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Yamareco

記録ID: 4581405
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
中央アルプス

何年か越しに実った越百・南駒・空木周回は、仙涯嶺で撤退。

2022年08月11日(木) ~ 2022年08月12日(金)
 - 拍手
体力度
6
1~2泊以上が適当
GPS
31:57
距離
23.0km
登り
2,193m
下り
2,184m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
5:20
休憩
0:44
合計
6:04
9:15
34
伊奈川ダム下
10:39
10:49
53
11:42
11:55
26
12:21
12:22
98
14:00
14:17
62
15:19
2日目
山行
9:00
休憩
1:29
合計
10:29
6:15
58
7:13
7:15
91
8:46
9:11
91
10:42
10:44
44
11:28
12:14
48
13:02
13:03
54
13:57
13:58
29
14:27
14:37
45
15:22
15:24
47
16:44
伊奈川ダム下
天候 初日晴れ、2日目雨。
過去天気図(気象庁) 2022年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
伊奈川ダム下のゲートからスタート。みなさん路肩駐車で、我々が着いた9時頃にはほぼ駐車スペース無し。
その他周辺情報 (docomo)越百小屋は、外をうろつくと、何とか電波掴める。
越百山まで登ると、問題無く電波入る。
越百山、南駒、空木岳の周回をずっとやってみたいと思っていて、最初に計画したのが2018年だったが、小屋がうまく取れず毎年先送りにしていた。今年は8月に4連休があるので、6月くらいには小屋を予約して準備していた。
3時に自宅を出て、思ったよりも時間がかかって、いま9時過ぎ。伊奈川ダム下のゲート付近の路肩に車を停めて登山開始。
2022年08月11日 09:16撮影 by  X100F, FUJIFILM
1
8/11 9:16
越百山、南駒、空木岳の周回をずっとやってみたいと思っていて、最初に計画したのが2018年だったが、小屋がうまく取れず毎年先送りにしていた。今年は8月に4連休があるので、6月くらいには小屋を予約して準備していた。
3時に自宅を出て、思ったよりも時間がかかって、いま9時過ぎ。伊奈川ダム下のゲート付近の路肩に車を停めて登山開始。
ゲート。
車は10台強停まっていたか。多分我々が最後で、もし次の人が来たら、だいぶ下の方に停める必要あったかも。
2022年08月11日 09:16撮影 by  X100F, FUJIFILM
8/11 9:16
ゲート。
車は10台強停まっていたか。多分我々が最後で、もし次の人が来たら、だいぶ下の方に停める必要あったかも。
伊奈川。水量はあまり多く無いように見える。
この下流で越百川と合流して、木曽路で木曽川に合流する。
2022年08月11日 09:17撮影 by  X100F, FUJIFILM
8/11 9:17
伊奈川。水量はあまり多く無いように見える。
この下流で越百川と合流して、木曽路で木曽川に合流する。
トンネルくぐってテクテク歩いて伊奈川ダム。
発電量は40.7MWで国内126位だって。黒四が335で4位、畑薙が86.6で34位、地元四十四田ダムが15.1で377位。見た目はショボかったが、結構なダムだった。
ちなみに、よく目にする奈川渡ダムはちょっと調べたくらいでは発電量出てこなかった。
安曇発電所として揚水発電所に区分されるらしいが、最大発電量は出ていても、他のダムと発電量比較出来るスペック見つからなかった。何か闇でもあるのか。
2022年08月11日 09:26撮影 by  X100F, FUJIFILM
8/11 9:26
トンネルくぐってテクテク歩いて伊奈川ダム。
発電量は40.7MWで国内126位だって。黒四が335で4位、畑薙が86.6で34位、地元四十四田ダムが15.1で377位。見た目はショボかったが、結構なダムだった。
ちなみに、よく目にする奈川渡ダムはちょっと調べたくらいでは発電量出てこなかった。
安曇発電所として揚水発電所に区分されるらしいが、最大発電量は出ていても、他のダムと発電量比較出来るスペック見つからなかった。何か闇でもあるのか。
湖水はエメラルドグリーンで、結構キレイ。
2022年08月11日 09:28撮影 by  X100F, FUJIFILM
8/11 9:28
湖水はエメラルドグリーンで、結構キレイ。
2018の集中豪雨で崩れた伊奈川林道。
2022年08月11日 09:40撮影 by  X100F, FUJIFILM
8/11 9:40
2018の集中豪雨で崩れた伊奈川林道。
どんな状況だったのか分からないが結構エグい。
ただ、切り立った崖のあちこちから結構な沢が流れ込んでいるので、さもありなん、という感じはした。
2022年08月11日 09:48撮影 by  X100F, FUJIFILM
8/11 9:48
どんな状況だったのか分からないが結構エグい。
ただ、切り立った崖のあちこちから結構な沢が流れ込んでいるので、さもありなん、という感じはした。
ダム上の駐車場。
かつてはここまで車で入れたらしい。我々の足で約35分節約出来る。
2022年08月11日 09:50撮影 by  X100F, FUJIFILM
8/11 9:50
ダム上の駐車場。
かつてはここまで車で入れたらしい。我々の足で約35分節約出来る。
そのすぐ上の分岐。
左に行くと木曽殿山荘を経由して空木、右に行くと遠見尾根で、越百小屋経由して越百山。
我々は右から行って左から戻ってくる計画を立てている。
2022年08月11日 09:55撮影 by  X100F, FUJIFILM
8/11 9:55
そのすぐ上の分岐。
左に行くと木曽殿山荘を経由して空木、右に行くと遠見尾根で、越百小屋経由して越百山。
我々は右から行って左から戻ってくる計画を立てている。
ハンドホールだって。初めて聞く言葉。
2022年08月11日 10:06撮影 by  X100F, FUJIFILM
8/11 10:06
ハンドホールだって。初めて聞く言葉。
何箇所か看板があって、共通点はこれ。
人が入れるのがマンホールで、手だけ突っ込むのがハンドホールかなと思ってたら、だいたい当たりだった。
埋設するケーブルなどの保守に使うものらしい。ここは、高圧線が通っているようだ。
設備は見つからなかったが、伊奈川ダムは、上流に水路式の発電所が設けてあって、その電気を運んでいるようだ。
2022年08月11日 10:06撮影 by  X100F, FUJIFILM
8/11 10:06
何箇所か看板があって、共通点はこれ。
人が入れるのがマンホールで、手だけ突っ込むのがハンドホールかなと思ってたら、だいたい当たりだった。
埋設するケーブルなどの保守に使うものらしい。ここは、高圧線が通っているようだ。
設備は見つからなかったが、伊奈川ダムは、上流に水路式の発電所が設けてあって、その電気を運んでいるようだ。
結構歩かされる。
やがてオレンジのFJクルーザーが見えた。
越百小屋のはたらくくるまの様だ。
2022年08月11日 10:38撮影 by  X100F, FUJIFILM
8/11 10:38
結構歩かされる。
やがてオレンジのFJクルーザーが見えた。
越百小屋のはたらくくるまの様だ。
越百と南駒への分岐。
手前に橋があり、福栃橋だって。地図には福栃平とある。
これから登る稜線は福栃山への稜線になっている。
我々は右へ行く。
ここは越百と南駒を回る小ループになっていて、日帰りでやる人も多いらしい。
さっきの分岐は、さらに空木を回る大ループで、強者はそれも日帰りでやるらしい。
ちょっと信じがたい世界。
2022年08月11日 10:40撮影 by  X100F, FUJIFILM
8/11 10:40
越百と南駒への分岐。
手前に橋があり、福栃橋だって。地図には福栃平とある。
これから登る稜線は福栃山への稜線になっている。
我々は右へ行く。
ここは越百と南駒を回る小ループになっていて、日帰りでやる人も多いらしい。
さっきの分岐は、さらに空木を回る大ループで、強者はそれも日帰りでやるらしい。
ちょっと信じがたい世界。
沢から登山道に入る。
最初のとっかかりは、最近付けられた道のようで、結構不安定。
ずっと林道歩いてきたので、ちょっとビックリするる
2022年08月11日 10:52撮影 by  X100F, FUJIFILM
8/11 10:52
沢から登山道に入る。
最初のとっかかりは、最近付けられた道のようで、結構不安定。
ずっと林道歩いてきたので、ちょっとビックリするる
下のコルという箇所に着いた。
暑い中一心不乱に登っていたので写真撮ってなかった。
急斜面ににジグザグに道が切ってあってひたすら上り。ここからは尾根歩きになる。
10分ほど下に水場があって、水うまかった。写真撮り忘れた。
2022年08月11日 11:44撮影 by  X100F, FUJIFILM
8/11 11:44
下のコルという箇所に着いた。
暑い中一心不乱に登っていたので写真撮ってなかった。
急斜面ににジグザグに道が切ってあってひたすら上り。ここからは尾根歩きになる。
10分ほど下に水場があって、水うまかった。写真撮り忘れた。
尾根歩きは、わりとゆるやか。
ここは「やせ馬の背」という箇所。まあ、そんな感じ。
左手にケサ沢という沢があるようで、沢音が聞こえる。
2022年08月11日 12:03撮影 by  X100F, FUJIFILM
8/11 12:03
尾根歩きは、わりとゆるやか。
ここは「やせ馬の背」という箇所。まあ、そんな感じ。
左手にケサ沢という沢があるようで、沢音が聞こえる。
ちょっとした下りもあった。
2022年08月11日 12:21撮影 by  X100F, FUJIFILM
8/11 12:21
ちょっとした下りもあった。
スギ林と笹藪の上り。
このあたりの笹はキレイに刈払されていて快適。
2022年08月11日 12:58撮影 by  X100F, FUJIFILM
8/11 12:58
スギ林と笹藪の上り。
このあたりの笹はキレイに刈払されていて快適。
しんどい上りが続く。
ダケカンバが目立ってきた。
2022年08月11日 13:29撮影 by  X100F, FUJIFILM
8/11 13:29
しんどい上りが続く。
ダケカンバが目立ってきた。
昭文社の地図には、御嶽展望台という箇所があり、そこを目指して歩いていたが、どこか分からないまま、その上の水場分岐に出た。
ちょっと休憩。
Oさんと、小屋までの時間を話していたら、ちょっと認識違った。我々の地図は2012年のもので、Oさんの地図は2011年だった。コースタイムが変わっている。
どっちが正しいかはおいといて、持ってる地図が古すぎるな。ここには金惜しまなくていいなと思いました。すくなくともここでは2019以降の地図持つべき。
2022年08月11日 13:55撮影 by  X100F, FUJIFILM
8/11 13:55
昭文社の地図には、御嶽展望台という箇所があり、そこを目指して歩いていたが、どこか分からないまま、その上の水場分岐に出た。
ちょっと休憩。
Oさんと、小屋までの時間を話していたら、ちょっと認識違った。我々の地図は2012年のもので、Oさんの地図は2011年だった。コースタイムが変わっている。
どっちが正しいかはおいといて、持ってる地図が古すぎるな。ここには金惜しまなくていいなと思いました。すくなくともここでは2019以降の地図持つべき。
水場に下る。
細いが、冷たくて気持ちいい水が流れている。
水を汲んで、顔とタオル洗う。
2022年08月11日 14:02撮影 by  X100F, FUJIFILM
8/11 14:02
水場に下る。
細いが、冷たくて気持ちいい水が流れている。
水を汲んで、顔とタオル洗う。
上りはまだまだ。
植生は松に変わっている。
2022年08月11日 14:18撮影 by  X100F, FUJIFILM
8/11 14:18
上りはまだまだ。
植生は松に変わっている。
笹も消えた。
2022年08月11日 14:36撮影 by  X100F, FUJIFILM
8/11 14:36
笹も消えた。
しんどい上りが続く。
2022年08月11日 15:00撮影 by  X100F, FUJIFILM
8/11 15:00
しんどい上りが続く。
ガス出て来た。
2022年08月11日 15:06撮影 by  X100F, FUJIFILM
8/11 15:06
ガス出て来た。
道が緩くなる。
地図にある看板は見つけられなかったが、右に福栃山があって、それを左から巻いている様だ。
2022年08月11日 15:11撮影 by  X100F, FUJIFILM
8/11 15:11
道が緩くなる。
地図にある看板は見つけられなかったが、右に福栃山があって、それを左から巻いている様だ。
巻き道をちょっと上って、そのあと下ると、小屋に着いた。
2022年08月11日 15:21撮影 by  X100F, FUJIFILM
1
8/11 15:21
巻き道をちょっと上って、そのあと下ると、小屋に着いた。
受付して一休み。
アレが越百山かなと思って見ている。
2022年08月11日 15:26撮影 by  X100F, FUJIFILM
8/11 15:26
受付して一休み。
アレが越百山かなと思って見ている。
見た事無い蝶。
たぶん、キベリタテハ。花には来なくて、樹液や腐った果実を食っているらしい。
もしこの蝶にとまられたとして、あまりうれしく無いということか。
2022年08月11日 15:32撮影 by  X100F, FUJIFILM
1
8/11 15:32
見た事無い蝶。
たぶん、キベリタテハ。花には来なくて、樹液や腐った果実を食っているらしい。
もしこの蝶にとまられたとして、あまりうれしく無いということか。
小屋内部。
コンパクトで非常にキレイ。

2022年08月11日 16:54撮影 by  X100F, FUJIFILM
8/11 16:54
小屋内部。
コンパクトで非常にキレイ。

晩ご飯。
うまいし洒落ている。
今日の宿泊は計5名。我々の他はソロ2組で、一人は毎年ここに来ている常連さん、もう一人は、いかにも足の速そうな60台男性で、今日は我々と同じ登山口から、空木を登って南駒・越百通って降りて来たそう。すごい。
ちゃんと聞いてないが、ここは家族経営の様で、素晴らしく人の良いおじいちゃんと、気の利くおかみさんと、これまた気の利く、手伝いに来ている孫娘さんで、もう人柄だけでリピートしたくなる。
2022年08月11日 16:54撮影 by  X100F, FUJIFILM
2
8/11 16:54
晩ご飯。
うまいし洒落ている。
今日の宿泊は計5名。我々の他はソロ2組で、一人は毎年ここに来ている常連さん、もう一人は、いかにも足の速そうな60台男性で、今日は我々と同じ登山口から、空木を登って南駒・越百通って降りて来たそう。すごい。
ちゃんと聞いてないが、ここは家族経営の様で、素晴らしく人の良いおじいちゃんと、気の利くおかみさんと、これまた気の利く、手伝いに来ている孫娘さんで、もう人柄だけでリピートしたくなる。
寝室は、さっきの食堂のしたにあり、入り口は別。
面白い構造。
2022年08月11日 17:43撮影 by  X100F, FUJIFILM
8/11 17:43
寝室は、さっきの食堂のしたにあり、入り口は別。
面白い構造。
外で飲んでいる。
越百がちょっと赤くなったか。
2022年08月11日 18:05撮影 by  X100F, FUJIFILM
8/11 18:05
外で飲んでいる。
越百がちょっと赤くなったか。
ガスが晴れ、南駒も全貌見せた。
2022年08月11日 18:06撮影 by  X100F, FUJIFILM
8/11 18:06
ガスが晴れ、南駒も全貌見せた。
おじいちゃんが出て来て、山の解説をしてくれる。
まん中奥の黒い山の右後方に、うっすら白く見えているのが恵那山。
安平路山は三角に見えるらしく、一部見えているらしいが私には判別出来なかった。
安平路山はここから7時間くらいで行けるらしいが、笹藪がすごく、眼鏡かけたひとはその上からゴーグルしないと、眼鏡なくすらしい。
笹藪は、刈るべきでは無いという団体がいて放置されているようだが、リニアが来て飯田か中津川に駅が出来たら、開発されるかもなあ、というようなことを言っていた。
山を切り拓いて来た人の言葉には説得力がある。
2022年08月11日 18:11撮影 by  X100F, FUJIFILM
8/11 18:11
おじいちゃんが出て来て、山の解説をしてくれる。
まん中奥の黒い山の右後方に、うっすら白く見えているのが恵那山。
安平路山は三角に見えるらしく、一部見えているらしいが私には判別出来なかった。
安平路山はここから7時間くらいで行けるらしいが、笹藪がすごく、眼鏡かけたひとはその上からゴーグルしないと、眼鏡なくすらしい。
笹藪は、刈るべきでは無いという団体がいて放置されているようだが、リニアが来て飯田か中津川に駅が出来たら、開発されるかもなあ、というようなことを言っていた。
山を切り拓いて来た人の言葉には説得力がある。
飛行機雲。
このへんは飛行機の通り道らしく、ここで飲んでいる間にいくつも飛行機が左右に通過していった。

朝早かったのと疲れたのとで、飲む気力が無くなって、このあと7時くらいには寝たか。
布団はミレーの冬用寝袋だった。上で飲んでいる音を聞いているうちに寝入って快眠。
2022年08月11日 18:19撮影 by  X100F, FUJIFILM
8/11 18:19
飛行機雲。
このへんは飛行機の通り道らしく、ここで飲んでいる間にいくつも飛行機が左右に通過していった。

朝早かったのと疲れたのとで、飲む気力が無くなって、このあと7時くらいには寝たか。
布団はミレーの冬用寝袋だった。上で飲んでいる音を聞いているうちに寝入って快眠。
朝飯。
これまたうまい。豆ご飯と、カボチャ入りのうまいみそ汁にブドウ付き。お茶も熱くて目が覚める。
2022年08月12日 05:07撮影 by  X100F, FUJIFILM
3
8/12 5:07
朝飯。
これまたうまい。豆ご飯と、カボチャ入りのうまいみそ汁にブドウ付き。お茶も熱くて目が覚める。
そとは雨なのよね。
おかみさんがヤマテンで調べてくれた情報と合わせ、
・今日の午前中は降ったりやんだり
・午後はちょっとよくなるかも
・明日は台風接近で厳しい見通し
・明日、木曽殿からの下りの徒渉は、木曽殿山荘の人に聞かないと分からない
2022年08月12日 05:24撮影 by  X100F, FUJIFILM
8/12 5:24
そとは雨なのよね。
おかみさんがヤマテンで調べてくれた情報と合わせ、
・今日の午前中は降ったりやんだり
・午後はちょっとよくなるかも
・明日は台風接近で厳しい見通し
・明日、木曽殿からの下りの徒渉は、木曽殿山荘の人に聞かないと分からない
まあ、最低越百山、撤退ラインは仙涯嶺と決めて、カッパ着て行動開始する。
2022年08月12日 06:15撮影 by  X100F, FUJIFILM
8/12 6:15
まあ、最低越百山、撤退ラインは仙涯嶺と決めて、カッパ着て行動開始する。
ほんのちょっと下ると崩落地がある。
おもしろいところに小屋を建てたのだなあと思う。
昔、山に入って暮らしていた人が、なんとなく道を付けてなんとなく小屋がけして、というのがいまの登山道と山小屋になっていると思うが、すごいセンスだなと、いつでも思う。
山1個あげるから、好きに道作って小屋作って良いと言われても、現代の知識持った人でも難しいというか、ムリでは。
2022年08月12日 06:17撮影 by  X100F, FUJIFILM
8/12 6:17
ほんのちょっと下ると崩落地がある。
おもしろいところに小屋を建てたのだなあと思う。
昔、山に入って暮らしていた人が、なんとなく道を付けてなんとなく小屋がけして、というのがいまの登山道と山小屋になっていると思うが、すごいセンスだなと、いつでも思う。
山1個あげるから、好きに道作って小屋作って良いと言われても、現代の知識持った人でも難しいというか、ムリでは。
上りはしんどい。
2022年08月12日 06:26撮影 by  X100F, FUJIFILM
8/12 6:26
上りはしんどい。
刈払はあまりされていないので、晴れていても朝イチの人は全身びちゃびちゃになりそう。
2022年08月12日 06:52撮影 by  X100F, FUJIFILM
8/12 6:52
刈払はあまりされていないので、晴れていても朝イチの人は全身びちゃびちゃになりそう。
あれが越百かな。
2022年08月12日 06:59撮影 by  X100F, FUJIFILM
8/12 6:59
あれが越百かな。
どうやら着いた。
2022年08月12日 07:10撮影 by  X100F, FUJIFILM
8/12 7:10
どうやら着いた。
三角点。
2022年08月12日 07:10撮影 by  X100F, FUJIFILM
2
8/12 7:10
三角点。
山頂標識は、分岐案内を兼ねている。
謙虚な山だな。

晴れていれば、塩見とその横に富士が見えるらしい。
2022年08月12日 07:10撮影 by  X100F, FUJIFILM
1
8/12 7:10
山頂標識は、分岐案内を兼ねている。
謙虚な山だな。

晴れていれば、塩見とその横に富士が見えるらしい。
トウヤクリンドウがたくさんいた。
2022年08月12日 07:45撮影 by  X100F, FUJIFILM
8/12 7:45
トウヤクリンドウがたくさんいた。
視界が無い中歩く。
どこがコルだかよくわからない。
2022年08月12日 08:02撮影 by  X100F, FUJIFILM
8/12 8:02
視界が無い中歩く。
どこがコルだかよくわからない。
ちょっとしたピークを右に巻いている。
結構な藪漕ぎ。
2022年08月12日 08:12撮影 by  X100F, FUJIFILM
8/12 8:12
ちょっとしたピークを右に巻いている。
結構な藪漕ぎ。
黒いミミズがいた。
この日何度も見た。
土地改良してくれていると思うと感謝だが、こんな花崗岩の砂礫地帯でもメシ食えるのかなと思う。3000m級の山でナメクジを見ることもよくあり、彼らは何してるのだろうといつも思う。コマクサとか雷鳥とかと同じく、天敵の居ない所を探して高い所に居場所を見つけた種なのかも。
中崎タツヤの漫画にもあったが、近いうちに、2000m超えると、喫煙者が生息しているよね、と言われる時代がくるかも。
2022年08月12日 08:14撮影 by  X100F, FUJIFILM
8/12 8:14
黒いミミズがいた。
この日何度も見た。
土地改良してくれていると思うと感謝だが、こんな花崗岩の砂礫地帯でもメシ食えるのかなと思う。3000m級の山でナメクジを見ることもよくあり、彼らは何してるのだろうといつも思う。コマクサとか雷鳥とかと同じく、天敵の居ない所を探して高い所に居場所を見つけた種なのかも。
中崎タツヤの漫画にもあったが、近いうちに、2000m超えると、喫煙者が生息しているよね、と言われる時代がくるかも。
仙涯嶺に向かって歩いている。
ハイマツ漕ぎがすごい。慣れていないと、すぐに迷うのでは。
2022年08月12日 08:17撮影 by  X100F, FUJIFILM
8/12 8:17
仙涯嶺に向かって歩いている。
ハイマツ漕ぎがすごい。慣れていないと、すぐに迷うのでは。
仙涯嶺が近づいてきたか。
2022年08月12日 08:31撮影 by  X100F, FUJIFILM
8/12 8:31
仙涯嶺が近づいてきたか。
あれかな。
視界無くてよくわからないが。
2022年08月12日 08:40撮影 by  X100F, FUJIFILM
8/12 8:40
あれかな。
視界無くてよくわからないが。
ピークを巻くと、ちょっとした広場が見えて、
2022年08月12日 08:48撮影 by  X100F, FUJIFILM
8/12 8:48
ピークを巻くと、ちょっとした広場が見えて、
仙涯嶺着。
2022年08月12日 08:52撮影 by  X100F, FUJIFILM
1
8/12 8:52
仙涯嶺着。
小休止したが、雨と風が結構あって寒い。
ここは標高2734mで、先の南駒は2841m、空木は2863m。
雨風がこの先どうなるのか不明、木曽殿山荘に着いたとして、下りの徒渉できるか不明、あと、やりきったとして、今後このあたりに来ず、このあたりの晴天時の光景見ないというのも嫌なので、今日はここで引き返すことにした。
2022年08月12日 09:04撮影 by  X100F, FUJIFILM
8/12 9:04
小休止したが、雨と風が結構あって寒い。
ここは標高2734mで、先の南駒は2841m、空木は2863m。
雨風がこの先どうなるのか不明、木曽殿山荘に着いたとして、下りの徒渉できるか不明、あと、やりきったとして、今後このあたりに来ず、このあたりの晴天時の光景見ないというのも嫌なので、今日はここで引き返すことにした。
せっかくなので、ピークに立ってみる。
昨日の足の速い人は、空木で雷鳥見たそうで、写真も見せてくれた。
来年以降ここやると、雷鳥も南下して、このあたりでも見られるかもな、という期待を残して撤退。
2022年08月12日 09:07撮影 by  X100F, FUJIFILM
8/12 9:07
せっかくなので、ピークに立ってみる。
昨日の足の速い人は、空木で雷鳥見たそうで、写真も見せてくれた。
来年以降ここやると、雷鳥も南下して、このあたりでも見られるかもな、という期待を残して撤退。
決めたあとはひたすら歩く。
2022年08月12日 09:20撮影 by  X100F, FUJIFILM
8/12 9:20
決めたあとはひたすら歩く。
ケサ沢からだろうか。
かなりの規模の落石の音が聞こえた。
2022年08月12日 09:24撮影 by  X100F, FUJIFILM
8/12 9:24
ケサ沢からだろうか。
かなりの規模の落石の音が聞こえた。
ちょびっとガスが晴れ、越百山の全貌が見えた。
2022年08月12日 10:10撮影 by  X100F, FUJIFILM
8/12 10:10
ちょびっとガスが晴れ、越百山の全貌が見えた。
越百の手前。
右の岩の矢印のペンキが風化して、日焼け跡の様に矢印が残っていて面白い。
2022年08月12日 10:35撮影 by  X100F, FUJIFILM
8/12 10:35
越百の手前。
右の岩の矢印のペンキが風化して、日焼け跡の様に矢印が残っていて面白い。
越百到着。
ここは電波が入るので、木曽殿山荘にキャンセルの電話を入れる。
このあと越百小屋で聞いたら、朝がた木曽殿山荘から我々についての問合せがあったそう。空木か仙涯嶺で判断すると伝えてくれたって。
木曽殿山荘には前泊地として事前連絡していた。
小屋間の連携取れているのだなと思った。
2022年08月12日 10:36撮影 by  X100F, FUJIFILM
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8/12 10:36
越百到着。
ここは電波が入るので、木曽殿山荘にキャンセルの電話を入れる。
このあと越百小屋で聞いたら、朝がた木曽殿山荘から我々についての問合せがあったそう。空木か仙涯嶺で判断すると伝えてくれたって。
木曽殿山荘には前泊地として事前連絡していた。
小屋間の連携取れているのだなと思った。
あとは下ります。
2022年08月12日 10:46撮影 by  X100F, FUJIFILM
8/12 10:46
あとは下ります。
小屋まで下ってきた。
途中で大雨に。

乾燥室使わせてもらって休憩。
おじいちゃんは、良い判断だったねと言ってくれて、ゆっくり休んで良いよと言われてほっこり。
2022年08月12日 11:39撮影 by  X100F, FUJIFILM
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8/12 11:39
小屋まで下ってきた。
途中で大雨に。

乾燥室使わせてもらって休憩。
おじいちゃんは、良い判断だったねと言ってくれて、ゆっくり休んで良いよと言われてほっこり。
前日の宿泊者の休憩まで見送ってくれたおじいちゃん。
深々と頭を下げてくれて申し訳ない。
小屋に人情・人柄部門があったら、ここはぶっちぎり1位だな。
トイレも超キレイで、メシもうまいので、規模の違う小屋を比較するのは難しいが、ここは北アの小屋と比べて遜色無い。
暫定ランキングのどこに入れたら良いか迷う。
あと、このおじいちゃんの爪の垢を飲ませたい小屋の人は結構いる。
2022年08月12日 12:16撮影 by  X100F, FUJIFILM
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8/12 12:16
前日の宿泊者の休憩まで見送ってくれたおじいちゃん。
深々と頭を下げてくれて申し訳ない。
小屋に人情・人柄部門があったら、ここはぶっちぎり1位だな。
トイレも超キレイで、メシもうまいので、規模の違う小屋を比較するのは難しいが、ここは北アの小屋と比べて遜色無い。
暫定ランキングのどこに入れたら良いか迷う。
あと、このおじいちゃんの爪の垢を飲ませたい小屋の人は結構いる。
福栃山巻き道の看板見つけた。
この登山道の看板はちょいちょいあるが、どれも老朽化が激しい。
まあ、無くても歩けるし、これはこれで味と思えば、付け替える必要無いか。
2022年08月12日 12:34撮影 by  X100F, FUJIFILM
8/12 12:34
福栃山巻き道の看板見つけた。
この登山道の看板はちょいちょいあるが、どれも老朽化が激しい。
まあ、無くても歩けるし、これはこれで味と思えば、付け替える必要無いか。
この前後か、カミナリが鳴って、ビチャビチャの雨に。
2022年08月12日 12:58撮影 by  X100F, FUJIFILM
8/12 12:58
この前後か、カミナリが鳴って、ビチャビチャの雨に。
水場。
雨もひどいのでここもスルーしたのでは。
2022年08月12日 13:06撮影 by  X100F, FUJIFILM
8/12 13:06
水場。
雨もひどいのでここもスルーしたのでは。
やせ馬の背近辺。
2グループ、計10数名の登山グループとすれ違った。
我々が断念したコースを巡る模様。
どうでも良いけど、この時間では小屋に17時には着けないだろう。北アとかならまだしも、こういう所の団体登山はどうかなと思ってしまった。小屋も大変だろうな。
2022年08月12日 14:18撮影 by  X100F, FUJIFILM
8/12 14:18
やせ馬の背近辺。
2グループ、計10数名の登山グループとすれ違った。
我々が断念したコースを巡る模様。
どうでも良いけど、この時間では小屋に17時には着けないだろう。北アとかならまだしも、こういう所の団体登山はどうかなと思ってしまった。小屋も大変だろうな。
昨日撮影出来なかった下の水場。
2022年08月12日 14:49撮影 by  X100F, FUJIFILM
8/12 14:49
昨日撮影出来なかった下の水場。
いつまで続くかと思わされた下山も、沢が近くなり終了。
このころには雨が止んでいた。
2022年08月12日 15:12撮影 by  X100F, FUJIFILM
8/12 15:12
いつまで続くかと思わされた下山も、沢が近くなり終了。
このころには雨が止んでいた。
登山口。
暑いのでカッパ脱ぐ。
この先降ったら傘で。
2022年08月12日 15:16撮影 by  X100F, FUJIFILM
8/12 15:16
登山口。
暑いのでカッパ脱ぐ。
この先降ったら傘で。
林道歩きは辛いな。
ガードレールが崩れている。
2022年08月12日 16:21撮影 by  X100F, FUJIFILM
8/12 16:21
林道歩きは辛いな。
ガードレールが崩れている。
ダムを過ぎてトンネル。
この前後で雨が降った。
2022年08月12日 16:40撮影 by  X100F, FUJIFILM
8/12 16:40
ダムを過ぎてトンネル。
この前後で雨が降った。
ゲート着。
お疲れさまでした。
2022年08月12日 16:46撮影 by  X100F, FUJIFILM
8/12 16:46
ゲート着。
お疲れさまでした。
もうちょい歩く。
車どこに停めたんだっけ?
この先に無事ありました。
そのあとは木曽路に出て温泉入って、家着は24時くらいだったかな。お疲れさまでした!!
2022年08月12日 16:49撮影 by  X100F, FUJIFILM
8/12 16:49
もうちょい歩く。
車どこに停めたんだっけ?
この先に無事ありました。
そのあとは木曽路に出て温泉入って、家着は24時くらいだったかな。お疲れさまでした!!

感想

4年前からずっと行きたいと思っていたが、なかなか山小屋の予約がうまく行かず毎年断念していたルート。
今年は8月に連休があり、メンバの都合付きそうなので、6月くらいに予約しておいた。

伊奈川ダム8時発で計画していたが、いろいろあって1h遅れ。
ダム林道はのどか。あせ垂らしながら登っていった。

登山道は結構ハード。要所に案内などあるが、古くて見逃しがち。それでも越百小屋までは刈払などされていて結構整備されていた。

越百小屋はサイコー。規模が違うので北アの小屋と比較するのは難しいが、トイレキレイ、メシうまい、スタッフ最高で、何と言うか人情ランキングとかあればダントツだな。

その後、台風来ているのでどこで引き返すか考えながら登っていたが、仙涯嶺で引き返す事に決めた。

稜線上は人はほとんどいなく、すれ違ったのは、駒峰ヒュッテからピストンで南越百まで歩いた人と、今日日帰りで越百から入って南駒から下るという、どちらもソロの人だった。

結局来た道を引き返して下山。途中、越百小屋の休憩室使わせてもらった。気の良いご主人に感謝して下る。

雨の中の下りは結構しんどくて、特に林道歩きに疲れ果て、ここを歩く人たちはいろいろすごい、と感じさせられました。
多分また来ると思います。


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