前穂・奥穂(岳沢ルートで時計回り)
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- GPS
- 16:48
- 距離
- 25.9km
- 登り
- 2,046m
- 下り
- 2,013m
コースタイム
- 山行
- 2:41
- 休憩
- 0:07
- 合計
- 2:48
- 山行
- 9:57
- 休憩
- 1:15
- 合計
- 11:12
天候 | 初日:雨 2日目:ガスガス、途中から雨 3日目:晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
▼初日(上高地〜岳沢小屋) 雨のため登山道が小川になってる箇所もあったが、岩場が少ないので滑るリスクは少ない ▼2日目(岳沢小屋〜前穂高岳〜奥穂高岳〜横尾) 朝少し晴れ間も覗いたが、前穂に着く頃にはガスガスに…吊尾根はガスの中をひたすら歩く状態だが、足元は良好。問題はザイテングラード終盤からの雨。涸沢までの岩場が滑る滑る…雨足もかなり強く、慎重に降りたので大幅にタイムロス。ただし、雨は2時間ほどで上がる。 ▼3日目 良好。前日の雨で多少ぬかるみあり |
その他周辺情報 | 横尾山荘のお風呂に癒されました。清潔感もあって素晴らしいです。 |
写真
感想
穂高岳はやっぱり特別な山でした。
山それぞれに面白さはあるものの、それでも穂高は別格な印象。登山道やアクセス、周辺環境はもとより、多くの人々による歴史が独特の雰囲気を生んでいる気がします。
▼初日(上高地〜岳沢小屋)
ただひたすら雨。樹林帯の神秘的な雰囲気を楽しむ…と開き直って進みました。一部小川のようになっていたものの、雨の割には歩きやすい登山道。
大雪山でも活躍したレインウェアがここでも仕事してくれました。やっぱり装備は大事ですね。
・岳沢小屋
重太郎尾根か天狗沢に行くための小屋だけに、宿泊者はいずれも熟練の猛者…といった印象。接客も丁寧でご飯も美味しく頂きました。宿泊棟、食堂、乾燥室が別々なので、雨だとちょっと濡れてしまいましたが…前穂の基地として有難いです。
▼2日目(重太郎新道から前穂〜吊尾根から奥穂〜横尾山荘)
上級者コースではあるけど、○マークが見やすく足場もしっかりしてい流ので。岩場に慣れて体力ある人なら楽しめそうです。
吊尾根はガスガスの中、同じようなアップダウンが繰り返し続いたので、後半やや食傷気味でしたが…でも素晴らしいコースでした。こんなルートを開拓するなんてただ尊敬です。
・重太郎新道
冒頭しばらく樹林帯。垂直の梯子が出てきてから徐々に急登&岩場に。岩場の急登の練習にちょうど良い感じ。
・紀美子平〜前穂高岳
紀美子平直前の岩場が狭くてやや難儀。デポして前穂へ。ここまでがまずまず長いので、すぐ登頂を期待していましたが、まぁ、そこそこ大変。気は抜けません。下はお尻も使いながらだと、見た目の印象よりは楽に降りれます。
山頂は残念ながらガス。それでも時折、隙間から覗くように眺望が見えたし、ここまで無事来れたことに感謝です。
・吊尾根〜奥穂高岳
尾根というよりトラバース道。時折直登のような場所はあるが、○マークを見ながら進めば足場には困りません。晴れてたらかなり気持ち良いかと。
南陵の頭手前の長い鎖場が核心部かな?見上げると先が見えませんが、慌てず一歩一歩行けば問題なしです。ただ、同じようなアップダウンがずっと続くので、集中力を切らさないようにするのがポイントかも。
奥穂高岳もガスの中。登頂の満足感にひたりつつ、横尾を目指します。
・奥穂高岳〜涸沢〜横尾
奥穂からは降りるだけ…とはいえ、ザイテングラードあるし距離もまずまず。時間がやや押していたので慎重かつ足早に、と思っていたら、ザイテン終盤頃から雨が。ガレた岩場が一瞬でスリッピーに。転びはしなかったものの、2〜3回滑りかけたので、トレッキングポールを出しました。ゆっくり慎重に進んだので、大幅にタイムロス。雨足も強くなる一方だったので、涸沢小屋でしばし雨宿り。
雨が止む気配がないので横尾山荘へ。そして本谷橋を過ぎたあたりで…雨は止みました。
・横尾山荘
とにかく清潔ですね!お風呂も助かりますが、トイレ、部屋、広間のいずれも本当にキレイです。スタッフの皆さんがいかに気を配っているか伺えます。
▼3日目(横尾〜上高地)
下山するのみ。林道をやや足早に。早朝散歩して帰りました。
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