ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 4675964
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
日高山脈

ポンヤオロマップ岳〜崩落林道を通り廃道の山へ

2022年09月10日(土) ~ 2022年09月11日(日)
 - 拍手
GPS
28:45
距離
31.3km
登り
1,671m
下り
1,674m

コースタイム

1日目
山行
2:34
休憩
0:04
合計
2:38
13:23
84
林道ゲート
14:47
14:51
70
辺天橋
16:01
ペテガリ橋(東尾根登山口)
2日目
山行
11:55
休憩
1:35
合計
13:30
4:40
155
ペテガリ橋(東尾根登山口)
7:15
7:16
137
1221m峰
9:33
10:02
116
ポンヤオロマップ岳
11:58
12:05
120
1221m峰
14:05
15:03
80
ペテガリ橋(東尾根登山口)
16:23
16:23
107
辺天橋
18:10
林道ゲート
1日目: 林道ゲート 13:23 - 14:47 辺天橋 14:51 - 16:01 ペテガリ橋(東尾根登山口)
2日目: ペテガリ橋(東尾根登山口) 04:40 - 07:15 1221m峰 07:16 - 09:33 ポンヤオロマップ岳 10:02 - 11:58 1221m峰 12:05 - 14:05 ペテガリ橋(東尾根登山口) 15:03 - 16:23 辺天橋 - 18:10 林道ゲート
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2022年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
国道236号線の大樹市街から道道55号線に入り、進むと木に隠れ気味の『坂下仙境』の標識があり、そこを左折します。
道は農家さんの辺りから広い未舗装路となり、歴舟川支流の標識を過ぎると細い林道になります。
行き着く先は隣り合わせのようにある歴舟川の林道ゲート(右側)とポンヤオロヌップ川の林道ゲート(左側)です。車はここから入れませんので、登山口に向かう左側の林道手前にある2〜3台程の駐車スペースへ。
コース状況/
危険箇所等
 ゲートから東尾根登山口まで9.4kmの長い歩きです。通行止めとなってから人がほとんど足を踏み入れない林道となりましたが、草の繁茂状態はそれ程でもなく迷うような箇所はありませんでした( ・ε・)。

 2016年の連続台風による集中豪雨の影響で崩壊箇所は随所に見られるものの、大規模に崩壊し通行に難儀する箇所は橋まで1箇所のみ。
 
 中盤から橋が現れます。他の方のレコのとおりですが、そのうち3つが流出して広い河原を渡渉をする箇所がありました。いづれも膝下ぐらいの水位で難なく通過出来ましたが、大雨の日以降は水位が収まるまでしばらく登山は控えた方が良いかと思います。

 登山口に当たるペテガリ橋は10個目の橋。駐車場跡は健在でテントが張れます。水は川に下りる踏み跡がありますので、浄水器などを活用して飲料水にしてください(о´∀`о)。

 登山口から尾根までは、急斜面を踏み跡や鹿道で登り詰めます。ピンテも付けられてますが、固まっていない泥のステップは頼りなく、登りやすいルートを自分で決めて、枝などにつかまりながらとにかく尾根上へ行けると思います。上を見渡せばすぐに尾根が見えるようになりますので、そう気負いせず🐹。
 
 尾根上の登山道はまだまだ健在です。鉄製の梯子を2つ乗り越えると601m標高点で、その先936m標高点までは通常の登山道と変わりありませんでした。

 その先、旧夏山ガイドによりますと、1121m峰経由1058m標高点まで“藪が濃い”とありましたが、実際に通ってみると1121m峰の先ぐらいまでは笹の背丈が低くて歩きやすい踏み跡が続きました。身長180cmの自分で胸ぐらいの背丈になるのは1058m標高点手前です。ただ、この付近になると尾根が細くなってきますので、藪こぎしながらでもルートを大きく踏み外すことはないと思います。

 1058m標高点の先から植生が変わり、ポンヤオロマップ岳の頂上直下の岩場まで登山道は明瞭です。ただ、右側が切れ落ちている箇所があるので、一部慎重に歩いてください。道はコブを忠実に乗り越すように続いていますが、巻き道もあるようでした(自分は不安なので通らず)。

 巨大な岩が現れると頂上が近くなります。その付近から迷い道も錯綜し始めます。正規のルートはしっかりした道ですので、進む道のステップが軟弱になってきたらひとまず戻って周辺を再確認してください。
 自分は岩場のトラバースルートに入り込んでしまい、恐ろしく急斜面の枯れ沢源頭部から草を掴みながら頂上付近まで登るハメに(>_<)。下山時に正規のルートを示す為のピンテを付けておきましたので参考にしてください。ロープが出てくれば正しいルートです。

 そして、特筆すべきは下山時、とりわけ1121m峰からの下りです。登りの時に気付かなかった急斜面の支尾根が多数。迷った跡なのか踏み跡もあり、引き返すことなくそのまま下ってしまえば進退極まる可能性も。登山道が明瞭となる936m標高点までは特に注意が必要です。そこまでは笹被り気味でもまだ登山道の体をなしていますので、いつまでも道とならなかったり、先行者と自分の付けたピンテが見当たらなくなったら、戻って確認しないと危険です。

 細かな支尾根は、国土地理院の地図では判別しにくく、精度の高いGPS は必携です。
 後続者の為にピンテをいくつか付けて下山しましたm(__)m。
その他周辺情報  大樹の道の駅横と道路向いにスーパーがあります。飲食物はここで調達。
 大樹は宇宙ロケットの町なので、道の駅には水やお湯で戻す乾燥米が宇宙食として売られています(^^)v。
軽量なので登山用としても重宝します。
道の駅の地図が参考になりました。登山口は地図上の『坂下仙境』辺りかと。
2022年09月10日 10:35撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
9/10 10:35
道の駅の地図が参考になりました。登山口は地図上の『坂下仙境』辺りかと。
国道236号線から道道55号線に入ります。角にはLAWSONがあります。
2022年09月10日 12:16撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
9/10 12:16
国道236号線から道道55号線に入ります。角にはLAWSONがあります。
道道沿い右側に『坂下仙境』の標識。大樹市街側からですと、木に隠れ気味で目立ちません。ここを左へ。
2022年09月10日 12:40撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
9/10 12:40
道道沿い右側に『坂下仙境』の標識。大樹市街側からですと、木に隠れ気味で目立ちません。ここを左へ。
ここから林道。ゲート(登山口)まではこの標識から2kmありません。
2022年09月10日 12:48撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
1
9/10 12:48
ここから林道。ゲート(登山口)まではこの標識から2kmありません。
着いた行き止まりにはゲートが左右に2つありますが、川が左側にある林道が登山口へと続く林道です。
2022年09月10日 13:16撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
1
9/10 13:16
着いた行き止まりにはゲートが左右に2つありますが、川が左側にある林道が登山口へと続く林道です。
この標識のある右側のゲートの方が立派なので、そっちかと思いましたが、標識の矢印の向きに注意😓。左側が正解です。
2022年09月10日 13:17撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
3
9/10 13:17
この標識のある右側のゲートの方が立派なので、そっちかと思いましたが、標識の矢印の向きに注意😓。左側が正解です。
長い林道歩行がスタートしました。ピンテは水道関係者用で、途中までいくつか見られました。
2022年09月10日 13:25撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
1
9/10 13:25
長い林道歩行がスタートしました。ピンテは水道関係者用で、途中までいくつか見られました。
不通となって8年も経てば、このように草も繁茂してくるのは仕方ない😓。
2022年09月10日 13:29撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
1
9/10 13:29
不通となって8年も経てば、このように草も繁茂してくるのは仕方ない😓。
ここからは登山者のみの領域。
2022年09月10日 13:43撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
2
9/10 13:43
ここからは登山者のみの領域。
国土地理院の地図にはない崩落した橋が左側に見えました。この道で合ってた😓?
2022年09月10日 13:44撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
1
9/10 13:44
国土地理院の地図にはない崩落した橋が左側に見えました。この道で合ってた😓?
坂下仙境とは、この渓谷のことかな。
2022年09月10日 13:44撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
9/10 13:44
坂下仙境とは、この渓谷のことかな。
道は概ね良好で安心しました。
2022年09月10日 13:51撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
9/10 13:51
道は概ね良好で安心しました。
明るい土場に良い気分🐹。
2022年09月10日 13:53撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
1
9/10 13:53
明るい土場に良い気分🐹。
導管が打ち上げられてました。こうした残骸もいくつかこの先で見掛けます。
2022年09月10日 13:55撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
1
9/10 13:55
導管が打ち上げられてました。こうした残骸もいくつかこの先で見掛けます。
標識も倒れてた。水害か雪崩かが原因だと思われます。
2022年09月10日 13:59撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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9/10 13:59
標識も倒れてた。水害か雪崩かが原因だと思われます。
林道が人工的なものだと改めて思う。林道を切り開いて開通させるドキュメント番組があったら観てみたいな✨。
2022年09月10日 14:01撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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9/10 14:01
林道が人工的なものだと改めて思う。林道を切り開いて開通させるドキュメント番組があったら観てみたいな✨。
こうした崩壊地点が随所にありますが、歩行には問題ありません。
2022年09月10日 14:11撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
9/10 14:11
こうした崩壊地点が随所にありますが、歩行には問題ありません。
この辺りだけ南国風😂。
2022年09月10日 14:16撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
1
9/10 14:16
この辺りだけ南国風😂。
そろそろ橋を通過しても良いはずなのに一向に現れず心配になっていたところで、靴の踏み跡があり安心しました。
2022年09月10日 14:18撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
2
9/10 14:18
そろそろ橋を通過しても良いはずなのに一向に現れず心配になっていたところで、靴の踏み跡があり安心しました。
橋の崩落を除いて、林道歩行で最も難儀した場所。
2022年09月10日 14:24撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
1
9/10 14:24
橋の崩落を除いて、林道歩行で最も難儀した場所。
でも、踏み跡があるので大丈夫🙌。
2022年09月10日 14:24撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
1
9/10 14:24
でも、踏み跡があるので大丈夫🙌。
ポンヤオロマップ岳ではないと思います。
2022年09月10日 14:30撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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9/10 14:30
ポンヤオロマップ岳ではないと思います。
1つ目の橋、『紅橋(くれないばし)』にようやく着きました。歩き始めから1時間10分のこと。
2022年09月10日 14:39撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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9/10 14:39
1つ目の橋、『紅橋(くれないばし)』にようやく着きました。歩き始めから1時間10分のこと。
清涼な渓谷。
2022年09月10日 14:39撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
9/10 14:39
清涼な渓谷。
藪こぎの区間はあっても短いので安心してください(*^^*)。
2022年09月10日 14:42撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
9/10 14:42
藪こぎの区間はあっても短いので安心してください(*^^*)。
河原を通った方が・・と一瞬考えた。
2022年09月10日 14:47撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
1
9/10 14:47
河原を通った方が・・と一瞬考えた。
国土地理院の地図にも載っている『辺天橋』に着きました🙌。
2022年09月10日 14:47撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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9/10 14:47
国土地理院の地図にも載っている『辺天橋』に着きました🙌。
朱塗りの橋にまた到着。橋は10個あるので数えながら歩くと良いですよ🐰。
2022年09月10日 14:58撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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9/10 14:58
朱塗りの橋にまた到着。橋は10個あるので数えながら歩くと良いですよ🐰。
前の写真は『狩人橋』でした。
2022年09月10日 14:58撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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9/10 14:58
前の写真は『狩人橋』でした。
『清稜橋』を通過。4つ目だったかな😅。
2022年09月10日 15:12撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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9/10 15:12
『清稜橋』を通過。4つ目だったかな😅。
5つ目の橋は跡形もなく、渡渉します。水量は日高の山では少ない方だと思います。
2022年09月10日 15:18撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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9/10 15:18
5つ目の橋は跡形もなく、渡渉します。水量は日高の山では少ない方だと思います。
熊かと思ってホイッスル鳴らしまくったけど、木だったというオチ。
2022年09月10日 15:25撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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9/10 15:25
熊かと思ってホイッスル鳴らしまくったけど、木だったというオチ。
治水の為に。まだ現役で役目を果たしてました。
2022年09月10日 15:26撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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9/10 15:26
治水の為に。まだ現役で役目を果たしてました。
2度目の橋崩落箇所を通過。もう1回渡渉があるはずです。
2022年09月10日 15:35撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
9/10 15:35
2度目の橋崩落箇所を通過。もう1回渡渉があるはずです。
2016年の台風以後、あちこちの崩壊した林道を見てきましたが、このように復旧されないままの道は多い・・・。
2022年09月10日 15:42撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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9/10 15:42
2016年の台風以後、あちこちの崩壊した林道を見てきましたが、このように復旧されないままの道は多い・・・。
もう疲れた。
2022年09月10日 15:49撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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9/10 15:49
もう疲れた。
・・他の方のレコに出てくる流されてきた橋。3箇所の崩落のはずですが、他の2つはどこに行ったの?。
2022年09月10日 15:50撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
2
9/10 15:50
・・他の方のレコに出てくる流されてきた橋。3箇所の崩落のはずですが、他の2つはどこに行ったの?。
3度目の渡渉も難なく。腰上まで水位があった幌尻岳の渡渉を思い出したらゾッとします😨。
2022年09月10日 15:56撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
2
9/10 15:56
3度目の渡渉も難なく。腰上まで水位があった幌尻岳の渡渉を思い出したらゾッとします😨。
最後の橋は『ペテガリ橋』です。
登山口は橋を渡ってすぐそこです。
2022年09月10日 16:01撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
2
9/10 16:01
最後の橋は『ペテガリ橋』です。
登山口は橋を渡ってすぐそこです。
長い歩行の末に東尾根の登山口に到着しました。ゲートから2時間30分掛かりました😰。この裏側から明日は登ります。

時が止まったような場所・・・
2022年09月10日 16:02撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
2
9/10 16:02
長い歩行の末に東尾根の登山口に到着しました。ゲートから2時間30分掛かりました😰。この裏側から明日は登ります。

時が止まったような場所・・・
テントはここに張ることに🙌。
2022年09月10日 16:09撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
1
9/10 16:09
テントはここに張ることに🙌。
登山口から川に下りて水を確保。
mont-bellで買った浄水器が今回は大活躍。
2022年09月10日 16:47撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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9/10 16:47
登山口から川に下りて水を確保。
mont-bellで買った浄水器が今回は大活躍。
夜は焚き火。終わったらちゃんと水をかけて消します。
2022年09月10日 17:53撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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9/10 17:53
夜は焚き火。終わったらちゃんと水をかけて消します。
誰もいない人里離れた山奥で心細い気持ちにも😰。このラジオは高感度なのでNHKの番組は時々雑音混じりだけど聴けました。
2022年09月10日 17:57撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
3
9/10 17:57
誰もいない人里離れた山奥で心細い気持ちにも😰。このラジオは高感度なのでNHKの番組は時々雑音混じりだけど聴けました。
21時過ぎ。明日の道がどうなっているか心配であまり眠れませんでした(>_<)。
テントで横になってると、パキンと枝を踏む音が。鹿か熊、あるいは・・・😨。
2022年09月10日 21:41撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
2
9/10 21:41
21時過ぎ。明日の道がどうなっているか心配であまり眠れませんでした(>_<)。
テントで横になってると、パキンと枝を踏む音が。鹿か熊、あるいは・・・😨。
でも地球は回るので朝がやって来ます?。
2022年09月11日 04:40撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
3
9/11 4:40
でも地球は回るので朝がやって来ます?。
5時前に出発しました。
尾根に上がりたいけど、ヘッドライト点けても良く見えなくて・・。
2022年09月11日 04:49撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
1
9/11 4:49
5時前に出発しました。
尾根に上がりたいけど、ヘッドライト点けても良く見えなくて・・。
尾根にさえ乗っちゃえば、道はこの通り明瞭。しばらく安心です。
2022年09月11日 05:05撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
1
9/11 5:05
尾根にさえ乗っちゃえば、道はこの通り明瞭。しばらく安心です。
鉄製の梯子。こんな重いものを良くかつぎ上げたものかと感心する。
2022年09月11日 05:15撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
3
9/11 5:15
鉄製の梯子。こんな重いものを良くかつぎ上げたものかと感心する。
2つ連続します。この東尾根を初めてペテガリ岳まで歩き通した早大山岳部が取り付けたものかな?
真冬の山行だったみたいなので、それはないと思います。
2022年09月11日 05:16撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
1
9/11 5:16
2つ連続します。この東尾根を初めてペテガリ岳まで歩き通した早大山岳部が取り付けたものかな?
真冬の山行だったみたいなので、それはないと思います。
急登は断続的に続く・・。
2022年09月11日 05:21撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
9/11 5:21
急登は断続的に続く・・。
道はまだ大丈夫🙌。
2022年09月11日 05:50撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
1
9/11 5:50
道はまだ大丈夫🙌。
細い尾根の急登を繰り返す😵。
2022年09月11日 06:10撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
2
9/11 6:10
細い尾根の急登を繰り返す😵。
昔はペットボトルなんて無かったから瓶の時代。ゴミです。
2022年09月11日 06:11撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
1
9/11 6:11
昔はペットボトルなんて無かったから瓶の時代。ゴミです。
1121m峰まで辛い登りでした。でも、笹の背丈は低く、道も判別可能。
2022年09月11日 06:30撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
2
9/11 6:30
1121m峰まで辛い登りでした。でも、笹の背丈は低く、道も判別可能。
登りきるとこの標識。とりあえず1121m峰までは来た🐹。
2022年09月11日 07:15撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
3
9/11 7:15
登りきるとこの標識。とりあえず1121m峰までは来た🐹。
ポンヤオロマップ岳を目指して80m程の下り。膝上くらいの笹に拍子抜けでしたが・・
2022年09月11日 07:40撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
1
9/11 7:40
ポンヤオロマップ岳を目指して80m程の下り。膝上くらいの笹に拍子抜けでしたが・・
胸程の背丈の区間に突入する🐻。
2022年09月11日 07:44撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
2
9/11 7:44
胸程の背丈の区間に突入する🐻。
目指すポンヤオロマップ岳がとても美しい✨。
2022年09月11日 07:52撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
4
9/11 7:52
目指すポンヤオロマップ岳がとても美しい✨。
笹区間を抜けると登山道は健在です。
2022年09月11日 07:55撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
1
9/11 7:55
笹区間を抜けると登山道は健在です。
熊の落とし物にドキッとします。ホイッスルを鳴らしました。
2022年09月11日 08:00撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
1
9/11 8:00
熊の落とし物にドキッとします。ホイッスルを鳴らしました。
山頂への登りの終盤、ここで間違えてトラバースみたいな踏み跡に進んだことで大変なことに😨。下山時には右側に登る正規のルート上の木の枝に目印を付けておきました。
2022年09月11日 09:05撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
2
9/11 9:05
山頂への登りの終盤、ここで間違えてトラバースみたいな踏み跡に進んだことで大変なことに😨。下山時には右側に登る正規のルート上の木の枝に目印を付けておきました。
こんなとこ、どうやって突破しろと😵。
2022年09月11日 09:07撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
2
9/11 9:07
こんなとこ、どうやって突破しろと😵。
凄い高度感の枯れ沢の源頭部をよじ登りました。怖くてその写真を撮る余裕はなかったけど、これ1枚は残ってた。
2022年09月11日 09:17撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
2
9/11 9:17
凄い高度感の枯れ沢の源頭部をよじ登りました。怖くてその写真を撮る余裕はなかったけど、これ1枚は残ってた。
登山道に合流🙌。頂上直下にもテントを張れそうな場所があります。1121m峰からの行程に数箇所テン場として適した場所があります。
2022年09月11日 09:30撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
2
9/11 9:30
登山道に合流🙌。頂上直下にもテントを張れそうな場所があります。1121m峰からの行程に数箇所テン場として適した場所があります。
苦労の末に山頂に着きました(*^^*)。
2022年09月11日 10:02撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
4
9/11 10:02
苦労の末に山頂に着きました(*^^*)。
この標識に会いたかった・・😂。
2022年09月11日 10:02撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
5
9/11 10:02
この標識に会いたかった・・😂。
山頂から見えたペテガリ岳(*^^*)。

木々に囲まれてて展望はイマイチでしたが、憧れの東尾根の一端を歩けたことにとても満足しています。
2022年09月11日 09:46撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
3
9/11 9:46
山頂から見えたペテガリ岳(*^^*)。

木々に囲まれてて展望はイマイチでしたが、憧れの東尾根の一端を歩けたことにとても満足しています。
下山の時は慎重に道を間違えないように・・。
2022年09月11日 10:07撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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9/11 10:07
下山の時は慎重に道を間違えないように・・。
登りの時に見なかったガイドロープに会えた😂。
2022年09月11日 10:24撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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9/11 10:24
登りの時に見なかったガイドロープに会えた😂。
さようなら😌。
2022年09月11日 10:41撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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9/11 10:41
さようなら😌。
登り返しが辛い。ピンテに励まされる(自分が付けたものですが・・ごめんなさい?)
2022年09月11日 11:12撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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9/11 11:12
登り返しが辛い。ピンテに励まされる(自分が付けたものですが・・ごめんなさい?)
道はコブを過ぎるまで明瞭。
2022年09月11日 11:14撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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9/11 11:14
道はコブを過ぎるまで明瞭。
1121m峰への帰りは辛抱の時間・・。
2022年09月11日 11:38撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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9/11 11:38
1121m峰への帰りは辛抱の時間・・。
下りは慎重に。何度も道を間違えそうになり引き返しました。
2022年09月11日 12:18撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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9/11 12:18
下りは慎重に。何度も道を間違えそうになり引き返しました。
1121m峰から下山時に、笹被りの区間でしばらくピンテが無くなったら道を間違えていると心配になった方が良いです。
2022年09月11日 12:46撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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9/11 12:46
1121m峰から下山時に、笹被りの区間でしばらくピンテが無くなったら道を間違えていると心配になった方が良いです。
花のようなキノコ。
2022年09月11日 13:05撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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9/11 13:05
花のようなキノコ。
色んなキノコが生えてます。
2022年09月11日 13:07撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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9/11 13:07
色んなキノコが生えてます。
川の音がそろそろ聴こえてきそう。
2022年09月11日 13:38撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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9/11 13:38
川の音がそろそろ聴こえてきそう。
尾根の下部までくれば紛らわしいのがないので安心します。
2022年09月11日 13:53撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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9/11 13:53
尾根の下部までくれば紛らわしいのがないので安心します。
自分の付けたピンテが目印に。ここから登山口へジグザグに急斜面を下ります。
2022年09月11日 13:54撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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9/11 13:54
自分の付けたピンテが目印に。ここから登山口へジグザグに急斜面を下ります。
滑りやすいのでご注意。
2022年09月11日 14:04撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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9/11 14:04
滑りやすいのでご注意。
テントに戻って来ました🙌。
服も乾いたみたい。
2022年09月11日 14:05撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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9/11 14:05
テントに戻って来ました🙌。
服も乾いたみたい。
テントの上にこんなの置いときましたが、結局、誰とも会わなかった。
2022年09月11日 14:23撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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9/11 14:23
テントの上にこんなの置いときましたが、結局、誰とも会わなかった。
テント撤収完了🐹。もう1泊しても良かったのですが、今日中に帰ることにしました。
2022年09月11日 15:00撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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9/11 15:00
テント撤収完了🐹。もう1泊しても良かったのですが、今日中に帰ることにしました。
ポンヤオロマップ岳まで6km。
ペテガリ岳まで14kmあります。
この標識ともお別れです。
2022年09月11日 15:01撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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9/11 15:01
ポンヤオロマップ岳まで6km。
ペテガリ岳まで14kmあります。
この標識ともお別れです。
さあ、帰ろう🙆。
2022年09月11日 15:03撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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9/11 15:03
さあ、帰ろう🙆。
帰りの渡渉も、どこを登れば林道に戻れるかよく観察します。
2022年09月11日 15:09撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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9/11 15:09
帰りの渡渉も、どこを登れば林道に戻れるかよく観察します。
林道のあちこちに咲いていたスミレ(?)。後でわかりましたが、トリカブトのようです。
2022年09月11日 15:31撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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9/11 15:31
林道のあちこちに咲いていたスミレ(?)。後でわかりましたが、トリカブトのようです。
重いザックを背負いながら、こうした倒木をくぐるのはひと苦労です。
2022年09月11日 15:39撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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9/11 15:39
重いザックを背負いながら、こうした倒木をくぐるのはひと苦労です。
青い空・・登り終えた後の祝福のようでした😌。
2022年09月11日 16:26撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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9/11 16:26
青い空・・登り終えた後の祝福のようでした😌。
林道歩行の終盤は無心だった。睡眠不足の為に、前方に見えるものが幻覚めいたものに。
へろへろになってゲートまで戻りました😰。時刻は18時過ぎ。
2022年09月11日 18:10撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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9/11 18:10
林道歩行の終盤は無心だった。睡眠不足の為に、前方に見えるものが幻覚めいたものに。
へろへろになってゲートまで戻りました😰。時刻は18時過ぎ。
来る時に写真を撮り損ねた右側のゲート。こっちじゃないですからね😓。
2022年09月11日 18:12撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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9/11 18:12
来る時に写真を撮り損ねた右側のゲート。こっちじゃないですからね😓。
帰り、赤い月が巨大でとても怖かった。
2022年09月11日 18:40撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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9/11 18:40
帰り、赤い月が巨大でとても怖かった。
撮影機器:

装備

備考 GPS がなぜか機能せず😨。画面に現在地が終始表示されなかった為に、地理院の地図と山感だけが頼りでした。おかしいと思って引き返す場面は5〜6度も。いづれも道を踏み外していました(>_<)。

感想

 林道崩壊により、“遥かなる山”の本家本元であるペテガリ岳と同じく遠い頂きとなったポンヤオロマップ岳。かねてより、登山道が藪に消えてしまう前に行こうと思ってて、ようやく行くことが出来ました。

 数年前のリビラ山と同じく、植生状況により登山道は健在な部分も多く、一部道迷いもありましたが何とか往復出来たことが一生の思い出になりそうです。
 単独行では精神的にキツい面もありましたが、歴史ある登山道の一端を歩けたことが嬉しかったり、また日高の難しさを改めて感じることが出来ました。
 
 東尾根の踏破は自分には無理ですが、後続する人へ少しでもこのレコが参考になれば幸いですm(__)m。

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