南真砂岳にて100高山達成

2022年09月11日(日) ~ 2022年09月12日(月)

• GPS: 20:18
• 距離: 40.1km
• 登り: 3,206m
• 下り: 3,195m

コースタイム

1日目

• 山行: 16:30
• 休憩: 0:59
• 合計: 17:29

2:15 七倉山荘
2:17 七倉登山口
2:24 唐沢ノゾキ
3:22 高瀬ダム濁沢登山口
3:34 3:36 高瀬ダム テント場
4:02 4:12 ブナ立尾根取付
4:47 4:59 権太落し
6:46 7:00 三角点
8:39 烏帽子小屋
8:45 烏帽子ひょうたん池
11:56 11:57 野口五郎小屋
12:12 12:16 野口五郎岳
12:58 真砂岳
14:08 14:13 南真砂岳
15:49 湯俣岳
18:05 湯俣温泉晴嵐荘
18:15 18:18 湯俣山荘
19:35 19:43 名無避難小屋
19:44 宿泊地

2日目

• 山行: 2:47
• 休憩: 0:00
• 合計: 2:47

2:26 宿泊地
2:47 林道終点
3:05 東京電力高瀬川第五発電所
3:53 高瀬ダム湯俣登山口
3:58 高瀬ダム濁沢登山口
5:11 七倉登山口
5:12 七倉山荘
5:13 ゴール地点

天候

晴れ時々曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

コース状況／危険箇所等

七倉の山の神トンネルと高瀬トンネルは以前は真っ暗でしたが、いつの間にか電気がついてました。
ブナ立尾根：濁沢に昔は橋があったのですが今はありません。暗闇の中の渡渉箇所探しに苦労しましたが、ロープのかかっている箇所の少し上手にジャンプして渡れる箇所がありました。雨が降るときっと渡れません。ここの最終水場もつぶれたようで、水場は烏帽子小屋までありません。
裏銀座コース：長いですが快適です。
竹村新道：真砂岳→南真砂岳は崩落個所のトラバースがあり緊張します。
青嵐荘前のつり橋は1か所渡れ、もう1か所は使えなかったのですが、水流が浅くて渡渉可能でした。（少し下流に丸太橋あり？）

写真

9/11 2:28

駐車場で3Hほど仮眠して2時すぎに出発。

9/11 3:13

夜中でも月夜なので、結構明るかった。ダムの上にかかる中秋の名月

9/11 6:00

ブナ立尾根の途中で夜明け。

9/11 7:11

9/11 7:35

9/11 7:36

9/11 8:32

烏帽子小屋で頂いたサイダーがうまかった。水も1L200円で補給。今日は先が長いので、烏帽子岳には寄らず真っすぐ野口五郎へ

9/11 9:34

三ツ岳へ

9/11 10:11

登山道わきの三ツ岳の三角点

9/11 10:14

これらの山々は2800mは超えているだろうけど無名峰で登山道もありません。

9/11 10:34

最高地点じゃないけど三ツ岳登頂認定標識

9/11 10:46

まだ若干秋の花が咲いています。

9/11 10:59

赤牛岳ビューピント

9/11 11:29

9/11 12:07

いつも寄らずに通り過ぎるだけの野口五郎小屋

9/11 12:24

野口五郎岳は2回目の登頂

9/11 12:34

鷲羽へ続く道

9/11 13:01

登山道通りに歩くと巻いてしまう真砂岳には、ちゃんと登頂しておきたい。

9/11 13:07

真砂岳登頂。標識があってよかった。

9/11 13:13

真砂岳頂上から真っすぐ南真砂岳へ下りていけます。

9/11 13:34

かなり危なっかしいザレばのトラバース。大雨が降ると道がなくなってしまいそう。

9/11 13:43

鞍部から真砂岳方面を振り返る。

9/11 13:49

鞍部から南真砂岳。これだけ登り返しがあれば、真砂岳の属峰といわれずに済むらしい。（真砂岳は悲しいことに南真砂岳より高い位置にありながら野口五郎岳の属峰とされ100高山には入っていません）

9/11 14:09

ライチョウに出会いました。登山道に見事に溶け込んでいます。

9/11 14:20

南真砂岳登頂を以て100高山達成です。誰もいない山頂で持参したタオルのプラカードで記念撮影しました。

9/11 14:36

一旦標高を下げてから湯俣岳（画面左）に登り返しです。

9/11 15:59

湯俣岳山頂。

9/11 18:18

日没寸前に青嵐荘へ降りてこれました。

9/11 18:20

水流の多いところはまだ橋が架かっていて助かりました。

9/11 18:21

こちらは橋がないのですが、水流が少ないので渡渉可能でした。

撮影機器：

XZ-1 OLYMPUS IMAGING CORP.

感想

natoshi

南真砂岳は北アルプスの主要ルートから外れたとても辺鄙なところにあるため、なかなか計画が立てられず、100高山の100番目の山になってしまった。南真砂岳で100高山達成というレコはよく見かけるが、やはりそういう理由からなのだろう。10年前には七倉から野口五郎岳まで登って引き返した。今回、湯俣からピストンも考えたが、それだと（100高山にはなっていないが）南真砂岳より高い真砂岳に登らず終いになってしまう。ここは美しく、周回トレースをしてみようという気になり、気合を入れて午前2時に七倉を出発した。早く出発したはいいものの、途中で眠くなって頻繁に休憩したためか、湯俣に下りてきたのは日没寸前で、河原の温泉遊びなどする余裕もなく、名無避難小屋で6時間ほど仮眠して翌朝5時過ぎに七倉に帰着した。今回はとても夜道歩きの長い印象の山登りであった。
さて、2011年に100名山、2018年に200名山、そして今年100高山を達成したわけだが、漸く呪縛から解放された気分なので、しばらくは目標を定めず、登りたい時に登りたい山に登るようにしたいと思う。