【北ア】剣御前・龍王岳・赤牛岳 〜赤牛はるか遠く〜

2022年08月01日(月) ~ 2022年08月05日(金)

• GPS: 37:30
• 距離: 59.8km
• 登り: 5,933m
• 下り: 6,786m

コースタイム

1日目

• 山行: 6:21
• 休憩: 1:09
• 合計: 7:30

距離 11.6km 登り 1,094m 下り 831m

8:51 室堂
9:00 みくりが池
9:04 みくりが池温泉
9:17 雷鳥荘
9:26 9:27 雷鳥沢ヒュッテ
9:34 雷鳥沢キャンプ場
9:40 浄土橋
10:08 新室堂乗越
11:37 12:05 剱御前小舎
12:11 12:15 剱御前山（最高点）
12:27 12:44 剱御前
12:56 12:57 剱御前山（最高点）
13:04 13:19 剱御前小舎
14:23 14:26 浄土橋
16:21 一の越山荘

2日目

• 山行: 4:07
• 休憩: 1:05
• 合計: 5:12

距離 6.3km 登り 572m 下り 770m

6:41 一の越山荘
7:11 7:12 浄土山南峰
7:31 龍王岳
8:31 8:38 鬼岳東面
9:30 10:05 獅子岳
10:56 11:18 ザラ峠
11:53 五色ヶ原山荘

3日目

• 山行: 4:55
• 休憩: 1:55
• 合計: 6:50

距離 12.8km 登り 731m 下り 1,724m

5:16 五色ヶ原山荘
5:28 五色ヶ原キャンプ場
7:02 7:09 刈安峠
8:19 10:00 平乃小屋
10:07 10:14 平ノ渡場・仮設
12:06 奥黒部ヒュッテ

4日目

• 山行: 10:05
• 休憩: 0:13
• 合計: 10:18

距離 12.9km 登り 1,458m 下り 1,459m

3:20 奥黒部ヒュッテ
8:46 8:59 赤牛岳
13:38 奥黒部ヒュッテ

5日目

• 山行: 6:24
• 休憩: 1:04
• 合計: 7:28

距離 16.3km 登り 2,092m 下り 2,018m

7:29 奥黒部ヒュッテ
9:44 10:20 平ノ渡場・仮設
13:51 14:18 ロッジくろよん
14:39 黒部湖駅
14:44 14:45 黒部ダム
14:57 黒部ダム駅

天候

(1日目：剱御前)　　　　　　晴れ
(2日目：龍王岳〜五色ケ原)　晴れ
(3日目：奥黒部)　　　　　　晴れ
(4日目：読売新道〜赤牛岳)　雨
(5日目：黒部湖)　　　　　　晴れ

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車 ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

扇沢無料駐車場マイカー留置

コース状況／危険箇所等

　鬼岳〜獅子岳間の残雪は、基本2か所有りますがこの時期は中小計4か所に分断されていた。その雪は既にほぼ腐って来ていたので踏み抜きに注意。なおアイゼンは不要だった。

　読売新道は、ジャングルジム状態の木の根っことかゴロ石に苔が生えてとても滑りやすい沢状態の登山道、稜線上は岩々であったり細かい砂礫などでザレ場状態であったりなので非常に変化に富んでいる。ある意味趣き深い!(^^)!

　奥黒部ヒュッテ〜平の渡し区間の登山道は、約55ヶ所に渡された木製の橋(階段)は踏み外せばダム湖に真っ逆さまに滑落する断崖にその大部分が掛けられている。蓋しこのお陰で奥地まで行けることに感謝しなければならない。
　平の渡し〜ロッジくろよん区間の木製の橋の数はそれほど多くは無い。1ヶ所崩落地を高巻きした所はフィックスロープが有るが十分気をつけたい。他にかなり短い距離だがロープも無い崩落した危険な場所が2，3ヶ所あったように記憶します。まぁ兎にも角にも距離が長いので、疲れた身体にダメージを受けました。

その他周辺情報

薬師の湯；入山の前日と下山日の両日利用した。近くの観光案内所に寄ると結構な割引券をゲット出来ます。

写真

8/1 7:22

扇沢駅発7：30に乗車。Web切符なので短時間で機械発行され、前列に並べた。

8/1 7:46

くろよんダムから立山が良く見える

8/1 7:48

この山行の最後に目指す赤牛岳

8/1 8:52

室堂からこれから目指す剱御前と稜線上に剣御前小屋

8/1 8:59

奥大日岳が魅力的

8/1 8:59

みくりが池から逆さ立山

8/1 9:46

コバイケイソウ他お花畑は百花繚乱

8/1 10:12

ひょっこりはんの剣岳

8/1 10:17

みんな大好き立山の景観

8/1 10:59

筆竜胆

8/1 11:37

剣御前小屋。登りは新室堂乗越経由で楽チン♪

8/1 12:19

ハハコグサ

8/1 12:20

ウサギギク

8/1 12:30

【百高山】剱御前山頂部

8/1 12:43

山頂で剱岳を少し待ったけど…

8/1 12:58

剱御前山（最高点）

8/1 14:33

雷鳥坂を下って大走りと一の越への分岐点

8/1 16:20

一の越山荘泊

8/2 5:14

赤牛岳の奥に水晶岳(左隅)

8/2 5:28

閑話休題、翌朝の室内温湿度

8/2 7:06

今から行くよ！龍王岳

8/2 7:06

大好きな霊峰富士が小さい

8/2 7:12

龍王岳。浄土山南峰から

8/2 7:15

今夜の五色ケ原

8/2 7:18

龍王岳取り付き

8/2 7:29

龍王岳【百高山】山頂

8/2 8:04

行く手にお花畑がいっぱい♪

8/2 8:31

鬼岳東面、山頂は行けるのかな？

8/2 8:35

鉄梯子を下りたら残雪を横断します。

8/2 8:36

元は2か所、今日この頃は大中小計4か所の残雪をアイゼン無しで通過出来ます。

8/2 8:40

ただし、雪が腐っていて1回踏み抜きました！

8/2 8:42

残雪の厚みを参考に

8/2 8:48

8/2 8:48

8/2 8:59

好きなクルマユリ

8/2 9:14

綺麗だよ

8/2 9:17

清楚だね

8/2 9:30

獅子岳山頂

8/2 10:10

獅子岳の激下りも次から次へと現れるお花畑に癒される♪

8/2 10:25

美しい五色ケ原と立山カルデラの爆裂口(右側)

8/2 10:56

ザラ峠
戦国時代の佐々成政が浜松の家康に会うため、敵の眼を避ける目的で厳冬期にこの峠を越えたという。

8/2 11:44

小鳥(ミソサザエ？)に導かれて

8/2 11:46

五色ケ原山荘へのロード

8/2 11:47

大好きなハハクサンコザクラ

8/2 11:48

赤牛岳が近い！

8/3 4:37

針ノ木岳方面の朝焼け
後立山連峰、針ノ木岳、北葛岳、船窪岳

8/3 5:28

五色ケ原を後に黒部湖の平ノ渡しへ向かいます

8/3 6:16

8/3 6:55

人工物は珍しい

8/3 7:08

苅安峠です。文字が消えてる！

8/3 7:10

8/3 8:18

平ノ小屋

8/3 10:01

10:00平ノ渡し乗船　10分弱で針ノ木谷着

8/3 10:58

8/3 10:59

1時間ほどで黒部湖の端っこ（水位は日毎に変化するらしい）

8/3 11:52

8/3 12:06

危険な木橋を55個ぐらい渡れば奥黒部ヒュッテ

8/3 15:08

6人部屋もお風呂も独り占め♪
ボディーシャンプーとリンスインシャンプーが使えます。因みにトイレは水洗、トイペも流せるとは！

8/3 18:05

小屋番さんも働く若い娘さんが大変優しく丁寧に対応してくれました。居心地サイコー(^^♪

8/4 3:18

赤牛岳GO! 雨降りになっちゃいましたが、初めての読売新道♪

8/4 4:16

約1時間で1/8　8/8が赤牛岳山頂。

8/4 6:24

これでも登山道か？the読売新道！

8/4 6:31

8/4 6:31

8/4 6:37

3時間強でようやく半分

8/4 7:33

6/8はもうとっくに森林限界を超えてるネ
ガスって展望ゼロ

8/4 8:25

慎重に！山頂近くに3ヶ所の崩落危険地帯があります。

8/4 8:47

赤牛岳山頂♪
常用の近眼メガネ忘れた‥よく歩けたものだ！寒いから早々に退散

8/4 9:50

キバナシャクナゲ？！

8/4 10:24

ゴンドウクジラ似！？

8/4 10:30

ガスがとれてきて薬師岳が

8/4 10:37

登頂した赤牛岳山頂の全貌がとうとう見えました♪

8/4 12:41

8/4 13:06

巨樹

8/5 7:27

赤牛岳ピストンの旅終わり

8/5 8:02

立山方面

8/5 8:43

危険崩落地帯
滑れば黒部湖へ真っ逆さま！

8/5 8:49

8/5 9:38

橋の木が兎に角滑ります…

8/5 10:29

10：20渡船乗船、針ノ木谷発

8/5 11:09

ムムム　怖い

8/5 11:15

遊覧船ガルベかな？

8/5 11:27

こちらも結構な数の木の階段

8/5 11:35

どうなってるんだ？

8/5 12:14

水場は多くありました

8/5 12:55

8/5 13:35

8/5 13:49

8/5 13:55

ロッジくろよん。
平ノ渡しから8.8km、ココまで本当に良く歩いたネ

8/5 14:31

黒部ダムまで残すは1.2km

8/5 14:43

8/5 14:45

虹を纏ってお出迎え♪
黒部ダムの観光放水

8/5 15:18

扇沢駅ではくろにょんがお出迎え
長くて楽しかった四泊五日の山旅も終わりです

撮影機器：

TG-860 OLYMPUS IMAGING CORP.

感想

山靴

最終日を除いて概ね晴れの下、遠望も足元の花々も十分漫喫出来た北アルプスの山旅でした。
今回は扇沢起点で立山、五色ケ原そして奥黒部ヒュッテから赤牛岳をピストンした後黒部ダムまで戻って扇沢を終点とする周回のカタチでした。
百花繚乱の花畑に感動しました。ピッタリ時季が合って最高に良かった。
赤牛岳の登りは、雨脚の強い悪天候でしたが、6/8辺りの稜線上に出ると、ガスで1ミリも景色が見えないものの、雨が止んだうえ微風状態で、かつ、雷も鳴らず良好な条件で登頂出来ました。ただ、下りでは雷が真上にで鳴りだしたけどもう樹林帯に入っていたので助かりました。

宿泊した一の越山荘、五色ケ原山荘そして奥黒部ヒュッテにおけるコロナ対策は十分だったと思います。経営者・従業員の皆様、お疲れ様です。快適な山旅をありがとうございました。

コメント

gakukoh

yamagutsuさん、おはようございます。
いいところ行きましたね。
元気をいただいて、私も見習いたいです。（ｇ）

山靴

gakukohさん、おはようございます。
ありがとうございます。元気を頂いているのはむしろ私です。
　処で、念願の赤牛は天気がよろしくなくて、足元も悪くて途中何度か心が折れそうでした…（おまけにスタート準備に手間取った所為か部屋に置いた眼鏡をかけ忘れるような事をやらかしてしまいました！掛けて無い事に気が付いたのは空が白み始めた頃で登り始めて1時間後の赤牛山頂まで1/8標識辺り迄来ていて戻る気にもならなかったです。メガネ忘れで足元２，３ｍしかよく見えなかったけど、どのみち景色はガスで全く見えなかったので!(^^)!←瘦せ我慢）
　コロナ感染を心配しましたが、小屋4泊のうち3泊(1泊は6人部屋に２人)は部屋を私１人独占だったこと(予約時確認済み)や広めの食堂が３，４人かつ仕切りと黙食が徹底されてたこと、お風呂も1人で済ませられたこと等々小屋と自分としての対策を取っていたのが幸いしてか、下山後３日経過しましたがお陰様で平熱が続いていて体調も変化無しの現在です♪

gakukohさんの次のレコを楽しみにしています。