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Yamareco

記録ID: 4651780
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

前穂・奥穂(岳沢ルートで時計回り)

2022年09月03日(土) ~ 2022年09月05日(月)
 - 拍手
体力度
6
1~2泊以上が適当
GPS
16:48
距離
25.9km
登り
2,046m
下り
2,013m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
2:41
休憩
0:07
合計
2:48
13:06
13:06
4
13:19
13:19
70
14:29
14:36
76
15:52
2日目
山行
9:57
休憩
1:15
合計
11:12
15:52
192
8:50
9:01
29
9:30
9:51
20
10:11
10:22
93
11:55
11:55
13
12:09
12:15
39
12:54
13:04
52
13:56
14:02
21
14:23
14:25
41
15:06
15:13
3
15:15
15:16
17
15:33
15:33
11
15:43
15:45
30
16:14
16:15
24
16:38
16:39
12
16:51
3日目
山行
2:22
休憩
0:00
合計
2:22
16:51
40
5:45
5:46
11
5:57
5:57
4
6:01
6:01
33
6:34
6:34
5
6:38
6:38
29
7:07
7:07
11
7:19
7:19
1
7:20
7:20
7
7:28
ゴール地点
天候 初日:雨
2日目:ガスガス、途中から雨
3日目:晴れ
過去天気図(気象庁) 2022年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
松本からアルピコバス
コース状況/
危険箇所等
▼初日(上高地〜岳沢小屋)
雨のため登山道が小川になってる箇所もあったが、岩場が少ないので滑るリスクは少ない

▼2日目(岳沢小屋〜前穂高岳〜奥穂高岳〜横尾)
朝少し晴れ間も覗いたが、前穂に着く頃にはガスガスに…吊尾根はガスの中をひたすら歩く状態だが、足元は良好。問題はザイテングラード終盤からの雨。涸沢までの岩場が滑る滑る…雨足もかなり強く、慎重に降りたので大幅にタイムロス。ただし、雨は2時間ほどで上がる。

▼3日目
良好。前日の雨で多少ぬかるみあり
その他周辺情報 横尾山荘のお風呂に癒されました。清潔感もあって素晴らしいです。
上高地バスターミナル。この時点では曇か小雨かたいった程度。このままもってくれー、という願い空しく準備している途中に雨が、、
上高地バスターミナル。この時点では曇か小雨かたいった程度。このままもってくれー、という願い空しく準備している途中に雨が、、
河童橋奥の奥穂・前穂も雲の中
河童橋奥の奥穂・前穂も雲の中
岳沢小屋目指します。序盤は散歩道
岳沢小屋目指します。序盤は散歩道
癒されますねー
散歩道をのんびり進みます。雨もまだ小降り
散歩道をのんびり進みます。雨もまだ小降り
登山道から20分ほど。この頃から雨足強くなってきました
登山道から20分ほど。この頃から雨足強くなってきました
見晴台かな?
2時間半ほどで岳沢小屋へ。心拍数上げないようゆっくり登ってきました。明日は晴れるといいのですが…予報では登山指数Aですが、、
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2時間半ほどで岳沢小屋へ。心拍数上げないようゆっくり登ってきました。明日は晴れるといいのですが…予報では登山指数Aですが、、
2日目早朝。うーん、雲が重そうです。上高地も見えたり見えなかったり、、
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2日目早朝。うーん、雲が重そうです。上高地も見えたり見えなかったり、、
山行本番。晴れ間が!これは期待できる…とおまっていたのですが、、
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山行本番。晴れ間が!これは期待できる…とおまっていたのですが、、
左奥は乗鞍岳かな?
左奥は乗鞍岳かな?
これから始まる急登を予言するように、最初の梯子が出てきました。ここまでは割と穏やかな樹林帯。ここからが重太郎新道って感じです
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これから始まる急登を予言するように、最初の梯子が出てきました。ここまでは割と穏やかな樹林帯。ここからが重太郎新道って感じです
ザックが挟まる名所?
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ザックが挟まる名所?
振り向くと晴れ間が!右下に岳沢小屋が見えます。500mほど登ったところ。
2
振り向くと晴れ間が!右下に岳沢小屋が見えます。500mほど登ったところ。
ジャンダルム方面もよく見えます
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ジャンダルム方面もよく見えます
雷鳥広場。写真には撮れませんでしたが、雷鳥が何羽かいました。このあたりから岩場の険しさが増します
雷鳥広場。写真には撮れませんでしたが、雷鳥が何羽かいました。このあたりから岩場の険しさが増します
この時稜線にいたらさぞ気持ち良いでしょうね、、
2
この時稜線にいたらさぞ気持ち良いでしょうね、、
前穂もばっちり!これは期待できます
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前穂もばっちり!これは期待できます
晴れてる内に、とペースを上げます。ここまでゆっくりし過ぎました、、
2
晴れてる内に、とペースを上げます。ここまでゆっくりし過ぎました、、
紀美子平でデポしていよいよ前穂へ。まだ晴れてます
2
紀美子平でデポしていよいよ前穂へ。まだ晴れてます
なかなかの岩場ですが○はしっかりあります
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なかなかの岩場ですが○はしっかりあります
前穂高岳、3090m!残念!直前にガスが出てきてしまいました…
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前穂高岳、3090m!残念!直前にガスが出てきてしまいました…
360度ガス
仕方ないので降りたら上高地方面だけ一瞬晴れました。これが本日最後の眺望。あとはガスの中です
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仕方ないので降りたら上高地方面だけ一瞬晴れました。これが本日最後の眺望。あとはガスの中です
吊尾根の半分くらいはこんな感じ。人が1人確実に歩けるは幅はあります。が、ところどころ崩れていたり、岩登りする箇所はあります。
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吊尾根の半分くらいはこんな感じ。人が1人確実に歩けるは幅はあります。が、ところどころ崩れていたり、岩登りする箇所はあります。
左側は崖ですが歩く幅はあります
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左側は崖ですが歩く幅はあります
ほんの一瞬晴れかかりますが、すぐまたガスに覆われます
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ほんの一瞬晴れかかりますが、すぐまたガスに覆われます
南陵の頭手前の鎖場。けっこう長いのと足早が少し分かりにくいです。前を行く方が左上に小さく見えます。
南陵の頭手前の鎖場。けっこう長いのと足早が少し分かりにくいです。前を行く方が左上に小さく見えます。
鎖場の最後。ここをよっこらしょっと登ると…
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鎖場の最後。ここをよっこらしょっと登ると…
…南陵の頭到着!奥穂まであとひと息
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…南陵の頭到着!奥穂まであとひと息
ガスの向こうから人の声が聞こえてきます。奥穂山頂はすぐそこ
ガスの向こうから人の声が聞こえてきます。奥穂山頂はすぐそこ
山頂の社が見えてきました
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山頂の社が見えてきました
奥穂高岳、3190m!
奥穂高岳、3190m!
無事な登頂に感謝しつつ、下山の無事もお祈りしました
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無事な登頂に感謝しつつ、下山の無事もお祈りしました
穂高岳山荘に向かいます。ここからも存外楽ではないんですよね、、
穂高岳山荘に向かいます。ここからも存外楽ではないんですよね、、
一瞬涸沢が見えました!晴れるかな?
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一瞬涸沢が見えました!晴れるかな?
穂高岳山荘到着。涸沢岳に行くか迷いましたが、今日は横尾山荘まで行くので今回はパスしました
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穂高岳山荘到着。涸沢岳に行くか迷いましたが、今日は横尾山荘まで行くので今回はパスしました
ザイテングラードを快調に降りていましたが、、このあたりから雨が…
ザイテングラードを快調に降りていましたが、、このあたりから雨が…
下から見上げたザイテングラード。写真で分かりにくいですが、めっちゃ降ってます。ガレ場が急に滑りやすくなったので、一歩一歩慎重に進みます
下から見上げたザイテングラード。写真で分かりにくいですが、めっちゃ降ってます。ガレ場が急に滑りやすくなったので、一歩一歩慎重に進みます
涸沢小屋でちょっと雨宿り。今日はテントも少なめでした。
涸沢小屋でちょっと雨宿り。今日はテントも少なめでした。
雨が止まなそう…と涸沢小屋を出たら、本谷橋手前のガレ場で晴れてきました。まぁ、こういうものですよね、、これもまた山行。
雨が止まなそう…と涸沢小屋を出たら、本谷橋手前のガレ場で晴れてきました。まぁ、こういうものですよね、、これもまた山行。
めっちゃ穏やかな雰囲気に
めっちゃ穏やかな雰囲気に
さすがに本谷橋あたりの水量は増してます
さすがに本谷橋あたりの水量は増してます
なんて歩きやすい道…
なんて歩きやすい道…
横尾山荘が見えました
横尾山荘が見えました
水流は激しめ
横尾山荘へ。到着遅れる旨、事前連絡しておいたためか、受付でたいへんお気遣いいただきました。感謝です。
横尾山荘へ。到着遅れる旨、事前連絡しておいたためか、受付でたいへんお気遣いいただきました。感謝です。
3日目朝。横尾山荘から見る前穂。ご来光に照らされ真っ赤です
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3日目朝。横尾山荘から見る前穂。ご来光に照らされ真っ赤です
ホントにカッコいいですね。去りがたい気持ちにさせられます
ホントにカッコいいですね。去りがたい気持ちにさせられます
早朝、横尾から上高地への道はけっこうな穴場時間かも。前穂がいろいろな角度で堪能できます。
早朝、横尾から上高地への道はけっこうな穴場時間かも。前穂がいろいろな角度で堪能できます。
何度も撮っちゃいます。昨日、ガスガスでしたが、この角度の前穂見れたら気分爽快です
何度も撮っちゃいます。昨日、ガスガスでしたが、この角度の前穂見れたら気分爽快です
早朝の徳沢園も良い雰囲気
早朝の徳沢園も良い雰囲気
徳沢のテン場はすごく快適
徳沢のテン場はすごく快適
水辺も穏やかで癒されそう
水辺も穏やかで癒されそう
前穂と朝靄…素晴らしすぎる
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前穂と朝靄…素晴らしすぎる
横?から見る前穂
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横?から見る前穂
明神館過ぎたあたりの前穂。何回撮っているんだろうか、、
明神館過ぎたあたりの前穂。何回撮っているんだろうか、、
小梨平付近。朝日が差し込んで幻想的1
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小梨平付近。朝日が差し込んで幻想的1
朝日が差し込んで幻想的2
朝日が差し込んで幻想的2
朝日が差し込んで幻想的3
朝日が差し込んで幻想的3
河童橋から焼岳がキレイに見えました。梓川と焼岳…絵になりますね
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河童橋から焼岳がキレイに見えました。梓川と焼岳…絵になりますね
河童橋からの前穂と奥穂。初日に見れなかった景色です。こうして見ると岳沢ルートってわかりやすいとろにありますね
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河童橋からの前穂と奥穂。初日に見れなかった景色です。こうして見ると岳沢ルートってわかりやすいとろにありますね
西穂、ジャン、奥穂、前穂…いつか縦走してみたいですね
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西穂、ジャン、奥穂、前穂…いつか縦走してみたいですね

感想

穂高岳はやっぱり特別な山でした。
山それぞれに面白さはあるものの、それでも穂高は別格な印象。登山道やアクセス、周辺環境はもとより、多くの人々による歴史が独特の雰囲気を生んでいる気がします。

▼初日(上高地〜岳沢小屋)
ただひたすら雨。樹林帯の神秘的な雰囲気を楽しむ…と開き直って進みました。一部小川のようになっていたものの、雨の割には歩きやすい登山道。
大雪山でも活躍したレインウェアがここでも仕事してくれました。やっぱり装備は大事ですね。

・岳沢小屋
重太郎尾根か天狗沢に行くための小屋だけに、宿泊者はいずれも熟練の猛者…といった印象。接客も丁寧でご飯も美味しく頂きました。宿泊棟、食堂、乾燥室が別々なので、雨だとちょっと濡れてしまいましたが…前穂の基地として有難いです。

▼2日目(重太郎新道から前穂〜吊尾根から奥穂〜横尾山荘)
上級者コースではあるけど、○マークが見やすく足場もしっかりしてい流ので。岩場に慣れて体力ある人なら楽しめそうです。
吊尾根はガスガスの中、同じようなアップダウンが繰り返し続いたので、後半やや食傷気味でしたが…でも素晴らしいコースでした。こんなルートを開拓するなんてただ尊敬です。

・重太郎新道
冒頭しばらく樹林帯。垂直の梯子が出てきてから徐々に急登&岩場に。岩場の急登の練習にちょうど良い感じ。

・紀美子平〜前穂高岳
紀美子平直前の岩場が狭くてやや難儀。デポして前穂へ。ここまでがまずまず長いので、すぐ登頂を期待していましたが、まぁ、そこそこ大変。気は抜けません。下はお尻も使いながらだと、見た目の印象よりは楽に降りれます。
山頂は残念ながらガス。それでも時折、隙間から覗くように眺望が見えたし、ここまで無事来れたことに感謝です。

・吊尾根〜奥穂高岳
尾根というよりトラバース道。時折直登のような場所はあるが、○マークを見ながら進めば足場には困りません。晴れてたらかなり気持ち良いかと。
南陵の頭手前の長い鎖場が核心部かな?見上げると先が見えませんが、慌てず一歩一歩行けば問題なしです。ただ、同じようなアップダウンがずっと続くので、集中力を切らさないようにするのがポイントかも。
奥穂高岳もガスの中。登頂の満足感にひたりつつ、横尾を目指します。

・奥穂高岳〜涸沢〜横尾
奥穂からは降りるだけ…とはいえ、ザイテングラードあるし距離もまずまず。時間がやや押していたので慎重かつ足早に、と思っていたら、ザイテン終盤頃から雨が。ガレた岩場が一瞬でスリッピーに。転びはしなかったものの、2〜3回滑りかけたので、トレッキングポールを出しました。ゆっくり慎重に進んだので、大幅にタイムロス。雨足も強くなる一方だったので、涸沢小屋でしばし雨宿り。
雨が止む気配がないので横尾山荘へ。そして本谷橋を過ぎたあたりで…雨は止みました。

・横尾山荘
とにかく清潔ですね!お風呂も助かりますが、トイレ、部屋、広間のいずれも本当にキレイです。スタッフの皆さんがいかに気を配っているか伺えます。

▼3日目(横尾〜上高地)
下山するのみ。林道をやや足早に。早朝散歩して帰りました。

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