唐松岳
- GPS
- 06:28
- 距離
- 10.5km
- 登り
- 980m
- 下り
- 979m
コースタイム
- 山行
- 5:19
- 休憩
- 1:06
- 合計
- 6:25
天候 | 曇り一時雨。本降りもあり。 |
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過去天気図(気象庁) | 2022年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
帰りは16:30白馬八方発バスタ新宿行き6,400円。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
ゴンドラのチケットを買うところに登山届を出せるポストがあるようです。ゴンドラリフトのチケットを買う際に、リフトから先に行く人は、その控えか、ネットで登山届を出した画面を提示するよう但し書きがありました。 ルート自体はさほど危険な場所はありませんでした。ただ、雨が降って地面が濡れていて、強風も吹くと危ない痩せた稜線はあります。晴れて乾いていればなんてことはないかもしれません。 |
その他周辺情報 | 八方の湯800円。併設のレストランは先月で営業終了。ウィンターシーズンになれば営業再開するかもしれないとのこと。 バスターミナル前の旅路という名前の土産物屋も閉まってました。バスターミナルの中の土産物は種類が少ない。ゴンドラ乗り場に向かう道すがらにある酒屋の方がよほど品揃えが良い。 |
写真
装備
個人装備 |
マスク クッカー・ストーブセット グローブ(軍手) 防寒着 雨具(カッパ・帰りの傘) 靴 昼ご飯 行動食 非常食 コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 筆記用具 ガイド地図(ブック) ファーストエイドキット 保険証 携帯 サングラス トレッキングポール 携帯バッテリー サブバッグ 水2.0L 着替え アミノバイタル
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感想
さて今回は、夜行バスで行けば、唐松岳に日帰りで行けることを知り。厳密には車中1泊だけれども。
20:23更新のscwでは雨雲が掛かる予測時間帯が後ろにずれ込み、9時までだったのが10時までになってしまった。1mm程度の小雨と踏んで決行することにした。
クロックスタイプのサンダルを履いて出たのは失敗した。足の指先が当たって痛い。高速バスにはコンセントあるのに充電器忘れた。新宿西口に、しんぱち食堂を見つけたのは収穫。バスに乗る前の腹ごしらえ。
バスタ新宿のファミマは激混み。缶ビール買うならどこか外で買ったほうがいい。
バスに乗ったら、車内は飲食禁止だという。わからないでもないが、そんなことは、乗る前予約するときに判るように警告しないと。それに、前回7月に乗った時は、そんなこと言わなかったぞ。車内は比較的混んでいて、この間みたいに2席占有はできなかった。並んで買った缶ビールは、談合坂サービスエリアで一気飲み。
白馬八方バスターミナルに着いた頃は雨は降っていなかった。6時前にバスターミナルが開き、中のトイレが使えるようになった。猿倉に向かうバスが直に出たらしい。白馬岳に行く人たちか。バスターミナルの中と外にコインロッカーあり。中が200円で外のが400円。中のはバスターミナルの営業時間でないと鍵掛かってて取りに行けない。
歩いて10分強でゴンドラ乗り場まで。ゴンドラのチケット売り場は6時半に開いた。ゴンドラに乗れるのは7時から。
アダムとその次のアルペンクワッドリフトはスムーズに接続。しかし、その先のグラードクワッドリフトに並んでる。どうやら、グラードクワッドリフトの営業時間は7時半かららしい。クワッドとは、4人乗りという意味か。
7時40分くらいには終点に着き、45分くらいには歩き始めることができた。計画より15分早く幸先が良い。木道ルートと登山道とある。ヤマレコマップを見ると計画は登山道の方。迷わず直進。と、登山道は大変な道だろうかと迷って聞いてきた女性が。ぼくも初めてだから断言はできない。が、大丈夫じゃないすか、とテキトーなことを。ここで登山道を日和るなんて。丸まった岩を使って整備してあるんだけど歩きにくい。
程なく八方池への分岐に出た。ちょっと八方池をぐるっと回って行くことにした。けれども、ちょっと!下るなんて聞いてないよ!と思ったが、ままよと下りて行く。これくらい気にするなんて。標高の高いところにある池は澄んでいて緑色をしていた。登って元の道に復帰。
ケルンを通り過ぎる。立派なケルンで、冬山で誰かが遭難して亡くなったか。上から降りてくると、ホワイトアウトしていたらそのまま真っ直ぐ下り、右手の道に気づかないかもしれない。
で、ここらまでは良かった。これから晴れてくるんじゃないかと期待もしていた。けれども、現実は違った。小雨が降り始める。大した雨じゃなく、そのまま歩き続けた。周りはカッパを着ている。でも、特に濡れて冷たいわけじゃなく。けど、そのうち本降りになってきた。こりゃいかんとカッパを着る。ザックカバーも取り出して覆う。綿の軍手も脱いで胸元に収める。これがいけなかった。右手の軍手を無くすことになった。いや、100均の指出し軍手のハナシ。10時で止むんじゃなかったのかよ、天に毒づいても仕方ない。雨は小降りになったけど、足元は岩場に変わり、稜線では風も吹く。姿勢を低くして、突風に備えながら、それでも足を踏み外さないようにと登って行く。撤退かなぁ、と思った瞬間もあった。この道が濡れたままでここを降りることも頭に描いた。
と、ピークに着き、左手に山小屋が見える。右手にはさらに高いピークが見える。あそこが唐松岳だろうか。ここから結構距離も高低差もあるように見える。標準コースタイムだと20分くらい。けれども、実際に山で見ると、もっと遠く高く見える。結構な急登で、脈拍も150を越える。これは、倍の40分くらい掛かるんじゃないだろうか、と思いながらゆっくり登って行った。なにやら人が立っているらしき場所が見える。ということはあそこが頂上か?意外と早く着いた。
山頂は相変わらずのガスガスで、時折向かいの山が見える程度。どうやら不帰ノ嶮らしい。
荷を下ろしておにぎりにかぶりつく。火を起こして味噌汁にコーヒー。風が強くて湯の沸くのが遅い気がする。味噌汁はアツアツだったがコーヒーは待ちきれずちょっとぬるかった。寒くなってくる。食べているうちに晴れてくることを期待したが、残念ながらそれ以上天候が回復することはなかった。
身体を動かさないと、と頂上を後にする。山荘には寄らず、元来た道を戻る。道は既に乾いていて歩きやすい。雨が降っているのと比べて歩きやすさにこんなに違いがあるとは。無くした右手の軍手は見つからなかった。たぶん、カッパを着て濡れた手袋を外して直ぐに落としてしまったのだろう。次回からは、雨が降ってもあまり体温を奪わない手袋を用意しないと。
と、晴れてくる。なんだ、今頃。でも、行手の稜線が見えて心地よい。やはり山は晴れているのが良い。花を撮りながらゆっくり降りる。八方池には沢山人が集っていた。扇の雪渓も帰りは晴れてよく見える。しかし、山でタバコはやめてほしいなぁ。折角の良い空気が台無し。帰りは木道ルートを降りることにした。こちらはそこここに、高山植物の花の写真と名前が載っている立札が立ててある。これはいい。しかし立ち止まる時間も増えた。そのせいか下りも結構時間を使った。それでも計画よりも早くリフト乗り場に着く。
リフトの下りは、降りてから切符に鋏を入れる。リフトの下りもなんだか楽しい。草が時々足に当たる。ゴンドラは、下界の街並みというか村並みが見える。
八方バスターミナルに着き、あと15分で出る一本早いバスに変更して帰るか、温泉に入ってから帰るか。着替えも持って来たし、温泉に入って帰ることにした。ザックは下駄箱の下に置いていくルール。脱衣所のロッカーはさほど大きくない。温泉は塩基性の湯。露天風呂もある。中の湯は熱め。露天風呂はぬるめ。露天風呂には天然で水素が含まれてるって触れ込み。けど、ppbレベルで何か効果があるものか怪しい気がする。
風呂から上がって生ビールに何か食べたいと思ったが、併設のレストランがやってない。フロントのお姉さんの話では、先月で営業しなくなったんだとか。スキーシーズンになれば営業再開するかもしれないと。仕方なく白馬地ビールを瓶でラッパ飲み。お姉さんに教えてもらった、バスターミナル前の旅路という土産物屋も閉まっていた。バスターミナルで聞いたけど、他に土産物屋はないという。バスターミナル内に少しだけ置いてある程度。ゴンドラ降りた後で入ろうか迷った酒屋に行ってみた。バスターミナルよりは品揃えがいい。野沢菜やらりんごチップスやらご当地ポッキーやら。
バスターミナルに戻って奥のカフェっぽいところで氷河ペールエール。白馬ビールと氷河ペールだと、白馬のほうが美味いかな。それにしても、夏の白馬八方は閑散としてる。
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