ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 4536274
全員に公開
ハイキング
白山

上小池から別山🌺稜線には花畑とホシガラスの鳴き声

2022年07月30日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
11:09
距離
17.5km
登り
1,854m
下り
1,851m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
9:21
休憩
1:47
合計
11:08
距離 17.5km 登り 1,858m 下り 1,854m
6:01
17
7:31
7:36
52
8:28
8:33
72
9:45
9:57
9
10:06
10:11
59
11:10
11:19
32
11:51
12:29
24
13:47
6
13:53
14:06
43
14:49
14:59
42
15:41
15:49
58
17:07
17:08
1
17:09
ゴール地点
水2L、ゼリー飲料1、麦茶1
天候 晴れのち曇りのち晴れ
過去天気図(気象庁) 2022年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
上小池登山者用駐車場40台、帰りは路駐が発生、山側駐車厳守
コース状況/
危険箇所等
上小池登山口〜六本檜は沢沿い道で泥濘が多い。以後別山までは綺麗に刈り払いされている
その他周辺情報 鳩ヶ湯温泉日帰り11〜16時 800円
早朝の三ノ峰と別山、鳩ヶ湯温泉地先にて
2022年07月30日 05:34撮影 by  DSC-HX60V, SONY
1
7/30 5:34
早朝の三ノ峰と別山、鳩ヶ湯温泉地先にて
金沢の男性と会話しながら入山
2022年07月30日 06:20撮影 by  DSC-HX60V, SONY
1
7/30 6:20
金沢の男性と会話しながら入山
ブナの大樹に英気をもらう
2022年07月30日 07:15撮影 by  DSC-HX60V, SONY
1
7/30 7:15
ブナの大樹に英気をもらう
六本檜に朝陽が昇る
2022年07月30日 07:18撮影 by  DSC-HX60V, SONY
1
7/30 7:18
六本檜に朝陽が昇る
アカモノの実は美味しいらしい
2022年07月30日 07:30撮影 by  DSC-HX60V, SONY
2
7/30 7:30
アカモノの実は美味しいらしい
六本檜に到着、三ノ峰と別山を望む
2022年07月30日 07:31撮影 by  DSC-HX60V, SONY
3
7/30 7:31
六本檜に到着、三ノ峰と別山を望む
南には能郷白山、荒島岳、経ヶ岳を望む
2022年07月30日 07:31撮影 by  DSC-HX60V, SONY
2
7/30 7:31
南には能郷白山、荒島岳、経ヶ岳を望む
樹林帯を抜けると三ノ峰の雄姿が飛び込んで来る
2022年07月30日 08:06撮影 by  DSC-HX60V, SONY
2
7/30 8:06
樹林帯を抜けると三ノ峰の雄姿が飛び込んで来る
イタドリと思われる。茎はスカンポ、食用/止血
2022年07月30日 08:07撮影 by  DSC-HX60V, SONY
7/30 8:07
イタドリと思われる。茎はスカンポ、食用/止血
線香花火のようなシモツケソウ
2022年07月30日 08:13撮影 by  DSC-HX60V, SONY
2
7/30 8:13
線香花火のようなシモツケソウ
ヨツバヒヨドリ
2022年07月30日 08:25撮影 by  DSC-HX60V, SONY
1
7/30 8:25
ヨツバヒヨドリ
ミヤマトウキ
2022年07月30日 08:26撮影 by  DSC-HX60V, SONY
1
7/30 8:26
ミヤマトウキ
シシウド
2022年07月30日 08:33撮影 by  DSC-HX60V, SONY
2
7/30 8:33
シシウド
シナノオトギリソウはもう終盤のよう
2022年07月30日 08:38撮影 by  DSC-HX60V, SONY
3
7/30 8:38
シナノオトギリソウはもう終盤のよう
立山ウツボグサ
2022年07月30日 08:40撮影 by  DSC-HX60V, SONY
1
7/30 8:40
立山ウツボグサ
アカショウマ
2022年07月30日 08:47撮影 by  DSC-HX60V, SONY
1
7/30 8:47
アカショウマ
ハクサンオミナエシ
2022年07月30日 08:52撮影 by  DSC-HX60V, SONY
2
7/30 8:52
ハクサンオミナエシ
銚子ヶ峰と笠羽湿原をズーム
2022年07月30日 08:57撮影 by  DSC-HX60V, SONY
1
7/30 8:57
銚子ヶ峰と笠羽湿原をズーム
美濃禅の一ノ峰、ニノ峰
2022年07月30日 09:02撮影 by  DSC-HX60V, SONY
2
7/30 9:02
美濃禅の一ノ峰、ニノ峰
ヨツバシオガマ
2022年07月30日 09:01撮影 by  DSC-HX60V, SONY
2
7/30 9:01
ヨツバシオガマ
この頃は白山が望めた
2022年07月30日 09:05撮影 by  DSC-HX60V, SONY
1
7/30 9:05
この頃は白山が望めた
三ノ峰(中央)、越前三ノ峰(右) ca.1900m
2022年07月30日 09:10撮影 by  DSC-HX60V, SONY
2
7/30 9:10
三ノ峰(中央)、越前三ノ峰(右) ca.1900m
ヤマブキショウマ?
2022年07月30日 09:17撮影 by  DSC-HX60V, SONY
1
7/30 9:17
ヤマブキショウマ?
タカネマツムシソウ
2022年07月30日 09:23撮影 by  DSC-HX60V, SONY
3
7/30 9:23
タカネマツムシソウ
シモツケソウ
2022年07月30日 09:24撮影 by  DSC-HX60V, SONY
3
7/30 9:24
シモツケソウ
ミヤマダイモンジソウ
2022年07月30日 09:30撮影 by  DSC-HX60V, SONY
2
7/30 9:30
ミヤマダイモンジソウ
ホタルブクロ?
2022年07月30日 09:30撮影 by  DSC-HX60V, SONY
2
7/30 9:30
ホタルブクロ?
タカネナデシコ
2022年07月30日 09:32撮影 by  DSC-HX60V, SONY
1
7/30 9:32
タカネナデシコ
ウスユキソウ
2022年07月30日 09:34撮影 by  DSC-HX60V, SONY
3
7/30 9:34
ウスユキソウ
ハクサンフウロ
2022年07月30日 09:35撮影 by  DSC-HX60V, SONY
2
7/30 9:35
ハクサンフウロ
ハクサンシャジン
2022年07月30日 09:36撮影 by  DSC-HX60V, SONY
5
7/30 9:36
ハクサンシャジン
ミネカエデ
2022年07月30日 09:39撮影 by  DSC-HX60V, SONY
1
7/30 9:39
ミネカエデ
三ノ峰避難小屋に到着
2022年07月30日 09:46撮影 by  DSC-HX60V, SONY
7/30 9:46
三ノ峰避難小屋に到着
アルプスは今日も雲の中、御嶽が少し見えている。
2022年07月30日 09:47撮影 by  DSC-HX60V, SONY
2
7/30 9:47
アルプスは今日も雲の中、御嶽が少し見えている。
三ノ峰(前衛峰)と別山
2022年07月30日 09:50撮影 by  DSC-HX60V, SONY
3
7/30 9:50
三ノ峰(前衛峰)と別山
マルバダケブキの大きな葉
2022年07月30日 09:51撮影 by  DSC-HX60V, SONY
2
7/30 9:51
マルバダケブキの大きな葉
透き通るような立山ウツボグサ
2022年07月30日 10:00撮影 by  DSC-HX60V, SONY
2
7/30 10:00
透き通るような立山ウツボグサ
三ノ峰から別山を望む‥ムムム呼んでいるようだ。
2022年07月30日 10:09撮影 by  DSC-HX60V, SONY
3
7/30 10:09
三ノ峰から別山を望む‥ムムム呼んでいるようだ。
一旦鞍部に落ちる
2022年07月30日 10:23撮影 by  DSC-HX60V, SONY
4
7/30 10:23
一旦鞍部に落ちる
ヤマハハコ
2022年07月30日 10:30撮影 by  DSC-HX60V, SONY
2
7/30 10:30
ヤマハハコ
センジュガンピ
2022年07月30日 10:38撮影 by  DSC-HX60V, SONY
2
7/30 10:38
センジュガンピ
まだ遠いな
2022年07月30日 10:44撮影 by  DSC-HX60V, SONY
3
7/30 10:44
まだ遠いな
ニッコウキスゲの群落
2022年07月30日 10:44撮影 by  DSC-HX60V, SONY
2
7/30 10:44
ニッコウキスゲの群落
ニッコウキスゲの大輪
2022年07月30日 10:56撮影 by  DSC-HX60V, SONY
3
7/30 10:56
ニッコウキスゲの大輪
ハクサンタイゲキ
2022年07月30日 11:03撮影 by  DSC-HX60V, SONY
3
7/30 11:03
ハクサンタイゲキ
カライトソウ
2022年07月30日 11:05撮影 by  DSC-HX60V, SONY
3
7/30 11:05
カライトソウ
ミヤマダイモンジソウ
2022年07月30日 11:05撮影 by  DSC-HX60V, SONY
3
7/30 11:05
ミヤマダイモンジソウ
やっと別山平に乗る、ニッコウキスゲは終わっていた。
2022年07月30日 11:07撮影 by  DSC-HX60V, SONY
2
7/30 11:07
やっと別山平に乗る、ニッコウキスゲは終わっていた。
??→イワショウブ
2022年07月30日 11:08撮影 by  DSC-HX60V, SONY
2
7/30 11:08
??→イワショウブ
ミヤマリンドウ
2022年07月30日 11:10撮影 by  DSC-HX60V, SONY
2
7/30 11:10
ミヤマリンドウ
さあ別山に向かうことにしよう
2022年07月30日 11:13撮影 by  DSC-HX60V, SONY
2
7/30 11:13
さあ別山に向かうことにしよう
白山の雲行きが怪しくなってきた
2022年07月30日 11:25撮影 by  DSC-HX60V, SONY
1
7/30 11:25
白山の雲行きが怪しくなってきた
標高差200mだが疲れた身には滲みる
2022年07月30日 11:34撮影 by  DSC-HX60V, SONY
7/30 11:34
標高差200mだが疲れた身には滲みる
ウメバチソウは初見だ
2022年07月30日 11:40撮影 by  DSC-HX60V, SONY
2
7/30 11:40
ウメバチソウは初見だ
カライトソウの群落
2022年07月30日 11:46撮影 by  DSC-HX60V, SONY
2
7/30 11:46
カライトソウの群落
ゴゼンタチバナ
2022年07月30日 11:50撮影 by  DSC-HX60V, SONY
1
7/30 11:50
ゴゼンタチバナ
白山縦走路に乗る
2022年07月30日 11:54撮影 by  DSC-HX60V, SONY
1
7/30 11:54
白山縦走路に乗る
別山神社にお参りする。白山神社奥宮のひとつ
2022年07月30日 11:54撮影 by  DSC-HX60V, SONY
7/30 11:54
別山神社にお参りする。白山神社奥宮のひとつ
2年ぶりの別山なのだ
2022年07月30日 11:56撮影 by  DSC-HX60V, SONY
2
7/30 11:56
2年ぶりの別山なのだ
歩いて来た三ノ峰からの稜線
2022年07月30日 11:57撮影 by  DSC-HX60V, SONY
3
7/30 11:57
歩いて来た三ノ峰からの稜線
三ノ峰避難小屋をズーム
2022年07月30日 12:10撮影 by  DSC-HX60V, SONY
1
7/30 12:10
三ノ峰避難小屋をズーム
チブリ尾根避難小屋をズーム
2022年07月30日 12:11撮影 by  DSC-HX60V, SONY
1
7/30 12:11
チブリ尾根避難小屋をズーム
近くの女性に撮っていただく。白山には赤谷から雲が湧き上がる
2022年07月30日 12:22撮影 by  DSC-HX60V, SONY
8
7/30 12:22
近くの女性に撮っていただく。白山には赤谷から雲が湧き上がる
白水湖と奥三方山
2022年07月30日 12:25撮影 by  DSC-HX60V, SONY
2
7/30 12:25
白水湖と奥三方山
シナノキンバイ
2022年07月30日 12:29撮影 by  DSC-HX60V, SONY
1
7/30 12:29
シナノキンバイ
白山は顔を見せてくれない‥下山の途に就く
2022年07月30日 12:29撮影 by  DSC-HX60V, SONY
1
7/30 12:29
白山は顔を見せてくれない‥下山の途に就く
別山平に向かって
2022年07月30日 12:38撮影 by  DSC-HX60V, SONY
3
7/30 12:38
別山平に向かって
ニッコウキスゲの群落
2022年07月30日 12:42撮影 by  DSC-HX60V, SONY
1
7/30 12:42
ニッコウキスゲの群落
別山平に下り立つ、写真を撮っていただいた女性が休憩中でご挨拶
2022年07月30日 12:53撮影 by  DSC-HX60V, SONY
1
7/30 12:53
別山平に下り立つ、写真を撮っていただいた女性が休憩中でご挨拶
振り返るとガスが湧き上がっている。ラッキーだ!
2022年07月30日 12:54撮影 by  DSC-HX60V, SONY
7/30 12:54
振り返るとガスが湧き上がっている。ラッキーだ!
ミヤマリンドウ
2022年07月30日 12:56撮影 by  DSC-HX60V, SONY
4
7/30 12:56
ミヤマリンドウ
チングルマは綿毛に
2022年07月30日 13:06撮影 by  DSC-HX60V, SONY
2
7/30 13:06
チングルマは綿毛に
三ノ峰への試練の登り返し
2022年07月30日 13:11撮影 by  DSC-HX60V, SONY
2
7/30 13:11
三ノ峰への試練の登り返し
シラビソの枝で大型の鳥がガーガーと鳴く‥ホシガラスのようだ。
2022年07月30日 13:14撮影 by  DSC-HX60V, SONY
1
7/30 13:14
シラビソの枝で大型の鳥がガーガーと鳴く‥ホシガラスのようだ。
立ち枯れの木に何故か哀愁を感じる
2022年07月30日 13:19撮影 by  DSC-HX60V, SONY
1
7/30 13:19
立ち枯れの木に何故か哀愁を感じる
クガイソウ
2022年07月30日 13:20撮影 by  DSC-HX60V, SONY
1
7/30 13:20
クガイソウ
三ノ峰にて、別山の雄姿は見えない
2022年07月30日 13:48撮影 by  DSC-HX60V, SONY
7/30 13:48
三ノ峰にて、別山の雄姿は見えない
三ノ峰避難小屋に到着
2022年07月30日 13:52撮影 by  DSC-HX60V, SONY
7/30 13:52
三ノ峰避難小屋に到着
避難小屋東側の雪渓
2022年07月30日 13:59撮影 by  DSC-HX60V, SONY
7/30 13:59
避難小屋東側の雪渓
小屋前に先週には無かった筵が敷いてある
2022年07月30日 14:07撮影 by  DSC-HX60V, SONY
7/30 14:07
小屋前に先週には無かった筵が敷いてある
下は晴れているようだ
2022年07月30日 14:18撮影 by  DSC-HX60V, SONY
7/30 14:18
下は晴れているようだ
ミヤマキンポウゲ
2022年07月30日 14:20撮影 by  DSC-HX60V, SONY
2
7/30 14:20
ミヤマキンポウゲ
オヤマリンドウ
2022年07月30日 14:22撮影 by  DSC-HX60V, SONY
2
7/30 14:22
オヤマリンドウ
やっと六本檜まで下ると三ノ峰のガスは上がったようだ
2022年07月30日 15:50撮影 by  DSC-HX60V, SONY
7/30 15:50
やっと六本檜まで下ると三ノ峰のガスは上がったようだ
もうひと踏ん張り、下って行く
2022年07月30日 15:50撮影 by  DSC-HX60V, SONY
7/30 15:50
もうひと踏ん張り、下って行く
十人団体さんに追いついたと思ったら体調が悪い人が居るらしい。
2022年07月30日 16:48撮影 by  DSC-HX60V, SONY
7/30 16:48
十人団体さんに追いついたと思ったら体調が悪い人が居るらしい。
もうクタクタで脚も限界。お疲れさん
2022年07月30日 17:09撮影 by  DSC-HX60V, SONY
2
7/30 17:09
もうクタクタで脚も限界。お疲れさん
撮影機器:

感想

この日の北陸は好天が予想されている。5日前の別山敗退のリベンジをするべく前夜は9時に就寝、3時に起床。上小池には6時前に到着すると駐車場は7割方が埋まっていた。

登山口では単独の男性がスマホを操作しながら動こうとしない。先に行かせてもらうが林道で話しかけられラインが通じないと言われる。金沢から来られた方で私より20もお若い。三ノ峰まで上がれば通じますよとお教えする。

谷沿いの道は先週よりは泥濘がマシになっている。六本檜を通過して樹林帯を抜けると険しい稜線の先には圧巻の三ノ峰が聳え立っている。シモツケソウやハクサンフウロが最盛期だ。シナノオトギリは終盤だが背丈の高いシシウドがよく目立つ。

順調に三ノ峰避難小屋に到着して小休止する。アルプスは今回も棚引く雲に遮られて見えない。三ノ峰へ登り始めると朝に会話した金沢の男性が降りて来られる。別山は止めて下山すると言われる。金沢の今夜は北国花火があるので始まるまでに帰らないと大渋滞に巻き込まれるらしい。そういえば娘からも聞いていたような気がする。

三ノ峰からは青空に突き出る端正な別山が見える。行くしかない。一旦下ってからの登り返しを何人にも抜かれて上がって行く。センジュガンピ、ヤマハハコ、クガイソウが花盛りだ。楽しみにしていた別山平直下のハクサンコザクラは見当たらない。別山平に乗るとその端正な山容が飛び込んで来る。残念ながらニッコウキスゲ祭りは終焉していた。

ひと休みしてから別山の南東尾根に取付く。いつもながら標高差200mとは思えない高い峰に向かって一歩一歩登って行く。白い可憐なウメバチソウを初めて見ることが出来た。白山神社奥宮に参拝してから山頂を踏む。

山頂台地では20人ぐらいの登山者が休憩中だ。登頂出来た喜びに浸りながらランチタイムとする。内緒で担ぎ上げた冷えたビールが実に美味い。食後に近くにいた若い女性に写真をお願いする。白山は赤谷に湧き上がる雲で見えなくなっている。2年前もそうだったことを思い出す。女性の写真も撮って差し上げる。達成感に浸りながら休憩し下山の途に就く。

別山平に下りて振り返るとえっと声を発してしまう。別山にガスが掛かっているのだ。ラッキーだ。丁度先ほどの女性が休憩しておられ笑われてしまった。三ノ峰への鞍部近くではグエッグエッと鳴き声が聞こえる。先ほどの女性が通りかかられ何ですかと訊かれる。大型の鳥がシラビソの枝に乗って鳴いているのだ。ホシガラスのようだ。数年前に白山で見たのを思い出す。

三ノ峰の上空にも雲が流れてきたので急いで登り上げる。避難小屋に着いたらガスッてきた。小屋の近くにあるというハクサンコザクラを探したけれど見つからない。休憩後はガスの中を下りて行くと何のことはない。高度を下げたら晴れ間が広がっている。

以後は消化試合だが小屋泊まりの数人とすれ違いながら黙々と下って行く。六本檜からの下りはいつもの如く異常に長く感じられる。脚も限界に近い。やっとのことで三ノ峰登山口まで下りて行くと十数人の団体さんで渋滞している。別山平でスライドした団体さんだ。訊けば気分が悪い方がおられ庇いながら牛歩で歩いておられるのだった。

私の出る幕はないので駐車場までの辛い登り返しを息継ぎしながら戻って行く。やはりこれぐらいの距離と標高差が私の限界のようだ。駐車場には名古屋ナンバーの大きなレンタバスが待機中だった。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:303人

コメント

こんにちは。
短期間にリベンジを果たされましたね!別山まで辿り着かれて、自分のことのように嬉しく思いました😆
たくさん咲き乱れる花々の種類が、どんどん入れ替わっていきますね。6月にゼブラ模様が綺麗だった斜面には、雪渓など殆どありませんね。季節の移り変わりは早いものです。
哀愁を感じる立ち枯れ樹、私も毎回写真を撮ってしまいます😉

#49の??の花は、イワショウブではないでしょうか。
2022/7/31 15:26
uriuri4211さん、コメントありがとうございます。
イワショウブの花ですね。ありがとうございます。
別山の日帰りが私の体力の限界です。六本檜からの下りは拷問でした😵。

季節の移ろいは早いですね、一週間前と比較しても分かります。
シナノオトギリソウやニッコウキスゲが終わり、シモツケソウが全開でした。
写真を撮った後に、偶然二回も会話した美人が印象的でした
2022/7/31 16:42
naojiroさん
がんばりましたね〜
距離が長いので僕には大変なコースです。
しかし、花のある風景が癒してくれるのでまだ救われます。
別山は一日前に南竜からピストンしましたが、どのコースでも別山は遠いです。
南竜〜別山の稜線の花もすごかったですよ
2022/8/1 0:48
tanbazaruさん
やっと別山まで届きました
tanbazaruさん達が上小池から登られたのは丁度ひと月前でしたね。
ゼブラ模様と花たちは変わって行きます。別山平直下の道のチングルマは綿毛になり、ハクサンコザクラは見つけられませんでした。

上りの脚は何とか持ってくれましたが、下りに意外と時間がかかってしまった。
ロングコース後の下りの脚も大変なことを失念していました💦
tanbazaruさんは、なんと前日も白山に行っておられたのですか!
その行動力には頭が下がります。レコを拝見させてください。
2022/8/1 4:56
猛暑の中のロングな山行素晴らしいです。景色もきれいで一緒に歩いている気分です。中でも39番のコマのような構図が私は好きです。それはまるで「森村誠一・虚無の道標」を連想します。くれぐれも十分注意され安全に、また素晴らしい山行をお待ちしております。
2022/8/1 10:32
意地もあって別山をリベンジ登頂しました。
ロングは体力も必要ですが気力も重要な要素です。
三ノ峰から望む別山への稜線はあまりにも遠く感じます。
身体が一瞬の拒絶反応を示しますが、時間に余裕を持てば何とかなります。
それよりもロングの下山は拷問に感じることもあります。
2022/8/1 17:16
naojiroさん、こんにちは。
早速のリベンジ、さすがです!
白山、別山は何度でも歩きたいですね。
2022/8/1 18:29
mitchiro1114さん、ありがとうございます。
このままでは毎日の生活に支障があるので決行しました。
今月は白山を計画しております。
マンゴープリンスイーツを持って
2022/8/2 6:16
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら