大日杉から大日岳 御西小屋テント泊

2022年07月30日(土) ~ 2022年07月31日(日)

• GPS: 14:24
• 距離: 32.4km
• 登り: 2,760m
• 下り: 2,717m

コースタイム

1日目

• 山行: 5:58
• 休憩: 0:14
• 合計: 6:12

7:25 大日杉駐車場
8:03 長之助清水
8:08 御田
9:15 9:18 地蔵岳
9:52 目洗い清水
11:08 11:11 切合小屋
11:35 11:38 草履塚
12:33 本山小屋
12:48 12:53 飯豊山
13:37 御西岳避難小屋

2日目

• 山行: 7:22
• 休憩: 0:44
• 合計: 8:06

4:40 御西岳避難小屋
5:35 5:38 大日岳
6:40 7:15 御西岳避難小屋
7:20 御西避難小屋水場
7:25 御西岳避難小屋
8:20 8:23 飯豊山
9:18 草履塚
9:39 切合小屋
10:47 目洗い清水
11:24 11:27 地蔵岳
12:42 大日杉小屋
12:46 大日杉駐車場

天候

高気圧で安定も暑い，風ない。暑さのせいかガス湧く，夏山らしい？

アクセス

利用交通機関：

自家用車

結構広い駐車場も一杯で，林道沿いまで。帰りには，駐車場出入りスペースに強引に停めた車で林道にでれず空いたところから出庫する位に，マナー悪い車も。

写真

7/30 7:26

白川ダム経由で福島に抜けて御沢口の予定が，車道通行止めで大日杉口に変更。そのせいもあるのか随分混んでます。途中小用で窓開けたまま停車したらアブ大量流入！車中泊用の蚊がいなくなるスプレーがアブにも効果てきめん

7/30 8:03

暑い！風もなく，汗だくで，先が思いやられる。登山口から近くて行ったことない長之助清水分岐。

7/30 8:08

御田の杉 通過

7/30 9:15

地蔵岳三角点からの本山。ここから主稜線までも結構長い

7/30 9:40

その主稜線はガス湧いている

7/30 9:52

目洗清水。奥は三国への稜線

7/30 9:57

ツリフネソウにしては趣きちがう？ミヤマ ママコナ

7/30 10:05

御坪あたりをのぞむ

7/30 10:18

主稜線に大分寄ってきました

7/30 10:20

初めてみました。イワインチンが開いたのとも違う。後で調べたら白山女郎花。漢字が凄い（おみなえし）

7/30 10:20

マツムシソウ　主稜線でも咲き誇ってました

7/30 10:47

ウメバチソウは切合への支尾根のここ位

7/30 10:47

イワオトギリ

7/30 10:52

いったん沢を渡って，，，

7/30 10:54

沢近くは花だらけ　コザクラソウ

7/30 10:54

アオノツガサクラ

7/30 10:55

チングルマ

7/30 10:57

なんということでしょう！先週，朝日古寺山直下で一輪だけ会えたのが最後と思っていたのに，こんなところで。。。

7/30 10:57

ヒメさま，お美しゅうございます。

7/30 11:08

切合小屋。泊まる方だけではないでしょうが，随分賑わっていて，水だけ頂き，通過

7/30 11:25

小屋の先の湿原もイワカガミ，アオノツガサクラなど花多い

7/30 11:35

小屋前は混んでいて，草履塚にて補給

7/30 12:12

最後の御前坂の登り途中から御秘所，草履塚を振り返る

7/30 12:12

本山方向はガス

7/30 12:12

イワギキョウ？えーっと花冠のふちに毛があるのでチシマギキョウですね

7/30 12:15

こちらは背が高め，ミヤマシャジンか

7/30 12:33

小屋手前の定番スポット。小屋前でおやじさんに「空いてるよお，御西の方みんな行ったよお，切合にみんな囲まわれているよお」と嘆かれる。今度はテント持たずに泊りに来よう

7/30 12:33

そういわれて見るとミヤマリンドウとは全然違います

7/30 12:37

小屋から本山方向。ガスが。。。

7/30 12:42

ニッコウキスゲに癒される

7/30 12:43

夏ですね〜

7/30 12:43

シロバナトウウチソウ

7/30 12:48

本山到着

7/30 12:49

ダイグラ方向はガス

7/30 13:04

御西への極楽ロードも花一杯。ミヤマコゴメグサ

7/30 13:14

草原に揺れるキスゲ

7/30 13:15

コバイケイソウもこういう絵柄がよいです

7/30 13:19

ハクサンフウロ

7/30 13:19

やっとガス飛びました，本山振り返る

7/30 13:20

大日方向のガスはとれません

7/30 13:38

御西山頂ってある？付近からの本山方向。ヨツバシオガマとコバイケイソウ

7/30 13:40

チングルマが嬉しそうに咲いてます

7/30 13:46

まもなく御西小屋。スライドした方からはテント数張と聞いて安心してましたが，既に20張位

7/30 13:48

小屋到着。水場方向

7/30 14:36

久しぶりにテントを張って，水場に向かいます

7/30 14:36

水場から見上げる小屋。上半身裸で冷たい水場で汗ぬぐっている方，気持ちよさげですが，女性おられますよ。

7/30 14:56

久しぶりのテント。一度フライを裏返しに張ってしまう。大日岳はガス

7/30 14:58

至福のとき。冷凍したビールとそうでないビールを保冷シートで一緒に包んできたが，この暑さでは。。。雪渓で冷やすのを待ちきれず，ぐびり，効きます。

7/30 16:15

やっと大日岳がお姿を

7/30 17:14

残雪を入れたZIP付グラノーラの空き袋でビールがしっかり冷える。その後は口がしっかり閉じるゴミ袋になる。見た目悪いがZIPLOCK+自作コジーはカップ飯，ペンネとソーセージ足しのFD野菜スープ。

7/30 19:06

夕日はガスがとび，くっきりと新潟沖に沈む

7/30 19:06

大日もくっきりになりました

7/30 19:14

磐梯山方向

7/30 19:19

新潟の街の明かり

7/30 19:20

会津の街の明かり。夜は結構風があり，テントは揺さぶられる。

7/31 4:41

朝，テントのみなさんは真っ暗なうちからやたら早い。この時間に歩きだしは大分遅い方。

7/31 4:45

朝日が大日を照らす

7/31 4:45

吾妻〜安達太良〜磐梯山方向

7/31 4:46

歩くシアワセを感じます

7/31 5:34

大日岳山頂。日の出に合わせて登った方がほとんどのようで無人

7/31 5:34

大日からの磐梯山

7/31 5:35

大日からの磐梯山の右手(西)なので，御神楽や粟ヶ岳，守門あたりか

7/31 5:35

さらに西側　越後三山あたりか

7/31 5:36

朝日の奥，月山かな〜。形は岩手山だが近すぎ

7/31 5:36

大日からの北股岳

7/31 5:39

大日から戻ります。逆光の御西，本山

7/31 6:06

紫がくっきりのウツボグサ

7/31 6:14

御西小屋，よいロケーションですが風当たり強そう

7/31 6:15

ハクサンシャジン隆盛

7/31 6:26

チングルマもお見事

7/31 6:30

キスゲ見過ごせない

7/31 7:31

テントに戻り，着替え/片づけ/強風でのテント撤収/水汲みなんやかんや1時間近くかかってしまう，反省。本山に戻ります

7/31 7:33

本日はガスもなくすっきり，風もあり爽やか

7/31 7:45

大日岳は今日はくっきりと思いきや，，

7/31 7:51

コバイケイソウと本山周辺の連なり

7/31 8:03

駒形山からの北股岳。本山と違って人少なくてなごみます

7/31 8:05

ミヤマコゴメグサ

7/31 8:18

本山。昨日はガスで見えなかったダイグラ尾根

7/31 8:18

本山から大日方向

7/31 8:25

本山近くの飯豊リンドウ

7/31 8:31

シロバナトウウチソウ

7/31 8:42

昨日はガスっていた切合への主稜線，またガス湧いてきました

7/31 8:46

ハクサンシャジンばかりかとみていると違う。めしべが突き出ているミヤマシャジン？にしては色が白っぽい？

7/31 8:46

これは濃紺でミヤマシャジンか

7/31 8:48

御前坂の高嶺爪草

7/31 9:16

草履塚途中からの御前坂，御秘所。御西といい「御」つく地名多い。

7/31 9:18

大日岳は恥ずかしかりなのか，ご開帳は限定なのかまたもガスのベールに包まれる。

7/31 9:39

本日に賑わう切合。本山小屋のオヤジが「みんな囲われる」と嘆くものわかる。

7/31 9:50

小屋付近は混みあっているので水場で休憩と水補給。賞味期限切れFDのお汁粉は水でもOKと知り，冷たい沢水で食すと暑い中で意外に美味い。

7/31 10:19

他の方の記録みるとミヤマ クルマバナ

7/31 10:43

目洗清水の近く踏み跡あり，入ってみると草原化しつつある湿原にキスゲ。

7/31 11:23

地蔵岳だけでみたナデシコと思ったらセンジュガンピ(千手岩菲)だそうだ

7/31 11:24

地蔵岳三角点からの本山。みなさん暑いあちい，喉が渇くと歩いています，

7/31 11:44

だまし地蔵からのほんとの地蔵岳。

7/31 12:45

切合小屋から下りでも，結構人が登ってきましたが，結構年輩で大きなザック。ただでさえ熱中症になりそうな中，スーパー高齢者です。やっと戻り。

撮影機器：

SO-04E Sony

感想

yamkoi

梅雨明け早く，7月最終週末は盛夏の飯豊に。太平洋側に陣取った不動の高気圧で暑い。暑いせいかガスが沸き展望はそれなりの日中であるものの，伸びやかな草原で高山植物も謳歌するような中を歩くのは夏ならではシアワセ。久しぶりの泊りで，さらに東北ではめったにないテント泊で，ガスも飛んだ夕朝の至福の時間も堪能。盛夏は日中暑くてかなわないが，その分朝晩の爽やかさでお釣りがくる位。天気次第ではあるが泊りはよいものだなあと改めて実感。何もすることもなく一人で黙って飲むビール，ワインもまたよし。代謝モードが夏向けに切り替わるようにタップリ歩いて，帰宅してからのビールも無論旨い。
それにしても，飯豊はどこから登ってもキツイが，結構な年輩の方々がでかいザックで盛夏に汗して登ってくるのには驚き。