【白山(岐阜・2702m)】平瀬道、ブナの新緑に尻セード、大白川の風呂のあとはホッとコーヒー、トラブル&トラベルな日♪
- GPS
- 07:39
- 距離
- 14.5km
- 登り
- 1,537m
- 下り
- 1,525m
コースタイム
7:10 1km地点
7:35 2km地点
8:10 3km地点
8:30 大倉山
8:35 大倉山避難小屋
8:55 5km地点
9:20 カンクラ大雪渓
10:30 御前峰
↓
11:25 御前峰
11:50 白山室堂
12:00 賽の河原
12:15 カンクラ大雪渓
12:30 5km地点
12:45 大倉山避難小屋
12:50 大倉山
13:10 3km地点
13:35 2km地点
13:50 1km地点
14:10 平瀬道登山口
天候 | 曇り時々雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
荘川ICからR156白川郷方面へ、県道451号線(岐阜県白山公園線)へ右折。 登山口前は20台ほど。 登山ポストは、登山口休憩所内にあり。 トイレは、白水湖畔ロッジ近くに水洗トイレあり。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
道の状況 3km付近を過ぎて尾根筋に出た辺りから残雪が断続的にあります。 何か所かトラバースがあります。 アイゼン・ピッケルなしでも行けますが持っておいても良いかも知れません。 全体的に雪が少なめでした。 登山ポスト 平瀬道登山口休憩所内にあります。 下山後の温泉 登山口から目と鼻の先にあります。 大白川露天風呂 300円/1人 白水湖畔ロッジ(http://www11.ocn.ne.jp/~tkr893/) 立ち寄った飲食店 ちょっと離れていますが、郡上市白鳥にある「花まんま」 長良川鉄道北濃駅にあります。 お店の人が気さくで、蕎麦も美味しかったです。 |
写真
感想
岐阜県道451号線(白山公園線)の開通後に、
「待ってました!」とばかりの平瀬道。
昨年訪れて、苦しみながらも、
新緑のブナ、白水湖のエメラルドグリーンの湖面、尻セードを堪能しました。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-305421.html
今年も行ってきました。
東海北陸自動車道・荘川インターを下りて白川郷方面へひた走ります。
御母衣ダムを下ってしばらくすると、白山公園線へ右折し、
そこから13kmほど狭路を走り抜けると平瀬道登山口のある白水湖です。
既に5台ほど車が停まっています。
身支度をして出発、まずは休憩所で登山届を提出。
とにかく今回は、体力を温存して大汝峰でも行きたいな。
そんなことを考えて、ブナ林の急登をゆっくり目を心がけて歩いていきます。
室堂経由だと御前峰まで8km、標高差は1450mほど、
白山の登山道としては手頃な方とは言え、
いつもバテてグダグダになってしまうこの道は侮れません。
天気はどんより雲がかかっています。
眺望は望めませんが、平瀬道の登り、これくらいがちょうど良い、
と言い聞かせながら登ります。
1km、2km、3kmと割とペースを保ち続けながら急登を登れてホッ。
去年立ちはだかった雪壁も、今年は半分くらいで難なくクリア。
何か所かあるトラバースは、途中1か所足元が不安定なところがあり、
ストック持ってこなかったのでピッケル刺しながら渡りましたが、
あとはちょっと危なそうなところは笹に捕まったりして何とか行けました。
賽の河原の手前から、高天原まで残雪の緩やかな斜面をショートカット。
結局アイゼンは装着せず御前峰まで行けてしまいました。
山頂は真っ白な世界。
昼食をとったのですが、ハエとの格闘でした。
携帯用の虫よけ全然効きません。
下りて室堂で食べた方が正解でした。
さて、下りようかなと思って左足を地面につけたら激痛が走りました。
えっ?
昨日ちょっと違和感があるなあと思ってたのですが…。
時々起こる関節痛が再発です。
かかとが痛むんですが、土踏まずも痙攣してます。
全く地面に足をつけることができません。
標高2702mでとんだトラブルです。
これは大汝峰どころじゃないな。
片足ケンケンで下山かー…。
できるわけがない。
持ってきていたロキソニンを飲んで、
コムレケアも飲んで、
ボルタレンのローションを左足首周辺に塗りたくって、
しばし待つ。
治らなかったら遭難みたいなもんですよね。
30分くらいすると、多少なりとも歩けるようになったので下山開始です。
何が効いたのか分かりませんが、歩くたびに少しずつですが和らいできました。
取りあえず室堂まで行くことにします。
でも、こんな時なんですが、尻セードしようと思い、大汝峰方面へ少し行ったところから、
砂地の緩い斜面を下りて(クッションになって良かった)、
そこから一気に尻セードです。
室堂の手前まで一気に滑れました。
ゆっくりではありますが歩けました。
室堂をスルーして引き続き下山です。
小雨がパラパラ降ってきました。
登山道の木や岩が濡れるとますます歩き難くなると思い、
水分補給以外の休憩は取らずに歩きました。
尻で下りれるところはほぼ全部尻で下りました。
痛みはこの時ないので、楽しい。
3km付近まで戻ってくると、普通に歩けるように。
本当にあの中で何が効いたのでしょうか…。
山頂での緊張感とは打って変わってあっさり下山できました。
あー、良かった。
さて、温泉、温泉♪。
白水湖畔ロッジの大白川露天風呂に入りました。
絶景の露天風呂…あれ?
白水湖の水量がやけに少なく、肩透かしを食らいました。
でも、温泉は湯温もちょうど良く満足、満足でした。
ロッジに寄って、ホッとしたところでホットコーヒー。
ロッジに初めて入りましたが、このロケーション素晴らしいですね。
なかなかでした。
自宅へ帰る途中、お腹が空いたので…
長良川鉄道の終点・北濃駅にある「花まんま」へ。
すると、駅がスゴイ人だかり。
ローカル線の寂れた終着駅がなんで?
イベント列車が運行されたようです。
その名も「暴奏列車」。
列車内で、駅構内で、ライブハウスと化して、
みんなで楽しもうというものだそうです。
長良川鉄道の職員の方が音頭を取って始めたんだとか。
始発の美濃太田から終点の北濃まで往復4時間、
そして北濃駅滞在中の約4時間、ほぼ一日ライブやっているんですね。
http://gifutetsu.net/programs/5268a1c5b05afd5d7300000b
た、楽しそうです。
列車が来るまで、ギターの音色があちこちで響き渡っていました。
列車が来た後は、引き潮のように去っていき、
「花まんま」のお店の人と列車を見送って旅気分に。
北濃駅は、いつもの寂れた駅に。
今日一日いろんなことがありました。
登山口付近ではヒグラシか何か分かりませんが虫の音の大合唱で夏を、
大倉山付近ではヤマザクラと共にウグイスの鳴き声で春を、
そして山頂付近では雪原で冬の名残を感じることができました。
歩いていくうちに季節の移り変わりを感じられる、
この時期の白山はやっぱり良いですね。
富士山のコメントにリハビリ中と書かれてましたが、この白山の山行で出た痛みが原因なんですか???
おはようございます。
いえ
6月15日に富士宮口から富士山に行き下山中に…
あと1か月くらいで復帰できればと思います
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