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Yamareco

記録ID: 4539774
全員に公開
ハイキング
妙高・戸隠・雨飾

火打山(蝶舞う天空の花園)

2022年07月31日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
08:34
距離
20.6km
登り
1,412m
下り
1,410m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
7:09
休憩
1:24
合計
8:33
距離 20.6km 登り 1,412m 下り 1,420m
3:55
38
4:33
4:37
62
5:39
32
6:11
6:12
12
6:24
26
6:50
6:55
25
7:20
7:55
28
8:23
8:37
26
9:03
22
9:25
9:27
16
9:43
19
10:02
10:17
18
10:35
10:38
17
10:55
10:57
50
11:47
11:48
37
12:25
12:27
1
12:28
ゴール地点
天候 晴れ/曇り
過去天気図(気象庁) 2022年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
土曜日の16:00頃にトイレのある広い駐車場に駐車しました。路肩駐車の車もありましたので、午前中は満杯だったのでしょうね。日曜日に駐車場を出たとき(13:00頃)は比較的空いていました。
コース状況/
危険箇所等
木道が比較的多いのですが、濡れていると滑ります。あと、泥濘が多いです(スパッツがあった方が良いでしょう)。下りは黒沢池ヒュッテ経由でしたが、茶臼山の途中まではかなり歩きにくいです。なお、今回歩いた範囲内では雪渓歩きはありませんし、危険箇所や迷うようなところは無いと思います。
その他周辺情報 協力金500円、火打山を含む妙高山系と繋がりの深い関山神社(ご朱印300円)、ニューミサ(味噌ラーメン900円)、赤倉野天風呂:滝の湯(大人500円)
登山口を3:45頃に出発。闇のなかホトトギスが鳴いていました。日の出前後からオオルリの囀りが賑やか。ここ黒沢橋までは木道。ヘッドランプをつけて歩きましたが、所々にある泥濘を判別できず意外に苦戦。
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登山口を3:45頃に出発。闇のなかホトトギスが鳴いていました。日の出前後からオオルリの囀りが賑やか。ここ黒沢橋までは木道。ヘッドランプをつけて歩きましたが、所々にある泥濘を判別できず意外に苦戦。
北アルプス方面のモルゲンタイム(12曲りが終わった辺り):遠くの白い山は雪倉岳でしょうか。
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北アルプス方面のモルゲンタイム(12曲りが終わった辺り):遠くの白い山は雪倉岳でしょうか。
白馬連峰と微かに剱岳
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白馬連峰と微かに剱岳
鹿島槍ヶ岳
白馬大雪渓にズームイン
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白馬大雪渓にズームイン
鹿島槍ヶ岳にズームイン
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鹿島槍ヶ岳にズームイン
富士見平分岐
やっと見えてきました!右から火打山、影火打山、焼山。なお、妙高山はこの時点で雲の中。
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やっと見えてきました!右から火打山、影火打山、焼山。なお、妙高山はこの時点で雲の中。
焼山は、この後すぐに雲に覆われてしまいました。
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焼山は、この後すぐに雲に覆われてしまいました。
高谷池ヒュッテ
高谷池:山頂部は未だ雲に覆われていない。ということでペースを上げる。花や景色は帰りに。
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高谷池:山頂部は未だ雲に覆われていない。ということでペースを上げる。花や景色は帰りに。
この辺り「早い時期に咲く高山植物たち」(チングルマ、コイワカガミ、ハクサンコザクラ、ミヤマキンバイ、アオノツガザクラなど)の大群落あり、いずれも満開。残雪の影響?帰りにじっくり観賞しよう。
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この辺り「早い時期に咲く高山植物たち」(チングルマ、コイワカガミ、ハクサンコザクラ、ミヤマキンバイ、アオノツガザクラなど)の大群落あり、いずれも満開。残雪の影響?帰りにじっくり観賞しよう。
見晴らしの良い天狗の庭:山頂部に雲が...やっぱ、ダメかな。
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見晴らしの良い天狗の庭:山頂部に雲が...やっぱ、ダメかな。
逆さ火打:雲が増えてきたなあ〜。諦めず先を急ぐ
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逆さ火打:雲が増えてきたなあ〜。諦めず先を急ぐ
マルバタケブキとダケカンバ
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マルバタケブキとダケカンバ
天狗の庭方面、妙高山の山頂部分は雲の中
天狗の庭方面、妙高山の山頂部分は雲の中
雲に覆われる前に山頂に到着。妙高山や焼山は雲の中ですが、天狗の庭方面や日本海側は晴れていました。夜明け前からハイペースで登った甲斐があった!ということにしよう。
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雲に覆われる前に山頂に到着。妙高山や焼山は雲の中ですが、天狗の庭方面や日本海側は晴れていました。夜明け前からハイペースで登った甲斐があった!ということにしよう。
山頂から天狗の庭(高層湿原と池塘群)
山頂から天狗の庭(高層湿原と池塘群)
焼山と裏火打山(左下):なんとか顔を出してくれました!
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焼山と裏火打山(左下):なんとか顔を出してくれました!
上越・日本海側
八ヶ岳(赤岳、蓼科山など)、手前左側は飯縄山
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八ヶ岳(赤岳、蓼科山など)、手前左側は飯縄山
富士山だ!
山頂のヤマハハコ:このあとは景色と花を見ながらブラブラとゆっくり下ります。
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山頂のヤマハハコ:このあとは景色と花を見ながらブラブラとゆっくり下ります。
山頂からは高山植物の見事な大群落。コバイケイソウは殆ど終わりでした。
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山頂からは高山植物の見事な大群落。コバイケイソウは殆ど終わりでした。
ウサギギク満開
クルマユリも所々に
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クルマユリも所々に
ライチョウ平:ライチョウには会えませんでした。
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ライチョウ平:ライチョウには会えませんでした。
なつむし集う花の傘
なつむし集う花の傘
アサギマダラがふわ〜り、ふわ〜りと、目の前のマルバタケブキにやってきました。
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アサギマダラがふわ〜り、ふわ〜りと、目の前のマルバタケブキにやってきました。
山頂から天狗の庭あたりで4,5回見かけました。この子の翅は未だフレッシュです。どこまで旅するのかな?
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山頂から天狗の庭あたりで4,5回見かけました。この子の翅は未だフレッシュです。どこまで旅するのかな?
他にタテハチョウ、ヒョウモンチョウ、アゲハチョウの仲間なども見かけましたが、写真を撮ることは出来ませんでした。
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他にタテハチョウ、ヒョウモンチョウ、アゲハチョウの仲間なども見かけましたが、写真を撮ることは出来ませんでした。
ミヤマシャジン
雷菱直下の雪渓とマルバタケブキ
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雷菱直下の雪渓とマルバタケブキ
小鳥舞うヨツバシオガマ
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小鳥舞うヨツバシオガマ
オトギリソウ
逆さ火打
火打山とコバイケイソウ
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火打山とコバイケイソウ
火打山とモミジカラマツ(モミジの葉っぱ)。この辺りから(往路スルーした)「早い時期に咲く高山植物たち」の大群落があります。
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火打山とモミジカラマツ(モミジの葉っぱ)。この辺りから(往路スルーした)「早い時期に咲く高山植物たち」の大群落があります。
ミヤマキンバイ
ミヤマキンバイのアップ
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ミヤマキンバイのアップ
この時期にチングルマ!
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この時期にチングルマ!
チングルマのアップ
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チングルマのアップ
この時期にイワカガミ!
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この時期にイワカガミ!
この時期にハクサンコザクラ!しかもフレッシュです!
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この時期にハクサンコザクラ!しかもフレッシュです!
アオノツガザクラ
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アオノツガザクラ
高谷池ヒュッテ
キヌガサソウ
眞池ヒュッテ分岐から茶臼山までは沢を登るような感じで歩きにくいです。茶臼山まで展望は殆どなし。
眞池ヒュッテ分岐から茶臼山までは沢を登るような感じで歩きにくいです。茶臼山まで展望は殆どなし。
茶臼岳を過ぎてから、下の方に広大な湿原や多数の池塘が見えてきました。
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茶臼岳を過ぎてから、下の方に広大な湿原や多数の池塘が見えてきました。
黒沢池ヒュッテ
黒沢池ヒュッテより少し上がったところから、富士見平分岐近くまで、気持ちの良い高層湿原の木道歩きです。花は終わっていましたがチングルマが沢山ありました。
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黒沢池ヒュッテより少し上がったところから、富士見平分岐近くまで、気持ちの良い高層湿原の木道歩きです。花は終わっていましたがチングルマが沢山ありました。
ワタスゲもいっぱい。水芭蕉の葉などもありましたので、もう少し早ければもっと素晴らしい景観だと思います。
ワタスゲもいっぱい。水芭蕉の葉などもありましたので、もう少し早ければもっと素晴らしい景観だと思います。
モウセンゴケも沢山見かけました。
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モウセンゴケも沢山見かけました。
ハクサンフウロも
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ハクサンフウロも
再び富士見平分岐
再び富士見平分岐
オオバミゾホオズキ
オオバミゾホオズキ
目玉おやじになったギンリョウソウ
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目玉おやじになったギンリョウソウ
やっと登山口に戻ってきました。
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やっと登山口に戻ってきました。
露天風呂のみ。2階大部屋(休憩室)で1時間ほど仮眠しました。
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露天風呂のみ。2階大部屋(休憩室)で1時間ほど仮眠しました。
こちら方面に来たときは必ず立ち寄ります。相変わらず盛況でした。
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こちら方面に来たときは必ず立ち寄ります。相変わらず盛況でした。
関山神社:妙高山のみならず、火打山とも深い繋がりがあるようです。折角なので参拝し、書置きのご朱印をいただきました。
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関山神社:妙高山のみならず、火打山とも深い繋がりがあるようです。折角なので参拝し、書置きのご朱印をいただきました。

装備

個人装備
長袖シャツ ズボン 靴下 革手袋 ウインドブレーカー 雨具 替え紐 ザック 食物 飲料(水0.5L+ジュース2.0L) 地図 コンパス ナイフ 計画書 筆記用具 ファーストエイドキット 布ガムテープ 常備薬 携帯トイレ 日焼け止め 保険証 携帯電話(GPS) 時計 タオル カメラ 虫除け 熊除けの鈴

感想

山頂から晴れ渡った景色を見るために夜明け前から、ほぼ休むことなくハイペースで登り、山頂ではヘロヘロでした。周囲の妙高山、焼山、裏火打山は殆ど雲の中でしたが、火打山から天狗の庭方面は晴れていて、その景観は見事でした。ライチョウには会えませんでしたが、アサギマダラを何回も見ることが出来たのはラッキーでした。高谷池ヒュッテ-黒沢池ヒュッテ-富士見平分岐のルートでは、妙高山の天気が今ひとつだったせいなのか殆ど人に会いませんでしたが、特に黒沢池ヒュッテから富士見平分岐までの高層湿原はとても気持ちの良い、静かな木道歩きを楽しめました。

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