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Yamareco

記録ID: 4549878
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

西穂高岳→奥穂高縦走:赤間岳付近で断念 orz

2022年08月02日(火) ~ 2022年08月03日(水)
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
12:50
距離
13.8km
登り
1,618m
下り
1,645m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
3:21
休憩
0:08
合計
3:29
距離 4.6km 登り 872m 下り 12m
10:19
4
10:23
102
12:05
72
13:17
13:25
12
13:37
2日目
山行
7:14
休憩
2:01
合計
9:15
距離 9.2km 登り 773m 下り 1,634m
4:37
11
4:48
4:49
48
5:37
5:43
23
6:06
6:07
14
7:06
7:17
6
7:23
7:28
39
8:07
8:19
22
8:41
8:44
11
8:55
9:12
19
9:45
9:51
27
10:18
10:25
27
10:52
11
11:03
11:42
7
11:49
11:50
35
12:25
12:28
64
13:38
9
天候 (初日)晴れ、(2日目)はれのち霧
過去天気図(気象庁) 2022年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス 自家用車
[往] 沢渡BT(9:30) → 上高地BT(10:00)
[復] 上高地BT(14:45)→ 沢渡BT(15:15)
・沢渡BT駐車場 … 料金:\700/日
  平日9時頃でほぼ満車。気づいたところでは空きは3か所。
コース状況/
危険箇所等
◇西穂山荘〜独標手前
 中程度の登り、大きな石がゴロゴロして歩きにくい箇所多し。
 下り時に1度大きくひねりましたが、特に問題ありませんでした。

◇独標手前〜西穂
 岩場が続きます。所々に鎖あります。エッヂの効いた手掛かりが
 多く、楽しめる岩場です。

◇西穂〜赤岩岳
 基本岩場。西穂までより難易度上がります。霧のため高度による
 恐怖感は味わえませんでしたが、風の影響もあり緊張感高く、
 集中力の維持が必要でした。
[10:12] 梓川沿いから奥穂、前穂
2022年08月02日 10:12撮影 by  RICOH WG-60, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
8/2 10:12
[10:12] 梓川沿いから奥穂、前穂
[10:19] 西穂
2022年08月02日 10:19撮影 by  RICOH WG-60, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
8/2 10:19
[10:19] 西穂
梓川と穂高岳
2022年08月02日 10:19撮影 by  RICOH WG-60, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
8/2 10:19
梓川と穂高岳
[10:26] 田代橋
2022年08月02日 10:26撮影 by  RICOH WG-60, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
8/2 10:26
[10:26] 田代橋
田代橋より
2022年08月02日 10:26撮影 by  RICOH WG-60, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
8/2 10:26
田代橋より
[10:28] なかなか立派な登山口
2022年08月02日 10:28撮影 by  RICOH WG-60, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
8/2 10:28
[10:28] なかなか立派な登山口
[13:15] 焼岳との分岐
2022年08月02日 13:15撮影 by  RICOH WG-60, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
8/2 13:15
[13:15] 焼岳との分岐
[13:39] 西穂山荘着
2022年08月02日 13:39撮影 by  RICOH WG-60, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
8/2 13:39
[13:39] 西穂山荘着
[13:56] 昼食メニュー14時までに、なんとか間に合いました。
2022年08月02日 13:56撮影 by  RICOH WG-60, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
8/2 13:56
[13:56] 昼食メニュー14時までに、なんとか間に合いました。
西穂山荘のメニュー。これとは別に、缶ビール・氷結等の自販機あり。たくさんお金を使ってしまいそうだ。
2022年08月02日 16:59撮影 by  RICOH WG-60, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
8/2 16:59
西穂山荘のメニュー。これとは別に、缶ビール・氷結等の自販機あり。たくさんお金を使ってしまいそうだ。
[15:00] 明神岳を臨みながら飲る。至福のひと時。
2022年08月02日 15:00撮影 by  RICOH WG-60, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
8/2 15:00
[15:00] 明神岳を臨みながら飲る。至福のひと時。
[4:32] ヘッデン装備で出発。
2022年08月03日 04:32撮影 by  RICOH WG-60, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
8/3 4:32
[4:32] ヘッデン装備で出発。
[4:47] 笠ヶ岳
2022年08月03日 04:47撮影 by  RICOH WG-60, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
8/3 4:47
[4:47] 笠ヶ岳
[4:48] 明神岳の向こうはそろその日の出を迎えそうだ
2022年08月03日 04:48撮影 by  RICOH WG-60, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
8/3 4:48
[4:48] 明神岳の向こうはそろその日の出を迎えそうだ
八ヶ岳がきれいに見える
2022年08月03日 04:48撮影 by  RICOH WG-60, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
8/3 4:48
八ヶ岳がきれいに見える
これから向かう西穂
2022年08月03日 04:48撮影 by  RICOH WG-60, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
8/3 4:48
これから向かう西穂
[4:51] 丸山着
2022年08月03日 04:51撮影 by  RICOH WG-60, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
8/3 4:51
[4:51] 丸山着
焼岳
2022年08月03日 04:51撮影 by  RICOH WG-60, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
8/3 4:51
焼岳
霧がでてきた。西穂山荘はすでにその中
2022年08月03日 04:51撮影 by  RICOH WG-60, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
8/3 4:51
霧がでてきた。西穂山荘はすでにその中
この辺りは大きな岩ゴロで歩きにくい
2022年08月03日 04:51撮影 by  RICOH WG-60, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
8/3 4:51
この辺りは大きな岩ゴロで歩きにくい
[5:08] 富士山が小さく見える
2022年08月03日 05:08撮影 by  RICOH WG-60, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
8/3 5:08
[5:08] 富士山が小さく見える
笠ヶ岳
2022年08月03日 05:08撮影 by  RICOH WG-60, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
8/3 5:08
笠ヶ岳
[5:32] 西穂(左)と西穂独標(右)
2022年08月03日 05:22撮影 by  RICOH WG-60, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
8/3 5:22
[5:32] 西穂(左)と西穂独標(右)
[5:42] 明神岳より、お日様が顔を出す
2022年08月03日 05:42撮影 by  RICOH WG-60, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
8/3 5:42
[5:42] 明神岳より、お日様が顔を出す
西穂から奥穂までの山々
2022年08月03日 05:42撮影 by  RICOH WG-60, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
8/3 5:42
西穂から奥穂までの山々
[5:42] 西穂独票着
2022年08月03日 05:42撮影 by  RICOH WG-60, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
8/3 5:42
[5:42] 西穂独票着
霧の勢力が増してくる
2022年08月03日 05:42撮影 by  RICOH WG-60, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
8/3 5:42
霧の勢力が増してくる
[5:43] 独票を下って..
2022年08月03日 05:43撮影 by  RICOH WG-60, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
8/3 5:43
[5:43] 独票を下って..
登り返す。楽しそうな岩場だ
2022年08月03日 05:43撮影 by  RICOH WG-60, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
8/3 5:43
登り返す。楽しそうな岩場だ
[5:59] イワヒバリ
2022年08月03日 05:59撮影 by  RICOH WG-60, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
8/3 5:59
[5:59] イワヒバリ
(ヘタな写真で申し訳なし)
2022年08月03日 05:59撮影 by  RICOH WG-60, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
8/3 5:59
(ヘタな写真で申し訳なし)
[6:10] ピラミッドピーク
2022年08月03日 06:10撮影 by  RICOH WG-60, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
8/3 6:10
[6:10] ピラミッドピーク
小さいけど富士山。手前は甲斐駒か(良い眺望はここまで、以降は霧の中)
2022年08月03日 06:10撮影 by  RICOH WG-60, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
8/3 6:10
小さいけど富士山。手前は甲斐駒か(良い眺望はここまで、以降は霧の中)
[7:03] 西穂着。霧で眺望は臨めず。また、風が強い。同席していた4名/2PTはここで引き返すとのこと。一人だけ進むことに不安が押し寄せてきたが、まだ時間も十分あると言い聞かせ進むことに...
2022年08月03日 07:03撮影 by  RICOH WG-60, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
8/3 7:03
[7:03] 西穂着。霧で眺望は臨めず。また、風が強い。同席していた4名/2PTはここで引き返すとのこと。一人だけ進むことに不安が押し寄せてきたが、まだ時間も十分あると言い聞かせ進むことに...
[8:05] 強風の中のこの隘路。緊張感が高まる
2022年08月03日 08:05撮影 by  RICOH WG-60, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
8/3 8:05
[8:05] 強風の中のこの隘路。緊張感が高まる
[8:12] 西穂までの岩場よりずっと難しい。霧のため、視覚による恐怖感は感じないが、強風下での1手1足の手掛かり探りの緊張感はハンパない
2022年08月03日 08:12撮影 by  RICOH WG-60, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
8/3 8:12
[8:12] 西穂までの岩場よりずっと難しい。霧のため、視覚による恐怖感は感じないが、強風下での1手1足の手掛かり探りの緊張感はハンパない
[8:21] またもや強風下の隘路とその先の急斜を前に撤退を決定。出発から約4時間、距離的には行程の中間ほどですが、この条件下でこの先の行程は危険と判断しました
2022年08月03日 08:21撮影 by  RICOH WG-60, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
2
8/3 8:21
[8:21] またもや強風下の隘路とその先の急斜を前に撤退を決定。出発から約4時間、距離的には行程の中間ほどですが、この条件下でこの先の行程は危険と判断しました
身に沁みます
2022年08月03日 08:45撮影 by  RICOH WG-60, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
8/3 8:45
身に沁みます
[8:45] P1まで戻りました
2022年08月03日 08:45撮影 by  RICOH WG-60, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
8/3 8:45
[8:45] P1まで戻りました
[8:49] 風強く、折り返しのこんなところも気が抜けない
2022年08月03日 08:49撮影 by  RICOH WG-60, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
8/3 8:49
[8:49] 風強く、折り返しのこんなところも気が抜けない
[8:55] 西穂まで戻りました。ここまでくると少しほっとします。と同時に喪失感もふっと..
2022年08月03日 08:55撮影 by  RICOH WG-60, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
8/3 8:55
[8:55] 西穂まで戻りました。ここまでくると少しほっとします。と同時に喪失感もふっと..
[10:10] 独標
2022年08月03日 10:10撮影 by  RICOH WG-60, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
8/3 10:10
[10:10] 独標
[13:35] 登山口
2022年08月03日 13:35撮影 by  RICOH WG-60, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
8/3 13:35
[13:35] 登山口
[13:43] 往きにはきれいに見えた穂高も霧の中
2022年08月03日 13:43撮影 by  RICOH WG-60, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
8/3 13:43
[13:43] 往きにはきれいに見えた穂高も霧の中

感想

60歳超にして初めてジャンダルムを目指しましたが、あえなく撤退しました。
撤退の要因は、気象条件(霧・強風)による影響が大きいですが、
体力面や精神面の準備不足もあったかと反省します。

「コース状況」にも記載の通り、西穂を過ぎると急に難易度あがります。
急な岩場の3点確保にも気を使いますが、風のため、手による支えが
効かない隘路で風にあおられ一歩でも踏み外すと転落という緊張感も
高く、精神的な疲労が蓄積します。
西穂から1時間ほど進んだところ、これから先5時間以上この緊張感の
ある厳しい難路が続くことを考えると、集中力が維持できるとは思えず、
心折れました。撤退を決定。
この時はまだ体力的な疲労はさほど感じていませんでしたが、下山後半で
相当な疲労感があり、あのまま進んだら体力的にも厳しかっただろうと
思いました。撤退の判断は正しかったと感じました。

■気象条件
 8/3 日最大風速=(穂高)2.8、日最大瞬間風速=(穂高)5.3 <気象庁記録>
 体感との差に驚きますが、この程度の数値のときはあの体感であると
 認識しておきます。
 今回のような高度感満載のコースで、霧は有利に働くか?
 視界ないので高度感による恐怖感は軽減される?
 見えないことによる恐怖感もあるような...
 景色が見られたら気持ちも弾むよなぁ。

■体力
 全般を通じて体が重く感じられた。
 特に下り後半の疲労感が大きかった。
 あのまま進んでいたら体力的にも厳しかったかもしれません。
 トレとして直近では、7/1-2に丹沢縦走したが間が開きすぎたか?
 13km超ランを2回/週程度していましたが、山用の体力は山登りでない
 と身に付かないかなと感じました。

■精神面
 日ごろの訓練は難しく、経験値でしかないか。
 北ア大キレットや妙義山・鷹戻し等は難なくこなせましたが、
 確かにあのときは気象条件がよかった。
 今回のような悪条件下での難コースはよい経験になったと思います。

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訪問者数:357人

コメント

おつでしたー。小屋混んでました?
2022/8/5 18:54
お疲れさま。

小屋は、平日のわりに多かったですね。
設備が整っていて、過ごしやすい小屋でした。
写真のメニューの通り、一日中いてもいいかなっくらい
(出費がすごいことになりそうですが。。)
2022/8/5 21:06
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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