富士山(吉田ルート)

2022年08月02日(火) ~ 2022年08月03日(水)

• GPS: 16:55
• 距離: 17.4km
• 登り: 1,667m
• 下り: 1,694m

コースタイム

1日目

• 山行: 3:40
• 休憩: 8:25
• 合計: 12:05

距離 4.5km 登り 862m 下り 69m

11:41 富士急雲上閣
11:48 11:49 富士山みはらし
12:05 12:05 泉ヶ滝
12:40 12:51 吉田口六合目・富士山安全指導センター
14:07 14:14 花小屋
14:19 14:30 日の出館
14:38 14:44 七合目トモエ館
14:49 15:03 鎌岩館
15:08 15:17 富士一館
15:26 15:33 本七合目鳥居荘
15:50 15:50 東洋館
15:55 16:12 吉田口七合目
16:29 吉田口八合
16:33 16:34 太子館
16:41 23:45 吉田口八合
23:47 蓬莱館

2日目

• 山行: 7:56
• 休憩: 2:49
• 合計: 10:45

距離 12.9km 登り 825m 下り 1,624m

0:20 白雲荘
0:30 0:50 元祖室
1:12 1:15 本八合目 富士山ホテル
1:18 1:19 本八合目トモエ館
1:21 1:38 須走口・吉田口登山道 本八合目
1:39 1:43 胸突江戸屋
1:49 1:51 須走口・吉田口登山道 八合五勺
1:52 1:55 御来光館
1:56 2:06 須走口・吉田口登山道 八合五勺
2:09 2:14 御来光館
2:40 2:56 須走口・吉田口登山道 九合目
3:26 3:33 吉田口・須走口頂上
3:34 3:34 扇屋
3:40 3:52 吉田・須走ルート下山口
3:56 3:57 成就岳
4:03 4:04 伊豆岳
4:10 4:10 朝日岳
4:14 4:16 御殿場口頂上
4:20 頂上富士館
4:25 4:25 三島岳
4:52 5:01 富士山
5:06 5:07 西安河原
5:16 5:16 雷岩
5:25 5:25 金明水
5:32 5:32 久須志岳
5:38 吉田・須走ルート下山口
5:41 6:08 富士山頂上 山口屋
6:09 6:09 扇屋
6:15 6:18 吉田・須走ルート下山口
6:23 6:23 成就岳
6:51 須走口・吉田口登山道 八合五勺
7:13 7:15 胸突江戸屋
7:29 7:29 江戸屋
7:30 7:37 須走口登山道 八合目
9:17 9:35 吉田口下山道七合目
9:36 9:36 獅子岩
10:38 10:39 吉田口六合目・富士山安全指導センター
10:56 10:56 泉ヶ滝
11:15 11:15 富士山みはらし
11:15 ゴール地点

天候

【2日】晴れ時々曇り夕方一時雨【3日】晴れ時々曇り

アクセス

利用交通機関：

バス

富士スバルライン5合目駐車場

コース状況／危険箇所等

2日は8合目の「太子館」まで。夜間登山で3日に山頂、お鉢巡り。7合目手前まではほとんどがザクザクした砂れきの道。7合目手前〜8合目過ぎは急な岩場が続くが、岩がゴツゴツしていて足場は取りやすい。8合目を過ぎて砂れき、階段の道になり9合目〜山頂は再び岩場になる。お鉢巡りは大半が砂れきの道。下山道はジグザグの砂れきの道が延々と続き、足、ひざに負担がかかる。全体に難所はないが、登りは6合目を過ぎると樹木は全くなく、直射日光、風雨に晒される。3日の山頂の最低気温は5度以下で風も強く冬の寒さに。夜間登山は万全の防寒対策が必要になる。落石も要注意。特に下山道は急斜面に露出した岩がたくさんある。安全指導センターなどがヘルメット携行を呼びかけているが、着用率は低い。夜間登山は平日でもかなり混雑し、9合目からの岩場は渋滞した。

その他周辺情報

富士急ハイランド、富士五湖など行楽地多数

写真

8/2 9:40

高速道路からの富士山。夏雲がかかっています

8/2 10:25

5合目駐車場からは八ヶ岳がくっきり。左は甲斐駒ヶ岳から南アルプスの山並み

8/2 11:48

5合目を出発します。今日は8合目の「太子館」まで

8/2 11:53

左手に自衛隊東富士演習場

8/2 12:04

ヤマオダマキ

8/2 12:04

クルマユリ

8/2 12:17

樹木があるのは6合目手前まで

8/2 13:03

ザクザクした砂れきの道を登ります。樹木は全くありません

8/2 14:23

道はこんな感じです

8/2 13:25

ムラサキモメンヅルが咲き残っていました

8/2 14:10

7合目手前で登山道はゴツゴツした岩場に変わりました。8合目過ぎまで岩場が続きます

8/2 14:13

タカネシオガマ

8/2 14:33

ミヤマオトコヨモギでしょうか

8/2 14:35

ミヤマアキノキリンソウ

8/2 15:16

ずいぶん登ってきました

8/2 15:27

7合目の鳥居。7軒の山小屋があります

8/2 16:27

時計の高度計が3000メートルを超えました

8/2 16:29

イワツメクサ

8/2 16:33

今日の宿舎「太子館」に着きました。聖徳太子縁の山小屋です

8/2 16:40

8合目、標高3100メートルにあります

8/2 17:55

太子館の夕食。パーティションなどコロナ対策に万全を期していました。「詰め込まれる」イメージの富士山の山小屋ですが、「太子館」は寝室もパーティションで仕切られていて一人一畳強のスペースを確保しています。

8/2 18:12

荷物運びなどに活躍するキャリア。山小屋を支える影の力です。下山道を使って運行されており、下山時にすれ違うことがあります

8/2 18:17

斜面に撒いたように生えるオンタデ。富士山では最も良く見かける植物です

8/2 16:02

オンタデ

8/2 18:51

夕方ひとしきり激しい雨が降った後に夕焼け空が広がりました

8/2 18:54

夕焼けを映す山中湖

8/2 19:00

山の端に三日月(中央)。拡大して見ると形がわかります

8/2 23:41

午後11時40分、ヘッドランプの灯りを頼りに山頂を目指してスタート

8/2 23:22

富士吉田の町は眠りに就こうとしています

8/3 1:22

山頂を目指すヘッドランプの列

8/3 3:15

ランプの煌めきがどんどん増えてきました。左奥は富士吉田市の夜景

8/3 3:33

吉田ルートの山頂に着きました

8/3 4:26

富士山の最高点・剣ヶ峰

8/3 4:38

剣ヶ峰には富士山気象レーダーがありました。長く日本の気象予報を支え1999年に役目を終えたレーダードームは、富士吉田市のレーダードーム館に展示されています

8/3 4:31

剣ヶ峰からの夜明け。空がだいぶ明るくなってきました

8/3 4:40

どんどん明るさを増していきます

8/3 4:50

雲の下に赤い太陽が見えています

8/3 4:56

太陽が雲の上に顔を出しました

8/3 4:59

日本最高峰の日の出です

8/3 4:53

日本最高峰に立ちました

8/3 4:39

日本一高い二等三角点

8/3 5:02

朝日を浴びて赤く色づく溶岩。富士山は活火山です

8/3 5:03

お鉢巡りの道を久須志神社方向に向かいます

8/3 5:16

火口にはまだ雪が残っていました。奥が剣ヶ峰

8/3 5:10

静岡県側に現れた見事な「影富士」。朝日を受けて雲の上に落とした影が、もう一つの富士の姿を見せてくれました

8/3 6:25

下山道を5合目に向かいます

8/3 6:28

朝日を映す山中湖

8/3 8:02

八ヶ岳(中央)の左に北アルプスの山並みが見えています。山肌に見える山小屋は前夜お世話になった「太子館」

8/3 9:46

落石が覆い危険箇所にはシェルターが設けられています

8/3 10:27

見上げる斜面は壁のよう。夏の青空と日射しの下を登山者が山頂を目指しています

8/3 10:07

山頂の上に夏空が広がります

8/3 10:41

ホタルブクロ

8/3 10:14

キバナオダマキでしょうか

8/3 11:05

ネバリノギラン

8/3 10:22

ノウゴウイチゴ

8/3 11:00

ヒメシャジン

8/3 11:02

真っ赤な花をつけたフジノイタドリ。「メイゲツソウ」とも呼ばれます

8/3 11:07

ヤハズヒゴタイ

8/3 11:07

ミヤマオトコヨモギでしょうか

8/3 11:14

5合目に戻りました

撮影機器：

SHV45 SHARP

感想

haras3142

山岳ガイドさん付きのバスツアーに参加し初めて富士山に登りました。好天に恵まれ剣ヶ峰からご来光や見事な影富士を見ることができました。高山病を心配していましたが、ガイドさんが登るペース、休憩の取り方などを適切にアドバイスしてくれました。事前に3000メートル近い山にいくつか登って準備していたこともあって症状は全く出ませんでした。山小屋などで体調不良を訴える方を多数みかけました。登山前夜は睡眠を十分とる、一定のペースでゆっくり登る、休憩を定期的に取り小まめに水分補給する、深呼吸を心がけるなど、基本的な対策が有効なようです。