八ヶ岳マルチ(稲子岳南壁、阿弥陀岳北陵)
- GPS
- 14:45
- 距離
- 20.8km
- 登り
- 2,391m
- 下り
- 2,381m
コースタイム
- 山行
- 7:50
- 休憩
- 0:09
- 合計
- 7:59
- 山行
- 5:23
- 休憩
- 1:22
- 合計
- 6:45
天候 | 晴れ時々ガス |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
その他周辺情報 | 稲子湯650円 ベーカリーレストランエピ パンとピザが美味しい |
写真
感想
ようやく同期takatakasunと二人でのアルパインデビュー!!会に入った理由は、
まさにアルパインをやりたかったから。1年ちょっとかかったけど、念願のデビュー。
そして、カモの会に入会したのも、同じ立場から一緒に学び、トレーニングできる同期がいることが決め手でした。
アルパインと言っても、本当に入口にたどり着いただけ。それでも、大きな一歩。
今回は1日目稲子岳南壁左カンテ、2日目阿弥陀岳北陵。
やってみると、ロープがなくてもと思うほど、特に阿弥陀は不要 笑
それでも、色々ありました。
DAY1 稲子岳南壁左カンテ
みどり池から中山峠に向かい、目印のケルンを目指すもハイキングコースを快適に歩き、30mくらい行き過ぎ。その後も踏み跡も参考にしながら、記録と照らし合わせて進む。人が踏み入れてないフカフカ急斜面は疲れる。取付までが核心という言葉もあるが、こんなメジャーな場所でもこんな感じでだと、この先はもっと丁寧な下調べが必要と感じた。
ともあれ、取付の目印赤いペツルを発見した、準備開始。毎度だが、ジャンケンで勝った方がリード。翌日は負けた方がフォローというのが我々のルーティン。
1P( t)、2P(k)、3P(t)、4P(k)
後ろの方のアドバイスを聞いた結果、確信だったピッチも自分がリードすることに。
唯一楽しい場所でした。全体的に手足共にしっかりあるので、安心して登れる。終了点がわからず、手前で終わらせてしまったの残念だけど、あれ以上は屈折してロープが引き上げられないからよしとしました。
takatakasunが1P終了後、確保器を落としてしまい、その後はセカンドがムンターでビレイ。その後、予定を変化して、落ちたATCを探しに、終了点から懸垂下降。これまた、捨て縄二つにロープを通した結果、ロープがスタックすることに。後ろから登攀している人に横から声をかけて、ロープを解いてもらい事なきを得たが、これまた反省。
今回はトレでもない長い懸垂下降(40m✖️2)も経験できよかった。
その後、落下点と思われるところに、見事にtakatakasunのATCを発見。無事に回収に成功!
その後は、順調に下山。
下山後、中々行く機会のなかった稲子湯は入浴。
ここは、おすすめ!!
火照った体には冷泉が最高です。
夕食は、ベーカリー・レストラン エピで、マルゲリータ。生地が厚い!!美味しかった〜雰囲気も良いお店。家族にお土産のパンも購入。
DAY2 阿弥陀岳北陵
赤岳山荘駐車場に17:00過ぎに到着。いつも通り愛想のない人が、明日までというと2,000円と言う。
takatakasunが、2日分?と確認すると、無愛想にそうだと言う。殿様商売羨ましい。
駐車場で、いつも通り車中泊&宴会。後はご想像通り。
翌朝、5:30に出発。行者小屋に7:00到着し、休憩と登攀準備をして、7:25出発。
阿弥陀岳北陵は、厳冬期の下見を兼ねていたので、ジャンクションピークに向かって、藪漕ぎ。ハイマツ花粉のシャワーを浴びながらも、ようやくジャンクションピークらしきところに!!
これって、下見した意味あったのか??
しかし、ここざまた涼しい。
その後も、急登を登る。ようやく残り高度100m^_^取り憑きに到着。ロープを捌き、クライミングシューズに履き替える。
さーいざ登攀。
クラックを登ると登山道?と思う岩場。2P目のtakatakasunは岩を登った瞬間、なんやこれーと悲しんでました。
それでも、途中から見る赤岳は、いつもと違う顔にみえて綺麗だったし、雄大だった。
山頂では、takatakasunは、素敵なお姉様軍団に取り囲まれて、とても良い笑顔笑
下山は、懸垂下降出来そうな岩や木を探しつつ、2人で冬季のイメトレ。
毎週激混みの中央道の渋滞に巻き込まれないよう、いそいそと下山するも、やはり渋滞に巻き込まれる。先週の断続渋滞50kmよりはずっと楽でしたが、疲れます。
色々ありましたが、反省を次に生かし、安全な登山を目指します。
takatakasun2日間有難う!!次回も宜しく!
マルチピッチパートナーのKJKEIJIと初の2人だけのマルチルート。
初日は稲子岳南壁左カンテルート。この夏、久しぶりの爽やかな空気の中、気持ちよく樹林帯を進む。
みどり池越しに初めて見る稲子岳南壁。かっこいい。テンション上がる。
登山道から外れて(目印となるケルンを見逃しちょっと行き過ぎて戻る。帰りに確認したけど、あのケルン?は見落とすよね)林の中に入って急登を登る。徐々に姿を現す南壁。立派です。
左カンテ取り付きの目印となる赤いハーケンを見つけて準備。左端のルートなので見つけるのは簡単。
登る順番はジャンケンで決めて
1p:t→2p:k→3p:t→4p:k
1p目は朝イチではあるけど、手足しっかりあり、快適に登る。ロープなくても登れる感じだけど、途中ランナウトするところで練習も兼ねてカムもキメてみる。ここまでは順調。
が、KEIJIがフォローで登ってきて、次にビレイに移るところでATCを落としてしまう。スローモーションのようにうまいこと隙間を縫って下まで落ちていってしまった。。。
その後はお陰でムンターでのビレイや懸垂下降の実践もできて良かった点もあるけど、大反省。。KJKEIJIご迷惑をお掛けしました。。パートナーに感謝。
3p目はトポでピッチを切ることになってないところで、居合わせた先輩からそこで切った方がいいよとのアドバイスをもらい、ピッチを切る。
ちょうどその終了点から左側の岩壁に懸垂支点があるのを確認。
結果として4p目が核心ピッチとなり、剥き出し感もあり登ってる感じがして一番楽しかった。
その後は本来の4p目終了点で捨て縄で懸垂支点を作って、先程確認した懸垂支点まで懸垂下降。
そこから更に懸垂下降して無事にATCも回収。
40m×2回で降りられます。
疲れたけど楽しかった。
2日目は阿弥陀岳北陵。こちらはほとんど夏は登られてないけど、冬バリを見据えての下見として。
行ってみると、ジャンクションピークまでの藪漕ぎが核心。ハイマツとシャクナゲに行く手を阻まれる。ハイマツの花粉がスゴい。かつ急登で前日の疲労もあって足がキツい。
岩稜部の取り付きはクラック沿いにペツルがあり、見つけやすい。こちらもロープなくても登れるレベルの手足しっかり、ルートも短い。ほぼ歩きだけど、冬場も見据えて支点になりそうなものを確認しながら、登って降った。
難易度的には達成感もないけど、ホントに天気が良くて眺望がバッチリで普通に登山として楽しめました。
軽めのルートとはいえ、2日連続の登下降となると結構足にくるのを実感。日頃からの鍛錬は必要ですね。
パートナーと2人だけでマルチルートに行けたのは自信にもなり良かったけど、失敗あり反省することいっぱい。しっかり経験積んでいきたい。
KJKEIJIお疲れ様でした。引き続きよろしくお願いします。
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