赤岳
- GPS
- 13:44
- 距離
- 22.0km
- 登り
- 2,238m
- 下り
- 1,515m
コースタイム
- 山行
- 4:37
- 休憩
- 1:01
- 合計
- 5:38
- 山行
- 7:16
- 休憩
- 1:09
- 合計
- 8:25
天候 | 1日目→曇り(暴風)、2日目→雨(暴風雨) |
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過去天気図(気象庁) | 2022年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
2日目→麦草峠〜茅野駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
トレイルは明瞭でわかりやすいが、今回は全てウェットでスリッピーだった。 難所と呼ばれる場所は、全て難度が2段階くらい高かった。 |
その他周辺情報 | 1日目→赤岳頂上山荘 2日目→麦草ヒュッテ |
予約できる山小屋 |
黒百合ヒュッテ
|
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
着替え
靴
サンダル
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
非常食
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
食器
ライター
コンパス
笛
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
ツェルト
ナイフ
携帯トイレ
|
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感想
今回も仕事の下見で八ヶ岳の主稜線を登りました。
2日間の行程についてレビューします。
▼1日目(行程→美濃戸口〜赤岳頂上山荘/天候→曇り(暴風))
朝に東京を出発し、茅野から美濃戸口まではバス移動。
ここまでは、薄曇りで涼しい気候。
登り初めにはもってこいの天候でした。
八ヶ岳山荘で準備をし、出発。
最初は林道歩き。赤岳鉱泉までは緩やかな登り道。
堰堤を越えてからはトレイル。
沢沿いを軽快に歩ける道です。
赤岳鉱泉は、今回は団体貸切でお邪魔はできませんでしたが、
テラスも広くて良い感じの山小屋でした。
ヘリコプターの荷上げを何度もしていて、迫力ありました。
文三郎尾根を登り赤岳を目指しましたが、
ガスで展望は効かず、唯一中岳分岐あたりがひらけて見えましたが、
これでガスが出ていなかったら、なかなかの高度感だったと思います。
赤岳までの道のりは、長い階段を抜けて、後半は岩陵帯を登っていく道。
岩が濡れていて、さらに風がどんどんと強まってきたので、後半は緊張感のある行程でした。
赤岳は風が強すぎたので少しだけ滞在して、
初日は赤岳頂上山荘に宿泊。
これで晴れていたら、とっても良い景色なんだろうけど、夕方からどんどんと天気が悪くなってきて、終始窓がガタガタといってなかなか寝付けない初日となりました。
▼2日目(行程→赤岳頂上山荘〜麦草ヒュッテ/天候→雨(暴風雨))
この日は、赤岳頂上山荘から麦草ヒュッテまでの下り行程。
ただ、暴風雨の中での主稜線(横岳、硫黄岳、根石岳、天狗岳)はかなりスリリングな行程になることが予想され、途中敗退の可能性も含め進みました。
進んでいくと、とにかく主稜線は暴風雨の中での行程となりました。
横岳は、難所と言われるカニの横ばいなど、慎重に進みます。
風が強すぎて、人がいなかったので、すれ違いなどで停滞することは一度もありませんでした。また、ガスがかかっていて、高度感を感じなかったことも、ある程度スピードを持って進めた要因かもしれません。
硫黄岳はケルンが一定距離にあり、道迷いなどはせずに進めましたが、さらに濃霧になっていたらば、道を外す可能性がある山頂直下でした。
夏沢峠は高度を少し下げるので、再び樹林帯歩き。
山小屋は今年運営を休止しているようなので、夏沢峠はサクッと抜けます。
ここで、たまたま同業の仲間に出会い、子ども達を連れている姿をみて勇気づけられました。
聞いた話によると、根石岳山頂は前日は27メートルの暴風だったそうな。
本日も、同じくらい吹いているので、なかなかスリリングな風ということがわかります。
根石岳は一番風が強かったですが、尾根が広いので煽られながらも安全に進むことができました。
(根石岳山荘は、びしょ濡れの我々を快く受け入れてくれました。本当に感謝!)
東天狗岳まできて一安心。
途中稲子岳を横目に見ましたが、一瞬の晴れ間で下界まで見えて大興奮。
いつかは行ってみたい。
ここからは一気に高度を下げていき、黒百合ヒュッテに立ち寄り。
黒百合ヒュッテは、今工事中で来年の冬に完成予定のようです。
一部営業はしていると言っていましたが、要確認です。
ここからは苔むした森をひたすら降ります。
濡れた岩と木の根に緊張感のある降りですが、大きなトラブルなく麦草ヒュッテへ。
ここまでのくだりが結構しんどかったです。
麦草ヒュッテは、到着してすぐにホット麦茶でおもてなし。
ずぶ濡れの体に染み渡ります。
今はコロナ禍で個室のみの営業だそうですが、お風呂もあって食事も大ボリューム!
疲れた体を癒してくれました。
本来ならば、3日目は蓼科山まで行く予定でしたが、
前線の影響で翌朝は豪雨。
今回は、主稜線のみの下見としました。
帰りは麦草峠からバスで茅野まで降りて東京へ。
やはり八ヶ岳は涼しかったですが、東京は暑いですね。
次は晴れた時に同じ行程をいこうと思います。
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