裏銀座(折立、雲の平、水晶岳、鷲羽岳、黒部五郎岳、笠ヶ岳)
- GPS
- 33:16
- 距離
- 60.6km
- 登り
- 4,890m
- 下り
- 5,124m
コースタイム
- 山行
- 5:33
- 休憩
- 0:02
- 合計
- 5:35
- 山行
- 2:49
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 2:49
- 山行
- 10:15
- 休憩
- 2:46
- 合計
- 13:01
- 山行
- 8:24
- 休憩
- 1:07
- 合計
- 9:31
- 山行
- 6:51
- 休憩
- 0:13
- 合計
- 7:04
天候 | 1日目 雨 2日目 雨 3日目 晴れ 4日目 雨(暴風雨) 5日目 雨のち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
高山なので、風が非常に強いです。木道は雨に濡れると滑りやすく、更に 日中の雨→夜の晴れ によって放射冷却で明け方は木道が凍ってました!夏山恐るべし。 |
その他周辺情報 | ホテル穂高は日帰り入浴が13:00〜 その近くの中崎温泉奥飛騨の湯が11:00〜やってます。 |
写真
感想
4泊5日、【きゃぴきゃぴ❤️ゆるっと女子旅】の予定が、忍耐力の試される修行山行に🤣 天気悪いのはわかってたけども… 決行を決断した翌日から予報が悪くなる悪くなる😱 ハイシーズンの毎日あるぺん号に6人しか乗っていない(うち3名は我々パーティー)なんてどんだけ!!
1日目
暴風雨の為薬師岳は諦め、薬師沢小屋へ。景色も何もあったものではないので写真は割愛させていただきます。明日の好天を祈りつつ、予報よりもだいぶきつい雨風に晒されながら小屋に到着。傾いて菱形になった廊下が愛おしい、素敵な小屋でした。
2日目
朝起きてみると増水した川にびっくり。夜中もじゃんじゃん雨が降っていたようで… 小屋の方に相談したところ「今橋無いから進めないよ。」とのこと。見ると増水時用の小さな橋が濁流で壊れてしまっていました。泣く泣くの待機。昼ごろになってようやく水が引き、小屋の方々が猛スピードで橋を直してくださり(かっこよかったです✨)無事通過する事が出来ました。雨の中滝に打たれながら作業をしてくださった小屋の方々に頭が上がりません。ありがとうございました!!!
雲ノ平までは楽しい沢登りです(登山道のはずなんだけどなーおかしいなー笑)。おにゅーの登山靴も見事水没…😱 午後は曇りの予報でしたが、まあちゃんと雨が降っておりました。ガスに包まれ10m程の視界しかない雲ノ平を、写真も撮らずガツガツ進みます。
雲ノ平山荘は10年前に建て替えられたそうで、綺麗でおしゃれでした✨ テン泊の予定でしたが、小屋に空きがあるとのことだったので、予定を変更して小屋に泊めていただきました。学割(10代割だったかも)、20代割があって、若い登山者を応援するような良心設定。ありがたや。
20:30頃に雲が晴れ、満天の星空が迎えてくれました。天の川もはっきり。多すぎる星に吸い込まれるような恐怖と感動がありました。
3日目
日の出前から快晴(この山行唯一の晴れとなります)で意気揚々とスタート!と思いきや。放射冷却で木道が凍り、ヒヤヒヤしながら抜けました。遂に雲ノ平の絶景は見ること叶わず。 この日の行程は祖父岳→水晶岳→鷲羽岳→黒部五郎岳 という長丁場だったので、巻けるところは巻き、2日分の遅れを取り戻す作戦でした。たくさんピークをハントして、黒部五郎小屋でテン泊。行動時間13時間の大充実の1日でした。
4日目
15:00くらいから雨の予報に変わっていたので、早めに黒部五郎を後にします。この日も三俣蓮華岳→双六岳→笠ヶ岳山荘(行けたら笠ヶ岳山頂)と、なかなかハードスケジュール。雨じゃ無いからまだ楽だよねーって言おうと思ったら、出発直後から雨が…。途中まで上がることを信じてレイン着用を拒んだものの断念し、大人しく雨を受け入れました😭 特に双六岳山頂と、双六小屋〜鏡平の暴風雨が本当に厳しかった。風速12、3mの真っ直ぐ歩けないような風と、8mmはあろう大粒の雨に打たれ、修行の道をただ歩きます。止まったら低体温症になる気がして休憩もそこそこに、1時間巻きで笠ヶ岳山荘に到着、山岳会の同期とも合流を果たしました。テン泊の予定でしたが予約キャンセルがあって奇跡的に泊めていただけることに(我々パーティーは寒さに弱かった)。その後低体温症の方の救護をお手伝いするという貴重な体験をさせていただき、山小屋の方と仲良くなって、思い出深い山小屋泊となりました。
5日目
生憎のガスで笠ヶ岳山頂からご来光は見られませんでした😭 でも下山中、少しだけ覗いた槍ヶ岳と穂高連峰、前日に歩いた稜線がそれは綺麗で。5日間の頑張りを、山々が讃えてくれている気がしました。
曇り時々雨の中、ちょっ早で下山し温泉を堪能するのでした。
夏山とはいえ3000m級の山々は非常に過酷でした。予定ではもっと余裕のある行程で、天気も良かったはずなのですが💦 でもなんだかんだ忘れられない、記憶に残る山行になりました!天気がいい時にリベンジしたいです💪 次は雲ノ平、見れます様に✨
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