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Yamareco

記録ID: 4593747
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科

赤岳

2022年08月16日(火) ~ 2022年08月17日(水)
 - 拍手
aporo_nots その他1人
体力度
6
1~2泊以上が適当
GPS
13:44
距離
22.0km
登り
2,238m
下り
1,515m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
4:37
休憩
1:01
合計
5:38
10:23
13
10:36
10:36
30
11:06
11:07
6
11:13
11:13
40
11:53
12:00
50
12:50
13:23
30
13:53
13:54
8
14:02
14:09
9
14:18
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53
15:18
15:23
13
15:36
15:37
10
15:47
15:47
7
15:54
15:59
2
2日目
山行
7:16
休憩
1:09
合計
8:25
6:39
21
7:00
7:00
4
7:04
7:05
8
7:13
7:19
9
7:28
7:30
4
7:34
7:37
4
7:41
7:41
8
7:49
7:50
5
7:55
7:58
5
8:03
8:10
9
8:19
8:20
24
8:44
8:47
21
9:08
9:09
39
9:48
9:59
0
9:59
9:59
27
10:26
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17
10:43
10:51
6
10:57
10:58
9
11:07
11:08
24
11:32
11:33
3
11:36
11:37
7
11:44
11:45
34
12:19
12:19
5
12:24
12:38
4
12:42
12:42
8
12:50
12:50
7
12:57
12:57
12
13:09
13:09
4
13:13
13:14
49
14:03
14:04
20
14:24
14:25
29
14:54
14:54
9
15:03
15:03
1
15:04
ゴール地点
天候 1日目→曇り(暴風)、2日目→雨(暴風雨)
過去天気図(気象庁) 2022年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
1日目→茅野駅〜美濃戸口
2日目→麦草峠〜茅野駅
コース状況/
危険箇所等
トレイルは明瞭でわかりやすいが、今回は全てウェットでスリッピーだった。
難所と呼ばれる場所は、全て難度が2段階くらい高かった。
その他周辺情報 1日目→赤岳頂上山荘
2日目→麦草ヒュッテ
予約できる山小屋
黒百合ヒュッテ

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 着替え サンダル ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 非常食 ガスカートリッジ コンロ コッヘル 食器 ライター コンパス ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 ロールペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス ツェルト ナイフ 携帯トイレ

感想

今回も仕事の下見で八ヶ岳の主稜線を登りました。
2日間の行程についてレビューします。

▼1日目(行程→美濃戸口〜赤岳頂上山荘/天候→曇り(暴風))
朝に東京を出発し、茅野から美濃戸口まではバス移動。
ここまでは、薄曇りで涼しい気候。
登り初めにはもってこいの天候でした。
八ヶ岳山荘で準備をし、出発。

最初は林道歩き。赤岳鉱泉までは緩やかな登り道。
堰堤を越えてからはトレイル。
沢沿いを軽快に歩ける道です。

赤岳鉱泉は、今回は団体貸切でお邪魔はできませんでしたが、
テラスも広くて良い感じの山小屋でした。
ヘリコプターの荷上げを何度もしていて、迫力ありました。

文三郎尾根を登り赤岳を目指しましたが、
ガスで展望は効かず、唯一中岳分岐あたりがひらけて見えましたが、
これでガスが出ていなかったら、なかなかの高度感だったと思います。

赤岳までの道のりは、長い階段を抜けて、後半は岩陵帯を登っていく道。
岩が濡れていて、さらに風がどんどんと強まってきたので、後半は緊張感のある行程でした。

赤岳は風が強すぎたので少しだけ滞在して、
初日は赤岳頂上山荘に宿泊。
これで晴れていたら、とっても良い景色なんだろうけど、夕方からどんどんと天気が悪くなってきて、終始窓がガタガタといってなかなか寝付けない初日となりました。

▼2日目(行程→赤岳頂上山荘〜麦草ヒュッテ/天候→雨(暴風雨))
この日は、赤岳頂上山荘から麦草ヒュッテまでの下り行程。
ただ、暴風雨の中での主稜線(横岳、硫黄岳、根石岳、天狗岳)はかなりスリリングな行程になることが予想され、途中敗退の可能性も含め進みました。

進んでいくと、とにかく主稜線は暴風雨の中での行程となりました。
横岳は、難所と言われるカニの横ばいなど、慎重に進みます。
風が強すぎて、人がいなかったので、すれ違いなどで停滞することは一度もありませんでした。また、ガスがかかっていて、高度感を感じなかったことも、ある程度スピードを持って進めた要因かもしれません。

硫黄岳はケルンが一定距離にあり、道迷いなどはせずに進めましたが、さらに濃霧になっていたらば、道を外す可能性がある山頂直下でした。

夏沢峠は高度を少し下げるので、再び樹林帯歩き。
山小屋は今年運営を休止しているようなので、夏沢峠はサクッと抜けます。
ここで、たまたま同業の仲間に出会い、子ども達を連れている姿をみて勇気づけられました。
聞いた話によると、根石岳山頂は前日は27メートルの暴風だったそうな。
本日も、同じくらい吹いているので、なかなかスリリングな風ということがわかります。

根石岳は一番風が強かったですが、尾根が広いので煽られながらも安全に進むことができました。
(根石岳山荘は、びしょ濡れの我々を快く受け入れてくれました。本当に感謝!)

東天狗岳まできて一安心。
途中稲子岳を横目に見ましたが、一瞬の晴れ間で下界まで見えて大興奮。
いつかは行ってみたい。

ここからは一気に高度を下げていき、黒百合ヒュッテに立ち寄り。
黒百合ヒュッテは、今工事中で来年の冬に完成予定のようです。
一部営業はしていると言っていましたが、要確認です。

ここからは苔むした森をひたすら降ります。
濡れた岩と木の根に緊張感のある降りですが、大きなトラブルなく麦草ヒュッテへ。
ここまでのくだりが結構しんどかったです。

麦草ヒュッテは、到着してすぐにホット麦茶でおもてなし。
ずぶ濡れの体に染み渡ります。
今はコロナ禍で個室のみの営業だそうですが、お風呂もあって食事も大ボリューム!
疲れた体を癒してくれました。

本来ならば、3日目は蓼科山まで行く予定でしたが、
前線の影響で翌朝は豪雨。
今回は、主稜線のみの下見としました。

帰りは麦草峠からバスで茅野まで降りて東京へ。
やはり八ヶ岳は涼しかったですが、東京は暑いですね。

次は晴れた時に同じ行程をいこうと思います。

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