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Yamareco

記録ID: 4550383
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無雪期ピークハント/縦走
甲信越

越後駒ヶ岳 〜グシガハナ経由〜

2022年07月31日(日) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
14.2km
登り
1,752m
下り
1,751m

コースタイム

日帰り
山行
10:56
休憩
0:44
合計
11:40
4:50
60
スタート地点
5:50
5:52
213
9:25
9:30
65
11:10
11:40
30
12:38
12:40
173
15:33
15:35
55
16:30
ゴール地点
山行状況は写真のコメントを参照
天候 晴れ時々曇り
過去天気図(気象庁) 2022年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
越後三山森林公園まで車両通行可
コース状況/
危険箇所等
・越後三山森林公園〜十二平の水無川沿いの歩行はアブが大量発生中(特に朝晩は活発化)
・ブナツルネ沢手前に巨大なデブリ(雪渓)の通過あり、割れがあり要注意
・基本的に登山口から駒の小屋まで水場はなし(水は2.5L程度消費)
(参考)越後駒ヶ岳(左奥)〜グシガハナ〜中ノ岳(中央奥)
 (ヨモギ山南東1036mより撮影)
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(参考)越後駒ヶ岳(左奥)〜グシガハナ〜中ノ岳(中央奥)
 (ヨモギ山南東1036mより撮影)
(参考)越後三山パノラマ(駒ヶ岳〜中ノ岳〜八海山) (元サイズ)
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(参考)越後三山パノラマ(駒ヶ岳〜中ノ岳〜八海山) (元サイズ)
広々とした越後三山森林公園の駐車場をスタート(下山時撮影)
(注)水無川沿いはアブが大量発生中!
広々とした越後三山森林公園の駐車場をスタート(下山時撮影)
(注)水無川沿いはアブが大量発生中!
千之沢小屋(下山後撮影)
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千之沢小屋(下山後撮影)
駐車場から500mくらい先まで車両で入れそうだが徐々に荒れてくる。
駐車場から500mくらい先まで車両で入れそうだが徐々に荒れてくる。
オツルミズ沢を横断する箇所
オツルミズ沢を横断する箇所
スラブ滝になって流れ下るオツルミズ沢
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スラブ滝になって流れ下るオツルミズ沢
水無川の対岸に見える高倉沢。八海山の入道岳へダイレクトに突き上げる。かなり昔に登ったことが懐かしい。
水無川の対岸に見える高倉沢。八海山の入道岳へダイレクトに突き上げる。かなり昔に登ったことが懐かしい。
崩落箇所あり。すでに車道と言うより歩道。
崩落箇所あり。すでに車道と言うより歩道。
毎年、夏の遅くまで残雪(デブリ)が残っている区間。このあたりは特にアブが多かった。
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毎年、夏の遅くまで残雪(デブリ)が残っている区間。このあたりは特にアブが多かった。
タニウツギとスノーブリッジ
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タニウツギとスノーブリッジ
表面に凹凸あるのでアイゼンなしで通過、振り返り撮影。
表面に凹凸あるのでアイゼンなしで通過、振り返り撮影。
十二平方面の様子。表面にゴミ(木くず、泥)が保温しているため全然涼しくない。
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十二平方面の様子。表面にゴミ(木くず、泥)が保温しているため全然涼しくない。
ブナツルネ沢を渡る橋、早朝から蒸し暑くサウナ状態。
(注)立ち止まって前屈みになると仕方ら顔を攻撃される。(石の裏側で生まれたアブの母体に帰る習性)。
→休憩する際は屈まず胸を反らす程に姿勢よく。黒い服装、黒髪の露出もNG。また武力で抵抗するとアブはさらに凶暴になる。
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ブナツルネ沢を渡る橋、早朝から蒸し暑くサウナ状態。
(注)立ち止まって前屈みになると仕方ら顔を攻撃される。(石の裏側で生まれたアブの母体に帰る習性)。
→休憩する際は屈まず胸を反らす程に姿勢よく。黒い服装、黒髪の露出もNG。また武力で抵抗するとアブはさらに凶暴になる。
ブナツルネ沢、上流から吹き下るやや涼しい風に当たりながら水筒を満タンに。
ブナツルネ沢、上流から吹き下るやや涼しい風に当たりながら水筒を満タンに。
十二平の広場に到着。右奥はデトノアイソメ方面。左の尾根に取付く。
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十二平の広場に到着。右奥はデトノアイソメ方面。左の尾根に取付く。
取付からいきなり急。登り始めて10分くらいはアブが追いかけて来た。やがて松の根っこの急坂が続く。
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取付からいきなり急。登り始めて10分くらいはアブが追いかけて来た。やがて松の根っこの急坂が続く。
水無川上流、デトノアイソメ方面
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水無川上流、デトノアイソメ方面
1250〜1350m付近はブナが出てきて、風通し良く涼しく感じる。
1250〜1350m付近はブナが出てきて、風通し良く涼しく感じる。
八海山〜中ノ岳をつなぐ痩せた稜線(オカメノゾキ)
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八海山〜中ノ岳をつなぐ痩せた稜線(オカメノゾキ)
徐々に樹高が低くなり潅木がメインになる。リョウブノ花の甘い香りが漂う。
徐々に樹高が低くなり潅木がメインになる。リョウブノ花の甘い香りが漂う。
中ノ岳と御月山
水無川下流方向。巨大なスノーブリッジが目立つ。
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水無川下流方向。巨大なスノーブリッジが目立つ。
左手、ブナツルネ沢の急峻な谷に残る雪渓。
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左手、ブナツルネ沢の急峻な谷に残る雪渓。
忍耐の登りでようやくグシガハナが見えてくる。標高1400mを越えると徐々に森林限界。
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忍耐の登りでようやくグシガハナが見えてくる。標高1400mを越えると徐々に森林限界。
駒ヶ岳から北西に延びる郡界尾根
駒ヶ岳から北西に延びる郡界尾根
郡界尾根上の奇峰、カネクリ山。登りにくい薮山。
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郡界尾根上の奇峰、カネクリ山。登りにくい薮山。
登って来た尾根を振り返る、後方は八海山。
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登って来た尾根を振り返る、後方は八海山。
グシガハナに到着する頃にはガスが湧いてくる
グシガハナに到着する頃にはガスが湧いてくる
水無川下流、魚沼平野(浦佐)方向。
水無川下流、魚沼平野(浦佐)方向。
越後駒ヶ岳方面はガスの中。
越後駒ヶ岳方面はガスの中。
水場の可能性を探るため草原の先に見える雪渓へ降りてみる。
水場の可能性を探るため草原の先に見える雪渓へ降りてみる。
沢筋から下降。結局、雪渓まで(標高差70m)降りないと水は流れていなかった。
沢筋から下降。結局、雪渓まで(標高差70m)降りないと水は流れていなかった。
雪渓の到着。このあたりは北沢源頭部。雪渓下部の両岸は漏斗状で滑りやすい。
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雪渓の到着。このあたりは北沢源頭部。雪渓下部の両岸は漏斗状で滑りやすい。
しびれそうなほど冷たい融雪水をゲット。冷やしたタオルで体温を下げる。しかし素直に駒の小屋の水場を利用した方が体力的、時間的にも良いことは確かなようだ。
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しびれそうなほど冷たい融雪水をゲット。冷やしたタオルで体温を下げる。しかし素直に駒の小屋の水場を利用した方が体力的、時間的にも良いことは確かなようだ。
雪渓の周辺はお花畑
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雪渓の周辺はお花畑
ハクサンコザクラ
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ハクサンコザクラ
ハクサンフウロ
グシガハナ・中ノ岳分岐
グシガハナ・中ノ岳分岐
分岐より越後駒ヶ岳方面
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分岐より越後駒ヶ岳方面
ガスの合間から八海山方面
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ガスの合間から八海山方面
稜線の東側は草原になっており夏の高山植物がいっぱい
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稜線の東側は草原になっており夏の高山植物がいっぱい
グシガハナ分岐を振り返る
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グシガハナ分岐を振り返る
駒の小屋分岐、右奥に山頂。
駒の小屋分岐、右奥に山頂。
越後駒ヶ岳山頂広場。入れ替わりで多くの登山者で賑わっていた。
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越後駒ヶ岳山頂広場。入れ替わりで多くの登山者で賑わっていた。
メインストリートを行き交う登山者
メインストリートを行き交う登山者
以下、山頂展望。
八海山方面パノラマ(元サイズ)
以下、山頂展望。
八海山方面パノラマ(元サイズ)
グシガハナ拡大
奥只見湖、銀山平
奥只見湖、銀山平
オツルミズ沢源頭の雪渓より駒の小屋方面
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オツルミズ沢源頭の雪渓より駒の小屋方面
駒の小屋拡大
山頂を後にする。イワイチョウとハクサンコザクラ。
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山頂を後にする。イワイチョウとハクサンコザクラ。
(おまけ) ニッコウキスゲとキキ
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(おまけ) ニッコウキスゲとキキ
ニッコウキスゲと雪渓
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ニッコウキスゲと雪渓
分岐を過ぎ、グシガハナへ 左は北沢上流部。
分岐を過ぎ、グシガハナへ 左は北沢上流部。
グシガハナ手前の岩場にミヤマコゴメグサ
グシガハナ手前の岩場にミヤマコゴメグサ
グシガハナから下部、1650mくらいまではクロベ(桧系)とコメツガとシャクナゲの急坂回廊で歩きにくい。
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グシガハナから下部、1650mくらいまではクロベ(桧系)とコメツガとシャクナゲの急坂回廊で歩きにくい。
標高1500mあたりから涼しさ全くなし、1000mあたりから蒸し暑さ、大汗をかきながらサウナ状態の十二平へ。再びアブの猛攻に悩まされる。ブナツルネ沢で顔を洗い一瞬の涼。
標高1500mあたりから涼しさ全くなし、1000mあたりから蒸し暑さ、大汗をかきながらサウナ状態の十二平へ。再びアブの猛攻に悩まされる。ブナツルネ沢で顔を洗い一瞬の涼。
巨大なスノーブリッジを再び越え
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巨大なスノーブリッジを再び越え
オツルミズ沢を越えて
オツルミズ沢を越えて
センノ沢を見上げて
センノ沢を見上げて
オツルミズ沢のカグラ滝を拡大
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オツルミズ沢のカグラ滝を拡大
アブに囲まれながら、惰性で歩き続けヘロヘロで駐車場へ辿り着く。
アブに囲まれながら、惰性で歩き続けヘロヘロで駐車場へ辿り着く。

感想

十年以上の久しぶりに登ってみたコース。グシガハナまでの急登は真夏にはさすがに応える。山頂部では雲の合間から見える夏山風景や高山植物が登りの疲労をいくらか緩和し気分を癒してくれる。また季節やコースをかえて登ってみても良いと思う。

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