(毎日アルペン号で)晴天の白馬岳！[大雪渓ピストン]

2022年07月24日(日) [日帰り]

• GPS: 09:22
• 距離: 13.4km
• 登り: 1,704m
• 下り: 1,708m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:45
• 休憩: 1:31
• 合計: 9:16

距離 13.4km 登り 1,708m 下り 1,718m

4:19 猿倉荘
5:12 5:18 白馬尻小屋
5:32 5:43 大雪渓取り付き
6:45 6:54 大雪渓上部
7:31 避難小屋
8:15 8:21 白馬岳頂上宿舎
8:44 白馬山荘
8:58 9:20 白馬岳
9:35 9:39 白馬山荘
9:53 白馬岳頂上宿舎
10:34 避難小屋
11:11 11:24 大雪渓上部
12:08 12:21 大雪渓取り付き
12:37 12:44 白馬尻小屋
13:34 猿倉荘
13:35 猿倉バス停

天候

晴れ後曇り

アクセス

利用交通機関：

バス タクシー

◆猿倉（トイレあり）
行き：前泊の宿からタクシー（アルプス第一交通）
※当初はアルペン号で来てそのまま登る予定だった
　竹橋 22:30 - 5:20 猿倉

帰り：下りてきた登山者とタクシー相乗り
※バスで下りる想定だった
https://www.alpico.co.jp/traffic/datas/files/2022/03/15/1fc99cebf28ce8befd7a87fda2a392462a872a10.pdf
猿倉BS - 八方BT
14:35 - 14:57
15:45 - 16:07

高速バス新宿-白馬線 八方BT 16:30発 バスタ新宿行き

コース状況／危険箇所等

◆途中のトイレ：猿倉登山口、白馬尻小屋跡、白馬岳頂上宿舎、白馬山荘
◆猿倉〜白馬尻小屋：最初5分程山道、林道25分、山道20分。白馬尻小屋は今季は建設されていないがトイレのみ利用可能（紙あり洋式水洗）
◆大雪渓：白馬尻小屋から山道15分で大雪渓取り付き。朝早くの登りであれば締まっているのでチェーンスパイクでも問題なし。11時過ぎの下り時はチェーンスパイクでは表面の雪とともに滑ってしまうため6本爪アイゼン以上を使ったほうが良い。（自分は12本を持参していたので利用した。踵に爪があると安定感が違います。）
◆大雪渓〜小雪渓：登山道に水が出ていて岩も木も滑る。ゴロゴロした石が多いので人為的に落とさないように注意必要。大雪渓ルートを下りに使わないほうが良い理由は実はこの区間が急坂で滑るからなのでは💦
◆小雪渓：足を置く場所が平らになるくらい通路が切られていたのでつぼ足でもokだった。
◆小雪渓〜頂上宿舎：登山道に水が出ていて歩きづらい。（前日に雨の中登った記録を拝見すると、道が川になっていた模様。「靴ガポガポ（浸水）」「低体温の1歩手前」という記述も複数見受けられたため、雨天時は相応の覚悟が必要と思われる。）

その他周辺情報

◆前泊：白馬村新民宿東上館
http://higashiwakata.web.fc2.com/
荷物を置かせてほしくて朝9時に行ったら部屋に入れてくれました！
民宿だけどお風呂は温泉です♪

◆八方の湯：800円（10〜21時）※タクシーの運転手さんが100円割引券をくれた。また、スノーピークで前売り券を買うと安いらしい。
https://hakuba-happo-onsen.jp/happo/
露天風呂あり、ボディソープ、リンス、シャンプー、ドライヤーあり
バス到着直後の時間は混む。

◆小日向の湯：650円（12〜18時）※バスも停まるが帰りは次のバスになるので少々使いづらい💦
https://hakuba-happo-onsen.jp/obinatanoyu/
露天風呂あり、ボディソープ、リンスインシャンプー、ドライヤーあり

◆倉下の湯：600円（10〜21時）
https://www.kurashitanoyu.com/
八方BTから徒歩20分近くある。車なら行きたかった。

◆とんかつ ちとせ（12〜14時）
白馬駅と八方BTの中間地点にある。店内はカウンター7席のみ。ボリュームあり。

写真

7/24 4:14

日帰りピストンのため朝4時前に宿を出てタクシーで猿倉へ。開けた所は明るくなってきているけど森の中はまだヘッデン。

7/24 4:34

10分もしないうちに林道に出てヘッデン不要に。行く手には青空の下に登る山が見えてきて感動！

7/24 4:35

すごくきれいだ〜(*´▽｀*)

7/24 4:39

橋を渡ります。

7/24 4:41

前を行く男性が写真を撮っていたのは何かな？と見たら谷川ホトトギス。お目が高い！

7/24 4:52

20分程で林道が終わって山道に入りました。

7/24 4:55

大雪渓の水かしら？と思ったけど違うかな。でも水量豊富です。

7/24 4:58

水辺には大葉ミゾホオズキがたくさん咲いています。

7/24 5:00

林道にも咲いてたけどなんだろな〜？

7/24 5:03

昨日とは打って変わってすっごく良い天気！

7/24 5:10

金鳳花が出てきたら

7/24 5:11

写真でよく見る白馬尻。実物の景色が綺麗で感激💕
白馬尻小屋は無いけどトイレは使えます。

7/24 5:12

大雪渓の水！

7/24 5:14

Googleレンズさんはミソガワソウって言ってます。

7/24 5:18

フキの仲間…蕾が違うのでマルバダケブキではない気がする。

7/24 5:19

キヌガサソウ元気一杯！

7/24 5:22

5:22、ようやくお日様のお出ましです。谷筋なので日の出が遅い。

7/24 5:31

5時半、大雪渓の取り付きに到着。
雪は締まっているようなのでチェーンスパイクにしました。

7/24 5:33

後方に広がる朝の空の優しい色合いも素敵です。

7/24 5:43

雨でベンガラが消えていることを懸念していましたが、踏み跡も含め赤黒い感じの線になっていますし、先行者がたくさんいるので問題無し。

7/24 6:21

緑と白の壁と足元の雪渓と青空、すんばらしい景色です＼(^o^)／

7/24 6:21

振り返った景色も綺麗！

7/24 6:46

大雪渓を歩くこと1時間、上部に到達。
脇には大量の雪解け水が流れて・・大雪渓の下へ潜り込んでいます。

7/24 6:48

ここでチェーンスパイクを外し、コロッケパンでエネルギー補給。本当にキツイのはここからです。

7/24 6:56

大雪渓より上部はゴロゴロして歩きづらいです。石を落とさないようにかなり気を遣いました。

7/24 6:56

後方にはすんばらしい雲海、点々と後続者。

7/24 7:00

キンボウゲが咲き乱れる。

7/24 7:01

クルマユリ！

7/24 7:05

岩扇、初めて見た！

7/24 7:05

テガタチドリも咲いてました。

7/24 7:10

ハナウド？蕾は赤いのね(゜o゜)

7/24 7:16

ハクサンイチゲ。

7/24 7:20

信濃金梅。

7/24 7:21

クワガタソウ。

7/24 7:25

小雪渓まで足元が悪くて（ゴロゴロ＆水も出ている）20分以上かかりました。
小雪渓は見た所ハッキリと1人分の幅の踏み跡が付けられており平坦なのでツボ足で行けそうです。

7/24 7:28

小雪渓の途中から。
落ちたらマズイことは判ります。

7/24 7:33

緊急避難小屋。背後の杓子岳が素晴らしい！

7/24 7:33

なんだかボコッと岩が出てる(゜o゜)
そしてその右側に頂上宿舎を目視！

7/24 7:34

初めて見るシロウマタンポポ。
花が大きいし西洋タンポポより花弁の密度が低いような気がします。

7/24 7:44

信濃金梅の花畑、雪渓、真っ青な空！

7/24 7:45

頂上宿舎は近いようで結構遠い💦

7/24 7:48

白山フウロいっぱい♪

7/24 7:50

イブキジャコウソウを発見！

7/24 7:50

避難小屋から目視した時には40分もかかるとは思わなかった(^^;

7/24 7:55

道に水が流れていて岩が滑りそうなので気を遣います💦

7/24 8:00

杓子岳の向こうに白馬鑓が見えてきて、景色は最高なんだけど足は疲れてきた💦

7/24 8:10

ウルップ草は頂上宿舎の辺りにだけ残っていました。

7/24 8:14

ようやく頂上宿舎。
当初予定では昨日はここに泊まるはずでした。

7/24 8:16

杓子岳の向こうに八ヶ岳が見えます！
（左は金峰山）

7/24 8:19

千島桔梗かな？

7/24 8:19

ムカゴトラノオ。

7/24 8:20

白馬山荘、思ってたより近い！

7/24 8:26

登ってみたら結構大変だったけど、振り返れば杓子岳と白馬鑓♪

7/24 8:26

劔が見える！（右）
左の尖峰は…槍？！槍だ！

7/24 8:27

アブラナ系の何か。

7/24 8:32

稜線に上がり、真正面は旭岳。

7/24 8:32

劔の向こうに白山が見える！

7/24 8:32

室堂とは反対側から見る劔。どこから見ても雄々しく立派だ(*´▽｀*)

7/24 8:32

先週登った薬師は縦に並んだ奥になって見えなさそう。こっちから見えるのは赤牛、水晶あたりかな？
左には槍・穂高がハッキリと見えています。

7/24 8:32

こうして見ると杓子岳も白馬鑓も結構あアップダウンだわ💦

7/24 8:33

高嶺シオガマと高嶺ツメクサ。

7/24 8:40

左に居並ぶ八ヶ岳の一番端に富士山。
右は南アルプス。

7/24 8:42

相当向こうまで見えています。素晴らしい！

7/24 8:42

白馬山荘付近には深山オダマキ。

7/24 8:42

でもやっぱり劔が最高！

7/24 8:43

白馬山荘ってこんな良い眺めなのね…。

7/24 8:43

白山が見えるよ〜(*´▽｀*)

7/24 8:43

そして白馬岳頂上もロックオン！

7/24 8:45

イワツメクサ咲く高山植物帯。

7/24 8:59

山頂を見たら足が軽くなった！
どんどん登って山頂到着(^^)/

7/24 9:00

当初は今日歩く予定だった縦走路。
素敵だな〜（遠そうだけど）

7/24 9:00

鉢ヶ岳、雪倉岳、朝日岳、その先は糸魚川・・北アルプスの終点だ(*´ω｀*)

7/24 9:00

素敵な景色を見る男性4人組。

7/24 9:00

更に素敵な劔・立山。右側は毛勝三山かな？

7/24 9:00

超絶切れ落ちてるんだけど、あの雪渓の辺りを登って来たのか(゜o゜)

7/24 9:06

Aコープで買ったパンが美味しい♪

7/24 9:19

向こう側の縦走路も行きたいからまた計画しよう。

7/24 9:22

素晴らしすぎる(*´▽｀*)
よく見ると黒部湖が見える！

7/24 9:30

槍・穂高アップ（スマホの限界）

7/24 9:30

名残惜しいけど下山します。

7/24 9:31

深山ダイコンソウ？
ハイマツあるけど雷鳥さんはいなかった(;´▽｀A``

7/24 9:47

稜線を離れて下ります。

7/24 9:48

1株だけ咲き残りの深山大文字草を見つけた♪

7/24 9:55

アキノキリンソウかな。

7/24 9:55

頂上宿舎の水場。稜線の雪渓の雪解け水が登山道にもジャンジャン流れ込んでいるのよ💦

7/24 10:05

お花畑見納め。

7/24 10:21

10時過ぎ、早くもガスが上がってきました。
下りの足元は滑るのでなかなかスイスイとは行けません。

7/24 11:15

小雪渓は混んでました。
大雪渓上部も激混みで、なんとか装備を付ける場所を確保。
最初は登りと同じくチェーンスパイクを着けましたが滑るので3mで戻ってきて12本爪アイゼンに変更。

7/24 11:38

11時台が最大のガスり具合だったかな。
12本爪に変えたので若い人が恐る恐る下っている横をガンガン追い越していけます。

7/24 11:39

ガスってるほうが雪が綺麗に見える(;´▽｀A``

7/24 11:51

ゴールが見える頃にはガスも晴れてきました。

7/24 12:15

だいぶ疲れたので12本爪アイゼンを外すと同時にお昼ご飯。

7/24 12:28

カラマツソウロードを下ります。
途中水が出ている所でアイゼンを洗いました。白馬尻小屋も水が出ているので洗えます。（ただしトイレの前は虫が多いです。）

7/24 13:26

林道をどんどん下って猿倉へ。一度林道に出ちゃったので最後5分の山道が辛い💦

7/24 13:31

猿倉荘が見えたらすぐゴールです。
バス1時間待ちでしたがタクシーに相乗りさせていただきました、ありがとうございます！<(_ _*)>

7/24 15:43

八方の湯で汗を流したらビールと冷やうどんで〆。
お疲れさまでした(^^)/

撮影機器：

iPhone SE (2nd generation) Apple

感想

ミキ

当初は大雪渓を登り、栂池へ下山する縦走ルートを予定していました。
が、出発前夜、天気予報をチェックすると1日目の土曜は大雨、晴れるのは夕方(>_<)
検討した結果、土曜は登山を取り止め、日曜に最短ルートとなる大雪渓をピストンすることにしました。
行きのバスはアルペン号を予約済でキャンセル料もかかるのでそのままですが頂上宿舎の宿泊予定をキャンセルして麓の宿を予約。猿倉直行のアルペン号は3台も出て、猿倉到着時は大雨でしたが朝イチのバスで下りたのは私ともう1組だけでした💦
下界は土曜も晴れていたので八方の湯で朝風呂からの白馬散策。スノーピーク行って「ちとせ」でトンカツ食べてパタゴニアとノースフェイスをぶらぶらしてAコープで買出し、宿の温泉に入ってのんびりと翌日の日帰り大雪渓ピストンに向けて英気を養いました(*´ω｀*)
日曜の下山後にタクシーを相乗りした若い女の子2人によると土曜は大雪渓はまだ良かったものの、その先（私が通った時に水が出ていた所？）で道が滝のようになっていて心折れそうだったとか💦 2日間の縦走予定が日帰りピストンになっちゃったけど、やっぱり変更して良かった(^^;
日曜は朝のうち本当に素晴らしい晴天で、白馬岳山頂からは劔・立山、槍・穂高、白山、南アルプス、八ヶ岳、金峰山等の奥秩父山塊など素晴らしい眺望でした(*´▽｀*)
でも10時過ぎにはもうガスが頂上宿舎まで上がってきていました。大雪渓が晴れることは少ないそうで、、朝のうち陽当たりがすごく良くて、周りの沢（雪渓）から水の音がしていたので、きっと水分多すぎて湯気がガスになって上がってくるんですね💦
朝4時出発の早出でしたがガスる前に山頂に着いて素晴らしい景色を見られたので大正解でした。ありがとうございました！！


土曜の日記：2022/7/23 下界は青空、山は残念…
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