蓮華岳〜針ノ木岳〜スバリ岳〜赤沢岳 ◆サイコー過ぎる!! 絶景の周回◆
- GPS
- 11:03
- 距離
- 23.5km
- 登り
- 2,572m
- 下り
- 2,570m
コースタイム
- 山行
- 10:04
- 休憩
- 0:59
- 合計
- 11:03
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
柏原新道登山口に停めたいと考えていましたが、午前3時前到着で道向かい、橋を渡ったところとも満車、扇沢の無料駐車場も満車 → おとなしく有料に停めました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
■針ノ木雪渓 途中が崩落して、上部が歩けません。夏道を進んだ先で雪渓に乗りますが水平トラバースのみ、ノドから上部は高巻きコースになります。 早朝は雪が固まっている(滑りやすい)のでわずかな区間のトラバースですがチェーンスパイクなど用意された方がよいと思います。 ■時計まわり?反時計まわり? 周回のレコは反時計まわりの方が多く見かけた気がします(最近まで雪渓を下れたから?)。それぞれに良さがあると思いますが、鳴沢岳を境に登山道の歩きやすさは違うと感じました。針ノ木岳やスバリ岳、赤沢岳までは岩場やガレ場、ゴーロも多く、気を使う場面も多かったです。一方で鳴沢岳から種池山荘はとても歩きやすい道でした。私が今日歩いた時計周りは前半がキツく、後半へ行くに従って歩きやすくなりました。歩きやすい道と難度の高い道、どちらを先にしてどちらを後にするかが判断のひとつになると感じました。 |
写真
感想
3年前から歩きたいと思っていた周回コース、ここを歩くのは絶対に天気がよい時と決めていました。台風で不安定な天気が続く中、この日だけはよさそう。前日に仕事をやりくりして、扇沢へ向かいました。
4月(残雪期)に針ノ木岳に登りましたが当時は冬ルート、雪に埋まっていない夏道は新鮮です。大沢小屋を過ぎ、渡渉をしたりして登って行くと雪渓が現れますが、夏道が出ているので雪渓を脇に見ながら進みます。いよいよ雪渓に乗るとなり、チェーンスパイクを履いて登っていくとロープが張られていました。ロープ沿いにトラバースした先で高巻き道へ。上から見下ろした雪渓は崩落していました(=雪渓上部は歩けません)。
針ノ木小屋へ着くと、周回前に蓮華岳までピストンします。「コマクサの群生地」と聞いていましたが、さすがにもうほとんど終わりといった様子でした。誰にも行き会わない道を頂上まで向かいながら、見えてきた眺望に惹き込まれます。目指す蓮華岳の脇には八ヶ岳と富士山、さらに南アルプス。槍・穂は見る角度がいつもと違ってちょっと戸惑います。誰もいない山頂でぐるりと見渡して、戻る方向がまた見事な眺望です。これから歩く針ノ木やスバリの向こうに劔岳。「北アルプスの全部が見えてる」印象でした。
針ノ木小屋まで戻ると針ノ木岳へ。ここも残雪期とは印象が違います。ガレガレやゴーロを登り詰めて、山頂に着きました。ここから先、進む稜線にワクワクします。針ノ木からグングン下って、スバリ岳へグングン登ります。進んでいくにつれ見えてくる景色も変わっていきます。黒部湖が現れ、立山が正面に。鹿島槍や白馬三山も見えてきます。
赤沢岳までの稜線はそれまでの針ノ木やスバリほど険しい印象がなく、やさしく感じましたが、そのピークはなかなか近づきません。やっと着いた山頂で休んでいると後から来られたソロさんが登ってこられ、しばしお話をさせていただきました。鳴沢岳を過ぎて新越乗越山荘に近付いたあたりで、急に道が歩きやすくなりました。岩小屋沢岳を経て種池山荘に、柏原新道を下って扇沢へ戻りました。
ヤマレコ先輩から「このコースは天気のいい日を選んで行った方がいい」とアドバイスをもらっていましたが、本当にその通りでした。これほどの絶景、曇りやガスではもったいないです。好天の日をオススメします!
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