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Yamareco

記録ID: 459389
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
塩見・赤石・聖

光岳〜上河内岳〜聖岳(易老渡起点、小屋2泊);グレートトラバース田中さんと遭遇

2014年05月30日(金) ~ 2014年06月01日(日)
情報量の目安: S
都道府県 長野県 静岡県
 - 拍手
GPS
44:12
距離
40.5km
登り
3,994m
下り
4,000m

コースタイム

<1日目>7:40易老渡〜12:45易老岳〜17:20光小屋17:30〜18:00光岳〜18:10光石〜18:45光小屋
<2日目>5:40光小屋〜7:50易老岳8:00〜10:40希望峰〜11:50茶臼岳〜14:25上河内岳〜17:10聖平小屋
<3日目>5:15聖平小屋〜5:45薊畑〜6:50小聖岳〜8:20前聖岳〜8:45奥聖岳〜9:10前聖岳9:30〜10:15小聖岳〜10:50薊畑11:10〜11:55苔平〜13:45西沢渡〜14:40便が島〜15:00易老渡
天候 1日目:晴れのち曇り
2日目:晴れのち曇り
3日目:快晴
2日目聖平小屋18時で8℃
過去天気図(気象庁) 2014年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
易老渡は登山口近くに数十台規模の駐車場あり(トイレあり)。
道路の幅は覚悟していましたが、それに加えて最後の10キロちょっとは大きな石が多数散らばり、かなり路面も荒れていて、最低地上高をある程度確保している車でないと大変。
コース状況/
危険箇所等
危険箇所:西沢渡から便が島の間の崩壊道の通行がこの山行で一番の危険地。
登山道ではトレースがただでさえ薄いが、テープはほぼ無しで、光岳〜易老岳〜上河内〜聖平〜薊畑〜小聖まで、所々分厚い雪で覆われていて迂回したためルートを見失うなど、ルート探査が大変。
聖岳山頂直下はザレ急登なため、下に人がいるときは落石しないように注意しましょう。
上島トンネル脇を上がる。
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上島トンネル脇を上がる。
下栗の里を通過して、
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下栗の里を通過して、
易老渡駐車場。
駐車場近くの登山口。
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駐車場近くの登山口。
聖が覗いています。
聖が覗いています。
易老岳山頂。
デポはあの人の?
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易老岳山頂。
デポはあの人の?
光方面。
たっぷりの雪を
進みます。
イザルヶ岳。
光岳小屋。
光岳山頂。
進んで、光石に
光岳山頂ワンタッチで小屋に戻る。
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光岳山頂ワンタッチで小屋に戻る。
小屋で雪に埋めていたお酒で乾杯2回。
ワインはいつもより良いテラスドギレム白。
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小屋で雪に埋めていたお酒で乾杯2回。
ワインはいつもより良いテラスドギレム白。
2日目朝。
光小屋階段降っての水場。
光小屋階段降っての水場。
聖岳〜上河内方面の右から日の出。
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聖岳〜上河内方面の右から日の出。
出発し、振り返って光小屋方面。
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出発し、振り返って光小屋方面。
もう一度易老岳山頂。
もう一度易老岳山頂。
尖った上河内を目指す。
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尖った上河内を目指す。
振り返ると光。
これは恵まれているわかりやすいルート。
これは恵まれているわかりやすいルート。
兎〜聖〜上河内。
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兎〜聖〜上河内。
希望峰。
畑薙湖方面。
仁田池はまだ雪の下。
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仁田池はまだ雪の下。
来た道を振り返る。
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来た道を振り返る。
茶臼山頂。
あの尖った山はまだ、
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あの尖った山はまだ、
まだまだ、
まだまだまだ長い。
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まだまだまだ長い。
竹内門。
上河内肩。
南南アルプス三千メートル級の三連星。
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南南アルプス三千メートル級の三連星。
やっと尖った先っちょの上河内岳山頂。
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やっと尖った先っちょの上河内岳山頂。
怪しい雲が急発生。
急がねば。
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怪しい雲が急発生。
急がねば。
振り返って上河内。
こちらからは表情が違う。
振り返って上河内。
こちらからは表情が違う。
このヤバイ斜面は裏から。
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このヤバイ斜面は裏から。
聖平小屋到着。
内部は雨戸で塞がれ暗い。
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内部は雨戸で塞がれ暗い。
テント場左の橋の脇から水汲みました。
テント場左の橋の脇から水汲みました。
テント場右のトイレ場。
テント場右のトイレ場。
聖平小屋全景。
2日目の乾杯。
ワインもあり。
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2日目の乾杯。
ワインもあり。
3日目は快晴!
聖平の木道は霜で滑る。
聖平の木道は霜で滑る。
振り返って背景の聖。
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振り返って背景の聖。
薊畑でデポ。
光が雪被ってます。
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光が雪被ってます。
上河内。
さて、行きますか。
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さて、行きますか。
東に富士山も顔を出す。
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東に富士山も顔を出す。
近づいたかな。
小聖到着。
富士山の景観が絵になる!
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富士山の景観が絵になる!
山頂へのルートがわかってくる。
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山頂へのルートがわかってくる。
振り返って南の上河内。
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振り返って南の上河内。
光方面。
急な雪渓。
急傾斜をどんどん上がり、
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急傾斜をどんどん上がり、
振り返ります。
傾斜がきつい。
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振り返ります。
傾斜がきつい。
前聖岳山頂到着。
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前聖岳山頂到着。
分厚く屹立する正面の赤石と左肩に仙丈。
百間洞出発だと田中さんがいるかな?
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分厚く屹立する正面の赤石と左肩に仙丈。
百間洞出発だと田中さんがいるかな?
奥聖方面は富士山が背景。
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奥聖方面は富士山が背景。
西は御嶽〜中央アルプス〜穂高など北アルプス
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西は御嶽〜中央アルプス〜穂高など北アルプス
北アルプスは白馬方面、また妙高までバッチリ。
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北アルプスは白馬方面、また妙高までバッチリ。
昨日まで縦走してきた山々。
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昨日まで縦走してきた山々。
奥聖山頂。
奥聖からの富士山。
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奥聖からの富士山。
さて戻りますか。
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さて戻りますか。
バランス崩すと真っ逆さま。
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バランス崩すと真っ逆さま。
そんな馬の背。
前聖山頂の様子が一望。
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前聖山頂の様子が一望。
もう一度前聖山頂。
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もう一度前聖山頂。
埋めていたノンアルを掘り返して乾杯!
冷えすぎ。
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埋めていたノンアルを掘り返して乾杯!
冷えすぎ。
さて、降りましょう。
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さて、降りましょう。
つがいの雷鳥に遭遇!
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つがいの雷鳥に遭遇!
小聖に到着。
薊畑でデポ荷物を回収。
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薊畑でデポ荷物を回収。
森のアロマが心地よし。
森のアロマが心地よし。
深呼吸。
だいぶ降りてきた。
だいぶ降りてきた。
ツツジも満開。
ここからロープのあるザレの急斜面です。
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ツツジも満開。
ここからロープのあるザレの急斜面です。
銀竜草。
西沢渡。
ロープウェーがありますが、
西沢渡。
ロープウェーがありますが、
その下の岩を3歩でジャンプ。
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その下の岩を3歩でジャンプ。
便ヶ島への道は土砂崩れで危険。
便ヶ島への道は土砂崩れで危険。
橋を渡り、
滝を眺め、
トンネルをくぐると、
トンネルをくぐると、
便ヶ島到着。
易老渡〜便ヶ島の道。
これでもいい方。
易老渡〜便ヶ島の道。
これでもいい方。
易老渡到着。
お疲れ様。
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易老渡到着。
お疲れ様。
かぐらの湯で汗流し。
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かぐらの湯で汗流し。
大石家で腹ごなし。
大石家で腹ごなし。

感想

天気予報では週末の天気がよく、金曜日に休みをもらい、2泊3日の縦走を計画。
技術よりも体力勝負の光&聖縦走を選択。

この時季の高所登山は道具のセレクトが難しく、アイゼン、ピッケルに加えて、テント装備も持参のフル装備で登ることにする。
ピッケル、アイゼンを持って行ったが、小聖手前と、聖手前の雪の壁が、早い時間でガチガチだったので、アイゼンは使わず、ピッケルを使った。
聖山頂から下山は、雪がいい感じでゆるむが、踏み抜き多数発生。
易老渡〜光岳〜上河内〜聖平まで両方使わず。

<1日目>
3時過ぎに出発し、中央道で飯田IC経由、7時過ぎに易老渡駐車場到着。
先行2台が駐車。
晴れてます。
朝食をとり、準備をして出発。

上はメリノ2のみで光小屋まで。

駐車場からすぐの吊り橋を渡り、登りに入るがいきなり道を間違えて、黄色のテープに釣られて詰んでしまう。
戻って、踏み跡と赤テープを確認、再度登りへ。
これがこの山行でのルート探査ミスしまくりの始まりです。

順調に進むが、樹林帯で展望無し。
雪が出てきて、易老岳山頂到着。デポ荷物が2つある。光岳往復登山者か。

休憩後出発直後に、なんか見覚えのある逞しい身体の人だなと思ったら、
数日前に見た「グレートトラバース」の田中陽希さんではないですか!
グレートトラバース中にお会いできるとは思わず、舞い上がって声をかけてしまいました。
本日は茶臼小屋まで、翌日は百間洞とのこと。
そんな舞い上がった登山者にもグローブを外して握手をし、数分お話も交わしてくれた好青年です。
一緒のカメラマンさんにはシャッターは頼めないそうで、自撮りで記念撮影も撮ってもらいました。
そのあと、カメラマンさんに取材を受けましたので、放映されたら自撮り画像をアップしましょう。

二人と別れて光岳へご機嫌で歩を進めると、別の二人組が。
おーっと、今度は「グレートサミッツ」の平出和也さんではないですか!
実物も日本人離れした容貌でかっこいいですね。
一緒のグループで来ているとのこと。

倒木の亀甲状土に雪が被って、なかなかルートがわかりづらい。
「ゴーロの谷筋」に来ます。
最初にこの地名が頭に入っていればと悔やみますが、ここで谷筋より上の稜線に進んでしまいます。
ルートのない中、インディジョーンズのように?木々を分け入り、深い雪に潜って苦しみながら進みます。
数時間経って、谷筋が併走していてあそこを歩けば楽ではないか、と思い、昭文社の地図の方を見ると、「ゴーロの谷筋」という地名でルートがあるではないですか。

早速降りて谷筋を歩く。
テープもあり、難なく静高平に着く。
水場を探しまくるが、まだ出ていないですね。
光小屋の水場にかけることとする。

ガスが出てきて、わかりづらかったがなんとか光小屋到着。周りは雪で埋まっています。
中はきれいで先客1名。

荷物を置いて、ビールとワインを雪に埋めて光岳山頂へ。
ガスにまかれ、分厚い雪でルート取りが難しかったがなんとか、山頂到着。
木々の中なのか、ガスのせいなのかわからないが展望なしの山頂。

すぐに光石へ。
ここも雪が厚く、ルート取りが難しい。
何とかたどり着くも、もちろんガスでまかれて、展望なし。

日没が迫っていたので、早々に小屋に帰着。
早速埋めていたお酒で乾杯!冷えすぎです。
小屋泊は6人。残念なのは小屋内でタバコを延々と吸っている人がいたこと。
疲れて20時には就寝。
この日の登山者12人。

<2日目>
4時に起床、早速水場へ。豊富に水が出ています。階段を下って往復15分位か。
朝食を取り出発。

すっかり晴れ渡り、ルートがよくわかるが、すぐに樹林帯へ。
易老岳を過ぎて、またしてもルート探査が難しく、何度も迷いながら進む。
展望が開けてきて、尖った山容の上河内、雪が多い聖が見えてくる。
茶臼を超え、上河内へ。
上河内周辺は風が強く、αSLを羽織る。

かなり疲弊していたが、上河内の山頂往復し、ようやく聖平への下り。
ここも雪が分厚くルート取りに迷いながら、ようやく赤い屋根が見えてほっとすると、標識のある聖平到着。
木道を進み、聖平小屋到着。

テント場には雪がなく、テント場右にトイレ、左に豊富な水場がある。
テント場にテント一張り。小屋に人はいない。暗いが貸し切りの清潔な小屋泊とする。

小屋前で日暮れの中、乾杯!と夕飯を取り、この日も20時には就寝。
この日の登山者3人。

<3日目>
4時に起床、5時過ぎに出発。朝から快晴。

薊畑では光から上河内まで昨日までの縦走ルートが一望。
正面は聖の重厚な山容の絶景。ここで一部荷物をデポし、聖山頂へ。

小聖までまたしても分厚い雪に悩まされる。1カ所雪の急斜面でピッケルのみで進み、小聖到着。
富士山も間近に見える!
小聖からは森林限界のため、ルートで悩まされることはない。

山頂直下のザレの急登を越え、最後の雪の壁は雪の状態がよくなかったので、アイゼンをつけずにピッケルのみで登り、すぐの前聖山頂到着。

正面は赤石の偉容、西は白山、中央アルプスから北アルプス、東は富士山、南はこの縦走で通ってきた光〜上河内の山並みが見渡せる快晴の中の360度の絶景。
しばらく景色を堪能したのち、乾杯用のノンアルを埋めて、奥聖へ。

雪の被った切れ落ちた尾根も通り、少々緊張し奥聖到着。
なんとも気持ちのよい山頂散策でしょう。
前聖に戻り、掘り返して乾杯(冷えすぎ)!と景色をおかずにご飯を食べる。

下山は足取りも軽く。
ピッケルを使った頂上直下の雪壁もいい具合にゆるんでます(一応アイゼンつけましたが)。
頂上直下ザレで、本日日帰りのお二方に会う。

近寄れない雪の急斜面で雷鳥のつがいに遭遇!今回の山行はなんと“出会い“に恵まれていることか。
薊畑でデポ荷物を回収し、西沢渡へ下山。

あっという間に川まで景色無しの樹林帯下山。
しかし、奥に甘さも隠れた溢れる緑の香りにしばしば立ち止まって深呼吸。
巨木や苔むした倒木に木漏れ日が差し込み、なんと幻想的。
長い下山ですが気持ちよい。

ツツジが現れるとロープの急傾斜、そして廃屋を迂回し、川渡りです。
ゴンドラを使わず、石をぴょんぴょんと数秒で渡る。
そのあと便が島までの道が、崩壊道を歩く。非常な緊張感。ザレの急傾斜を落ちたら数十メートル下の激流まで一直線で、上がってこれないでしょう。

トンネルをくぐると便が島に到着。ここだけ道路がきれいだが、やはり進むと、道路は荒れ放題。
駐車場到着、本当にお疲れ様。

汗流しはかぐらの湯へ。
易老渡の駐車場でお話しした釣りの方に、割引券をいただき620円→510円でした。
ここは21時まで営業していて、湯の種類も多く、最高だ。

飯田駅で飯場を探すも何もなく、飯田インターに乗る直前の石田家でチャーシュー麺をいただく(1050円)。
厚さ2センチクラスのぶっといチャーシューが7枚入っていて、肉に飢えていた自分でも食いきるのに苦しかった。

帰路は小仏で渋滞にはまるも22時半過ぎに到着。
荷物も解かずそのままバッタリでした。

相変わらずルート探査に問題がありましたが、あれだけの重量を背負って、雪道の長距離を歩き通せたことは自信になりました。
いい出会いもあり、思い出深い山行となりました。

※ログは電池切れで上河内までで、後は手書きです。

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