百高山樅沢岳と双六岳、本命の笠は傘になって敗退

2022年08月29日(月) ~ 2022年08月30日(火)

• GPS: 12:56
• 距離: 33.8km
• 登り: 2,438m
• 下り: 2,357m

コースタイム

1日目

• 山行: 7:18
• 休憩: 1:16
• 合計: 8:34

5:57 新穂高温泉無料駐車場
6:04 6:07 新穂高温泉バス停
6:17 6:22 登山口(双六岳・笠ヶ岳方面)
6:38 6:38 お助け風穴
6:53 6:53 中崎橋
7:03 7:03 笠新道登山口
7:14 7:14 わさび平小屋
7:33 7:33 小池新道入口
8:11 8:11 秩父沢出合
8:24 8:24 チボ岩
8:42 8:49 イタドリが原
9:05 9:05 シシウドヶ原
9:37 9:40 鏡池
9:40 9:41 鏡平山荘
10:22 10:34 弓折乗越
10:45 10:45 花見平
10:55 10:58 くろゆりベンチ
11:19 11:19 双六池
11:23 11:48 双六小屋
12:15 12:20 樅沢岳
12:37 12:37 双六小屋
12:54 12:54 双六岳巻道分岐
13:00 13:05 双六岳中道分岐
13:33 13:39 双六岳
13:52 13:52 中道分岐
14:19 14:20 双六岳中道分岐
14:23 14:23 双六岳巻道分岐
14:31 双六小屋

2日目

• 山行: 4:04
• 休憩: 0:16
• 合計: 4:20

5:42 双六小屋
5:45 5:45 双六池
6:10 6:11 くろゆりベンチ
6:20 6:20 花見平
6:30 6:34 弓折乗越
7:03 7:05 鏡平山荘
7:07 7:07 鏡池
7:40 7:41 シシウドヶ原
7:54 7:54 イタドリが原
8:05 8:05 チボ岩
8:15 8:16 秩父沢出合
8:47 8:47 小池新道入口
9:02 9:06 わさび平小屋
9:15 9:15 笠新道登山口
9:25 9:25 中崎橋
9:37 9:37 お助け風穴
9:50 9:53 登山口(双六岳・笠ヶ岳方面)
9:58 9:58 新穂高温泉駅
10:02 新穂高登山指導センター

＊双六小屋にチェックインして余分な荷物を置いて樅沢岳、双六岳へ
＊帰りも駐車場までだけど、登山センターでいろいろお片付けするのでログを止めた

天候

1日目晴れ、2日目雨

アクセス

利用交通機関：

自家用車

新穂高バス停手前の登山者用無料駐車場
車中泊はそこまで10分の道の駅奥飛騨温泉郷上宝

コース状況／危険箇所等

まず、清水バンジーをしないとならない。軍資金に困窮する年金生活者にはキツイ。
北アルプスの人気コース（いろいろ行くときの通り道）でとてもよく整備されて標識も完備。だけど北アルプスらしいイワイワの道。こういうところで滑って転ぶと年寄りは骨折するので1歩1歩慎重に歩かないとならず、ペースが上がらない。

その他周辺情報

下山後の温泉はよりどりみどり。早い時間だったのでゆっくりしようと平湯の森に。森の中の広い庭に露天風呂が9個も配置されている。これで650円、ロッカー有料100円を足しても安い。森に囲まれた食事処まで渡り廊下で。食事料金も他と比べて全然高くない。

写真

8/29 6:08

展望が期待できる！ワクワクする！

8/29 6:18

ゲートを抜けて、長い林道が続く

8/29 6:53

左俣沢に沿って林道を登る
笠新道入口まで4キロ、帰りはそこに下ってくるはずだった

8/29 7:14

笠新道分岐の少し先にわさび平小屋

8/29 7:27

ありゃ、渡渉(笑)

8/29 7:32

見上げると、嬉しくなる景色

8/29 7:33

ここから山道に入る
山小屋は予約制です、予約のない方体調の悪い方は登ってこないでくださいと

8/29 7:40

石畳状に整備されて有難い

8/29 8:11

沢にはもれなく木橋が設置されている

こんな岩が‼
アカウント停止されたら大変なので修正

8/29 8:46

右下の大展望。だいぶ登ってきた

8/29 9:36

木道が出て来た。そろそろ鏡平かな

8/29 9:37

すぐ先、鏡池。大賑わい

8/29 9:37

槍穂がド〜ンと

8/29 9:37

槍のてっぺんだけちょっと雲隠れ

8/29 9:38

ガスが流れてさっきより見える

8/29 9:39

鏡平山荘
そういえば北アルプスって、カフェタイムやランチのできる小屋が多かった。

8/29 9:40

もうひとつの池のほとりを木道で進む

8/29 9:42

槍のガスが晴れた！西鎌尾根、その奥に重なって北鎌尾根
ここも大展望の道だったんだね

8/29 9:56

まだ急登が続いたけど、ずっと大展望

8/29 10:00

槍穂、でも槍のてっぺんはすっかり雲隠れ

8/29 10:02

穂高の右のほうに焼岳と奥は乗鞍？
ここからの景色初めてでわからない

8/29 10:03

これから進む道。気持ちよさげ〜

8/29 10:25

笠ヶ岳への分岐
明日はここから、のはずだった。

8/29 10:42

いいな〜。やっぱり北アルプスってスケールが違うな。

8/29 10:44

花見平

8/29 10:44

晴れているけどさっきよりガスが増えてしまった

8/29 10:53

ナナカマドの赤い実がいっぱい

8/29 10:53

快適な稜線、晴れているときは天国

8/29 11:07

双六小屋が見えた。まだ遠い

8/29 11:19

双六池。小屋もすぐそこ

8/29 11:48

チェックインして、百高山樅沢岳へ向かう

8/29 12:08

緩い登りの快適な道

8/29 12:15

到着。標識の後ろの方が高いから細い道を抜けて行ってみる

8/29 12:15

大展望だけどガスでだいぶ隠れてしまった

8/29 12:17

標識の前からの展望。燕とか
こっちから見るの多分初めて。

8/29 12:17

餓鬼岳らしいけど。登る予定なのにまた来年に繰り越しかな

8/29 12:18

裏銀座、とごまかす

8/29 12:18

どれが何かすぐわかるように、何度もこのエリアに来たいものだ。何度来ても覚えないかもしれないけど(;^ω^)

8/29 12:19

絶景に見とれる旅がらす

8/29 12:31

双六小屋に戻る

8/29 12:37

小屋は通り越して

8/29 12:45

反対側に急登

8/29 12:49

双六小屋と、さっきの樅沢岳

8/29 12:54

巻道分岐
三俣〜双六のカールの巻道は35年くらい前、2回来たことがある。

8/29 12:54

35年後にはもう来れない

8/29 12:57

すぐ先に中道と山頂の分岐

8/29 12:57

まず山頂を目指す

8/29 13:07

ペンキ印を辿ってどんどん登る

8/29 13:17

そのあとはなだらかな道

8/29 13:33

山頂
ガスで展望が閉ざされてしまった

8/29 13:34

二等三角点　中俣岳
標高＝2860.29 m

8/29 13:38

風も強くて寒い。ガスが流れて何か見えてこないかなあ

8/29 13:52

三俣方面へ下る
最初の予定では三俣蓮華までピストンだったけどムリ

8/29 13:52

中道に下ったら小屋に戻る

8/29 13:58

少しガスが流れて晴れ間が

8/29 14:10

青空も復活
表銀座、餓鬼岳の方

8/29 14:11

そういえばてんくらで周辺はAなのに三俣蓮華はCだったかも

8/29 14:14

あ！雷鳥の御一行様

8/29 14:15

逃げるわけでもないけどどんどん草むらに入って行った

8/29 14:20

往路の分岐に戻った

8/29 14:24

小屋までもう少し

8/29 14:36

双六小屋の前からの大展望
燕、餓鬼岳って書いてあったはず

8/29 14:37

餓鬼岳の続きの左が唐沢岳で
手前の稜線は右の低いところが湯俣岳、登って南真砂岳、野口五郎

8/29 14:39

鷲羽、水晶はその奥の陰
ここでゆっくりお茶、と行きたいが風が冷たい。
どんどん人が増えてきて、飲食OKの談話室は団体様で一杯

8/29 17:03

ごはんだワッショイ！カラッと揚がった天ぷら、おいしゅうございました。おかずいろいろ、デザートもついておなかいっぱい

8/30 5:01

朝食も美味しゅうございました。たくさん食べて出発！

8/30 5:43

と思ったら雨だ。
テントの人は大変だなあ
今回の本命は笠だけど、雨の稜線は低体温の危険

8/30 6:31

ここからの稜線も晴れていれば大展望のはず、ということで見えないのではもったいないし、ペースも(´;ω;｀)ほぼコースタイムかかってしまった。あきらめるしかない

8/30 7:06

35年前、3人の子どもを連れ友人母子とで平均年齢17歳ギャル？折立〜太郎〜五郎〜雲ノ平〜双六〜新穂高。ここでホットミルクを頼んだら、居合わせたおじさんに「その子はお母ちゃんのホットミルクが良いんじゃね」と言われた。

8/30 7:07

雨で景色が見えないけど花は見える

8/30 7:08

昨日と全然違う鏡池

8/30 8:04

こういうトコ、滑ったりひねったりしないように、年よりは特に用心が必要
なので追い抜かれて着いていけない

8/30 8:11

橋も滑ったらヤダナ。でもさすが山靴、安心感が全然違う

8/30 8:46

林道が見えた

8/30 8:52

飛び石で渡渉(笑)

8/30 9:02

わさび平小屋
ここから傘をさして歩いた

8/30 9:15

笠のはずが傘になってしまった

8/30 9:53

ゲートに戻った
安全第一だから仕方ない、けど、行きたい所がいっぱい。余命が足りるかな

8/30 13:18

贅沢ついでに、平湯の森でホウバ味噌定食1100円、ドリンクバー200円

撮影機器：

FinePix XP70 富士フイルム

AQUOS sense4 SH-M15 SIMフリー シャープ

感想

旅がらす

＊以前は登りたい山のほとんどが日帰り可能に思えた。今はムリ。テントを担ぐ体力はもっと前から無くなっている。食事つきの小屋泊まりなら荷物もあまり増えない。清水バンジーで山小屋泊まり。相場が上がって13000円。そんな高級旅館は人生初。でも不便な場所で感染対策を徹底し、居心地よい設備とスタッフの対応、おいしい食事はありがたいので、全然不満はありません！整備された登山道も、自分の力だけでは無理な山に登れるのも、こういう山小屋のおかげ。今後の予定では、かなり利用することになると思う。
＊一番問題は天気、連日安定する時を選ぶのが難しい。日・月が良さそうだったけど火曜も良さそうな予報になったのでこの日程に。が、結局日曜もダメだったらしいし、火曜は雨になってしまった。
＊初日は一部ガスが流れて隠れるけど大展望。35年くらい前に通った道だけど全然記憶にない。天気が良くなくて何も見えなかったのだと思う。2日目にその展望が得られないのではもったいないと思ってさっさと退散を決めた。それに、森林限界を抜き出た稜線は天国か地獄。雨で風が吹いたら命にかかわるし。
＊夏山シーズンの間にあといくつ行けるかなあ。