:34 第３ベンチ
8:04 8:10 富士見ベンチ
8:32 8:43 合戦小屋
8:58 8:58 合戦山
9:24 9:25 ベンチ
9:33 9:35 燕山荘
9:41 9:41 いるか岩
9:50 9:50 めがね岩
9:55 9:55 燕岳
10:01 10:01 めがね岩
10:08 10:08 いるか岩
10:13 10:19 燕山荘
10:45 10:45 蛙岩
11:00 11:01 大下りの頭
12:07 12:07 小林喜作レリーフ
12:17 12:18 槍ヶ岳・大天井岳、常念岳分岐
12:44 12:47 大天荘
12:54 12:59 大天井岳
13:11 13:12 大天荘
13:39 13:45 大天井ヒュッテ
14:04 14:04 貧乏沢下降点
15:07 15:09 赤岩岳
15:44 ヒュッテ西岳

2日目

• 山行: 10:33
• 休憩: 1:15
• 合計: 11:48

4:31 ヒュッテ西岳
5:20 5:20 水俣乗越
7:06 7:09 ヒュッテ大槍
8:01 8:05 槍ヶ岳山荘
8:21 8:43 槍ヶ岳
8:54 9:09 槍ヶ岳山荘
9:47 9:47 播隆窟
9:52 9:53 坊主岩屋下
10:33 10:34 槍沢・天狗原分岐
11:11 11:11 槍沢大曲り
11:36 11:42 ババ平
12:06 12:08 槍沢ロッヂ
12:34 12:34 二ノ俣
12:40 12:45 一ノ俣
12:53 12:54 槍見河原
13:29 13:39 横尾
14:20 14:23 新村橋
14:40 14:40 徳澤園
14:42 14:42 徳沢公衆トイレ
15:23 15:25 徳本口
15:30 15:30 明神館
16:12 16:12 小梨平
16:19 ゴール地点

天候

1日目：雨のち晴れ、2日目：晴れのち雨

アクセス

利用交通機関：

バス

行き：穂高駅から中房温泉までバス
帰り：上高地から新島々までバス

写真

7/20 6:17

7/20 8:35

7/20 8:36

7/20 8:57

7/20 9:34

7/20 9:35

7/20 9:38

7/20 9:46

7/20 9:55

7/20 9:55

7/20 10:13

7/20 10:21

7/20 10:46

7/20 11:00

7/20 11:36

7/20 12:43

7/20 12:47

7/20 12:47

7/20 12:55

7/20 12:55

7/20 13:12

7/20 13:20

7/20 14:16

7/20 16:33

7/20 16:43

7/21 4:24

7/21 5:52

7/21 7:01

7/21 7:03

7/21 7:43

7/21 8:12

7/21 8:18

7/21 8:18

7/21 8:28

7/21 8:30

7/21 8:34

7/21 8:35

7/21 8:36

7/21 9:04

7/21 13:31

7/21 16:24

7/21 16:24

撮影機器：

iPhone 11 128GB SIMフリー Apple

感想

akagamitak

　ずっと行きたいと思っていた表銀座コース。
　夏休みが取れたので早速ヒュッテ西岳にテント場の予約をした。
　2泊3日がオーソドックスだと思うが、頑張れば1泊で行けるのではないかと思い、予約したのはここだけ。
　一番気になっていたのは天候、予約時に確認したところ1日目も2日目も怪しそうな感じ、特に2日目は午後から雨が降りそうな感じで非常に不安だった。
　ただ、直近で天気予報を確認すると、1日目は雨が降らなさそうだし、2日目は降る前に下山してしまえばいいと考え、決行することにした。
【穂高駅〜中房温泉】
　穂高駅近くに登山者用駐車場があるため、そこに車を駐め、始発の5時10分発中房温泉行きのバスに乗った。
　駅を出発した時点ではそこそこ空いていたが、駅以降あちこちでバスに乗る人がおり、結局いっぱいでぎゅうぎゅう詰め、平日なのにこんなことになるのかとリュックサックと座席に挟まりながら少々辟易した。
【中房温泉〜燕岳】
　中房温泉に到着すると平日なのに結構人がいる、休日はこの3倍位はいるんだろうなと思いながら到着後すぐに登り始める。
　すれ違う人が多く抜かれたり抜かされたりを繰り返す。
　燕山荘までの登りはそれほどきつくない。
　燕山荘にザックをデポし、燕岳へ、ここはすごい登りやすかった。
　ここまでは人が多かったイメージ。
【燕山荘〜大天井岳】
　ここからぐっと人が減った。
　大天井までの登りはここまでで少し疲労している足には堪えた。
　大天荘から大天井岳まではすぐ近く、ザックをデポして駆け上がった。
【大天荘〜ヒュッテ西岳】
　登り返しが何回かあったが、問題のない下り、危険箇所もない。
　ヒュッテ西岳ではテント泊が自分含め2人しかいなかった模様、天気予報が悪かったから当然か、ほぼ貸切状態で何処にでも張ることができた。
　要予約なので注意。
　槍ヶ岳が目の前に見えるため、次の日の活力につながった。
【ヒュッテ西岳〜槍ヶ岳】
　3時30分に起床。
　東鎌尾根を通り、槍ヶ岳を目指す。
　乗越まで危険箇所はなし、傾斜も急ではない（が、1箇所だけ長い長い下りのはしごがあって高度感すごい）。
　登り返しも高度感はあるがそこまで危険とは感じなかった。
　鎖などはあるが使わなくても登ることができる、後危ないところにははしごがあるので安心。　
　槍ヶ岳山荘まで一人もすれ違うことがなかった。
　槍ヶ岳山荘から槍ヶ岳までの登りは、一応ヘルメットを被っていったが、人が少なく落石の危険は低かった（自分のときは全くなかった）。
　ルートは逐一表示されているし、登りと下りのルートも分けられていて安心。
　ただ、一気に標高を上げなくてはならないため、はしご鎖場の連続、気を抜くことはできない。
　登頂すると山頂には誰一人おらず、眺望を独占することができた。
　ただ、少しガスっていたのは残念だった。
【槍ヶ岳山荘〜上高地】
　槍ヶ岳登頂後、まだ朝の9時にもなっていなかったため、後は下るだけだしかなり時間があると思い、槍ヶ岳山荘の周りから景色をゆっくり堪能していたが、さっさと降りておけばよかった。
　槍沢ルートを下ったところ、最初は標高を一気に下げるような下りが続いた（でも急な箇所はない）。
　どんどん標高が下がっていくため、これは楽勝だと思っていたが、槍沢ロッヂ辺りで、「これ、もしかして、びっくりするくらい下山までの距離が長いんじゃないか？」と思い、少し焦り始めた。
　疲労が溜まっているため、ペースが落ちて思うようにスピードが出ない。
　横尾にたどり着いたとき、「上高地　11K」と書かれた看板があり気力が奪われ心が折れそうになった。
　更にこの辺りから雨も降り始め更に気力が奪われる。
　なんとか11K歩き、上高地までたどり着き、バスに乗って帰路についた。

　全体的に人が少なく、ゆっくり自分のペースで登山を行うことができた。
　有名なルートだけあって、どこも整備が行き届いており、また、山小屋があちこちにあるため、予定も組みやすい。
　ちょうど雨予報の合間を縫って行くことができたのは良かったと思う。
　ただ、疲労した身体で槍沢を下り切るのは（個人的には）ちょっときつかったな・・・。