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Yamareco

記録ID: 4602999
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
白馬・鹿島槍・五竜

蓮華岳〜針ノ木岳〜スバリ岳〜赤沢岳 ◆サイコー過ぎる!! 絶景の周回◆

2022年08月19日(金) [日帰り]
 - 拍手
体力度
7
1~2泊以上が適当
GPS
11:03
距離
23.5km
登り
2,572m
下り
2,570m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
10:04
休憩
0:59
合計
11:03
3:00
49
3:49
3:50
108
5:38
5:39
43
6:22
6:38
28
7:06
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38
7:44
7:50
24
8:14
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7
8:21
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65
9:27
9:41
31
10:12
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27
10:39
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28
11:08
11:11
49
12:00
12:13
19
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12
12:44
12:45
25
13:10
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6
13:17
13:18
34
13:52
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11
14:03
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0
14:03
ゴール地点
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2022年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
扇沢有料駐車場(1,000円/日)
柏原新道登山口に停めたいと考えていましたが、午前3時前到着で道向かい、橋を渡ったところとも満車、扇沢の無料駐車場も満車 → おとなしく有料に停めました。
コース状況/
危険箇所等
■針ノ木雪渓
途中が崩落して、上部が歩けません。夏道を進んだ先で雪渓に乗りますが水平トラバースのみ、ノドから上部は高巻きコースになります。
早朝は雪が固まっている(滑りやすい)のでわずかな区間のトラバースですがチェーンスパイクなど用意された方がよいと思います。

■時計まわり?反時計まわり?
周回のレコは反時計まわりの方が多く見かけた気がします(最近まで雪渓を下れたから?)。それぞれに良さがあると思いますが、鳴沢岳を境に登山道の歩きやすさは違うと感じました。針ノ木岳やスバリ岳、赤沢岳までは岩場やガレ場、ゴーロも多く、気を使う場面も多かったです。一方で鳴沢岳から種池山荘はとても歩きやすい道でした。私が今日歩いた時計周りは前半がキツく、後半へ行くに従って歩きやすくなりました。歩きやすい道と難度の高い道、どちらを先にしてどちらを後にするかが判断のひとつになると感じました。
針ノ木雪渓に乗りましたがロープでトラバースが示されています。右岸に渡って、高巻き道を登ります。
2022年08月19日 04:43撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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8/19 4:43
針ノ木雪渓に乗りましたがロープでトラバースが示されています。右岸に渡って、高巻き道を登ります。
雪渓崩落のようす
2022年08月19日 04:49撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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8/19 4:49
雪渓崩落のようす
4月に歩いたときは一面雪でした。全然印象が違います。
2022年08月19日 05:31撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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8/19 5:31
4月に歩いたときは一面雪でした。全然印象が違います。
針ノ木小屋、多くのお客さんが泊まられていたようです。
2022年08月19日 05:46撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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8/19 5:46
針ノ木小屋、多くのお客さんが泊まられていたようです。
まずは蓮華岳へ。進んでいく途中で朝陽が昇ってきました。
2022年08月19日 06:03撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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8/19 6:03
まずは蓮華岳へ。進んでいく途中で朝陽が昇ってきました。
コマクサはもう終わり、わずかに残ったのがちらほら。
2022年08月19日 06:15撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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8/19 6:15
コマクサはもう終わり、わずかに残ったのがちらほら。
蓮華岳(2,799m)登頂。
2022年08月19日 06:29撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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蓮華岳(2,799m)登頂。
八ヶ岳と富士山
2022年08月19日 06:27撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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八ヶ岳と富士山
槍ヶ岳はよくわかるけれどキレットの窪みがないと穂高の印象がいつもと違う。左は常念山脈。
2022年08月19日 06:27撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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8/19 6:27
槍ヶ岳はよくわかるけれどキレットの窪みがないと穂高の印象がいつもと違う。左は常念山脈。
そこから北側に延びる稜線。
2022年08月19日 06:28撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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8/19 6:28
そこから北側に延びる稜線。
野口五郎岳と水晶岳
2022年08月19日 06:28撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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8/19 6:28
野口五郎岳と水晶岳
赤牛岳。このエリア1泊での計画はつくってあります。
2022年08月19日 06:28撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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8/19 6:28
赤牛岳。このエリア1泊での計画はつくってあります。
薬師岳
2022年08月19日 06:28撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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薬師岳
こちらは北葛岳、船窪岳方面への稜線。いつか歩いてみたい。
2022年08月19日 06:45撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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こちらは北葛岳、船窪岳方面への稜線。いつか歩いてみたい。
小屋まで戻って、針ノ木岳に向かいます。
2022年08月19日 07:05撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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8/19 7:05
小屋まで戻って、針ノ木岳に向かいます。
ウサギギクいっぱい。青空が嬉しい!
2022年08月19日 07:33撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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8/19 7:33
ウサギギクいっぱい。青空が嬉しい!
4月の残雪期以来、2度目の針ノ木岳(2,821m)登頂。
2022年08月19日 07:47撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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4月の残雪期以来、2度目の針ノ木岳(2,821m)登頂。
これから進む稜線、ワクワクします。
2022年08月19日 08:01撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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これから進む稜線、ワクワクします。
次なるピークはスバリ岳、岩肌が目立つ山です。
2022年08月19日 08:07撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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8/19 8:07
次なるピークはスバリ岳、岩肌が目立つ山です。
針ノ木とスバリの鞍部でライチョウが出てきてくれました。おそらく今年生まれた若鳥。
2022年08月19日 08:09撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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針ノ木とスバリの鞍部でライチョウが出てきてくれました。おそらく今年生まれた若鳥。
スバリ岳へ向かって登っていくと、黒部湖が見えてきました。
2022年08月19日 08:16撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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スバリ岳へ向かって登っていくと、黒部湖が見えてきました。
頂上付近はこんな岩稜帯です。
2022年08月19日 08:18撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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頂上付近はこんな岩稜帯です。
スバリ岳(2,752m)登頂。セルフのカメラが傾いた(^^;
2022年08月19日 08:26撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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8/19 8:26
スバリ岳(2,752m)登頂。セルフのカメラが傾いた(^^;
次なるピークは赤沢岳。ここまでの針ノ木やスバリよりはなだらかな印象に見えましたが、なかなか大変でした(全然近づかない)。
2022年08月19日 08:30撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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8/19 8:30
次なるピークは赤沢岳。ここまでの針ノ木やスバリよりはなだらかな印象に見えましたが、なかなか大変でした(全然近づかない)。
高山の山頂付近でサルが出てくると何だかがっかりです。燕とか木曽駒とかも。
2022年08月19日 09:07撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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8/19 9:07
高山の山頂付近でサルが出てくると何だかがっかりです。燕とか木曽駒とかも。
ここは楽しい岩登り。
2022年08月19日 09:27撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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ここは楽しい岩登り。
赤沢岳(2,678m)登頂。いやぁ〜スバリから遠かった!
2022年08月19日 09:34撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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8/19 9:34
赤沢岳(2,678m)登頂。いやぁ〜スバリから遠かった!
立山、劔岳が真正面に。
2022年08月19日 09:34撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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立山、劔岳が真正面に。
黒部湖の向こうには薬師や赤牛。
2022年08月19日 09:35撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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黒部湖の向こうには薬師や赤牛。
さらに進みます。稜線の先、右側には爺ヶ岳、左に鹿島槍、五竜岳。
2022年08月19日 09:35撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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8/19 9:35
さらに進みます。稜線の先、右側には爺ヶ岳、左に鹿島槍、五竜岳。
鳴沢岳(2,641m)登頂
2022年08月19日 10:19撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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鳴沢岳(2,641m)登頂
このあたりから道が一気に歩きやすくなりました。花々も多く、癒されます。
2022年08月19日 10:43撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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8/19 10:43
このあたりから道が一気に歩きやすくなりました。花々も多く、癒されます。
新越乗越山荘
2022年08月19日 10:46撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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新越乗越山荘
朝登った針ノ木雪渓(脇)が見える位置まで回り込んできました。
2022年08月19日 10:57撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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朝登った針ノ木雪渓(脇)が見える位置まで回り込んできました。
岩小屋沢岳(2,630m)。シャッターありがとうございました。
2022年08月19日 11:15撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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岩小屋沢岳(2,630m)。シャッターありがとうございました。
種池山荘が見えてきました。奥は爺ヶ岳。
2022年08月19日 11:25撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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種池山荘が見えてきました。奥は爺ヶ岳。
鹿島槍ヶ岳、その向こうはまだ登ったことのない五竜岳と唐松岳。
2022年08月19日 11:29撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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8/19 11:29
鹿島槍ヶ岳、その向こうはまだ登ったことのない五竜岳と唐松岳。
種池山荘。ベンチやテーブルは多くの人で賑わっていました。
2022年08月19日 12:07撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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8/19 12:07
種池山荘。ベンチやテーブルは多くの人で賑わっていました。
柏原新道を下って、最後はロードです。
2022年08月19日 14:03撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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柏原新道を下って、最後はロードです。
扇沢に戻ってきました。
2022年08月19日 14:07撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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8/19 14:07
扇沢に戻ってきました。

感想

3年前から歩きたいと思っていた周回コース、ここを歩くのは絶対に天気がよい時と決めていました。台風で不安定な天気が続く中、この日だけはよさそう。前日に仕事をやりくりして、扇沢へ向かいました。

4月(残雪期)に針ノ木岳に登りましたが当時は冬ルート、雪に埋まっていない夏道は新鮮です。大沢小屋を過ぎ、渡渉をしたりして登って行くと雪渓が現れますが、夏道が出ているので雪渓を脇に見ながら進みます。いよいよ雪渓に乗るとなり、チェーンスパイクを履いて登っていくとロープが張られていました。ロープ沿いにトラバースした先で高巻き道へ。上から見下ろした雪渓は崩落していました(=雪渓上部は歩けません)。
針ノ木小屋へ着くと、周回前に蓮華岳までピストンします。「コマクサの群生地」と聞いていましたが、さすがにもうほとんど終わりといった様子でした。誰にも行き会わない道を頂上まで向かいながら、見えてきた眺望に惹き込まれます。目指す蓮華岳の脇には八ヶ岳と富士山、さらに南アルプス。槍・穂は見る角度がいつもと違ってちょっと戸惑います。誰もいない山頂でぐるりと見渡して、戻る方向がまた見事な眺望です。これから歩く針ノ木やスバリの向こうに劔岳。「北アルプスの全部が見えてる」印象でした。
針ノ木小屋まで戻ると針ノ木岳へ。ここも残雪期とは印象が違います。ガレガレやゴーロを登り詰めて、山頂に着きました。ここから先、進む稜線にワクワクします。針ノ木からグングン下って、スバリ岳へグングン登ります。進んでいくにつれ見えてくる景色も変わっていきます。黒部湖が現れ、立山が正面に。鹿島槍や白馬三山も見えてきます。
赤沢岳までの稜線はそれまでの針ノ木やスバリほど険しい印象がなく、やさしく感じましたが、そのピークはなかなか近づきません。やっと着いた山頂で休んでいると後から来られたソロさんが登ってこられ、しばしお話をさせていただきました。鳴沢岳を過ぎて新越乗越山荘に近付いたあたりで、急に道が歩きやすくなりました。岩小屋沢岳を経て種池山荘に、柏原新道を下って扇沢へ戻りました。

ヤマレコ先輩から「このコースは天気のいい日を選んで行った方がいい」とアドバイスをもらっていましたが、本当にその通りでした。これほどの絶景、曇りやガスではもったいないです。好天の日をオススメします!

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