谷川岳(in西黒尾根out谷川温泉)18きっぷ日帰り
- GPS
- 06:16
- 距離
- 13.7km
- 登り
- 1,551m
- 下り
- 1,638m
コースタイム
- 山行
- 5:37
- 休憩
- 0:39
- 合計
- 6:16
天候 | 晴れ一時曇り。昼過ぎから雷鳴が聞こえてきましたが雨には逢いませんでした。 最寄観測所(みなかみ 標高524m)日最高気温33.0℃ 日最低気温21.2℃ |
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過去天気図(気象庁) | 2022年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
自転車
往路 JR 土合着 08:37 帰路 JR 水上発 18:44 谷川温泉から水上駅までの移動にはシェアサイクルの「ecobike」を利用しました。利用にはスマホアプリが必要です。事前にアプリをインストールして利用者登録を済ませておくとスムーズです。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
西黒尾根登山口 - トマノ耳(西黒尾根) 登山口から送電鉄塔(標高920m付近)までの道は濡れていて足場が悪いです。標高1440m付近、1480m付近、1750m付近に鎖場があります。鎖場は整備が行き届いており難しくはありませんが多少の高度感があります。 肩の小屋 - 熊穴沢避難小屋(天神尾根) 登山道の道幅が狭いうえに、ロープウェイ利用者の登頂ルートにあたるため通行量が多く混雑します。特に正午前後は登り下りの流れが交錯して込み合うと思われます。 天神平 - 谷川温泉(保登野沢ルート) 上部では登山道崩落個所があります。また沢筋を登山道と見間違う危険性があります。下部では渡渉が4回あります。降雨時やその直後は鉄砲水の危険がありますので絶対に立ち入らないでください。何より沢沿いはヤマビルの巣窟となっており、気持ち悪いので入山は本当にお勧めしません。 |
その他周辺情報 | 7月末は例年フジロックが開催されるため苗場方面は混雑すると予想されます。 |
写真
感想
谷川岳ロープウェイ駅へのアクセスは通常であれば水上駅か上毛高原駅からの路線バスがスムーズですが、今回は青春18きっぷ利用であったため土合駅の階段登りからのスタートとなりました。西黒尾根はほぼ予定通りのタイムで登りました。ラクダの背から上のあたりではお花がたくさん咲いていました。
山頂周辺はロープウェイ利用者も合わさって混雑しており、オキノ耳往復や天神尾根の下りには予定よりも時間がかかりました。蒸し暑かった天気は次第に雲が多くなり、天神山の手前からは雷鳴が聞こえ始めました。携帯の圏内であったため雨雲レーダーを確認でき、降雨のおそれはないと判断。保登野沢ルートに立ち入ることにしました。
保登野沢ルートは過去のレコにヤマビルの巣窟と書かれていたので、小まめに皮膚をチェックするなどの注意の上で臨んだのですが、悔しいことに軽く刺されてしまいました。足回りにも多数が付着しており、気持ち悪いことこの上なかったです。ポリエステルのタイツでガードしていたのが幸いしたのか大きな被害は免れました。
保登野沢ルートには登山道崩落個所がありました。また上部の沢筋は登山道と見間違いやすく、道迷いの危険性があります。保登野沢の渡渉も危険です。何よりヤマビルが気持ち悪いので、夏場にこのルートに立ち入ることは本当にお勧めしません。ただ沢の上部に山小屋等はないので沢の水は飲用に問題はないと思います。ごくごく飲みましたがうまかったです。
湯テルメ谷川で一息ついた後はシェアサイクルの「ecobike」で移動しました。ecobikeはみなかみ町では今年から始まった試みらしく実に便利です。おかげで「菓子工房 大とろ牛乳」まで足を延ばすことができました。大とろ牛乳は映えると話題のみなかみ町の新名物スイーツで、味はフルーチェから酸味を取り除いて少し凍らせた感じです。おいしいのですが値段は高いですね。
今回は暑さのために水の消費量が予定よりもかなり多くなりました。他にも混雑を考慮したコースタイムの設定やヤマビル対策など、反省点の多い山行となりました。
余談ですが、保登野沢の「ホト」は「保土ヶ谷」などと同語源ではないかと思います。
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