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Yamareco

記録ID: 4682313
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

常念山脈中間部縦走(蝶ヶ岳→常念岳→大天井岳→燕岳)※テント泊

2022年09月12日(月) ~ 2022年09月14日(水)
 - 拍手
体力度
8
2~3泊以上が適当
GPS
22:52
距離
37.9km
登り
3,323m
下り
3,162m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
3:52
休憩
2:00
合計
5:52
距離 10.3km 登り 1,598m 下り 207m
7:24
13
7:37
7:41
23
8:04
8:17
62
9:19
9:40
38
10:18
10:20
60
11:20
11:41
8
11:49
12:08
18
12:26
12:36
2
12:38
12:39
3
12:42
13:08
3
13:11
13:14
2
13:16
2日目
山行
7:39
休憩
1:58
合計
9:37
距離 12.4km 登り 1,178m 下り 1,016m
5:47
0
5:47
5:48
21
6:16
6:21
4
6:25
6:30
47
7:17
7:36
136
9:52
10:27
3
10:30
10:31
37
11:08
12:00
129
14:09
75
15:24
3日目
山行
4:42
休憩
2:47
合計
7:29
距離 15.3km 登り 595m 下り 1,959m
6:43
15
7:04
7:08
80
8:28
8:36
16
8:52
8:54
27
9:21
9:45
4
9:49
9:50
10
10:00
10:05
0
10:05
10:22
3
10:25
10:26
10
10:36
5
10:41
11:08
5
11:13
20
11:33
11:38
5
11:43
12:22
16
12:38
12:46
13
12:59
13:04
19
13:23
13:33
11
13:44
13:47
21
14:08
14:12
0
14:12
ゴール地点
天候 1日目:晴れ→曇り→晴れ
2日目:晴れ時々曇り→一時雨→曇り
3日目:晴れ!
過去天気図(気象庁) 2022年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス タクシー 自家用車
【行き】
東京から自家用車。穂高駐車場に駐車。穂高駅まで徒歩で移動。穂高駅から三股駐車場までタクシー(約30分、6,340円)
【帰り】
中房温泉から穂高駅まで、バス(約1時間、1,500円)。穂高駐車場まで徒歩で移動。
コース状況/
危険箇所等
【三股→蝶ヶ岳】
特に危険なところはないが、まめうち平の前後を中心に階段が非常に多い。
【蝶ヶ岳→常念岳】
特に危険なところはないが、蝶槍からはアップダウンが続く。
【常念岳→常念小屋】
ところどころガレている急斜面を下る。落石注意。
【常念小屋→大天荘】
特に危険なところはない。半分近くトラバース道。気持ちよい。
【大天荘→燕山荘→燕岳→燕山荘】
大天荘から喜作レリーフまでは急な下り。落石注意。
【燕山荘→中房温泉】
特に危険なところはない。
その他周辺情報 【下山風呂】
合戦尾根の定番、中房温泉 湯原の湯。
チキンカレーライスも定番。温泉で蒸し上げたほろほろチキン。
予約できる山小屋
蝶ヶ岳ヒュッテ
三股の指導所。この裏に、更衣用の建物があったのだが、利用者はいるのだろうか?
三股の指導所。この裏に、更衣用の建物があったのだが、利用者はいるのだろうか?
ゴジラ。
蝶ヶ岳山頂から、蝶ヶ岳ヒュッテとそのテン場。
蝶ヶ岳山頂から、蝶ヶ岳ヒュッテとそのテン場。
蝶ヶ岳ヒュッテのテン場上からの槍穂の眺め。これだけで、缶ビールぐびぐびいける。
蝶ヶ岳ヒュッテのテン場上からの槍穂の眺め。これだけで、缶ビールぐびぐびいける。
同じく蝶ヶ岳ヒュッテのテン場上から、日没間近の穂高。
同じく蝶ヶ岳ヒュッテのテン場上から、日没間近の穂高。
蝶ヶ岳ヒュッテのテン場から麓の安曇野方向。日の出。
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蝶ヶ岳ヒュッテのテン場から麓の安曇野方向。日の出。
蝶槍の先で、ライチョウに遭遇。
蝶槍の先で、ライチョウに遭遇。
常念岳の山頂。
常念岳からの急な下りを慎重に。常念小屋はもう間もなく。
常念岳からの急な下りを慎重に。常念小屋はもう間もなく。
常念小屋と、屋根上にガスで隠れた槍。
常念小屋と、屋根上にガスで隠れた槍。
常念小屋を出発。横通岳への登り返し途中で、小屋方向を振り返る。常念岳の勇姿。
常念小屋を出発。横通岳への登り返し途中で、小屋方向を振り返る。常念岳の勇姿。
個人的には常念山脈でいくつかあるハイライト。東天井岳の、いわゆる壁。カールの端を直登して、上部をトラバースするダイナミックな道。
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個人的には常念山脈でいくつかあるハイライト。東天井岳の、いわゆる壁。カールの端を直登して、上部をトラバースするダイナミックな道。
中天井岳を過ぎると、いきなり大天荘が現れる。
中天井岳を過ぎると、いきなり大天荘が現れる。
大天荘のテン場から。前日の蝶ヶ岳ヒュッテでは、真横に見えていた槍穂がだいぶ後ろに。
大天荘のテン場から。前日の蝶ヶ岳ヒュッテでは、真横に見えていた槍穂がだいぶ後ろに。
3日目。大天井岳の山頂から、モルゲンロートに染まる槍。
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3日目。大天井岳の山頂から、モルゲンロートに染まる槍。
3日目は風もなく絶好の荷揚げ日和。
3日目は風もなく絶好の荷揚げ日和。
燕山荘に向かう途中で、裏銀座の山々。
燕山荘に向かう途中で、裏銀座の山々。
燕山荘。こちらも大天荘とセットで荷揚げ中。
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燕山荘。こちらも大天荘とセットで荷揚げ中。
合戦小屋。
無事下山。中房温泉。
無事下山。中房温泉。

装備

個人装備
長袖シャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 ゲイター 日よけ帽子 着替え 予備靴ひも サンダル ザック ザックカバー 行動食 調理用食材 ハイドレーション ガスカートリッジ コンロ コッヘル 地図(地形図) 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット ロールペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ストック テント テントマット シェラフ

感想

1年9ヶ月前に北八ヶ岳を歩いて以降、コロナ対策の最前線で仕事をすることになり、休暇も取れず、山に行くことも出来なくなってしまっていた。最近の仕事は少し余裕が出てきたにも関わらず、こんなにお休みしていると、なかなか山に行くモチベーションも湧かないでいたところ、お誘いを受けたので、復帰することに。

昔の自分の参考記録などを読み返しながら、いろいろ思い出し、準備。とはいえ、コロナ禍で太ってしまったこともあり、今回の食事は少なめにして、脂肪燃焼も狙ってみることに。

初日。
三股からの登り。復帰戦ということで慎重に入ってみる。特に問題なさそう。まめうち平を過ぎてからは、昔のペースで登り始めたところ、たくさんの階段もあいまって、両足とも太ももから膝にかけて痙攣。休憩とストレッチをこまめに挟みながら、なんとか蝶ヶ岳ヒュッテのテン場までたどり着く。暑くて熱中症になりやすかったこと、朝食が少なめだったこと、久しぶりで筋肉が慣れていなかったこと、原因はいくつか思いつく。芍薬甘草湯を持ってこなかったことが悔やまれる。

体調回復してから、ガスも取れた槍穂を眺める。最高の景色ビールが美味い。やはり蝶のテン場は良い!

2日目。
昨日の痙攣で足の筋肉に若干痛みが残っているが、上々の天気の中、出発。蝶槍まではなだらかな稜線を歩く。その後は、アップダウンを繰り返しながら、いよいよ常念岳への登りに取り付く。結構な登りだが、昔のように、息を整える程度の休憩にとどめ、淡々と登っていく。この辺の登り方は、体がちゃんと覚えていてくれた。

ほどなくして、常念岳山頂に到着。蝶ヶ岳で見るよりも、槍ヶ岳東鎌を正面で見るアングル。やはり槍は素晴らしい。しばらくの滞在の後、常念小屋ヘ下る。相変わらずの急斜面。

常念小屋でしっかり休憩し、大天荘へ向け出発。登り返しとなるが、しっかり休憩しているので、足取りはしっかり。しばらくすると、快適なトラバース道となる。同行者がGoProを取り出したが、ここは確かに撮りがいがある道。

しばらくすると、東天井岳への登り。ここは圏谷地形の縁を直登し、そこから圏谷の上部をトラバース。下から見ると、ハイマツに覆われた圏谷の斜面が、緑色の壁のようにそそり立っているので、なかなか見応えがある。

登り切ってからは細かい登りを挟みながら、大天荘へ。途中、猿の群れに出会う。昔は北アの稜線で猿の群れを見ることはなかったが、2年前の東鎌でも相当数の群れにあった。生息環境が変化してきているのか?

大天荘着。小屋の食堂のバータイムを楽しみにしていたが、仕事用の携帯をふと見てしまったら、引き継いできた若手がトラブルに見舞われている模様。フォロー対応にかかりっきりになってしまって、結局、バーには行けず。非常に残念。

3日目。
GPSロガーアプリを立ち上げ忘れてルートからは欠損しているが、日の出を拝みに、大天井岳山頂へ。朝日に照らされる北アの山々。白馬岳、鹿島槍ヶ岳、剱岳、立山、裏銀座の山々、そして槍穂。雲一つない、素晴らしいパノラマを堪能。

風も穏やかなこともあって、絶好の荷揚げ日和の模様。麓と、燕山荘、大天荘の間を荷揚げのヘリコプターが何度も往復している中、大天荘を出発。

素晴らしい快晴の下、大パノラマを楽しみながら、燕山荘に向かう。途中、槍に隠れていた笠ヶ岳も見える。

燕山荘着。少しの休憩の後、ザックをデポして、燕岳へ。雲が全く遮ることのない、強烈な日光に照らされ、燕岳の白亜の花崗岩がとてもまぶしい。

燕岳登頂。頂上から、飽きずに景色を楽しむ。昔、ここから重い荷物を背負いながら、さらに先、餓鬼岳を目指したことを思い出す。角材一本を岩から吊しただけのあの桟道は大変だったな、とか。

燕山荘に戻って荷物を回収後、合戦尾根を下る。合戦小屋までは日差しが刺さるように暑い。すれ違う登りの人たちもかなり暑そうだった。

あまりにも暑すぎるので、合戦小屋ではスイカにありつく。たぶん、今までの人生の中で最も多くの塩をふりかけたスイカ。

たっぷり休憩したあと、合戦尾根の後半戦へ。樹林帯に入って日差しをまともに浴びることはなくなったものの、高度が下がるにつれて気温も上がって、暑いことに変わりはない。最後はひたすら黙々と降り、ようやく中房温泉着。風呂とカレー、ビール(ただしノンアル)が最高でした。

お休み期間がかなり長かったにもかかわらず、いきなりガッツリとテン泊縦走は当初、不安があったものの、普段のジム通いのせいか、初日の両足の痙攣程度のトラブルで済んだのは一安心。やっぱり山はいいな、と思った復帰戦でした。誘ってくれたkeita_kankanさん、良い機会を作ってくれて、本当に感謝。

パノラマ銀座テント泊縦走。 https://yamap.com/activities/19590475 #YAMAP

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無雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [4日]
燕岳から蝶ケ岳
利用交通機関: 電車・バス
技術レベル
2/5
体力レベル
4/5
積雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [3日]
燕岳〜大天井岳〜常念岳〜蝶ヶ岳、常念山脈縦走
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス、 タクシー
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5
無雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [3日]
燕〜常念の縦走
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス、 タクシー
技術レベル
2/5
体力レベル
4/5

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