笠ヶ岳

2022年07月25日(月) ~ 2022年07月26日(火)

• GPS: 13:21
• 距離: 21.8km
• 登り: 2,217m
• 下り: 2,186m

コースタイム

1日目

• 山行: 7:38
• 休憩: 0:38
• 合計: 8:16

5:41 新穂高登山指導センター
5:55 6:00 登山口(双六岳・笠ヶ岳方面)
6:20 お助け風穴
6:37 中崎橋
6:50 6:54 笠新道登山口
10:11 10:19 杓子平
11:36 11:37 笠新道分岐
11:43 11:48 抜戸岳
11:57 分岐指導標（仮称）
11:59 笠新道分岐
12:39 抜戸岩
13:13 13:25 笠ヶ岳山荘
13:35 13:38 笠ヶ岳
13:49 笠ヶ岳山荘
13:57 宿泊地

2日目

• 山行: 4:42
• 休憩: 0:23
• 合計: 5:05

5:07 宿泊地
5:24 抜戸岩
6:05 笠新道分岐
6:06 6:07 分岐指導標（仮称）
6:54 7:07 杓子平
9:23 9:29 笠新道登山口
9:38 中崎橋
9:50 お助け風穴
10:04 10:07 登山口(双六岳・笠ヶ岳方面)
10:11 新穂高温泉駅
10:12 ゴール地点

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

写真

7/25 5:23

久しぶりの夜行バスからの登山。乗車率7割くらい。思った程は寝られなかったが、全く寝られなかったわけではないので、まあ十分か。

7/25 5:36

天気はくもり。

7/25 5:44

水がきれい。

7/25 5:55

いよいよ登山開始。序盤は林道歩き。

7/25 6:49

いよいよ笠新道。心してかかる。

7/25 7:44

標高1700mの標識。なかなかの消耗具合。

7/25 7:51

焼岳が見える。

7/25 7:57

標高1800mの標識。

7/25 8:04

標高2000mあたりから高山植物が目に付くようになり、やる気がでる。

7/25 8:29

ササユリ

7/25 8:36

シモツケソウ

7/25 8:44

見つめる先の穂高岳は雲の中。

7/25 8:55

標高2100mの標識。

7/25 8:55

槍・穂高は相変わらず雲の中。

7/25 10:01

ニッコウキスゲも群落あり。

7/25 10:03

カラマツソウ

7/25 10:11

杓子平に到着。しかし笠ヶ岳も稜線も雲の中…。

7/25 10:19

しかしまだ遠い。

7/25 10:21

チングルマ、半分は終わり、半分は咲いていた。

7/25 10:30

シナノキンバイ？この辺は区別がつきません…

7/25 10:30

ハクサンイチゲ、沢山咲いていました

7/25 10:31

コバイケイソウ

7/25 10:34

クジャクチョウ？

7/25 11:04

クロユリ

7/25 11:14

アオノツガザクラ

7/25 11:30

タカネヤハズハハコ？

7/25 11:41

タテヤマリンドウ？

7/25 11:44

抜戸岳へ寄り道。道がわかりにくかった。

7/25 11:46

稜線。半分は雲。

7/25 11:49

ベニバナイチゴ？

7/25 11:58

分岐。ここからは稜線歩き。

7/25 12:00

涼しくて歩きやすい。

7/25 12:06

チシマギキョウ？

7/25 12:44

山頂は近いがなかなか姿を見せてくれない

7/25 12:49

崖下に熊…？

7/25 12:56

いやほんとに姿を見せない。

7/25 13:03

とりあえずテント場に荷物を置く。でも足取りは重い。

7/25 13:03

山頂がようやく見えた〜。

7/25 13:13

小屋に到着。

7/25 13:19

チェックイン、そして昼食。

7/25 13:23

その勢いで山頂へ。

7/25 13:36

無事登頂。

7/25 13:37

穂高山頂はずっと雲の中。

7/25 13:37

槍ヶ岳の山頂はときどき見えた。

7/25 14:18

テント設営。あとはひたすらまったり。夜間に雨が何度か降った。

7/26 4:45

翌朝。天気は良さそう。

7/26 5:01

日の出。今日は暑そう。下山だけだが、水は多めに。

7/26 5:09

さあ、下山。

7/26 5:16

振り返る。昨日はまったく見えなかった笠ヶ岳が今日は良く見える。

7/26 5:51

同じ花でも見え方が違う。

7/26 5:53

稜線をはずれ、いよいよ笠新道へ。

7/26 6:18

杓子平。とにかくきれい。

7/26 6:52

杓子平からも笠ヶ岳が良く見える。

7/26 7:20

今日は花も輝いている感じ。

7/26 8:07

ヒョウモンチョウ？

7/26 8:28

クガイソウ

7/26 9:27

暑さと距離の長さに何度も休憩し、また前夜の雨の影響で何度も滑ったが、何とか笠新道を脱出。

7/26 9:38

あとは景色を楽しみながらゆっくり林道あるき。

7/26 9:51

まさに「お助け」という感じ。

7/26 10:07

下山〜。

7/26 10:37

本日は「風呂の日」で入浴料が割引でした。

撮影機器：

TG-4 OLYMPUS CORPORATION

感想

hiroyuki0165

1日目
久しぶりの夜行バスからの登山で、睡眠に少々不安があったが、そこそこ寝ることができた。聞いていた通りの笠新道、なかなかの坂、登っても登ってもなかなか進まない。この日は下山者も多いが、下山者も一様に疲弊感が漂い、「もう二度と来ない」と話す方もチラホラ。こちらも「テントが無ければ」と何度も思うが、持ってきてしまったものは仕方がない。とはいえこの日の天気は曇りで、暑いとはいえそこまでではなく、むしろ助かった。また高山植物が多く咲き、飽きずに歩くことができた。
杓子平まで行けばあとは勢いで、などと思っていたが、杓子平からの上りで急に足が止まる。花を愛でるいい機会、と思い直し、ゆっくり進む。
杓子平を登りきったあと、一旦抜戸岳を目指すが、山頂への道がやや不明瞭。方向だけあわせて歩きやすいところを進む。山頂には古ぼけた標識が一本立つだけだが、北方向の稜線の見晴らしがよく、行ってよかった。
笠新道に戻り、少し進むと稜線歩き。それまでの上り坂がなくなるだけで天国のよう。しかしそこから笠ヶ岳までまだ1時間、ひたすら歩く。しかも雲の影響で笠ヶ岳がなかなか姿を見せてくれない。やがてテント場、荷物をデポし、さらに5分くらい登ると山小屋。その手前でようやく山頂が見える。小屋で昼食をとり、そのまま登頂。
テント場はトイレが遠いのが辛いが、あとは快適だった。10〜15張くらいだったか。結局この日は薄日はさしてもすっきり晴れわたる感じではなく、こちらも疲れており早々と就寝。

2日目
この日は晴れ。御来光も拝むことができた。暑くなりそうなので早めにスタート。笠ヶ岳も槍穂もしっかり見える。前日の雨の影響か、高山植物も輝いているように見える。しかしこちらは疲労回復がままならず、楽しむ余裕があまりない。しかも予想通り時間がたつにつれ暑くなる。笠新道に入ってから、特に杓子平を越え、標高2000mを過ぎて高山植物がなくなったあたりからは修行モード。視界にゴールと思しき場所が早くから見えてしまうが、そこになかなか着く気配がないのがまた辛い。前日に聞いた「もう二度と来ない」というセリフが思いこされる。加えて前夜の雨の影響で足元が滑りやすく、何度かスリップ。沢の水の音が聞こえ始め、もう少しかなと思ってもまだ遠い。笠新道入り口にたどり着いた時の達成感は半端なかった。
下山後は中崎山荘で入浴、路線バスで高山駅へ出て、そこからJRで帰宅。翌日は久しぶりの筋肉痛。まだまだ鍛錬が足りないということか。